「鎮守の森の長城」を妨げるものたち ― 2012/05/01 01:27
4月30日、岩手・大槌町で行われた「千年の杜づくり」植樹会。
「いのちを守る森の防潮堤」のモデルケースとして実施。
それは横浜国立大の宮脇昭名誉教授が震災直後から提唱してきたもの。
邪魔者扱いのがれきを再利用しましょう。
その上に「鎮守の森」を築きましょう。
素晴らしいことではないか。
しかし、ここでも抵抗勢力の存在が見え隠れ。
ガレキ利権の臭いもプンプン。
注目すべきは大槌町で使われたがれきの中身。
NHKや産経は「震災で発生したコンクリートや流木など」と書いている。
実はこの植樹会、掟破りの可能性がある。
むしろ掟破りスレスレを狙って「流木」と説明。
そんな植樹会に敢えて参加した細野豪志環境相はなかなか立派。
その姿を画像にして残した本ブログ。
この画像は特例を認めさせる際の根拠にもなり得るとの狙いあり。
「こういう形でがれきを鎮魂の思いとともにいかしていく」
「これをモデルとして、国としても直接やれるようにと思っている」
NHKのカメラ前でそう語った細野環境相。
日経(共同)によれば「この方法も参考にしたい」とも語ったようだ。
実は現状のままでは法令が邪魔をして、国は宮脇方式を採用することはできない。
そのことを細野環境相は理解した上でなんとかしようと動いている。
4月23日のTBS「ニュース23クロス」に登場した野田首相。
ここで「みどりの絆・再生プロジェクト」を発表。
翌4月24日の野田総理官邸ブログ。
ここでは「コンクリート片などの安全ながれきを分別・再利用」と明記している。
「ガレキは地球資源として使いきる」の宮脇方式。
一方、木質を外した「みどりの絆・再生プロジェクト」の政府方式。
この違いが極めて重要。
このあたりの事情にも詳しい宮脇氏。
宮脇氏の最新刊『「森の長城」が日本を救う』の194ページにはこう書かれている。
「皆さん素晴らしいと言うだけで、なかなか動いていただけません。現場の市町村や、海岸に土地を持っている林野庁や国交省にしても同じです。その最大の原因は、法令によって震災ガレキは産業廃棄物とされており、木質のものは焼却処分しないといけないと定められているからとのことでした。」
宮脇氏は野田首相にも細野環境相にも会っている。
宮脇方式は野田首相も細野環境相も素晴らしいと評価した。
それでも法令に縛られ動こうとしない官僚たち。
貴重な木質資源を安易に焼却しようとする役人たち。
その結果、大量の炭素をばらまくなんて地球温暖化的にもバカ丸出し。
なぜ法令を変えようとしないのか。
せめて被災地においては特例を認めればいいだけではないか。
私の手元にある『「森の長城」が日本を救う』は宮脇氏の直筆サイン付き。
4月17日に衆議院議員会館の一室でお会いした時にいただいたものである。
<関連記事>
岩手・大槌町 がれき活用した防潮林 (画像引用)
4月30日 17時15分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120430/k10014814881000.html
津波で大きな被害が出た岩手県大槌町で、がれきを活用して川の近くにつくられた土台に、ブナなど広葉樹の苗3000本が住民やボランティアの手で植えられました。がれきの有効活用と津波の威力を減らす防潮林としての役割が期待されています。
これはタイヤなどを生産している大手メーカーが呼びかけたもので、去年3月、津波が襲った大槌町の川の近くに、地元の住民やボランティアなどおよそ450人が集まりました。
川の近くの敷地には、震災で発生したコンクリートや流木などのがれきを活用して長さ50メートル、幅15メートル、高さ4メートルの土台がつくられ、集まった人たちは、ブナやシラカシなど16種類3000本の広葉樹の苗木を順番に植えていきました。
広葉樹は深く根を張るため、津波に襲われても流されにくく、10年ほどで10メートル以上に成長すると津波の威力を減らす防潮林の役割を果たすということです。
参加した17歳の高校生は「町の復興に役立てばいいと思い参加しました。大きくなった木を見たいです」と話していました。また、63歳の男性は「がれきで防潮堤をつくることができれば、ほかの県の自治体もがれきを引き取ってくれるのではないか」と話していました。
国でも、土台にがれきを利用して被災地に防潮林をつくることにしていて、大槌町での植樹をモデルケースにして、6月ごろに仙台平野から始めたいとしています。
がれき利用の防潮堤、岩手で試験造成 3千本を植樹
2012/4/30 20:06
http://s.nikkei.com/IzyuTo
東日本大震災で発生したがれきの上に樹木を植える「森の防潮堤」を試験的に造成しようと、岩手県大槌町の町浄化センターの敷地内で30日、住民ら約450人が約3千本の苗木を植えた。全国初の試みで、細野豪志環境相も参加した。
森の防潮堤は、横浜国立大の宮脇昭名誉教授が震災直後から提唱。がれきを活用し、景観保護の役割も果たせるとして注目を集めている。
植樹は町の協力を得て、宮脇名誉教授と共に活動を続けているタイヤ大手の横浜ゴムが主催。コンクリート片や流木などのがれきの上に土盛りした長さ50メートル、高さ4メートルの山の斜面に、住民らが約1時間かけてタブノキなど16種類の苗木を植樹した。10年後には10メートル以上の高さに育つという。
植樹に参加した大槌町の主婦、阿部山洋子さん(63)は「がれきは邪魔者扱いだったので、活用されてよかった。木々の成長が心の支えになる」と笑顔を見せた。
政府は、青森県から千葉県までの沿岸約140キロに、がれきを再利用した防潮林の整備を6月にも始める方針で、細野環境相は森の防潮堤について「この方法も参考にしたい」と話した。〔共同〕
【東日本大震災】がれき利用の防潮堤造成 岩手で試験、3000本植樹
2012.4.30 16:25
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120430/dst12043016260020-n1.htm
東日本大震災で発生したがれきの上に樹木を植える「森の防潮堤」を試験的に造成しようと、岩手県大槌町の町浄化センターの敷地内で30日、住民ら約450人が約3000本の苗木を植えた。全国初の試みで、細野豪志環境相も参加した。
森の防潮堤は、横浜国立大の宮脇昭名誉教授が震災直後から提唱。がれきを活用し、景観保護の役割も果たせるとして注目を集めている。
植樹は町の協力を得て、宮脇名誉教授と共に活動を続けているタイヤ大手の横浜ゴムが主催。コンクリート片や流木などのがれきの上に土盛りした長さ50メートル、高さ4メートルの山の斜面に、住民らが約1時間かけてタブノキなど16種類の苗木を植樹した。10年後には10メートル以上の高さに育つという。
政府は、青森県から千葉県までの沿岸約140キロに、がれきを再利用した防潮林の整備を6月にも始める方針。
