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白石隆×秋田浩之「日本は日米同盟を基軸に対抗するほかない。歴史問題には踏み込むべきではない」2013/12/29 09:01



<関連記事>

アジア安保網、日米軸に 政策研究大学院大学長 白石隆氏
2013/12/29付日本経済新聞 朝刊
http://www.nikkei.com/article/DGKDZO64745480Z21C13A2MM8000/


 ――安倍晋三首相の靖国神社参拝には中国や韓国だけでなく、米国からも批判が出ています。


 「首相が靖国神社に参拝するのは望ましくなかった。中韓は日本が右傾化しており、先の大戦の歴史もわい曲しようとしていると宣伝している。米欧でも、それに同調する人々が増えるだろう。外交的には日本が首相の参拝によって得るものは何もない」

靖国参拝で一変

 ――安倍政権は来年、そこからどう外交を立て直すべきですか。

 「日本がいま、やらなければならないのは日米を基軸にオーストラリア、インド、さらには東南アジア諸国と連携し、多国間の安保協力を築くことだ。それによって、アジア太平洋での力の均衡を保つ必要がある。その意味で、安倍政権は今年、やるべきことをやってきた。首相が参拝するまでは、来年の見通しをとても楽観していた。だが、参拝で状況は一変した。来年、日本の外交はかなり難しくなると心配している」

 ――アジア情勢の変化は待ってくれません。

 「東シナ海や南シナ海での行動、防空識別圏の設定などにみられる通り、中国は力で秩序を変えようとしている。10年前、世界経済に占める中国のシェアが5%以下のときはそれでもよかった。しかし、2010年には9.4%になり、20年代前半には20%に達するだろう。中国がこれからも同じことができるのか、世界的に大きな問題になると思う」

 ――同じアジア諸国でも、中国の台頭への対応には違いがあります。

 「日本は日米同盟と自助で防衛力を強めようとしている。しかし、韓国は北朝鮮への対応で米中に頼らざるを得ない。中国への輸出依存度も25%を超える。このため、韓国は事実上、中国主導の秩序を受け入れる方向に動いている。そこで行き場のなくなった国粋主義が反日に向かっている」

 ――東南アジアはどちらに向かうでしょうか。

 「東南アジア諸国の多くは中国に対して日本と同じような懸念をもっている。中国が自分のルールを周辺諸国に押しつけ、影響圏を広げるのを警戒している。ベトナムがカムラン湾の軍港を整備し、インドネシアも潜水艦基地を建設した」

 ――東南アジア諸国は日米と中国の板ばさみになるのは嫌なのでは。

 「カンボジア、ラオス、ミャンマーなど大陸部の東南アジアでは、中国が経済援助を注いでおり、影響力を拡大していくだろう。これらの国々が中国勢力圏に組み込まれず、世界に開かれた地域として発展していけるよう、日本も活発に経済協力を進めるべきだ」

関与と抑止で

 ――米国の対中戦略も揺れていませんか。

 「米政府内では、中国に米国債を買ってもらっている財務省が関与に傾き、安保政策を担う国防総省は抑止に軸足を置く。この間で国務省がどちらに傾くかによって、バランスが変わる」

 ――歴史問題で日中の対立が深まれば、中国は日米同盟にくさびを打ちやすくなります。

 「中国は20年代に入ると少子高齢化が進み、国力の伸長があまり期待できなくなる。そのため、いまの時期に権益を拡大しようとしているのではないか。日本は日米同盟を基軸に対抗するほかない。首相が普遍的価値を掲げ、米国や他の民主主義国との絆を重視する外交を進めるなら、歴史問題には踏み込むべきではない」

(聞き手は編集委員 秋田浩之)

 日本を代表する国際政治学者の一人。経済と安全保障の両面を踏まえたアジア太平洋の分析に定評がある。日本貿易振興機構アジア経済研究所長。愛媛県出身。コーネル大で博士号。63歳

集団的自衛権、米以外にも 有識者懇、対象拡大提言へ2013/08/18 09:26



どうせインドは無理だから、まずは日米豪。
そうすりゃ、さすがに韓国も焦るだろう。

シェールガスと北極睨んだカナダとの関係強化もお忘れなく♪


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集団的自衛権、米以外にも 有識者懇、対象拡大提言へ
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201308140027.html

 安倍晋三首相が設置した有識者による「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」(座長・柳井俊二元外務事務次官)が年内にまとめる報告書に、集団的自衛権を共に行使する対象国を米国以外に拡大する提言を盛り込むことが13日、分かった。中東からの石油輸送のためのシーレーン(海上交通路)確保などを想定している。

 また政府は13日の持ち回り閣議で、集団的自衛権に関する憲法解釈について「有識者懇談会での議論を踏まえて対応をあらためて検討したい」との答弁書を決定し、解釈の見直しを示唆した。

