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竹内まりや「駅」から読み解く「小沢の乱」(isaacpapaさんより)2010/01/18 09:04




俗に,バックにCIAの存在がどうのやらという妄想は横に置いておいて.日本史上,官吏の歴史というのをひも解いていけば自ずと解答らしきものに辿り着くように思います.それは,血統による暗黙の支配と申しましょうか… 

正直,小沢が宮内庁にイチャモン付けた時は「おっ!」と思いましたが,今回の検察による滅茶苦茶なお返しに対する対応を観て「ほっ」としております.

おそらくは民主党の領袖の方々は,誰が背景にいるのかをお分かりだと思います.小沢さん自身も.

検察等は所詮出先機関です.日本でいう「官」という意味を「公的な第三者機関」と信じ込んでいる知識人達も,哀れです.

実は先日アップした竹内まりやの「駅」にも,些細な布石を打っておきました.土蜘蛛系のテノールと結婚した出雲の歌姫が, 誰に対して未練を残した歌のか? なぜ「えき」なのか?とw

「キムチ鍋」から読み解く「小沢の乱」2010/01/18 09:08

「キムチ鍋」から読み解く「小沢の乱」


私が最も苦手とするもの。それはキムチ!



<関連記事引用>

男は黙ってキムチ鍋!? 小沢氏、取材拒絶
2010/01/12産経新聞東京朝刊

 資金管理団体の土地購入をめぐる疑惑の渦中にある民主党の小沢一郎幹事長は11日午前の政府・民主党首脳会議に出席後は東京・元赤坂の事務所にこもり続けた。

 午後6時40分ごろ、黒いワンボックスカーでなじみの居酒屋「庄や」赤坂店に直行し、秘書らと夕食。刺し身の盛り合わせ、大根とトマトのサラダ、豚キムチ鍋などを肴に、グラスビールと日本酒の熱かんをあおったという。

 小沢氏は女将(おかみ)に、新しく運転手を務める男性秘書を紹介し、「彼にいっぱい食べさせてやってほしい」などと話したというが、店を出て報道陣に囲まれると、顔をしかめ、いつものだんまりを決め込んだ。


聴取要請から1週間 小沢氏「多忙」 膠着続けば証人尋問も
2010/01/13産経新聞速報ニュース

 資金管理団体「陸山会」の不透明な経理操作疑惑が浮上している民主党の小沢一郎幹事長が、東京地検特捜部から参考人としての事情聴取を要請されてから、12日で1週間が過ぎた。疑惑の全容解明には小沢氏の聴取が不可欠とする特捜部の判断に対して、小沢氏本人は「忙しい」などとして応じていないようだ。小沢氏がこのまま聴取に応じない場合、特捜部はどういう一手を打つのか-。

 東京地検特捜部が小沢氏に任意での事情聴取を要請したのは5日。要請は、小沢氏の弁護士を通じて行われたもようだ。

 これを受け小沢氏の周辺では当初、「小沢氏が聴取に応じる意向」との情報が流れた。しかし、実際には小沢氏側は特捜部に「忙しくて行けない」と伝えているという。特捜部からの要請は5日の1回きりで、再度にわたる要請は行われていないようだ。

 小沢氏は12日の会見で聴取について「弁護士に一任している」。「弁護士を通じて事実関係は包み隠さず話している。検察当局はすべてご存じのはずだ」とも述べた。

 法曹関係者らによると、このままの状態が続いた場合、特捜部はすでに陸山会会計事務担当だった石川知裕衆院議員(36)の立件方針を固めていることから、石川氏の公判を前にした時期に「初公判前の証人尋問」を裁判所に請求することができるという。

 初公判前の証人尋問は、刑事訴訟法226条に規定された手続きで、捜査に不可欠な知識を持つ者が任意の取り調べに対し、出頭や供述を拒否した場合、初公判前に限り、検察官が裁判官に証人尋問を請求できるというものだ。

 特捜部は、上申書の提出で済ます考えはないとして、聴取にこだわっている。鳩山由紀夫首相の資金管理団体をめぐる偽装献金事件では、鳩山氏の事情聴取を見送って上申書で済ませた。なぜか。同罪で在宅起訴された元公設第1秘書がすべてを認め、鳩山氏本人がまったく関与していなかったと判断したからだ。

 しかし、小沢氏側の疑惑では、不記載に至るまでの経緯で小沢氏の関与が随所にみられる。この点が鳩山氏のケースで大きく異なり、特捜部が聴取を求める根拠になっている。

 小沢氏の関与を挙げると、(1)問題の土地購入を指示(2)石川氏がすでに「土地代金として小沢先生から現金4億円を受け取った」と供述(3)土地代金を支払った直後、4億円の定期預金を組んで同額の融資を受けた際、融資関係書類に小沢氏の署名があった-などだ。

 さらに、小沢氏の聴取が必要な理由として、石川氏が特捜部の任意聴取に虚偽の説明をしている疑いがあることもある。

 石川氏は土地代金の原資について「小沢先生から貸付金として受け取った」と供述している。ならば、なぜ一度に受け取った4億円を陸山会の複数の口座に分散して入金したのか、小沢氏からの貸付金ならば不記載の必要があったのか。

 石川氏はこのほか、「定期預金とこれを担保にした融資は、これまで不動産を買う際の慣習だった。融資は不要だった」と供述している。だが、400万円以上の金利負担を生じさせてまでも、不必要な融資をなぜしたのか。