野田総理官邸ブログ【官邸かわら版】
見た目が地味でも、一歩一歩進む
2012年04月24日 (火曜日) 20:03
http://kawaraban.kantei.go.jp/2012/04/24blog.html#more
昨日、TBSのニュース番組で若者との対話集会に出演しました。世代間の公平と社会保障のあり方、震災からの復興の進め方、政治そのもののあり方など、参加された若者たちの問題意識の高さに感銘を受けました。
若い世代が実際に政治に参画し、若者自身の声、その下の投票権のない世代の声、そして、これから生まれくる将来の世代の声が代弁されていくことで、「未来を慮る政治」が実現していくはずです。「もっと若者の輪の中に積極的に入ってきてほしい」という指摘もありましたので、問題意識や政策の分かりやすい伝え方については、私なりに、さらに知恵を絞ってみようと思っています。
「見栄えや振る舞いが地味だ」との指摘もありました。しかし、実現が難しいことを無責任に打ち出したり、見た目だけのパフォーマンスに走ったりするのは私の性に合いませんし、決してやるべきことではありません。本来進めるべき政策を先送りせず、一つひとつ実現させていくことでしか、政治への不信は拭えない、というのが従来から一貫して申し上げていることです。
この間も、様々な分野で、政策は前に進んでいます。
とりわけ首脳外交は、私自身が取り組んでこそ意味がある政策分野であり、相当なエネルギーを割いてきています。
この一ヶ月をとっても、カナダのハーパー首相、イタリアのモンティ首相、イギリスのキャメロン首相をはじめとする多くの首脳が訪日し、実りの多い会談を行いました。
加えて、去る週末も、メコン諸国の5人の首脳をお迎えして、首脳会議を主催しました。私が議長を務め、今後のこの地域との協力関係の新たなビジョンをまとめました。
メコン川の流域にあるカンボジア、ラオス、ミャンマー、タイ、ベトナムの諸国は、これまでも日本がインフラ整備や人材育成の面で地道で息の長い貢献を積み重ねてきた地域です。まさにこれから本格的な経済発展の道を歩み始めようとするこれらの諸国を支えていくことで、日本にとっての大きな可能性を拓いていけるはずです。
中でも、ミャンマーとの関係は、日本外交の立ち位置が問われる極めて重要な外交課題です。ミャンマーにおける民主化や国民和解の努力、そして経済分野の改革を後押しするためにも、日本だからこそ果たしうる役割があると確信しています。
迎賓館での歓迎夕食会では、ちょっとしたサプライズを試みました。テイン・セイン大統領は、ちょうどその日が67歳の誕生日。ラオスのトンシン首相、カンボジアのフン・セン首相も4月生まれとのことで、琴の演奏でのおもてなしの途中、前触れもなく「ハッピー・バースデー」の演奏とともにケーキを差し入れ、お祝いの言葉をかけました。こうした「努力」のかいもあり、和やかな雰囲気で、首脳同士の関係を深めることができたと感じています。
外交だけではありません。大震災からの復興の象徴的な課題となっている「がれき」の広域処理の問題ですが、私から正式な要請を行ったところ、17道府県と5つの政令市が新たに受け入れを表明され、既に受入れ実施または表明している自治体と合わせると、26都道府県と13政令市にのぼりました。本当にありがとうございます。処理の安全性に依然として不安を感じておられる自治体には、第三者の確認を受けつつ、先行する事例のデータをご提供して、丁寧に説明してまいります。
昨日のTV番組でも申し上げましたが、「がれき」を再利用して、地域の防災に役立てるための新たなプロジェクトを始めます。青森から千葉までの約140キロにわたる海岸に、コンクリート片などの安全な「がれき」を分別・再利用して盛土とし、そこに木を植えて防災林を作っていこうという試みです。
マツだけでなく、広葉樹を植えることで、多様な植生に恵まれた「鎮守の森」のような存在にしたいと思っています。これを「みどりの絆・再生プロジェクト」と名付け、企業やNPO、ボランティアの方々の力も借りながら、まずは今年度に50km分に着手する予定です。
社会保障・税一体改革に関連して、議員歳費についても、2年間、一人あたり270万円を削減することで自民党、公明党との合意が成立しました。国会のお許しが得られれば、来週はワシントンDCを訪れ、日米間の諸懸案とともに、アジア太平洋の秩序作りやグローバルな課題について、オバマ大統領と議論を深めたいと考えています。
課題は様々ですが、一歩一歩、地道に着実に前に進めてまいります。
平成24年4月24日 内閣総理大臣 野田佳彦
君と好きな人が 百年続きますように--「鎮守の森の長城」を彩るハナミズキ3000本 ― 2012/05/02 08:27
4月19日に「鎮守の森の長城」八百万推進委員会が作成したチャリティー番組企画書原案。主人公はもちろん「鎮守の森」の宮脇昭氏。
番組のクライマックスは「鎮守の森の長城」支援コンサート2012と書いた。
出演者候補として「坂本龍一、一青窈、いきものがかり、手嶌葵など」と書いた。
「鎮守の森」は日本を結ぶ。世界を結ぶ。
米国からはハナミズキ3000本の八百万仲間。
たった一人で始めた「鎮守の森の長城」八百万推進委員会。
今ようやく八百万仲間が増えつつある。
<ビデオ>
一青窈 ハナミズキ ~熊野本宮大社.mp4
http://www.youtube.com/watch?v=yzkDP87fOoA
<関連記事>
桜100年 ハナミズキを寄贈
5月1日 4時57分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120501/k10014820841000.html
日本がアメリカの首都ワシントンに桜を贈ってからことしで100年となったことを踏まえ、オバマ大統領は、日米両国の永続的な友好の象徴として、ハナミズキの苗木3000本を東日本大震災の被災地などに寄贈することになりました。
これは、野田総理大臣とオバマ大統領の日米首脳会談後に発表された共同声明の付属文書の中に盛り込まれたものです。
それによりますと、オバマ大統領は、今から100年前の1912年、当時の尾崎行雄東京市長からアメリカに、3000本のソメイヨシノの苗木が贈られたことを踏まえ、ことし、日本に対して北アメリカ原産のハナミズキの苗木3000本を寄贈するとしています。
これらのハナミズキは、日米両国の永続的な友好の象徴として、東京と、東日本大震災からの復興に取り組んでいる被災地など日本の各地に植樹されるとしています。
ワシントンのポトマック河畔の桜は、毎年、満開となる春頃になると、全米から観光客が訪れ、日米親善の「桜祭り」も開かれるなど、ワシントンを代表する風物詩となっています。
また、白や薄いピンクの花をつけるハナミズキは、アメリカ国民に広く親しまれ、「返礼」という花言葉から、1915年にも桜のお返しとして日本に贈られた経緯があります。
「100年先に花咲かせよう」=米夕食会で野田首相