 対象拡大は、座長代理の北岡伸一国際大学長が共同通信のインタビューで明らかにした。対象国は「安全保障上、日本と密接な関係がある国」と定義し、報告書には「密接な関係にある国が攻撃を受け、日本に重大な被害が及ぶとき」に集団的自衛権が行使できるとの趣旨の提言を検討しているとした。

 シーレーンは「日本の生命線」とも強調し、シーレーンを防護する国が攻撃された場合の集団的自衛権行使の可能性にも言及した。

 集団的自衛権を共同で行使する対象国としては米国に加え、オーストラリアやフィリピン、インドなどを指摘する意見が専門家の間にはある。しかし北岡氏は「安全保障にはある種の曖昧さが必要なことがある」とし、線引きをあえて不明確にして抑止力を高めるべきだと主張した。今年11~12月に策定する報告書には具体的な国名は明記しない方向だ。

トシ・ヨシハラ「軍司令官が示す攻撃的な作戦に、習近平が拒否できるかどうかわからない」+「中国のA2AD戦略は非常に攻撃的。米軍嘉手納基地が最初のターゲットに」(読売)2013/04/09 06:16



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[語る]対中戦略(3)中国軍の過小評価禁物 トシ・ヨシハラ氏
2013/04/03 東京読売新聞 朝刊

 ◇米海軍戦争大学教授 トシ・ヨシハラ氏

 ◆先制攻撃含む攻撃的戦略に警戒を 米軍が民間空港使える法整備必要 
 
 中国人民解放軍研究で注目される米海軍戦争大学のトシ・ヨシハラ教授は中国海軍の動向で、特に昨年9月に中国が就役させた初の空母「遼寧」に注目し、その意味を軽視してはいけないと指摘する。

 中国軍の近代化には複合的な要因がありますが、1996年の「台湾海峡危機」での米空母派遣が加速させたのは間違いないでしょう。動きは我々の予想より早く、彼らの能力を過小評価すべきではありません。

 「遼寧」も今は「練習台」で、「超大国のシンボル」としての意味合いが強い。米国との1対1の戦闘で勝ち目はない。しかし、やがては軍事作戦上の利用もされるでしょう。南シナ海などで相対的に力の弱い国との対決となれば、極めて有効な戦力になります。

 将来的には、中国が「空母群」を持つことも可能でしょう。彼らには、巨額の費用がかかる開発を行える財源があります。

今年1月の海上自衛隊艦艇への中国海軍による火器管制レーダー照射は、軍の独断専行という見方もある。中国のシビリアンコントロール(文民統制)への懸念は根強い。

 1989年の天安門事件後、中国共産党と軍の間で取り決めがあったとされています。「軍は政治に関わらず、戦略の立案に集中する。党と政府は財源を軍に回す」というものです。軍に、兵器開発、軍事ドクトリン(基本原則)の策定で自主権を与えたわけです。

 しかし、これには政治的な問題が生じます。軍司令官が示す攻撃的な作戦に、習近平(シージンピン)国家主席が「政治的に賢明な選択ではない」と拒否できるかどうかわからないのです。

 中国のA2AD(接近阻止・領域拒否)戦略は非常に攻撃的です。射程1500キロ・メートルの弾道ミサイル「DF21」や航空戦力による先制攻撃で特定の空軍基地を破壊し、制空権を奪うというものです。沖縄県の米軍嘉手納基地が最初のターゲットになるでしょう。

 尖閣諸島をめぐる中国の動きも、「ストーブの火」のように戦略環境に応じて弱くすることはあっても、やむことはないとみるべきでしょう。ただ、空・海軍による長距離攻撃を柱とするジョイント・エア・シー・バトルを中国に適用すれば、紛争をかえって拡大する要素があります。

 それよりも効果的な戦略が、日米両国にはあることを強調したい。平凡ですが、より多くのコンクリートと鋼鉄を使うこと。具体的には、基地に航空機を守る格納庫を造ったり、滑走路が攻撃を受けた際に迅速な修復を可能にする備えをしたりすることです。

 有事の際に、米軍と自衛隊ができるだけ多くの民間の空港・港湾を使用できるようにする法整備も必要です。拠点が多くなれば、中国はどこを攻撃するかに悩み、リスクの分散が可能になります。ミサイルを浪費させることにもつながるでしょう。

 中国が、何でも解決できる「魔法の銃弾」を持っているわけではありません。彼らの弱点を突く戦略で対処できます。(聞き手 ワシントン支局・中島健太郎、写真も)
 
