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「なんで俺たちの税金で借金大国・ギリシャの救済をせなあかんねん!」=ドイツ世論調査で支援反対75%、暗雲漂うEFSF拡充案2011/09/28 08:15

「なんで俺たちの税金で借金大国・ギリシャの救済をせなあかんねん!」=ドイツ世論調査で支援反対75%、暗雲漂うEFSF拡充案


その時が来たら「なんで俺たちの税金で借金大国・日本の救済をせなあかんねん!」と言いかねないのが中国。

今日のEUは明日の東アジア共同体。その夢冷やすギリシャの苦悩とドイツの本音。

東アジア共同体推進者の愚かさ示す今日この頃。「人の振り見て我が振り直せ」と言いたくなる。


<関連記事引用>

▼ギリシャ首相、ドイツに支援拡充求める (画像引用)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4837810.html

 財政危機に陥っているギリシャのパパンドレウ首相が27日、最大の支援国であるドイツを訪れ、改めて支援への理解を求めました。

 ドイツのメルケル首相と会見したパパンドレウ首相は、財政危機を克服するための赤字削減策などを説明し、「ギリシャは約束を守る」と明言しました。これに対し、メルケル首相も「必要な支援はすべて行う」と応えました。

 ドイツ連邦議会では29日、ギリシャなどを支援する「EFSF=欧州金融安定化基金」の拡充について採決が予定されていて、会談はその布石とみられます。しかし、ドイツの連立与党内で異論が噴出したほか、世論調査でも支援拡充の反対が75%に上っています。

 今後、支援反対の世論が高まれば最大の支援国ドイツも微妙なかじ取りを迫られることになります。(28日04:44)


▼独首相 ギリシャ支援継続表明
9月28日 6時19分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110928/t10015891994000.html

ドイツのメルケル首相は、深刻な財政危機に陥っているギリシャのパパンドレウ首相と共同で記者会見を行い、ギリシャの財政再建の取り組みを評価したうえで、引き続きギリシャを支援していく姿勢を示しました。

ドイツのメルケル首相は、27日、ベルリンを訪れたギリシャのパパンドレウ首相と会談し、これに先だって両首脳は共同で記者会見を行いました。この中でパパンドレウ首相は、ギリシャの財政再建に向けた取り組みを説明したうえで、「ギリシャ国民は苦難に耐えており、ヨーロッパのパートナーから支援のサインを得ることが大変重要だ」と述べ、金融支援の継続を訴えました。

これに対しメルケル首相は、ギリシャの財政再建に向けた取り組みを評価したうえで、引き続きギリシャを支援する姿勢を示しました。

ドイツの議会では、今月29日にユーロ圏の各国が財政状況が悪化した国に緊急の融資などを行うヨーロッパ金融安定化基金の拡充策について、承認するかどうか採決を行うことにしていますが、パパンドレウ首相としては、これを前にみずからドイツを訪問することで支援の継続に理解を求めるねらいがあったものとみられます。

ただ、ドイツ側にとっては、基金を拡充するためには、すでに日本円で12兆円余りに上っているドイツの負担金をさらに1.7倍に増やさなくてはならないため、連立与党の内部からも反対する声が上がっており、29日のドイツ議会の採決の行方が注目されます。


▼強いギリシャ必要と独首相 首脳会談で支援確認
http://www.47news.jp/CN/201109/CN2011092801000077.html

 【ベルリン共同】ドイツのメルケル首相は27日、ギリシャの債務問題をめぐり、同国のパパンドレウ首相とベルリンで会談した。メルケル首相は報道陣に「ユーロ圏には強いギリシャが必要だ」と述べ、ドイツがギリシャに対し必要な支援を行う方針であることを確認した。

 パパンドレウ首相は支援の前提となる財政赤字削減について「ギリシャ国民は大きな犠牲を払っている」とし、支援の必要性を訴えた。

 ドイツ連邦議会(下院)では29日、危機に陥ったユーロ圏諸国を支援する欧州金融安定化基金を拡充する法案の採決が予定されている。世論調査によると、ドイツ国民の多くがこれ以上の支援に反対している。


▼独議会のEFSF拡充案採決、連立与党で過半数確保は微妙
2011年 09月 28日 06:38 JST
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-23377620110927