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012050100235
【ワシントン時事】訪米中の野田佳彦首相は30日夜、ワシントン市内でクリントン国務長官主催の夕食会に出席した。首相は、日本から米国への桜寄贈100周年にちなみ、「日米がきずなを一層強固なものにするため、100年先に花を咲かせる日米の友好の種をまこう」と訴えた。
クリントン長官は「100年にわたってワシントンに春の訪れを告げてきた桜の木ほど、2国間の友情を象徴しているものはない」とあいさつ。さらに、ハナミズキ3000本を日本に贈ることを正式発表し、「桜のようにハナミズキも日本で、日米間の強固な関係と友情のシンボルになることを願う」と語った。
野田首相は、少年時代から自衛官の父を見て、「日米安保の重みを常に肌で感じてきた」と説明。昨年の東日本大震災後、米国による支援を目の当たりにし、日米同盟の重要性への思いが「揺るぎのない信念となった」と強調した。
一方、首相は冒頭、「ワシントン・ポスト紙にここ数年で最も賢明だがカリスマ性がないと評された野田佳彦です」と自己紹介。学生時代にテレビのクイズ番組で優勝して訪米した際、飲食店店員の「ドレッシング」という言葉を「ドレス」と勘違いした失敗談も披露し、会場の笑いを取ることも忘れなかった。(2012/05/01-10:41)
「私は自衛官のせがれ。安保の重み感じてた」 米で首相
http://www.asahi.com/politics/update/0501/TKY201205010099.html
「私は自衛官のせがれとして生まれ育ちました。父親や隊員たちの背中を眺めつつ、日米安保が持つ重みを肌で感じ取ってきました」。野田首相は4月30日(日本時間1日午前)、米ワシントン市内で開かれたクリントン国務長官主催の夕食会であいさつし、自らの生い立ちを引き合いに日米同盟の重要性を強調した。
首相は「東日本大震災は私が長年抱いていた日米関係に関する思いを、さらに強くする決定的な契機となった」と強調。被災地救援にあたった米国関係者に感謝を述べ、「被災地を救援する目的のために共に必死に汗を流した。この共通体験を糧に、我が国も日米安保の重みを担う決意を新たにした」と語った。
クリントン長官は、旧東京市からワシントンに桜が贈られて今年で100年になるのを記念し、当時贈られた桜と同数の3千本のハナミズキを米国から被災地などに贈ることを正式に発表した。(ワシントン=伊藤宏)
「鎮守の森の長城」で活かされる木質ガレキ、「流木」という名の法令突破口 ― 2012/05/03 00:00
「流木」という名の法令突破口。
その秘策を見出したのは大槌町と宮脇昭氏なのか。
それともそこに細野環境相も関わっていたのか。
野田首相の指示もあって官僚たちが知恵を出したのか。
「流木」扱いにすることで焼却されずに活かされる木質ガレキ。
「流木」扱いにすることで「鎮守の森の長城」の土台を支える木質ガレキ。
みんなでそれを「流木」と呼べばいいのだ。
それは単なる災害廃棄物ではなく、生活の一部だったもの。
そこに住む人たちの思い出がぎっしりと詰まったもの。
「鎮守の森」は「鎮魂の森」。
そして、「結びの森」、「再生の森」、「希望の森」になるだろう。
<関連記事(画像引用)>
FNNニュース:岩手・大槌町で、がれきを利用した町づくりが始まりました。
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00222443.html
東日本大震災で甚大な被害を出した岩手・大槌町は、今、桜の見頃を迎えています。
満開の桜が見守る中、処理が難航しているがれきを利用した、全国初の町づくりが始まりました。
岩手めんこいテレビの野牛 あかねアナウンサーの報告です。
岩手・大槌町の城山公園で先週から咲き始めた桜は、連休の前半に満開となった。
城山公園は、大槌町の中心部の高台にあり、震災の時には、ここに多くの人が避難した。
2011年は、桜を眺める余裕がなかったが、2012年は、町の人たちが花見をする様子が見られた。
しかし、町のほうを見ると、がれきが高く積まれている。
大槌町で発生した震災のがれき70万トンのうち、この1年間で処理できたのは、たったの2万トンだった。
広域処理が思うように進まない中、大槌町では、このがれきを使って防潮堤を造る、全国で初めての取り組みが始まった。
津波が遡上(そじょう)した小鎚川沿いに造られた防潮堤。
4月30日、細野環境相や地元の人およそ500人が、この防潮堤に3,000本余りの広葉樹の苗木を植えた。
防潮堤の高さは、およそ5メートル、長さ50メートルで、盛り土には10トントラックおよそ100台分の震災がれきが埋められた。
植樹した木は、10年後には10メートルの高さに成長し、命や財産を守る働きをする。
横浜国立大学の宮脇昭名誉教授は「がれきを地球資源として、毒を排除し、使えるものは使う。命の森づくりをする。その第1回の最初の例が、この大槌町」と語った。
城山公園からも、がれきでできた防潮堤を見ることができる。
被災者にとって、このがれきは、単なる災害廃棄物ではなくて、生活の一部だったもの。
このがれきでできた防潮堤が、今後、震災を語り継いでいく存在になることも、期待されている。
そして、町の復興の様子は、桜も見守ってくれている。
町では、小鎚川沿いに防潮堤を600メートル造る予定。
また町では、ここをモデルケースにして、全国にこのがれきの防潮堤を発信していきたいと話している。
(05/02 12:46 岩手めんこいテレビ)
<Yahoo!辞書>
りゅう‐ぼく〔リウ‐〕【流木】
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E6%B5%81%E6%9C%A8&dtype=0&dname=0na&stype=0&pagenum=1&index=19343100
1 海や川に漂い流れる木。ながれ木。
2 山から切り出し、川を流し下す木材。ながし木。
[ 大辞泉 提供: JapanKnowledge ]
りゅうぼく[りう―] 0 【流木】
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E6%B5%81%E6%9C%A8&dtype=0&dname=0ss&stype=0
[1] 川や海の水に流され漂う材木。ながれぎ。
[2] 山から伐(き)り出し、川の流れを利用して下流へ流し下す材木。
[ 大辞林 提供: 三省堂 ]
大阪維新の会を動かしているのは安倍内閣を支えたブレーンたち、それは安倍再登板を夢見る人たち ― 2012/05/04 08:36
「もともと自民党員だった松井氏の民主党嫌いは、大阪では有名な話」と書いちゃった日経さん。
日経さんもここまで書くなら、はっきりとこう書けばいいのに。
「維新の知恵袋である浅田均も自民党員だった」と。