 〈ジョイント・エア・シー・バトル(統合空海戦闘)〉

 2010年の「国防計画見直し」に盛り込まれた、空・海軍を一体運用する米軍の作戦構想。敵のミサイルや戦闘機の攻撃範囲外からの長距離攻撃が戦略の中核で、無人攻撃機の空母配備や中国本土から離れたグアム基地の強化などに反映されている。ただ、前方展開能力の削減はかえって軍事的挑戦を誘いかねないとの批判も根強く、米統合参謀本部が12年1月に発表した「統合作戦アクセス構想」では、前方基地の強化や、基地を分散して敵の目標選択を難しくさせる必要性を指摘している。
 
 図=在日米軍基地や米空母を狙う中国の中距離弾道ミサイル「DF21」の射程
 
 写真=トシ・ヨシハラ氏


中国軍の権威ヨシハラ教授が語る [Air-Sea Battle Concept]
心配は、事もあろうに「U.S. Naval War College」を「米海軍戦争大学」と訳した読売新聞とワシントン支局・中島健太郎氏の本分野への見識です。
http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2013-04-03-1

朝日:尖閣有事、米国どう動く ジェームズ・ホームズ=共同行動は義務、熱意には隔たり、トシ・ヨシハラ=抑止力示しつつ、「戦略的あいまいさ」保つ2012/10/11 06:37

朝日:尖閣有事、米国どう動く ジェームズ・ホームズ=共同行動は義務、熱意には隔たり、トシ・ヨシハラ=抑止力示しつつ、「戦略的あいまいさ」保つ


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尖閣有事、米国どう動く 米海軍大2氏に聞く ホームズ准教授・ヨシハラ教授
2012/10/07 朝日新聞 朝刊

 仮に日中が尖閣諸島を巡って衝突したら米国はどう対処するのか。米海軍の教育・研究機関である海軍大学(ロードアイランド州)で、アジア太平洋地域での軍事戦略を研究する2人に聞いた。

 ●共同行動は義務、熱意には隔たり ジェームズ・ホームズ准教授

 ――日米安保条約に基づく米国の対応は。

 条約は確かに共同で「行動」する義務を定めている。しかし、「ある国が攻撃されたらすべての国が戦争に参加する」と書いてあるわけではない。これは、北大西洋条約機構(NATO)憲章でも同じだ。

 ――ではどう行動するのでしょう。

 この問題で日米間にはある程度の「隙間」があるかもしれない。最終的には米国は日本と共に行動するだろう。ただ、米国が特別の熱意を持ってこの島を守るとは期待しないほうがいい。同盟関係の維持という観点を除けば、この島に大きな価値があるわけではない。日米が対応を協議している間、中国は時間的な優位を得るかもしれない。

 個人的には、米国は日本を守るというメッセージをもっと明確にすべきだと思う。同盟にひびが入り、つけいる隙があると中国が判断すれば、戦争の可能性はかえって高まる。ただ、米国には対中関係を損ねることを懸念する見方もあるし、一般の米国民からすれば、これはささいな問題だ。

 ――日本側の対応についてはどう考えますか。

 防衛費の国内総生産(GDP)比1%枠は見直すべきではないか。移動式の地対艦ミサイルを琉球諸島に配備するなど、運用面でできることもある。

 ――衝突が起こった場合の予測を発表しましたね。

 艦船や航空機の数などでは中国が上回っているが、自衛隊のほうが訓練されているし装備も先進的だ。ただ、本土から離れているという地理的な問題や、先に述べたミサイル配備などの措置がまだ講じられていないことから、いま戦えば中国が優位だろう。


 ●初期対応は日本、自衛の意思必要 トシ・ヨシハラ教授

 ――東シナ海や南シナ海で緊張が高まる背景には何があると考えますか。

 根本にあるのは、東アジアで力の不均衡が拡大していることだ。中国は総合的な国力や、特に海軍力の拡大によって、自らの主張や願望を実行に移しつつある。

 もう一つの根底にある問題は、中国が国際法といった規範に従うかどうかだ。中国が「自国近海では例外的な立場が認められるべきだ」と考えるのであれば、米国や日本は既存の国際秩序を守る側に立ち、米中の共存は非常に困難になる。

 ――米軍と比較した中国の海軍力をどう分析していますか。

 現在は近海への接近を拒否しようとする中国軍と接近能力を保とうとする米軍の競争だ。

 実際に現場を知る士官たちに教えていて感じるのは、ここ数年、彼らの態度に変化がみられるということだ。中国の接近拒否能力向上によって、米国の士官たちがもはや安全とは感じられない海域がある。もちろん、中国海軍が、外洋で本格的に活動できるようになるには長い時間がかかるが、現在でも自国の近海では多くのことができる。

 ――尖閣諸島を巡って衝突が起こった場合の日米の対応は。

 初期段階の対処は日本がすべきだ。日本が自国防衛の能力と政治的な意思を示し続ける限り、必要であれば米軍は支援をするだろう。一方、もし日本が自国の島を守るために何もしないとすれば、米軍派遣は政治的により困難になる。

