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「借金」頼みの鳩山ジャパン、十大リスク5位に輝く2010/01/06 07:56

ユーラシア・グループ:Top Risks and Red Herrings for 2010


米国が日本の「失われた10年」の真似をするのではないかと心配している専門家もいるが、より大きなリスクは日本の「失われた10年再び」の可能性だ。

ユーラシア・グループからこんなことを書かれてしまった鳩山ジャパン。
それ見たことかと読売や日経あたりが報じておりますが、海外メディアの注目度低し。
せいぜい米中関係を取り上げている程度。

それにしても気になるのは「借金」頼みの鳩山ジャパン。
藤井裕久財務相の辞任で新たな火種を抱え込むことになりそうな気配。

もっともっと気になるのは年頭会見で経済成長戦略の迅速な実施を求めた経済3団体トップ。
エコカー減税にエコポイントに加えて成長戦略まで政府におねだり。
「経済界こそ率先して具体策を示せよ」と言いたくなる。

日本株式会社に蔓延るおねだり体質。
やはり「失われた30年」突入は確実か。


<関連記事引用>

十大リスク5位に日本=「失われた10年」の再来も-米調査会社
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010010500487

 【ワシントン時事】地政学的リスク分析を専門とする米調査会社ユーラシア・グループは4日、今年の十大リスクを公表、5番目に「日本」を挙げ、民主党の脱官僚政治などが、より大きな政策リスクをもたらしており、日本にとって今年が新たな「失われた10年」の始まりとなる可能性があると指摘した。トップは米中関係。

 日本について、鳩山政権の指導力不足を痛烈に批判。実質的に権限を握っているのは、民主党の小沢一郎幹事長であり、鳩山由紀夫首相は効果的に決断を下すことができず、年内に首相の座を明け渡す可能性が高いと分析している。

 米中関係では、両国が地球規模の主要な問題解決に向け指導力を発揮する「G2」構想は実現しないと悲観的な見方を示し、逆に通商摩擦などが生じると予測している。2番目のリスクは、核問題を抱える「イラン」で、3、4番は「欧州の財政政策不一致」、「米国の金融規制問題」。 (2010/01/05-14:26)


<関連サイト>

Eurasia Group's President Ian Bremmer and Head of Research David Gordon announce Top Risks and Red Herrings for 2010
http://eurasiagroup.net/pages/top-risks
http://eurasiagroup.net/item-files/1001-04%20Top%20Risks%20announcement.pdf

▼こちらにも注目を
AEI - The Year Ahead
http://www.aei.org/outlook/100928
http://www.aei.org/docLib/01-Jan-2010-g.pdf

10大リスクに「日本」、首相を酷評…米社
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20100105-OYT1T01155.htm?from=main4

10年の十大リスク、5位に「日本」 米シンクタンク「政策に不安」
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20100105AT2M0502C05012010.html

成長戦略の具体策を=早期自律回復には懐疑的-新年祝賀会で主要企業トップ
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2010010500789

「成長戦略 迅速に実施を」 経済3団体トップ、政府に注文
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/100106/mca1001060501003-n1.htm

今朝の日経「経済教室」の五百旗頭真論文を大推薦2010/01/06 08:44

2010/01/06日本経済新聞朝刊:日本の活路2010危機の先へ(3)防衛大学校長五百旗頭真氏(経済教室)


私の周りにも夢物語を好む人が大勢。
そんな人たちにぜひ読んでもらいたい。


<画像引用>

日本の活路2010危機の先へ(3)防衛大学校長五百旗頭真氏(経済教室)
2010/01/06日本経済新聞朝刊

<なんか意味不明>鳩山首相が南京へ、その代わりに胡錦濤国家主席が広島へ2010/01/06 15:59

鳩山首相が南京へ、その代わりに胡錦濤国家主席の広島へのフィガロ記事


鳩山首相が南京へ、その代わりに胡錦濤国家主席が広島へ。
「代わり」というのがなんのこっちゃわかりまへーん。

どう考えても得をするのは中国だけ。
胡錦濤が広島に来たら、米国の立場はどうなる。
そろそろ中国が日米分断を狙っていることに気付いてもいい頃だろう。

この情報は昨夜時事さんが仏フィガロネタとして配信。
今日になって読売さんも報じたところをみると信憑性が高いと判断。

はたして日中間の劇的和解シナリオとなるのか。

その前に日本国内が劇的分裂状態へ。
そして、日米間は劇的対立状態に突入。

鳩山内閣の国内保守派と米国を怒らせる技だけは天下一品のようです。


<関連記事引用>

鳩山首相の南京訪問要請か=中国主席の広島入りも-仏紙
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010010500946

 【パリ時事】仏紙フィガロは5日までに東京発で、同紙が入手した情報として、中国共産党が日本側に対し、鳩山由紀夫首相の南京(江蘇省)訪問を要請したもようだと伝えた。胡錦濤国家主席が被爆地・広島を訪問するシナリオもあるとしている。

 同紙は、天皇陛下と中国の習近平国家副主席との会見、民主党の小沢一郎幹事長の訪中など最近の日中接近の動きは「オードブル(前菜)にすぎない」と指摘。さらに重要な「今年の劇的和解シナリオ」として、まず鳩山首相が旧日本軍による虐殺行為の現場である南京を訪問し、中国国民に明快な公式の謝罪を行った上で、その後に胡主席が原爆投下の被災地広島を訪問するという案を提示した可能性があるという。 (2010/01/05-22:54)


首相が南京へ・胡主席は広島へ…中国が打診
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100106-OYT1T00736.htm

 【北京=佐伯聡士】中国が、日中間の国民感情の改善に向けて、今年6月ごろ、鳩山首相の中国江蘇省南京への訪問を招請する代わりに、11月ごろに胡錦濤国家主席の広島訪問を検討し、日本政府筋に非公式に打診していたことがわかった。


 複数の日中関係筋が6日、明らかにした。中国は「南京事件」が起きた南京への訪問を戦後の現役首相として初めて実現させることで、東シナ海のガス田の共同開発や中国製冷凍ギョーザ中毒事件などの懸案を先送りしたまま、中国主導で対日関係を進める狙いだ。

 日中首脳の相互訪問は今年、4月ごろに温家宝首相の訪日、上海万博のジャパンデーが開かれる6月12日ごろに鳩山首相の訪中、11月に横浜で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に合わせて胡主席の訪日がそれぞれ計画されている。このうち、鳩山首相の南京訪問招請は上海訪問に合わせる可能性が高いという。

 同筋によると、中国側は鳩山政権との間で「戦略的互恵関係」を強化していく上で、「日中双方の国民感情の改善が欠かせない」とみている。政権発足以来、中国重視姿勢を打ち出しているのを機に鳩山首相が南京を訪問し、先の戦争への「深い反省の意」を示してもらうことで対日感情の改善につなげる狙いだ。

 一方で中国は、胡主席が被爆地の広島を訪れ、戦争被害者としての日本の立場にも理解を示すことで、日本の対中感情の改善にプラスになると判断している。

 日本政府筋は「南京事件の犠牲者数は日中間の争点になっている。首相の訪問が実現できるかどうか、最後は政治判断になる」と慎重に受け止めている。
(2010年1月6日14時31分 読売新聞)


▼仏フィガロ記事(画像引用)

Chine-Japon : le grand rapprochement
http://www.lefigaro.fr/international/2010/01/04/01003-20100104ARTFIG00310-chine-japon-le-grand-rapprochement-.php