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今こそ世界の中心で日本核武装を叫ぼう2009/06/01 19:59

キッシンジャーとザカリア(CNN) GPS: Fareed Interviews Henry Kissinger


今、キッシンジャーやザカリアは北朝鮮より日本のことが気になって仕方がないようです。
結局、北朝鮮以上に日本が核兵器を持つことを米国は断じて受け入れられないということ。

彼らのために今こそ日本核武装を叫んであげましょう。
韓国と一緒に叫ぶとより効果的。

これこそ、究極の国際協調。
日本人は国際協調が大好きですよね。

叫ぶだけでも米中は慌てて北へ動く。

これで国連安全保障理事会の新たな制裁決議だって楽楽採択。
その後、うまくいけば中国と北朝鮮はぶつかる。

そもそもクリスチャンでもないのに、左の頬を差し出す必要などまったくない。
これまでの日本は単に思考停止。
今こそ現実を直視すべき。

このことに気付いて、この際東アジアの地政学を変えてみる?



<関連記事引用>

GPS: Fareed Interviews Henry Kissinger
http://edition.cnn.com/video/#/video/us/2009/05/31/gps.zakaria.kissinger.cnn?iref=videosearch

Zakaria: North Korea tests are old news, new challenges
http://edition.cnn.com/2009/WORLD/asiapcf/05/29/zakaria.northkorea/

The real reason that this is a complex problem is that it could change the basic geopolitics of East Asia.


中国無策なら「日韓は核武装」、北の核でキッシンジャー氏
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090601-OYT1T00496.htm?from=y10

 【ワシントン=小川聡】キッシンジャー元米国務長官は31日に放映されたCNNの番組で、北朝鮮が核実験を行った現在、「もし中国が何もしなければ、中国は、韓国と日本が核兵器を持ち、さらに核武装した狂気の支配体制と国境を接するアジアでやっていくことになろう」と述べ、中国が北朝鮮に圧力をかける必要性を強調した。

 そのうえで、「必要なことは、米中が日本やロシア、韓国と内容の濃い協議をすることだ」との認識を示した。

 米国の専門家の中には、北朝鮮が核兵器を保有すれば、日本や韓国が核武装する可能性があるとする見方が少なくない。米政府が北朝鮮の核実験後、日本に対して「核の傘」を含めた防衛義務を果たすと重ねて強調している背景には、こうした見方があるとされる。


元米長官、日韓の「核武装」警告 中国に関与要求
http://www.47news.jp/CN/200906/CN2009060101000128.html

 【ワシントン31日共同】キッシンジャー元米国務長官は5月31日放映のCNNテレビで、北朝鮮の核開発停止に向けた取り組みについて「中国が何もしなければ、韓国と日本は核兵器を保有する」と警告。東アジアに核軍拡競争が起きる可能性に言及し、中国が米国と協調して北朝鮮への圧力を強める必要性を訴えた。

 キッシンジャー氏は、中国の立場について「北朝鮮への圧力が効かなければ無力と見なされる」と述べるとともに、逆に圧力が効けば北朝鮮が政治的に混乱し難民が国境に押し掛けるだろうと説明。その上で、中国に切迫した状況を認識するよう求めた。

 一方で北朝鮮については、核計画こそが国家を束ねる力になっていると指摘し、実際に核兵器放棄に追い込まれれば「(金正日政権そのものが崩壊する可能性がある」と対応の難しさを強調。核武装を正当化させないため、米国は軍事攻撃しないとの確証を与えるべきだとの考えも示した。

 米国の一部で浮上している、北朝鮮に親米政権を発足させ中国の影響力を封じ込めるとの考えについては「まったく実行不可能」と退けた。


見返りたい男の日本核武装論
http://y-sonoda.asablo.jp/blog/2008/11/17/3946080

コメント

_ とおる ― 2009/06/01 20:44

もしかして、キッシンジャー氏は、中国に「北朝鮮を甘やかせて、国連制裁決議をゆるゆるにした責任を取れ」と言ってるの?