「大阪維新の会を動かしているのは安倍内閣を支えたブレーンたち」だと。
それは「安倍再登板を夢見る人たち」だと。
▼登場人物
松井一郎、橋下徹
自民党の松浪健太、西村康稔、民主党の松野頼久、みんなの党の小熊慎司
自民党の安倍晋三元首相とは4月に2回も会談
4月13日は浅田均政調会長が同席
4月24日は安倍、橋下、松井会談 「エネルギー問題で意見交換」
<関連記事>
新党準備か、松井知事始動 他党連携は橋下氏と温度差も
維新の研究
2012/5/3 7:00
http://s.nikkei.com/IHGoKp
ポンポンと歯切れの良い言動で耳目を集める地域政党「大阪維新の会」代表、橋下徹大阪市長に比べ、地味とされる維新幹事長の松井一郎大阪府知事。そんな松井氏が、次期衆院選での候補者擁立や他党との連携に向け、水面下で動き始めた。
4月19日夜、松井氏は東京・新橋の割烹(かっぽう)料理店で、道州制実現に積極的な与野党の国会議員ら約10人と向き合った。メンバーは、自民党の松浪健太、西村康稔衆院議員、民主党の松野頼久元官房副長官、みんなの党の小熊慎司参院議員ら。会談について松井氏は、維新が掲げる大阪都構想実現に必要な地方自治法改正案の策定に、松浪氏らが奔走してくれたことを受けての「懇親会」と語る一方で、内容については明らかにしておらず、周辺では臆測が飛び交う。
「いよいよ松井さんは新党結成の準備に入ったな」。ある維新府議は、松浪氏らとの会談の背景を解説する。維新が次期衆院選で目標としている300人の候補者擁立を実現するには、所属国会議員5人以上という公職選挙法の政党要件を満たして、小選挙区と比例代表との重複立候補を可能とするのが手堅い道筋。維新は現在、国政政党としての要件を満たしておらず、政治団体として扱われる。そこで松井氏は、衆院解散後すぐさま国政政党に所属する国会議員を引き抜き、維新の分身になる新党を設立する地ならしに入ったというのだ。
松井氏には“前科”がある。2009年4月当時、自民所属の大阪府議だった松井氏は同志5人とともに自民府議団を離れ、府議会に新会派「自民党・維新の会」を設立。府知事だった橋下氏との太いパイプをテコに、翌年の統一地方選に向け、選挙基盤の弱い府議を含め20人以上を引き抜いて現在の維新を立ち上げた。引き抜かれた当事者である維新府議は語る。「あのときと一緒じゃないか」
一方、松井氏は大物議員との接触も重ねている。中でも、自民党の安倍晋三元首相とは4月に2回も会談している。1回目は4月13日に都内のワインバーで、同席者によると、衆院解散の時期など、政局をめぐっても意見交換したという。24日朝には橋下氏も交え、都内のホテルで朝食を共にした。松井氏は25日の記者会見で前日の安倍氏との会談について「エネルギー問題とか政策の中身について安倍先生のお考えを聞かせていただいた」とだけ述べた。
福井県の大飯原発の再稼働手続きを巡り、橋下氏が「民主党政権には変わってもらう」と対決姿勢を鮮明にしていた時期だけに、松井氏と安倍氏との2度の会談は維新と自民の接近を連想させる。
しかし、選挙協力など具体的な連携となると一筋縄ではゆきそうにない。政党支持率が停滞する自民党からすると、関西圏を中心に高い人気を誇る維新との連携は魅力的に映るかもしれないが、維新側には次期衆院選を前に「大政党と妥協したというイメージはマイナス」(幹部)との思惑があるからだ。
橋下氏と松井氏の間でも、他党との連携を巡っては微妙なずれがある。もともと自民党員だった松井氏の民主党嫌いは、大阪では有名な話。少なくとも表面上は“等距離外交”を貫く橋下氏が民主党の前原誠司政調会長らと接触する一方、松井氏は周囲に「(橋下氏が)なんで民主党の人と仲良くするのかわからない」と漏らす。民主党の小沢一郎元代表についても、橋下氏がツイッターなどで「筋が通っている」と持ち上げる一方、松井氏からは称賛の言葉は出てこない。4月26日に小沢氏が東京地裁で無罪判決を受けた後、松井氏は小沢グループとの連携の可能性について記者から問われ、「全然ありません」と即答した。
「政策が一致するグループで(国会での)過半数を目指す」と語り、維新の単独過半数にはこだわらない意向を示す松井氏。政策面で近いのは、みんなの党。地元大阪で選挙協力の協議が進むのは公明党だが、みんなや公明と手を握っても、過半数獲得は厳しい。それでは、相手は民主なのか自民なのか、はたまた第三極なのか……。
この1年ほど、松井氏は眼鏡のつけ替えにご執心だという。もともと視力は良いはずだが、だて眼鏡に始まり、老眼鏡、弱い度の入ったレンズなど頻繁に眼鏡を替えているのは府庁関係者の話題の種。周囲は「こわもてを和らげるためのイメージ戦略」などと推し量るが、レンズ越しに矯めつすがめつ、連携相手を見定めているのかもしれない。
安倍元首相が松井大阪府知事と会談
2012.4.14 01:05
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120414/stt12041401070000-n1.htm
自民党の安倍晋三元首相は13日、「大阪維新の会」幹事長の松井一郎大阪府知事と都内で会談し、維新の会が進める教育改革や大阪都構想実現に向けた地方自治法改正などについて意見交換した。会談は大阪市特別顧問の山田宏元杉並区長らが仲介。菅義偉元総務相や維新の会の浅田均政調会長が会談に同席した。
【激動!橋下維新】安倍、橋下、松井会談 「エネルギー問題で意見交換」
2012.4.25 19:46
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120425/osk12042520430012-n1.htm
地域政党「大阪維新の会」幹事長の松井一郎大阪府知事は25日、定例会見で、維新代表の橋下徹大阪市長とともに24日朝、都内で安倍晋三元首相と面談したことを認めたうえで「エネルギー問題などについて考えを聞かせてもらった」と話した。
松井知事は「われわれは原発のすべてを否定しているわけではない。現状で、すぐに原発を動かすのはよくないという考え」と改めて説明。安倍元首相からは、脱原発依存については中長期的な課題として捉えているという意見が出たと明かした。
そのうえで「(安倍元首相も)資源のない国の中で燃料を必要としない発電システムを、という部分では考えが同じだ」と基本的な方向性は一致していると強調した。
日本教育再生機構
http://www.kyoiku-saisei.jp/kyo-ikusaisei/dougadjt.html
WAになっておどろう
静かに始まる「小さな政府」の大合唱、挑む相手は官僚主導のメタボな統制経済
安倍晋三周辺の動きが慌ただしい
http://y-sonoda.asablo.jp/blog/2012/01/29/
動き出す「安倍晋三再登板プロジェクト」
http://y-sonoda.asablo.jp/blog/2012/02/11/6330514
「無題」 (人脈パズルを解け!)