 ◆抑止力示しつつ、あいまいさ保つ

 米国は日中双方に、対話による平和的解決を求める一方で、有事の際は日米安保条約に基づいて行動するという「抑止」のメッセージも送っている。

 ただ、実際に米国が果たす役割については、日本の期待と、米国での一般的な受け止めには隔たりがある。無人の尖閣諸島を守るため米兵を最前線に送り、中国と戦争をすべきだと唱える声は、ワシントンでは聞こえない。

 一方、「尖閣諸島を守らない」という立場を取れば、日米同盟や米国への信頼に大きな傷がつくうえ、中国のさらなる挑発的行動を誘発しかねないことは、両氏が指摘する通りだ。どう行動するかは明言せず「戦略的あいまいさ」を保つのが、いまのオバマ政権の立場だ。

 米国の視点からすれば、尖閣問題は中国の海洋進出にどう対処するかという問題でもある。米戦略国際問題研究所(CSIS)のマイケル・グリーン日本部長は「根底にある構造的な問題は、中国が(九州・沖縄からフィリピンなどに至る)第一列島線の内側を支配下に置こうとしていることだ」と指摘する。

 米国は南西諸島の防衛に日本がより大きな役割を果たすよう求めている。背景にあるのは、こうした問題意識だ。

 (ワシントン=大島隆)


<画像引用>

INTERVIEW/ James Holmes: Japan should not expect U.S. to defend Senkakus with enthusiasm
http://ajw.asahi.com/article/asia/china/AJ201210090048

INTERVIEW/ Toshi Yoshihara: Japan's defense capability, political will a precondition for U.S. military action to protect Senkakus
http://ajw.asahi.com/article/asia/china/AJ201210090050

中国睨んで「合同軍事演習」花盛り:日米豪(九州南東沖太平洋)に続いて日印(相模湾)も、リムパック(ハワイ)にはロシア海軍初参加!2012/06/10 07:56

中国睨んで「合同軍事演習」花盛り:日米豪(九州南東沖太平洋)に続いて日印(相模湾)も、リムパック(ハワイ)にはロシア海軍初参加!


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▼日米豪=九州南東沖太平洋

日米豪共同訓練に向け豪艦艇が出港
6月4日 15時2分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120604/k10015589481000.html

6日から九州沖の太平洋で行われる海上自衛隊とアメリカ、オーストラリア海軍の共同訓練に向けて、広島県呉市の自衛隊基地に寄港していたオーストラリア海軍の駆逐艦が、自衛隊の護衛艦とともに出港しました。

海上自衛隊とアメリカ、オーストラリアの海軍による共同訓練は、6日から3日間、九州の南東沖の太平洋で行われます。

広島県呉市の海上自衛隊呉基地には、訓練に参加するオーストラリア海軍の駆逐艦「バララット」が先月31日から寄港し、海上自衛隊との打ち合わせなどに当たっていました。4日の出港前には、呉基地の岸壁で、オーストラリア海軍の訓練指揮官のジョナサン・アーリー中佐が、海上自衛隊呉地方総監部の岡浩幕僚長に歓迎への感謝を伝え、訓練での緊密な連携に向けて握手を交わしました。

駆逐艦「バララット」は、午前10時前に呉基地の岸壁を離れ、先に出港した海上自衛隊の護衛艦「しまかぜ」と共に、訓練が行われる海域に向かいました。

今回の訓練には、近年、海軍力の増強を続け、太平洋など外洋への進出を目指す中国をけん制するねらいもあるとみられ、日米豪の3か国の艦艇と哨戒機が、互いに連携して潜水艦の探知や追尾の訓練を行うということです。


日米豪三国が合同軍事演習を開始
2012-06-06 19:52:54
http://japanese.cri.cn/881/2012/06/06/145s193786.htm

 日本、アメリカ、オーストラリアが6日から、九州以東の海域で3日にわたる合同軍事演習を開始しました。演習の内容には潜水艦の探索、追跡などが含まれています。

 日本海上自衛隊の関係者によりますと、合同軍事演習はこの日の昼頃から始まりました。日本からは護衛艦、潜水艦、対潜哨戒機、アメリカからは駆逐艦、潜水艦、対潜哨戒機、オーストラリアからはミサイル護衛艦が参加しました。

 2007年以降、日米豪三国ヶ国の合同軍事演習は計4回行われており、第1回から第3回までは日本周辺海域で、第4回はブルネイ周辺海域で行われました。(翻訳:牟 チェック:中原)


▼日印=相模湾

海自がインド海軍と初の“共同訓練”
6月10日 6時16分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120610/k10015725261000.html