タイミングよく、「核持ち込み黙認の密約」の話も出ていますが、「(米軍の核兵器が)有るとも、無いとも言わない」のでは無く、官僚主導(官僚任せ)の日本の政治では、政治家が「有るのか、無いのか分からない」というウツケ者戦法を取ってるのか。(政治家が分からないのでは、他国の人に分かる訳も無い高等戦術?)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090601-00000074-mai-pol
まあ、戯言ですので、真に受けないで下さい。

_ Y-SONODA ― 2009/06/02 01:39

とおるさんへ

キッシンジャーの発言を見ていくと、北を中国に押し付ける派ではないかも。
このあたりで中途半端になっていますね。

キッシンジャーやブレジンスキーらのG2構想も
私からすれば二人とも米中が将来的にぶつかることを認識しているからこそ、
G2でうまく回避しようとしているように見えるのです。

キッシンジャーは中国が問題児を抱えることで米中の緊張が高まると考えているかも。
米中冷戦派と米中協調派の対立もあるのかなぁ。

ところでこの記事も北朝鮮より日本のことが気になって仕方がない米国の様子が伝わってきますよ。

日本の安全保障、米国の関与は「揺るぎない」 米国務副長官
http://www.afpbb.com/article/politics/2607658/4216182

_ ぽん夫人 ― 2009/06/02 02:21

デスノートが手元にあれば真っ先に書いてやろうと思うじじいです。

核をなくそうとする平和的側面をもつ米国きっての大物キッシンジャー博士がやってきた、と嬉々としてインタビューしていた安藤優子を先月テレビで見た気が・・・。

今こそ核武装、そうだ!そうだ!!
森繁さん並みに死なない爺さんを死ぬほど脅かせるようなことを今こそ。

NHKねつ造に対する盛り上がりをそこでとめてはいかん!!そこで全精力をつかってはならんのにぃ。
その勢いでどんと核武装論、期待します。

_ へなちょこエンジニア ― 2009/06/02 07:56

僕もアトムがほすい。

_ Y-SONODA ― 2009/06/03 07:51

★ぽん夫人さんへ

>デスノートが手元にあれば真っ先に書いてやろうと思うじじい

あはは。日本では嫌われ者でしたが、最近では核廃絶を唱える賢人扱い。
やれるものならやってみろといいたいところですが、その前にさすがに死んじゃうかな。

冥土の土産に日本核武装のお叫び。
私の狙いを理解いただき感謝申し上げますw

★へなちょこエンジニアさんへ

まずはアトム欲しいよーと叫ぶだけね。
このときの世界の反応が楽しみなのだー。

_ Blondy ― 2009/06/04 02:56


独立自尊のリバータリアンは自らの権利を侵すものと戦うために銃を手放しませんが、同じようなロジックで、
①日本の独自性を世界レベルで確保するため とか、
②周辺国からの軍事的脅威に対抗するため 
に核兵器を持とうというのはまったく得策ではないと考えます。

アメリカに石油や穀物やヘリウムガスを止められたり、中国にレアメタルやレアアースを止められただけで経済が成り立たないような、グローバル・テーブルに深く密着・依存した、資源のない極東の島国である日本は、好むと好まざるとにかわらず、アングロアメリカンが世界覇権を握って仕切るグローバル自由資本主義市場のテーブルで、基本的に彼らのゲームを彼らのルールに従ってプレイして生きていくしか道はありません。

アングロアメリカンをはじめとする様々な国際勢力の策謀にすっかり嵌められて、軍産複合体の暴走を許し、大東亜協栄圏などという妄想に陥って、日本中を焦土にした過去を忘れるのは愚かなことと言わざるを得ません。