http://y-sonoda.asablo.jp/blog/2012/02/19/
安倍晋三元首相、今日もニュースな人になる
http://y-sonoda.asablo.jp/blog/2012/02/26/6348419
「乱世の日本、安倍がやらねば誰がやる」
保守結集に群がる熱き男たち
http://y-sonoda.asablo.jp/blog/2012/02/27/6349462
安倍晋三が描く保保連立方程式
それは自民+民主ではなく、自民+大阪維新の会
http://y-sonoda.asablo.jp/blog/2012/03/03/
福澤諭吉『分権論』の夢再び
お江戸に学ぶ「小さな政府」と「道州制」
http://y-sonoda.asablo.jp/blog/2012/03/31/6396442
<画像引用>
浅田均(左から2人目)と松井一郎(同3人目)
http://www.shikoku-np.co.jp/national/political/photo.aspx?id=20110921000559&no=1
日経=「日米プラス1」で中国けん制 インドなどと連携 南シナ海ではフィリピンが橋頭堡 ― 2012/05/05 23:02
中国の時代は長くは続くない。
代わって台頭確実なのがインド。
中国と違ってインドには民主主義国家というアドバンテージがある。
しかし、その日が来たら「インドの民主主義は本物か」などと言われる事態も。
そんなことも想定しているはずなのが米国と英国。
オーストラリアのダーウィンを拠点にしながら、中国&インドを両睨み。
場合によっては、中国とインドをぶつけるというシナリオも描いているだろう。
一方、日本の海上自衛隊とインド海軍は年内にも海上合同軍事演習を行う予定。
インド接近は賛成だが、そこに潜むは落とし穴。
米国を楯にしながら少し離れた場所から様子見。前のめりは禁物。
日本にも米国同様のオフショア・バランシング目線をおススメしたい。
<関連記事>
「日米プラス1」で中国けん制 インドなどと連携
資源・海上交通路の確保で協力
2012/5/5 1:16 (2012/5/5 3:30更新)
http://s.nikkei.com/JyHvH4
日米両政府が第三国を加えた「日米プラス1」の枠組みで、アジア太平洋地域の安全保障問題に取り組む姿勢を強めている。4月下旬に東京で日米、インドの3カ国による協議を開いたほか、フィリピンやカザフスタンなど他のアジア諸国とも協力の枠組みを探る。多国間連携の網を広げ、南シナ海やインド洋に進出する中国をけん制する狙いがある。
野田佳彦首相とオバマ米大統領は4月30日の会談で、日米同盟の深化を目指す方針で一致した。日本の民主党政権の発足後に亀裂が入った両国の同盟関係は正常化に向けて一歩を踏み出した形で「日米プラス1」を拡大する動きもそうした流れの中で加速している。
日米との連携に積極的なのはインドだ。日米印3カ国は4月23日、地域情勢などを話し合う局長級協議を都内で開催。3カ国の協議は昨年12月にワシントンで開いた初会合に続く2回目で、米国務省のブレイク次官補(南・中央アジア担当)や外務省の鶴岡公二総合外交政策局長らが出席した。今後は定期的に各国で開催し、3カ国連携の基礎とする方針だ。
「日印、米印といった2カ国間協議から3カ国の枠組みに変わると議題も変わる」と外交関係者は説明する。これまで日印間では経済、米印間ではパキスタン情勢が主なテーマだった。3カ国協議の枠組みができてからは、インド洋にとどまらずアジア太平洋での海上交通路(シーレーン)確保や各国の安保協力のあり方、ミャンマー支援などに議論は広がった。
日米は同様の枠組みを他のアジア諸国にも広げる構想を描く。
中央アジアではカザフスタンに狙いを定める。同国は中国と国境を接する「中国の裏庭」で、地政学的に重要な位置を占める。石油など天然資源も豊富で、エネルギー問題など幅広い分野での連携が期待できる。日米は水面下で、同国に新たな協議の枠組みづくりを働きかけている。
南シナ海ではフィリピンが橋頭堡(きょうとうほ)となる。米、フィリピン両軍は4月に「占領された南シナ海の天然ガス田を奪取せよ」とのテーマで大規模な合同軍事演習を実施。日本は図上演習の形で両国の合同演習に初参加した。
日本はフィリピンの防衛力強化でも米国と歩調を合わせる。フィリピンは南シナ海で資源開発を巡り中国艦船とにらみ合いを続けており、米国は軍事協力を強めている。日本は「武器輸出三原則」の緩和を受け、政府開発援助(ODA)を活用してフィリピンに巡視船を供与することを検討中だ。
日米は韓国、オーストラリアとの対話の枠組みや、アジアの安保体制をロシアと議論する「日米ロ三極有識者会合」なども強化し「日米プラス1」の連携体制をアジア広域で築きたい考えだ。
中国は南シナ海や東シナ海の海洋権益の確保に向けて攻勢を強めている。4月には中国海軍が南シナ海で大規模演習を実施。台湾やベトナムが領有権を主張する南シナ海の西沙(英語名パラセル)諸島では、燃料補給基地を建設するプロジェクトが進行中だ。一方、沖縄県・尖閣諸島周辺でも今月に入り、中国漁業監視船が日本の接続水域に出入りを繰り返した。
中国の胡錦濤政権は今秋の指導部交代を控え、海洋権益を巡る問題などで妥協的な態度を取りにくい状況だ。アジア諸国は中国の軍備増強でパワーバランスが崩れる事態を恐れている。
一方で、アジア諸国には経済面の関係が深い中国との対立は避けたいとの思惑もある。日米との連携は中国を刺激せずに進めたいのが本音で「日米プラス1」がどこまで有効に機能するかは不透明な部分も残る。
海洋安保で協議機関=日印外相が創設で合意
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201204/2012043000341
【ニューデリー時事】玄葉光一郎外相は30日(日本時間同)、インドのクリシュナ外相とニューデリーで会談し、中国の進出で周辺国との摩擦が強まる南シナ海の安全保障など海洋問題全般を協議する局長級対話の枠組みを早期に発足させることで合意した。玄葉氏は会談後の記者会見で「インドは日本と中東を結ぶシーレーン(海上交通路)上の要衝で、この分野での協力強化はアジアの平和と安定に資する」と指摘した。
日印両政府は、自衛隊とインド軍による初の海上共同訓練を年内に実施する方針。新たに常設の協議機関を設置することにより、海洋進出を活発化させる中国へのけん制を強めたい考えだ。
両外相は、中国の輸出制限で供給に不安があるレアアース(希土類)共同開発の早期実現でも一致した。日本政府関係者によれば、日本の豊田通商とインド国営企業は同国産レアアースの取引を8月までに開始する方向で最終調整中という。
双方は、日本がインドに原発を輸出する前提となる原子力協定の早期締結を目指すことも改めて確認した。(2012/04/30-23:57)
日本外相が訪印、原子力と海上安全協力が注目に
2012-05-01 21:02:22
http://japanese.cri.cn/881/2012/05/01/141s191652.htm
インドのシン首相とクリシュナ外相は4月30日、インドの首都ニューデリーで、インドを訪問中の日本の玄葉光一郎外相と会談しました。双方は両国が戦略、エネルギー、経済、海上安全保障などの分野での協力を強化することについて話し合いました。また、双方は二国間の原子力協定の交渉を再開し、併せて海洋安全保障分野での協力を強化することを発表しました。
この日、両国は日印第6回戦略的対話や第5回エネルギー対話、第1回閣僚級経済対話を行いました。そのうち、最も人々の注目を集めたのは両国の原子力エネルギー協力の議題です。インドのクリシュナ外相は会談後、「双方は、原子力エネルギー協力の可能性について討議し、かつ両国の原子力協定の交渉を再開することを決めた」と述べました。玄葉外相は、「日本はインドと共に、原子力エネルギー分野での協力を推進し、最終に双方がともに満足できる結果にたどり着きたい」と述べました。しかし、同時に、玄葉外相は「日本が関心を寄せている核軍縮や核不拡散などの問題について、インドが関連の約束を厳格に履行するよう希望する」と強調しました。
また、アナリストは、「去年、福島原発の事故発生後、日本とインドの原子力エネルギー協力は一時に棚上げにされ、すでに3回行なわれた交渉も一時的に中止した。今回、交渉を再開することは大きな意義を持っている。インドにとって、日本と協力することは自国の既存の原子力エネルギーの利用と開発システムを一層整備し、原子力の先進技術を得ることに有利である。一方、日本にとっては、福島原発事故で日本国内の原子力エネルギー需要が激減したため、対外協力を強化することは、日本の過剰な原子力エネルギー資源を効果的に輸出することができる」としています。
原子力エネルギー分野での協力のほか、両国の海上安全保障分野での協力も大いに注目されています。双方は共同声明の中で、「両国は海上安全分野での協力を拡大し、海上安全保障対話を展開する。インド海軍と日本海上自衛隊は今年6月に、日本の近海地域で初めての合同軍事演習を行う」としています。
アナリストは、また、「日本とインドが海上安全保障分野での協力を強化することは、両国の戦略レベルの新たな発展動向を示しており、両国は戦略的な関係を強化していくだろう。また、今回両国のレアアース問題についての態度も非常に微妙です。日本のレアアース輸入の中国への依存を減少させるため、インドは日本に対するレアアースの輸出を開放すると約束した」としています。
「祝原発ゼロ」に集う怪しい人々--椎名千恵子さん(65)の動画集から探る動向と対策 ― 2012/05/06 13:44
<椎名千恵子さん(65)の動画集>
原発ゼロ_テントひろば_椎名千恵子さんの発言
2012年5月5日子どもの日、経産省前テントひろばでは「原発ゼロを祝うセレモニー」が開かれた。未来を孕む女たちの十月十日テントひろばの椎名千恵子さんの発言です。
http://www.youtube.com/watch?v=Z2mLAkXfdfc
椎名千恵子さんのアピール【三里塚】
http://www.youtube.com/watch?v=9Qf4DaoluLc
11・6集会、椎名千恵子さん発言!