 特捜部は石川氏の説明にこうした不自然さが残ることから、小沢氏本人の説明が必要との構えを崩しておらず、小沢氏との間で神経戦が続きそうだ。

  地検特捜部からの任意の事情聴取要請を受けた小沢一郎氏。会見があった12日以外はだんまりを決め込み、国会、居酒屋…と普段通りの一週間を送った。

 7日夜、小沢氏がいたのは国会近くの中華料理店。秘書らとの夕食を終えると、黒いコートを着込み、マフラーと大きなマスク姿。無言のまま帰宅した。

 翌8日午前は、国会内の幹事長室。夜には秘書らと東京・赤坂の居酒屋で鍋。店では客から歓声を浴び笑顔を見せる一幕もあった。

 10日は東京都千代田区の日本棋院で井山裕太名人(20)との囲碁対局に、笑顔を浮かべ終始ご機嫌。ただ、「事情聴取は受けたのか」との質問には、だんまりを決め込んだ。

 3連休最終日の11日は、政府・民主党首脳会議に出席。夕食は秘書らと一緒に居酒屋「庄や」赤坂店へ。刺し身や豚キムチ鍋などをさかなにビールや日本酒の熱かんをあおったという。報道陣に囲まれると、顔をしかめ無言で帰宅した。

 初公判前の証人尋問 捜査に不可欠な知識を持つ者が任意の調べを拒否した場合、初公判前に限り、検察官が証人尋問を請求できる。裁判所が認めれば当事者は原則、拒否できない。非公開で行われ、虚偽証言は偽証罪に問われる。


小沢マネー:側近逮捕の衝撃/上(その1) 小沢氏「石川、腹すえろ」
2010/01/16毎日新聞朝刊

 小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡る事件は15日、重大局面を迎えた。東京地検特捜部は、当時の事務担当者で小沢氏の私設秘書だった同党衆院議員、石川知裕容疑者(36)=北海道11区=ら2人を政治資金規正法違反(虚偽記載)容疑で逮捕し、小沢氏の公設第1秘書、大久保隆規被告(48)=公判中=の逮捕状をとった。09年3月の西松建設違法献金事件に続き、小沢氏周辺の政治責任が問われた事件からは側近や国会議員、ゼネコンなど業界、そして所属政党そのものへの「小沢マネー」による強力な支配のありようが浮かぶ。

 ◇「負けてられねえ」

 「おい石川、腹すえろ。検察と戦うんだ。お前のところにも(検察の捜査が)行くからな」

 09年3月3日、元私設秘書の石川議員の目の前で、小沢一郎民主党幹事長(当時代表)の低い声が響いた。西松建設違法献金事件で東京地検特捜部が、大久保被告を逮捕し、資金管理団体「陸山会」を家宅捜索で急襲した夜、場所は東京都内の小沢氏の個人事務所。小沢氏は石川議員の不安を見てとったように「こんなことで負けてられねえぞ」と語気を強めた。小沢氏側と検察側との死闘が始まった日だった。

 「先生の秘書の時は3億の金を動かしていた」。石川議員は09年8月の取材で「小沢秘書軍団」のメンバーとしての強い自負をのぞかせた。出身地で地盤の北海道足寄町は人口約8000人。早大在学中の96年4月、小沢氏の自宅に住み込む書生として事務所に入った。早朝から庭を掃除し、朝の散歩に付き添う。2年目に運転手、3年目に政治資金の担当に。小沢氏の元私設秘書だった樋高剛民主党副幹事長=神奈川18区=の指導でノウハウを身につけた。「秘書になるってことは歯車になることだ」。別の先輩秘書の助言を心に刻んだ。

 小沢氏の地元、岩手県奥州市にある水沢事務所で勤めた後、小沢氏の財布の中核である陸山会の金庫番になった。27歳のころだったが「応対するのは大企業の幹部ばかり。やりがいがあった」。野党暮らしの小沢氏を支えたという思いも強く「先生の一番苦しい時を支えたのは私と大久保さんだ」とも。

 09年3月の事件で東京拘置所に拘置されていた大久保被告に、山本周五郎の歴史小説「樅の木は残った」を差し入れた。江戸時代の仙台藩伊達家のお家騒動を舞台に「悪の張本人」扱いされた家老を逆説的忠臣と描いた作品。「『小沢家も苦しいけど頑張ろう』との思いを込めた」と記者に明かした。

 今回の事件の舞台となった東京都世田谷区の土地購入から約1カ月後の04年秋。小沢氏は、衆院選の出馬表明を1週間先に控えていた石川議員と大久保被告を自宅に招き、キムチ鍋を作ってふるまった。秘書になってもてなされるのは初めてだった。

 小沢氏は厳しい言葉も浴びせた。「田中角栄先生(元首相)は秘書からはケチだと言われていた。おれもそうだろ。お前は節約が足りん」。石川議員と同じ選挙区には、自民党の中川昭一氏(09年10月死去)がいる。「勝つには年間2400万円はかかるぞ。金の計算ができているのか。経営者の感覚が足りない」。秘書を卒業する石川議員に贈ったはなむけの言葉は「金の使い方」だった。皮肉にも、石川議員を追いつめたのは、小沢氏を巡る巨額資金の「処理の仕方」だった。

 09年12月中旬。石川議員は土地取引の経緯について「社会のモラルに反することはあった」と漏らしていた。「複雑な事情があった」とも。迫る捜査に焦燥感を募らせ、ゼネコンによる献金と土地購入を関連づけた報道に「ウルトラ事実無根だ」と強調する一方、小沢氏本人の関与については「全部がないのではない」と言葉を濁すようになっていた。

 12月27日の聴取の数日前。不安を振りきるように言い切った。「偉大な政治家をこんなことでなくすわけにはいかない。先生を守れたら本望」。石川議員は小沢氏の何を守りたかったのか。【政治資金問題取材班】