現在、中国やロシアをもこのグローバル自由資本主義市場に取り込んで、ようやく真のグローバルテーブルを完成させたアングロアメリカンは、その世界覇権を強化し永続化するためには、核拡散防止を現代の刀狩りとしてきわめて重要な項目として掲げているのであり、核兵器の新規取得は基本的には世界のどの国にも認められないでしょう。

この核拡散防止以外に、アングロアメリカンにとってもう一つ重要な課題は、
2009年5月30日の「北朝鮮に激怒する中国にほくそ笑む米国」への
小生コメント 「北朝鮮の核保有問題は、中国内右派に対する踏み絵である。」
http://y-sonoda.asablo.jp/blog/2009/05/30/4332194#c
でも述べましたが、グローバル自由資本主義市場のテーブルに参加しているにもかかわらず、場を仕切っているアングロアメリカン勢力に対して、軍事的な対抗姿勢を弱めていない中国やロシア内の軍部等の右派勢力の切り崩しに他なりません。

キッシンジャーが、中国に対して北朝鮮に核廃棄の圧力をかけないと日本や韓国が核武装するかもしれないというのは、中国右派に対するブラフそのものだと思いますが、もしそうでないとするならば、何かさらなる深慮遠謀がある可能性があると考えるべきでしょう。

それは例えば、数年後に新しく核を保有したばかりの極東の国々がアメリカが関与しないところでお互いに近距離ミサイルで核を何発か撃ち合って被害が出れば、それは核拡散防止徹底の為の強力な推進材料となるとかいうようなことなのかもしれません。

極東の国同士に対して、相互不信を募らせたあげく、陽動作戦やおとり作戦を発動して、リザボア・ドッグズのラストのような状況を演出することはエスピオナージにたけたアングロアメリカンにとってはさして難しいことではないという点は見逃されてはならないと思います。

Reservoir Dogs: The End
http://www.youtube.com/watch?v=tIomipDU0B8

彼らはこのぐらいのことは平気で考えるという発想はりアリストとして必須だと思います。

世界がアングロアメリカン主導のNWOで統一されようとしている抗いがたい歴史の節目にあって、アングロアメリカンの意思に逆らってどさくさにまぎれて本気になって核を持とうなどと言うのは残念ながら極めて愚かなことと言わざるを得ず、いまこそHave a gun, will trouble.というアングロアメリカンの格言に学んで自制することが大切でしょう。

もちろんブラフとして核を持ちたいなと言ってみるだけというのはリアリストの発想として大いに納得しますが、単純思考の右派や経済封鎖の政治学を充分にわきまえない人々が本気になってそういうことを言い出す事態はもっとも危惧されるべき事態だと思います。

もちろん、私は核アレルギーでいたずらに核武装に反対しているわけではなく、アングロアメリカンが仕切るグローバル自由資本主義市場のテーブルが壊れて、世界がブロック経済化し、市場囲い込みのための大戦争が始まる段階に至ってしまった場合は、日本も核武装して身を守るのは当然のことだと思っています。 

従って、日本はいつでも核武装するだけのマテリアルと製造技術及び運搬技術を持ちつつ、グローバル自由資本主義市場のテーブルを仕切るアングロアメリカンと深い協調体制を維持してその核の傘に入り続け、核武装はいつでもできるけど自制しているという現在のあり方がベストだと考えております。

_ Y-SONODA ― 2009/06/04 09:05

★Blondyさんへ

あくまでも「グローバル自由資本主義市場のテーブルを仕切るアングロアメリカンと深い協調体制を維持せよ」ということですね。
これはジョセフ・ナイやトーマス・バーネットに通じる考え方ですね。
これも当然無視できない。

私は日本が現在の核保有国同様に核兵器を厳密に管理できる能力があると考えています。
とはいえ、核武装を求めている日本国内の勢力を米欧はまったく信頼していない。
確かにこの勢力には暴走傾向があるので、私ですら心配。
よって、時期尚早との見方は説得力があります。

なお、レアメタルについては最新記事にて整理しておきました。

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