http://www.youtube.com/watch?v=tLBjZ9peIwY
<関連記事>
東京新聞:「原発ゼロ未来へつなぐ」 泊3号機停止 立ち上がるこどもの日
2012年5月6日 07時07分
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012050690070746.html
北海道電力泊(とまり)原発3号機(北海道泊村)は五日午後十一時三分、定期検査のため運転が止まり、国内に五十基ある原発が一九七〇年以来四十二年ぶりにすべて停止した。原発が運転再開するめどは立っておらず、昨年三月の東京電力福島第一原発事故を経験した日本は、発電量の三割を占める原発の運転ゼロが続く前例のない時期に入った。原発の安全性に不信感を抱く市民グループは「原発ゼロ」を脱原発に向けた一歩と位置付け、全国各地で集会やデモを開いた。
泊3号機は午後五時、核分裂の連鎖反応を抑える制御棒を原子炉に挿入。出力を徐々に下げ、六時間後の午後十一時三分、ついにゼロになった。七日午後には原子炉内の温度が一〇〇度以下の冷温停止状態になる予定。
北海道電は「泊原発は電力の安定供給にとって重要な基幹電源。安全確保を徹底し、一日も早い発電再開を目指す」とのコメントを発表した。
原発から四キロ離れた対岸のフェリー埠頭(ふとう)には脱原発の市民団体のメンバーら百人が集まり、停止の瞬間を待った。停止が確認されると、照明でオレンジ色に輝く原発に向かって一斉に手を振り「さよなら原発」と声を張り上げた。
◇
東京都港区の芝公園では午後一時から「原発ゼロの日 さようなら原発5・5(ゴーゴー)集会」が開かれ、約四千人(警視庁調べ)が参加した。区内の旧芝離宮恩賜庭園まで約一キロを「原発いらない」などと訴えながらデモ行進した。
ルポライターの鎌田慧さんや作家の沢地久枝さん、落合恵子さんらが呼びかけ、市民グループなどが企画。こどもの日にちなんで「さよなら原発」などと書かれた大きなこいのぼりが泳ぎ、「子どもを放射能から守ろう」と記したのぼり旗も掲げられた。
鎌田さんがマイクを手に「原発が全て止まる歴史的な瞬間。子どもに地球、日本を残す責任がある」と訴え。東京・霞が関の経済産業省前で、脱原発を訴え続けている福島市の椎名千恵子さん(65)の音頭で、参加者らが「ノーモア原発」「ノーモア」とシュプレヒコールをし、こいのぼり形の小旗を振った。
泊3号機の地元、北海道では午後一時、四十の市民団体が札幌市の大通公園で集会を開き、雨の中、四百五十人(主催者発表)が集まった。福島第一原発事故で福島市から札幌市に家族で避難した中学二年の渡辺刀麻君(13)は「事故で福島の絆はずたずたに切り裂かれた」と訴えた。札幌市の高校一年の池沢加那さん(15)は「重荷を背負うのは私たち子どもです。原発は本当に必要なのですか」と疑問を投げ掛けた。
東海地方でも、名古屋市中区の繁華街で二百五十人がデモ行進。参加した愛知県小牧市の会社員船橋憲秀(のりひで)さん(64)は「またどこかで大震災が起きる前に原発をなくさないと」と話した。
東京新聞:「若い世代が希望持てる未来を」 寂聴さん 脱原発ハンスト
2012年5月3日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012050302000094.html
作家の瀬戸内寂聴さん(89)らは二日、東京・霞が関の経済産業省前で、関西電力大飯原発(福井県おおい町)の再稼働に反対する市民らが続けている集団ハンストに参加。雨が降る中、テントに入り、午後になっても座り込みを決行した。
参加したのは、寂聴さんと作家の沢地久枝さん(81)、ルポライターの鎌田慧さん(73)。午後から作家の落合恵子さん(67)も加わり、再稼働反対を訴えた。
寂聴さんは「態度がはっきりせず長いものに巻かれがちな日本人が多い中で、再稼働が進みそうで怖い」と話し、「もっと若い世代が希望を持てる未来を」と、脱原発への政策転換を訴えた。
昨年、体調を崩しながらも全国で一千万人の脱原発署名を集める運動に参加し、集会にも足を運んできた沢地さんは「民主主義とは主体的に考え行動すること。脱原発への思いがあれば、まずは署名することから行動してほしい」と呼びかけた。
また、落合さんは「原発は人の命や子どもの未来に対するテロ。政府が再稼働を焦っている今こそ、ひるまず、ぶれずに異議を唱えよう」と語った。
ハンストをしていた一人で「原発いらない福島の女たち」の椎名千恵子さん(65)は「著名な作家の方々が参加してくれたことで、脱原発の意識をぼんやり抱いていた人たちが、思いを少しでも行動に結びつけてくれたら」と歓迎した。
しんぶん赤旗:きょう「原発ゼロ」 行動各地で
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-05-05/2012050502_01_1.html
「原発ゼロ」に向けた行動が5日、各地で多彩におこなわれます。
泊原発が止まる北海道では、岩内町(いわないちょう)で「祝原発ゼロ」原発ゼロ岩内アクションが午後1時から開催されます。日本共産党北海道委員会は午前11時半から札幌市で「原発ゼロ」宣伝をおこないます。
東京では、労働組合や民主団体でつくる「原発をなくす全国連絡会」が正午から有楽町マリオン前で宣伝をおこないます。午後1時から「さようなら原発1000万人アクション」や市民団体が「原発ゼロの日 さようなら原発5・5(ゴーゴー)集会」を港区の芝公園23号地で開催します。経済産業省前で座り込みをつづける市民たちは正午から夜まで、リレートークやライブ、「原発ゼロを祝うセレモニー」などを計画。インターネットを通じて集まった有志のグループ「TwitNoNukes(ツイット・ノーニュークス)」は、午後6時から渋谷区の代々木公園野外ステージ周辺で「原発全基停止カウントダウンパーティー@代々木公園」をおこないます。練馬区では「さよなら原発キャンドルナイト」が午後6時から練馬駅南口広場で開かれます。
長野市では、「脱原発 こどものために大行進」が午後2時から南千歳公園がおこなわれます。
京都府京田辺市では、「原発ゼロアクション」が午後2時から「原発稼働ゼロおめでとうパフォーマンス」を近鉄新田辺駅西口前でおこないます。
福岡市では、正午から「原発とめよう! 九電本店前ひろば」のアピール行動が天神でおこなわれます。
日本民主青年同盟は、JR長野駅前や青森市などで宣伝します。平和友好祭福岡県実行委員会も福岡市内で宣伝を計画しています。
革命的共産主義者同盟全国委員会
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9D%A9%E5%91%BD%E7%9A%84%E5%85%B1%E7%94%A3%E4%B8%BB%E7%BE%A9%E8%80%85%E5%90%8C%E7%9B%9F%E5%85%A8%E5%9B%BD%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A