海上自衛隊とインド海軍が、9日、神奈川県沖の相模湾で初めての「共同訓練」を行い、その様子を報道陣に公開しました。

今回の訓練には、海上自衛隊から護衛艦2隻と航空機、インド海軍から駆逐艦や補給艦など4隻が参加しました。

両国の艦艇は、まず、無線で連絡を取り合いながら、そろって動いたり陣形を組んだりする訓練を行いました。

続いて海上自衛隊の航空機も参加して海上で遭難した人が出たことを想定し、捜索・救難訓練を行いました。

海上自衛隊とインド海軍は、これまで親善目的の簡単な訓練を行ったことはありますが、今回のように戦術的な技量の向上を目的とした「共同訓練」を行ったのは初めてです。

訓練を指揮した海上自衛隊第1護衛隊群の糟井裕之群司令は、「今回の訓練は、計画作りの段階からインド海軍と共同で行っている。インドは中東、アフリカと日本を結ぶ海上交通路の中央部分に位置する国で、こうした訓練を通じて互いの理解を深めることが大切だと思う」と話していました。

防衛省・自衛隊には、今回の訓練でインド海軍との関係の強化を図るとともに、軍事力の増強を続ける中国をけん制するねらいもあるものとみられます。


インド海軍と海自が共同訓練、シーレーン防衛で (画像引用)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120609-OYT1T00736.htm

 インド海軍と海上自衛隊の共同訓練が9日、神奈川県沖の相模湾で行われた。

 日印はこれまで多国間訓練に一緒に参加したことはあるが、2国間の共同訓練は初めて。日本は、中東から原油を輸送するシーレーン沿いにあるインドとの防衛協力を推進する方針。軍事力を強化する中国へのけん制の意味もあるとみられる。

 参加したのは、インド海軍の駆逐艦や補給艦など4隻と、海自の護衛艦「おおなみ」「はたかぜ」と救難飛行艇1機。海自横須賀基地を早朝に出港し、様々な陣形で航行する訓練や、貨物船から海に転落した負傷者を救助する想定の訓練などを実施した。

 海自部隊を指揮した糟井裕之・第1護衛隊群司令(49)は「能力が高く、信頼できる訓練相手だった。中東から日本にいたるシーレーンの中央部分に位置する国なので、今後も相互理解を深めていくことは大事だ」と話した。(2012年6月9日23時58分 読売新聞)


海自とインド海軍が初の共同訓練 荒天の相模湾で
2012.6.9 20:17
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120609/plc12060920180011-n1.htm

 海上自衛隊とインド海軍は9日、2国間としては初めての共同訓練を相模湾で行った。共同訓練には、海自第1護衛隊群(群司令・糟井裕之海将補)の護衛艦「おおなみ」「はたかぜ」の2隻、インド海軍東部方面艦隊(司令官・アジット・クマール少将)の駆逐艦「ラナ」、補給艦「シャクティ」、フリゲート艦「シヴァリク」、コルベット艦「カルムク」の4隻、計6隻が参加した。

 強い風雨と高い波の相模湾で、両国の艦艇は陣形を一直線に整えたり、同時に針路を変更する艦隊行動の戦術運動訓練や、海自の水陸両用救難飛行艇「US2」などによる捜索・救助訓練を行った。

 糟井群司令は共同訓練後、「おおなみ」の艦内で同行記者団に対し、「インド海軍は信頼のできる、能力の高い海軍だ。今回の訓練は、能力や(艦隊、艦艇運用の)意図を知り合うことが重要だった」と、満足そうな表情で語った。

 日印両国は昨年11月の防衛相会談で、防衛交流推進の一環として、海自とインド海軍の艦艇、航空機の相互訪問や2国間の共同訓練を実施することなどで合意。これを受け、インド海軍が今月5日から海自横須賀基地(神奈川県)に入港していた。


▼環太平洋合同演習(リムパック)2012=ハワイ

多国間軍事演習に22カ国が参加 わが国を念頭に(1)=中国
2012/06/09(土) 14:01
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0609&f=politics_0609_008.shtml

米国主導の多国間軍事演習「環太平洋合同演習(リムパック)2012」がまもなくスタートする。22カ国から艦船42隻、潜水艦6隻、軍用機200機、兵士2万5000人以上がハワイに集結する。今回初参加の韓国軍海兵隊も米強襲艦でハワイに向かった。中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。

22カ国が参加 大規模な海上演習を実施

 今回初めて参加するのは韓国海兵隊だけではない。米軍発行の「星条旗新聞」によると、「リムパック」は世界最大規模の海上演習で、2010年には14カ国の海軍が参加、今年は22カ国に増え、今回新たにインド、メキシコ、ニュージーランド、ノルウェー、フィリピン、ロシア、トンガ、英国が参加する。

 今年は参加国数が過去最高というだけでなく、参加兵力も艦船42隻、潜水艦6隻、軍用機200機、兵士2万5000人以上だ。米海軍太平洋艦隊によれば、今回の軍事演習は6月29日から8月3日まで続けられる。(つづく 編集担当:米原裕子)


