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小沢首相誕生で「落ちるところまで落ちていく日本」を待ち望む人びと2010/09/04 12:25

小沢首相誕生で「落ちるところまで落ちていく日本」を待ち望む人びと 画像=ALWAYS 続・三丁目の夕日 オリジナル・サウンドトラック


本ブログで何度も繰り返してきた「落ちるところまで落ちるしかない」論。なにやら最近同じようなことを言う人が増えてきた。

経済学者の池田信夫氏もツイッターでこんな発言。

「まじめな話、落ちるところまで落ちるしかないと思うよ、70年代の英国ぐらい。だから小沢支持。」
(1:26 PM Sep 2nd Echofonから)
http://twitter.com/ikedanob/status/22770700002

池田発言があったのは9月2日。「私は谷垣首相誕生にスーパーひとし君」と書いたその日。その記事をブログにアップした直後にある人から電話。その内容が池田氏とまったく同じ。

その人いわく「落ちるところまで落ちるには小沢首相がベストの選択。谷垣だとおもしろくない」と。確かにデストロイヤー・小沢がベストの選択であることは間違いない。

それでは日本はどこまで落ちるのか。どこかで歯止めがかかるのか。それとも底なし地獄か、奈落の底か。今一度検証してみよう。

今月の民主党代表選がその行方を決めることになる。考えられるシナリオは次の三つ。

1、菅首相続投=本命
2、小沢首相誕生
3、谷垣首相誕生=大穴、自民への合流もしくは自民との大連立を想定

誰が首相になっても落ちることまで落ちるのは避けられない。気になるのはそのスピードと落ち方。ソフトランディングを望むなら谷垣首相がお勧め。そう思ってわざわざ谷垣首相を提案した私の想いは届いているのか。谷垣の次は当然のことながら菅。

それでは小沢首相誕生の場合はどうなるのか。これはもうハードランディング。むしろ日本は突然死にクラッシュにメルトダウンにハルマゲドン。爆発炎上の衝撃で真っ逆さま。しかもどこまで落ちるかわからない。底なし地獄に奈落の底へと一直線。

決して小沢の能力を疑っているわけではないことは明言しておく。それでもなぜ・・・。

繰り返しになるが、小沢首相が誕生すれば、野党も国会で『政治とカネ』の問題を徹底追及せざるを得ない。しかも野党から出るわ出るわ、さらなる疑惑。新聞やテレビも一斉攻撃。

これに対して今や小沢信者と化している熱狂的支持者の反論が津波のように押し寄せてくる。そして日本は炎上。もうこうなることは現時点で誰の目にも見えているはず。

円高株安の難局の中で国会は空転。何も決められない状況が続く。そして日本経済は二番底ばかりか一気に三番底まで見えてくる。ちょうど時期が重なりそうなエコカー補助金制度打ち切りの影響も気になって仕方がない。

やはり小沢一郎という人物は日本を壊した張本人として歴史に名を刻むことになるのか。それとも混乱の中で小沢の原点である「保守二党論」実現に動くのか。いずれにせよ、「壊し屋」らしい最期を遂げることになるだろう。

小沢首相誕生で「落ちるところまで落ちていく日本」を待ち望む人びとは海外にも大勢いる。すでに落ちていく日本を見越してヘッジファンドが蠢いている。ハイエナの餌食となる日が刻一刻と近づいてきた。しかしもう誰にも止められない。

コメント

_ トンチンカン ― 2010/09/04 12:50

パンをふんだむすめ
http://www.youtube.com/watch?v=USHsu788PpU&feature=related

子供の頃、この番組見て震え上がった記憶が…。

連想ゲーム。

パーン
http://ja.wikipedia.org/wiki/パーン_(ギリシア神話)
日本語では、パンとも表記される。また意訳して、牧羊神、半獣神、牧神とも呼ばれる。

パニック
http://ja.wikipedia.org/wiki/パニック
語源は、ギリシア神話の神・パーンにちなむ。古代ギリシアの人々は、家畜の群れが何の前触れもなく突然騒ぎだし、集団で逃げ出す現象について、家畜の感情を揺り動かす見えない存在が牧神・パーンと関係していると考え、これを「パーンに関係するもの」と呼んだ。

すみません、ちょっと笑えないかも…。

_ Y-SONODA ― 2010/09/05 08:29

トンチンカンさんへ

パンからパーンときてパニックへ。
地獄連発で確かにこれは超怖い。笑えませんね(汗)