労働運動の分野では自治体、郵政、教育、JRを「四大産別」として、労組への影響力拡大を図っている。その一環として、毎年11月頃に「全国労働者総決起集会」を東京で開催しており、2009年(平成21年)に行なわれた「11.1全国労働者総決起集会」では2300人(警察発表)を動員した。
公安の維持と災害対策
極左暴力集団の動向と対策
中核派の動向
http://www.npa.go.jp/hakusyo/h19/honbun/html/j4900000.html
中核派は、18年中、憲法改正阻止を最重点課題に掲げ、労働組合の中に活動家や同調者を増やす活動に力を注いだ。同派は、自らが主導する「百万人署名運動」において「9条を変えるな!」をスローガンに、街頭署名や労働組合の事務所訪問等の活動に取り組んだ。また、国旗の掲揚や国歌の斉唱に反対し、高等学校の卒業式及び入学式での不起立を呼び掛けるビラを配布したり、教育委員会へ申し入れるなどした。こうした取組みの成果を集約する集会として、同年11月、東京都内で約2,700人を集めて「全国労働者総決起集会」を開催した。
「もはや財政緊縮策だけが選択肢ではない」--ユーロ圏で相次ぐ有権者の反乱 ― 2012/05/07 06:55
潮目の変化はほぼ確実。
財政赤字よりも極端な緊縮財政による経済縮小・経済崩壊への不安高まる。
さて、日本はどうする。
政府に潮目の変化が見えているのだろうか。
<関連記事>
仏大統領選 オランド氏当選確実に
「もはや財政緊縮策だけが選択肢ではない」 (画像引用)
5月7日 5時18分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120507/k10014927761000.html
6日に決選投票が行われたフランス大統領選挙は、野党、社会党のオランド氏が現職のサルコジ大統領を破って、政権交代を果たすことが確実となり、フランスで17年ぶりに社会党の大統領が誕生することになりました。
フランス大統領選挙は、6日、決選投票が行われ、日本時間の7日午前3時までにすべての投票が締め切られました。
フランス内務省の発表によりますと、開票率78%の時点でオランド候補の得票率が51.1%、サルコジ大統領が48.9%となり、主要メディアはオランド候補の当選が確実になったと伝えています。
これを受けてオランド候補は、地元のフランス中部のチュールで演説し「フランス国民は変化を選択した。私は国に尽くしていく。変化は今始まる」と勝利を宣言しました。
そのうえで「ヨーロッパでは、もはや財政緊縮策だけが選択肢ではない。私の役割はヨーロッパに経済成長と雇用の促進、それに繁栄の道を与えることだ」と述べ、特にドイツとの協力関係を重視しながら、ヨーロッパの信用不安対策に取り組む考えを示しました。
またこれに先だって、サルコジ大統領は、パリ市内で演説し、敗北を認めたうえで、オランド候補に電話をかけて「厳しい状況にあるが頑張ってほしい」とお祝いのことばを伝えたことを明らかにしました。
オランド候補の当選が確実となったことで、フランスでは1995年に退任したミッテラン大統領以来、17年ぶりに社会党の大統領が誕生することになりました。
ヨーロッパでは信用不安による影響で去年、イタリアやスペインなど各国で政権が退陣に追い込まれており、フランスも、これに続くことになりました。
オランド氏とは
フランスの新しい大統領になることが確実になったフランソワ・オランド氏は57歳。
フランス北部の医師の家庭に生まれ、エリートを輩出することで有名なフランス国立行政学院を卒業しました。
社会党のミッテラン大統領の側近だった著名な思想家のジャック・アタリ氏に見いだされ、1981年に社会党から下院議員選挙に初めて立候補。
この選挙では後に大統領となるジャック・シラク氏と同じ選挙区で戦い敗れたものの、同じ年に行われた大統領選挙でミッテラン大統領が誕生したため、経済問題を担当する大統領府のスタッフになりました。
その後、1988年から下院議員を務め、1997年から11年にわたって社会党トップの第1書記を務めました。
党内の役職が長いため、閣僚の経験は一度もなく、カリスマ性にも欠けると言われますが、ソフトな人柄と手堅い調整力には定評があります。
今回の大統領選挙に向けて早くから準備を進め、当初、社会党の最有力候補と目されていたIMF=国際通貨基金のストロスカーン前専務理事が、女性関係のスキャンダルで立候補を断念したこともあって、党内の予備選挙を勝ち抜きました。
私生活では、前回の大統領選挙で社会党の候補だったセゴレーヌ・ロワイヤル氏と長く事実上の夫婦関係にありましたが、5年前に関係を解消しました。
現在のパートナーは、ジャーナリストのバレリー・トリエルビレールさん(47)で、新しいファーストレディになります。
バレリーさんは、雑誌のインタビューに対して「ファーストレディを夢見たことなんてありません。自由がなくなるのではないかと心配です」と答えています。
また、オランド氏についてバレリーさんは「ドアを開けても絶対に閉めない癖があります。誰に対してもオープンで隠すものもないのでしょう」と話しています。
オランド氏の勝因とサルコジ氏の敗因
オランド候補が勝利を収めた背景には、サルコジ大統領の5年間の任期中、格差が広がったと多くのフランス国民が不満を募らせ、政治の変化を強く求めたことがあります。
オランド候補は、選挙戦で「変化は今」というスローガンを掲げ、信用不安による景気の低迷で失業率が10%台に達するなか、雇用対策などを重点に訴えました。
また、中間層が落ち込み、格差の拡大に不満が強まるなか、オランド候補は、富裕層や大企業により大きな負担を求めることなど社会的な公正さを重視すると訴え、有権者の共感を呼びました。
さらに、国民に負担を強いる財政緊縮策ばかりでなく、経済成長も重視する立場から、EU=ヨーロッパ連合の条約の見直しを公約に掲げ、支持を広げました。
これに対し、サルコジ大統領は5年前、経済の活性化を掲げて就任しましたが、アメリカ発の金融危機、そしてヨーロッパの信用不安と危機の対応に追われ、結果的に約束を果たせませんでした。
一方で、富裕層に有利な減税を行ったことや豪華なバカンスなどの派手な私生活が伝えられたことなどから、金持ちのための大統領と批判され、支持離れの動きも起きました。
強烈な個性と指導力で対外的には存在感を示し、EUの信用不安対策もドイツのメルケル首相とともに引っ張ってきましたが、国内では「公正さに欠き国を分断した」という批判をはね返すことはできませんでした。
再選を目指して立候補した現職の大統領が敗れたのは、31年ぶりのことです。
仏大統領に社会党のオランド氏 緊縮策緩和を公約
2012年 5月 7日 6:33 JST
http://jp.wsj.com/World/Europe/node_438029