多国間軍事演習に22カ国が参加 わが国を念頭に(2)=中国
2012/06/09(土) 15:02
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0609&f=politics_0609_013.shtml

米国主導の多国間軍事演習「環太平洋合同演習(リムパック)2012」がまもなくスタートする。22カ国から艦船42隻、潜水艦6隻、軍用機200機、兵士2万5000人以上がハワイに集結する。今回初参加の韓国軍海兵隊も米強襲艦でハワイに向かった。中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。

ロシア海軍、艦船を派遣して初参加

新たな参加国のうち、特に注目を集めているのはロシアだ。1971年に始まったリムパックは本来、ソビエト太平洋艦隊を念頭に置いたものだったからだ。ロシア海軍は今回、駆逐艦1隻、タンカー1隻、遠洋タグボート1隻を派遣すると発表。ロシア海軍も今回初参加となる。

 ロシアとインドはすでに何度も観察員を派遣し、リムパックを視察してきたが、中国人民解放軍の姿はまだみかけない。2010年の演習計画を立てたカールベッカー担当官はかつて、近年の同軍事演習の目的について「アジア太平洋地域で台頭する新興軍事力に備えるため。そのなかには中国も含まれる」と指摘した。

対潜訓練は明らかに中国海軍が念頭に

 米国防費の削減は今回の演習内容に少しも影響を与えていない。米海軍は明らかに中国海軍が増強している潜水艦を念頭に置いており、ペンタゴンが新たに公表した中国の軍事力レポートは「中国の潜水艦の脅威」についても明確に言及している。(おわり 編集担当:米原裕子)


韓国海兵隊 環太平洋合同演習に初参加へ
2012/06/01 16:44 KST
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2012/06/01/0200000000AJP20120601002100882.HTML

【ソウル聯合ニュース】韓国軍海兵隊が米ハワイ沖で実施される環太平洋合同演習(リムパック)に初めて参加する。海兵隊司令部が1日に明らかにした。

 演習には22カ国が参加。韓国軍海兵隊からは小隊級の戦闘部隊が派遣される。将兵らは1日に慶尚北道・浦項からハワイに向かう。10日から8月3日まで55日間の訓練に臨む。

 米海兵隊と共に捜索・偵察、機械化戦闘、防御戦闘、安定化作戦など、都市地域での戦闘訓練とジャングルでの捜索偵察訓練のほか、米国、ニュージーランド、メキシコの海兵隊との多国籍軍連合訓練にも参加する。

 韓国軍海兵隊は2000年からオブザーバーとして参加したが、米太平洋海兵隊の要請を受け、初めて小隊級の部隊を派遣することになった。


RIMPAC to begin June 29
By Commander, U.S. Third Fleet Public Affairs
http://www.public.navy.mil/surfor/Pages/RIMPACtobeginJune29.aspx

Participating Forces — RIMPAC 2012
http://www.cpf.navy.mil/rimpac/2012/forces/

▼中国の動き

中国、巡視船36隻を建造…1~2年以内に配備
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20120609-OYT1T00687.htm

【北京=大木聖馬】中国国家海洋局の劉賜貴局長は8日、新華社通信に対し、同局が巡視船36隻を建造中で1~2年以内には現場海域に投入すると明らかにした。

 尖閣諸島のある東シナ海や、フィリピンやベトナムなどと領有権を争う南シナ海に配備し、巡視活動を強化する方針とみられる。同局は約260隻保有する巡視船を2020年までに520隻に倍増する計画だ。

 新華社通信はまた、南シナ海全域で気象予報をラジオで伝えるシステムが8日までに完成したと伝えた。同海域で活動する中国の巡視船や漁船などの活動に役立てることが狙いといえる。 (2012年6月9日22時35分 読売新聞)


▼米・フィリピンの動き

オバマ大統領:フィリピン軍備支援を確認…首脳会談
毎日新聞 2012年06月09日 13時05分(最終更新 06月09日 16時38分)
http://mainichi.jp/select/news/20120609k0000e030222000c.html

【ワシントン白戸圭一】オバマ米大統領は8日、訪米中のフィリピンのアキノ大統領とホワイトハウスで会談し、フィリピンの国防力強化に向け米国が支援を強化することを確認した。南シナ海に海洋進出する中国がスカボロー礁(中国名・黄岩島)の領有権を巡ってフィリピンと対立する中、米比の同盟強化を誇示し、中国をけん制した格好だ。

 ホワイトハウスによると、オバマ大統領はフィリピン軍の沿岸監視システムに対する支援や、米比合同演習の回数を増やすことを確認。両首脳は南シナ海の航行の自由の確保や国際法順守の重要性でも一致した。