_ とら猫イーチ ― 2010/09/05 10:31

 野口悠紀雄教授は、近著で「日本が社会主義経済でない以上、成長を実現するのは民間企業の努力であって、政府の計画ではない。 政府がなすべきことは、成長のための基本条件を整備することである。」と正しく指摘されておられます(日本を破滅から救うための経済学)。 また、そのために特に重要であるのが財政再建であり、また、人材の育成であると強調されておられます。
 しかしながら、先の自公政権ともども民主党政権下でも、いやそれ以上にバラマキと思い付きの「経済政策」で国債発行額を増やして国家破綻に向かっている状況です。 菅・小沢のどちらが首相になろうとも構図に変化は無いでしょう。 今や、日本の「政治」は、最大のリスクになり国家と国民を破滅の淵に誘う破目になってしまいました。 
 国際的にも、このリスクは恐怖として認識されているようです。 近い将来に、日本発の恐慌が世界を襲うことになるかも知れません。 その時、我々はどうすべきか。 国債バブル崩壊に伴い、物価上昇数十%のハイパーインフレが国民生活を破壊するのを座視するのか。 国家のリスクを除くべく、何らかの行動をとる勢力が出現するかも知れませんし、政治は激動することでしょう。

_ Y-SONODA ― 2010/09/06 09:12

とら猫イーチさんへ

>特に重要であるのが財政再建であり、また、人材の育成であると強調

バラマキと甘やかしの相乗効果でどちらもボロボロ。
企業なんてもうどんどん日本から出て行きますよ。その目的は人材確保でしょうね。

>国債バブル崩壊に伴い、物価上昇数十%のハイパーインフレが国民生活を破壊するのを座視するのか。

ある人からこんなことを言われています。
「1923年のドイツ・マルクを見ておけ。来るときは一気に来る」と。
おそろしや~。

ドイツのハイパーインフレについて
http://royallibrary.sakura.ne.jp/ww2/gimon/gimon8.html
ハイパーインフレーション
http://ww1.m78.com/weimal/hyper%20inflation.html

_ ロッキーホラーショー ― 2010/09/06 09:41

>物価上昇数十%のハイパーインフレ

その程度でしょうね。膨大な生産余力からいって、相転移してインフレになっても数十パーセント。指数関数的に天井なしのワイマール型にはならないと。膨大な外貨準備で資源輸入は何とかなる。国自治体の財政硬直化も、インフレのおかげで公務員給与や年金の実質数割カットで改善できる。民間企業も実質給与削減で一息つけるかも。利率のコントロールはQEで何とか可能でしょうから、変動金利の住宅ローン破綻は起きない。今の低体温症よりはマシと経済界の一部から焼糞気味の小沢支持が聞こえる所以でしょう。

_ とら猫イーチ ― 2010/09/06 14:37

>焼糞気味の小沢支持
ロッキーホラーショー様。 どうせ「焼け跡」になるのなら、早い方が良い、との決戦待望論でしょうね。 
  上手い具合に、最高で数十%に収まってくれればね。。。。
戦後の物価上昇率数十倍の世界は、恐怖ですが、これも、短期でなったのではありません。 いずれにしても、澤上(投信)さんの言われる通り、インフレになると思えば株式投資しか無いのですが、市況を観るとその意欲も失せますね。 
  こんな我々の弱みに付け込んで色々な海外投資の商品案内が来ますが、皆さま、ご用心を。 とか言って、私もオーストラリア・ドル建て等の債券を購入していますが。。。。 株式投資の損失の穴埋めですが、両方足してトントンのど素人です。 インフレ対応なんか出来っこ無い。。。。

_ Y-SONODA ― 2010/09/07 07:52

★ロッキーホラーショーさんへ

>指数関数的に天井なしのワイマール型にはならないと。

今はデフレ。確かにワイマール型までは想像できないですよね。
ただし、信頼という面では教訓となるかも。
今はまだ日本は信頼されていますが、信頼を失ったときにどうなるのか。
気をつけて見ていくと、小沢発言の中に信頼失墜につながりそうなのがある。
このあたりを気にしています。

★とら猫イーチさんへ

>私もオーストラリア・ドル建て等の債券を購入

おっと、なかなか渋い(笑)
どんな時でも生き残る人はいる。日本人の中にもどっさり儲ける人もいるでしょう。
ミセス・ワタナベはどう動くのか。これも大いに気になりますよね(笑)

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_ 【 日々の感謝 】 - 2010/09/05 11:37


本来、日本人は古より、御皇室を尊崇してきた民族です。
御皇室を尊崇できるか、どうかなどと特別考えたこともないのが日本人です。
日本人なら当然、御皇室を敬ってきたのです。先祖代々、自然に備わっているものです。

大宇宙の大元の最高の神様であられます大神様より、次のようなお伝えを頂いております。
『皇室なき地球は不要、皇室なき人類は不要』

また、『人の世において、いかに名声を得、活動しようとも、われが委ねし者とその一族の者を悪しざまに申す者など、心得違いを正さぬ限り、無用の者ぞ』とお伝えがあります。

人智を超えた大いなるもののお計りの中に、生かされていることに感謝することが大事だと思います。
本当は、生かさせて頂いているというのが正しいのではないでしょうか。
人の頭でいろいろ考えて、あれこれ言うのは慎むように、心したいものと思います。
御皇室の秘められた長い歴史は、これからいろいろと解き明かされてくるのではないでしょうか。
必要な時が来れば。(参照:「神から人類への啓示」 藤原大士著)