【パリ】フランス大統領選挙は6日、決選投票が行われ、最大野党・社会党のフランソワ・オランド前第1書記(57)が現職のニコラ・サルコジ大統領(57)を下して勝利した。オランド氏は経済低迷など苦境の負担を富裕層にシフトし、現在講じられている緊縮策を緩和することによってユーロ債務危機を解決することを公約している。
オランド氏は、決選投票で保守系現職のサルコジ大統領を下した。この結果、同氏は、ユーロ圏の重債務国の財政再建のため支出削減を求めているメルケル・ドイツ首相の考え方に対峙することになる。オランド氏の側近によれば、同氏は6日中にメルケル首相に電話する方針で、大統領に就任したら出来るかぎり早急にベルリンを訪問したい意向。訪問は今月15日の可能性があるという。世論調査機関CSAによると、決選投票でのオランド氏の得票率は51.8%だった。
ギリシャ総選挙、二大政党惨敗 第2党に「反緊縮派」
2012/5/7 5:31
http://s.nikkei.com/JpMhZr
【アテネ=花房良祐】6日投票のギリシャ総選挙で、選挙前まで大連立を組んでいた二大政党が合計議席を大幅に減らした。2党合わせての過半数獲得が微妙な情勢。国際社会の金融支援と引き換えに進めた緊縮財政が景気悪化を招いたとして批判する急進左派連合(SYRIZA)が第2党に躍進した。連立協議で「反緊縮派」との交渉が必要となる可能性が高まっており、金融市場の波乱要因となりそうだ。
国営テレビが伝えた6日午後10時45時点の内務省の推計によると、中道右派の二大政党の一角、新民主主義党(ND)が得票率18.9%。第1党となる見通し。SYRIZAは16.6%で第2党に躍進したもよう。中道左派で改選前に第1党だった全ギリシャ社会主義運動(PASOK)は13.4%で惨敗。第3党となる見通しだ。4位以下に複数の「反緊縮」を訴える政党が議席を獲得したようだ。
緊縮路線に賛成するNDとPASOKの2党の議席を合計すると過半数獲得は微妙で、安定政権樹立のためには第三極の取り込みが必要となる可能性が高まっている。選挙戦でNDとPASOK以外に緊縮路線への積極的な支持を訴えた政党はない。
NDのサマラス党首は6日夜、「(景気悪化で)国民は耐えきれないところまで追い詰められていた」と敗北を認めた。一方で「(ギリシャを率いる)“船長”が不在となる状態にはさせない」とも述べ、他党との連立交渉を始める意向を示した。
連立与党が過半数も=緊縮反対の野党躍進-ギリシャ総選挙
http://jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012050700026
【アテネ時事】6日投票のギリシャ総選挙(一院制、議会定数300)は即日開票され、内務省の推計によると、第1党の右派・新民主主義党(ND)が112議席、3位の左派・全ギリシャ社会主義運動(PASOK)が43議席と予測され、連立与党が過半数を維持する可能性が出てきた。ただ、政府の議席獲得見通しは開票率約38%で試算されており、結果は予断を許さない。
一方、同じ推計では、欧州連合(EU)などが求めた緊縮策に反対する野党・急進左派連合が第2党に躍進し、48議席を獲得すると予想されている。移民排斥を訴える極右「黄金の夜明け」も初の議席獲得が確実な情勢だ。(2012/05/07-05:44)
FT:欧州の統合強化を脅かすユーロ圏の選挙 各地で相次ぐ有権者の反乱
2011年が世界経済を揺るがした金融危機の年だったとすれば、2012年は、急性の政治危機の年になりつつある。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/35144
ユーロ下落、対ドルで3週間ぶり安値
6日の投開票のフランス大統領選挙で社会党のフランソワ・オランド候補が勝利し、ギリシャ総選挙で反緊縮策を掲げる政党が支持を拡大したことを受け、欧州諸国の財政再建への取り組みが暗礁に乗り上げる恐れがあるとの懸念が広がった。
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M3MBEF6JIJUO01.html
潮目に変化あり 財政赤字よりも極端な緊縮財政による経済縮小・経済崩壊への警告相次ぐ
http://y-sonoda.asablo.jp/blog/2012/04/18/6416799
NHKニュース「がれき 防災林の土台に活用へ」が示すお粗末な政府の広報活動 ― 2012/05/08 07:56
野田総理官邸ブログ【官邸かわら版】では「みどりの絆・再生プロジェクト」と明記。
http://kawaraban.kantei.go.jp/2012/04/24blog.html
しかし、NHKニュースでは「みどりの絆・再生プロジェクト」は登場せず。
野田総理官邸ブログ【官邸かわら版】では『マツだけでなく、広葉樹を植えることで、多様な植生に恵まれた「鎮守の森」のような存在にしたいと思っています』と書かれている。
しかし、NHKニュースでは「松やかしわなど」となっている。
ここは「松やタブノキやかしわなど」にした方がよかったのではないか。
さらに、NHKニュースでは「コンクリート片や土砂、瓦」となっているが、木はどうする。
木質ガレキも「流木」と呼べば許してくれるのか。
そこは農林水産省も林野庁も触れてはいけない問題なのか。
政府の広報活動に統一感などまるでなし。
省庁やってることが見事なまでにバラバラ。お役所仕事ってこんなもの?
これではせっかくの取り組みも台無し。
宮脇昭氏は「鎮守の森」、「緑の長城」、「森の防波堤」と呼ぶ。
野田総理官邸ブログ【官邸かわら版】でも「鎮守の森」が語られている。
本ブログは「鎮守の森」にこだわりたい。
「鎮守の森の長城」、「鎮守の森の防波堤」と呼び続けたい。
<関連記事引用(画像引用)>
がれき 防災林の土台に活用へ
5月8日 5時37分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120508/k10014954401000.html
農林水産省は、東日本大震災で発生したがれきの処理の一環として、コンクリート片などを今年度中に宮城県や福島県などの沿岸の防災林の土台として活用を始めることにしています。
震災で発生したがれきの量は、岩手・宮城・福島の3つの県の沿岸だけでおよそ2250万トンに上ると推計され、先月23日の時点で処理されたがれきは、わずか9%にとどまっています。
このため農林水産省は、津波で被害を受けた海岸の防災林を再生する際の土台として、コンクリート片などを活用することを決めました。
具体的には、放射性物質の数値が低い細かいコンクリート片や土砂、瓦などを使って、高さ3メートルから10メートル程度の土台を作り、その上に松やかしわなどを植えることにしています。
対象として計画しているのは、津波で被害を受けた青森県から千葉県までの太平洋岸のおよそ140キロで、農林水産省は、このうち宮城県や福島県などのおよそ50キロについて今年度中に整備を始めることにしています。
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