 いずれも海洋権益拡大を狙う中国を念頭に置いた対応。オバマ大統領は会談後、記者団に「すべては米国のアジア重視を踏まえた措置だ」と述べ、南シナ海を含むアジア太平洋の安全保障を主導する決意を鮮明にした。


米・フィリピン、安全保障で協力強化を確認
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20120609-OYT1T00683.htm

【ワシントン=山口香子】オバマ米大統領は8日、ホワイトハウスでフィリピンのアキノ大統領と会談した。

 米側によると、両国首脳は、米比相互防衛条約を再確認し、安全保障面で両国の協力を強化することで合意した。また、中国が領有権を主張する南シナ海での航行の自由の重要性や、同海の領有権問題を外交的に解決する方針で一致した。

 オバマ大統領は会談後、記者団に対し、フィリピンとの協力強化は、「米国のアジア重視の国防戦略に合致するものだ」と強調した。

 領有権を巡り中比がにらみ合う南シナ海のスカボロー礁の問題に関し、オバマ大統領は、中比双方が最近、警備艇などの政府艦船を同礁から撤収させたことを「緊張緩和の一歩」と歓迎した模様だ。 (2012年6月9日23時00分 読売新聞)

「歓迎! 米海兵隊ローテーション御一行様」 -- 豪ダーウィンに第1陣到着 米豪関係は中国睨んで「新たな章」へ2012/04/04 07:42

「歓迎! 米海兵隊ローテーション御一行様」 -- 豪ダーウィンに第1陣到着 米豪関係は中国睨んで「新たな章」へ


<関連記事引用>

米海兵隊、豪に第1陣到着 同盟関係強化狙う
2012/4/3 23:22
http://s.nikkei.com/HdVgQZ

【シドニー=柳迫勇人】オーストラリア北部ダーウィンに3日夜、同地に駐留を始める米国の海兵隊の第1陣約200人が到着した。豪政府が発表した。駐留は昨年11月にオバマ米大統領が同地で発表したアジア太平洋地域への米軍再配置計画の一環。海兵隊は今後6カ月交代で豪州に常駐し、有事に備えた訓練を豪州軍と共同で実施し同盟関係を強化する。

 2017年には最大2500人に拡大し、域内でのプレゼンス(存在)を高める。

 豪州のアジアへの玄関口であるダーウィンは食料やエネルギーの重要なシーレーン(海上交通路)であるマラッカ海峡やインド洋に近い。米国はダーウィンに海兵隊をローテーション式に常駐させ、海洋権益の拡大をめざす中国ににらみを利かせる。米豪軍は自然災害時の援助でも協力する。

 当初駐留するのは200人規模の歩兵中隊で、重機や車両、航空機は配備しない。ただ、数年後には有事対応に優れた海兵空陸任務部隊(MAGTF)の駐留を始める構想だ。

 MAGTFは司令部と地上戦闘部隊、航空戦闘部隊、後方支援部隊の4部隊で構成する米海兵隊の基本的な組織単位。大砲や戦闘車両、航空機を備える。豪北部の乾期である毎年4~10月ごろに6カ月交代でダーウィンに滞在する。

 豪州に米軍基地を建設する予定はない。米海兵隊は豪北部の複数の豪州軍基地に居住し、訓練を行う。米軍の滞在費用は豪州側と共同負担する。

 米豪はこれまでもダーウィンのある豪北部準州や隣のクイーンズランド州で訓練を実施してきた。昨年の共同訓練には米豪両軍で合計2万2500人近くが参加した。

 豪州は、ダーウィンとは別の豪北部の空軍基地や西部パースの海軍基地についても米軍との共同利用を進める。また、インド洋の豪領ココス諸島を米軍の無人偵察機の拠点とする案も長期的な計画として浮上している。

 豪国防省も自国軍備の再配置を検討している。液化天然ガス(LNG)開発が相次ぐダーウィンや北西部の海洋安全保障を強化する方針だ。

 豪州にとって60年以上にわたる米国との強固な同盟関係は安全保障戦略の基軸だ。豪州は第1次世界大戦以降に米国が参加した戦争すべてに派兵した唯一の国。米海兵隊の駐留をさらなる関係強化に向けた「新たな章」になると歓迎する。


米海兵隊、豪に司令部機能 沖縄と並ぶ拠点に
第1陣が到着、再編始動
2012/4/4 2:01
http://s.nikkei.com/HlBtZb

 【ワシントン=中山真】オバマ米政権のアジア重視戦略を受け、海兵隊のアジア太平洋地域での再編計画が動き出した。豪州ダーウィンに配置する海兵隊駐留部隊の第1陣約200人が3日、現地に到着。将来的には司令部機能を備え、沖縄に次ぐ前方展開拠点にする方針だ。沖縄から海兵隊が移転するグアム、ハワイも含めた4拠点を軸に、朝鮮半島危機から南シナ海の海洋安全保障まで対応する。