 [ベルリン 27日 ロイター] 欧州金融安定ファシリティー(EFSF)機能拡充法案の議会採決をめぐり、メルケル独首相は連立与党内の一部反対派の説得に成功したが、可決に持ち込むには依然として野党の支持票が必要となる可能性がある。

 首相の統一会派であるキリスト教民主同盟(CDU)・キリスト教社会同盟(CSU)は27日、内部で予備採決を実施した。参加者によると、11人が反対票を投じ2人が棄権した。これは前回の予備採決の結果よりも、首相にとってはやや望ましい結果のもよう。

 首相はCDU・CSUの会合で「全世界がこの採決に注目している」と述べ、法案支持を訴えた。

 ただ関係筋によると、連立を組む自由民主党(FDP)に関しては、議会採決で2─5人が反対に回るとともに、最大6人の棄権が出る可能性がある。

 定数620のドイツ下院で、連立与党の議席数は330となっており、19人以上の反対もしくは棄権が出れば、連立与党のみで過半数票の311を確保することができなくなる。

 野党が法案を支持しているため可決は確実視されているものの、連立与党での過半数獲得の可否が、首相が求心力を維持できるかどうかを大きく左右することになる。

 連立与党での過半数獲得ができなかった場合でも、首相は2013年の次回選挙を前に議会を解散する義務はない。

 だが今後数カ月に対ギリシャ第二次金融支援や欧州安定メカニズム(ESM)に関する議会採決を控えており、与党で過半数票を確保できなければ、メルケル首相がさらに厳しい立場に追い込まれるのは必至だ。


▼ドイツ:政権、支持率が急落 対リビア・ギリシャで混迷
http://mainichi.jp/select/world/news/20110919ddm007030132000c.html

 【ベルリン篠田航一】ドイツのメルケル連立政権が、「リビア」「ギリシャ」を巡る対応で批判を集め、支持率急落に直面している。メルケル首相率いるキリスト教民主・社会同盟と連立相手の自由民主党は09年総選挙で計48・4%の得票率だったが、今月の世論調査では支持率で計35%にまで下落。政権運営は危機を迎えている。

 ドイツは3月、リビア攻撃を認める国連安全保障理事会の決議採択を棄権。軍事行動に懐疑的な世論を背景に、北大西洋条約機構(NATO)主導の空爆に参加しなかった。このため、無人機を投入した米国や、空爆を主導した英国やフランスから「貢献の少ない国がある」(フォックス英国防相)と非難され、同盟国間での亀裂が鮮明になった。

 カダフィ政権打倒に貢献した英仏などが今後、優先的にリビア新政権から石油開発などで恩恵を受けるのは確実で、出遅れたメルケル政権には「外交の手痛い失敗」(独シュピーゲル誌)との批判が集中。コール元首相も「現在の外交はコンパスなき航海」と述べ、戦略のなさを厳しく批判している。

 ギリシャ危機も政権を直撃した。欧州一の経済大国ドイツでは、自らの税金で「借金大国」を救済することに国民の7割が反対するが、首相は危機が他国に波及する「ドミノ倒し」を避けるため、との理由で支援の重要性を強調している。だがレスラー経済技術相(自由民主党党首)が、ギリシャの「破綻もやむなし」との見解を独紙への寄稿で示し、支援にこだわる首相に異論を唱えるなど、政権内の対立が表面化。自由民主党の連立離脱論まで取りざたされている。

 連立与党は各地方選で相次いで敗北。最大野党の中道左派・社会民主党は09年総選挙時の得票率23%から、現在その支持率を29%にまで上昇させた。

 東電福島第1原発事故後、「脱原発」世論を背景に支持を拡大する緑の党は19%で、両党の合計は48%に達し、連立与党の計35%を大きく引き離している。

毎日新聞 2011年9月19日 東京朝刊


<関連記事>

Germany and the eurozone: Besieged in Berlin
Polls suggest that 75 per cent of voters are against the move, which would raise Germany’s part of the EFSF guarantees from €123bn to €211bn.
http://www.ft.com/intl/cms/s/0/91d18316-e84c-11e0-ab03-00144feab49a.html#axzz1Z67sXmrP


Eurozone members look at 'big bang' plan to overcome debt crisis
Opinion polls suggest that between 75 and 80 per cent of Germans oppose more cash injections for Greece.
http://www.independent.co.uk/news/world/europe/eurozone-members-look-at-big-bang-plan-to-overcome-debt-crisis-2361439.html