 ダーウィンは東南アジアへの玄関口であり、食料やエネルギーの重要なシーレーン(海上交通路)であるマラッカ海峡やインド洋に近い。豪州駐留で、海洋権益の拡大をめざす中国ににらみを利かせるのが米国の最大の目的だ。米豪軍は自然災害時の援助でも協力する。

 米豪はこれまでもダーウィンのある豪北部準州や隣のクイーンズランド州で訓練を実施。豪州は第1次世界大戦以降に米国が参加した戦争すべてに派兵した唯一の国で、アジア太平洋地域では米軍の駐留に好意的な数少ない同盟国だ。

 海兵隊の豪州駐留は沖縄の海兵隊のグアムへの移転も含めたアジア太平洋全域での米軍の再編計画の一環。ダーウィンには当初200人規模の歩兵中隊が駐留するが、沖縄からの海兵隊移転が本格化するのに合わせ、数年後には2500人規模に増やす。司令部要素から陸上・航空・後方支援部隊までを含む本格的な有事への即応部隊に整える計画だ。

 現在、海兵隊のMAGTF(マグタフ)と呼ばれる司令部機能を持つ即応部隊はアジア太平洋地域では沖縄のみ。これを豪州にも置くことでアジアの前方展開拠点は2つに分散。従来の沖縄の部隊が想定していた台湾海峡や朝鮮半島有事に加え、豪州では中国の台頭により摩擦が増えている南シナ海などへの対応により軸足を置く見通しだ。

 日米両政府は沖縄の米海兵隊のグアムへの移転規模を圧縮することで合意しており、圧縮される4千人前後の定員を豪州やハワイなどに振り向ける方向で最終調整している。米側は当初、フィリピンへの配置も検討しているが、フィリピン側の調整が難航しており、当面は豪州が東南アジア方面への唯一の拠点となる。

 さらに米国防総省は沖縄からの海兵隊が移転されるハワイ、グアムの拠点化も急ぎ、アジア太平洋では4拠点にMAGTFが発足する。アフガニスタンなどで駐留部隊が撤収するのにあわせ、米本土を合わせた5カ所のローテーション配備を始める。半年ごとに駐留基地を交代させることで、あらゆる事態に備えた訓練を行い、即応能力の向上につなげる。

 ただ課題もある。オバマ米政権は国防予算を大幅削減する計画を打ち出しており、海兵隊の装備などをどう強化するのか。海兵隊の有事への対応は分散している部隊を現場に即時に集める能力が求められるが、不足しているとされる揚陸艦の手当ての方法も問われる。


Darwin relaxed at US marines invasion
"There is some trepidation by some people, but generally speaking I think the mood is people are really looking forward to it,"
http://www.theaustralian.com.au/national-affairs/defence/darwin-relaxed-at-us-marines-invasion/story-e6frg8yo-1226316881266


Australia to welcome 250 US Marines next month, plays down proposal for Indian Ocean air base
http://www.washingtonpost.com/world/the_americas/australia-to-welcome-250-us-marines-next-month-plays-down-proposal-for-indian-ocean-air-base/2012/03/27/gIQAJgnHfS_story.html

<画像引用>

US Marines arrive at RAAF Base Darwin
http://www.abc.net.au/news/2012-04-04/us-marines-arrive-at-raaf-base-darwin/3931322

時事:対イラン・中国で洋上監視強化=米海軍、大型無人偵察機配備へ-中東、グアムに計画2012/01/04 06:43








<関連記事>

対イラン・中国で洋上監視強化=米海軍、大型無人偵察機配備へ-中東、グアムに計画
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012010300105

 【ワシントン時事】米海軍が開発中の海上監視専用の大型無人機を2016年に中東に、17年にグアムに配備する方向で検討していることが3日、分かった。国防総省筋が明らかにした。世界的な原油輸送ルートのホルムズ海峡で活動を活発化させるイラン軍や、弾道ミサイル搭載の中国潜水艦・空母の基地となる南シナ海の海南島などの監視を強化する狙いがある。

 グアムには現在、米空軍の大型無人偵察機「グローバルホーク」が3機常駐しているが、将来は海軍の無人機配備で4機体制となる予定だ。

 配備されるのはグローバルホークを洋上広域監視仕様に改良した「BAMS」(全長14.5メートル、翼幅約40メートル)と呼ばれる大型無人機。BAMSは高高度から、洋上を移動する長さ約9メートル程度の大きさの艦船までを探知できる能力があるとされる。(2012/01/03-14:43)


MQ-4C BAMS UAS
http://www.as.northropgrumman.com/products/bams/index.html

NAVAIR Flight Crew: BAMS Mission Control Systems
http://www.youtube.com/watch?v=8skai1WDwwM&feature=channel_video_title

vm_bams_capture_videorv1.wmv
http://www.youtube.com/watch?v=fxayhwxeFf8