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北朝鮮に激怒する中国にほくそ笑む米国2009/05/30 17:00

WSJ : North Korea's Trade


今まさに北朝鮮の面倒を押し付けられようとしている中国。
中国とて中朝国境近くで行われた今回の核実験で怒り心頭。

この中国の怒りに希望抱くオバマ政権は今こんなことを思っている。

「いいぞー。中国。もっと怒れよ。金正日体制に対してより強硬な手段を取っちゃえよ。」

米ウォールストリート・ジャーナルはそんなことを書いています。


<関連記事>

China's Anger at North Korea Test Signals Shift(画像引用)
http://online.wsj.com/article/SB124353389041863413.html

コメント

_ とおる ― 2009/05/30 18:51

中国: 「俺が一人でやっていいのか?、北朝鮮軍が南に逃げていったら、どうする?」
米国: 「韓国領内に入ってこられるとマズイんで、38度線付近を爆撃しましょうか?、ロシア領に逃げたら、どうする?」
ロシア: 「それは困るな。国境付近を爆撃するか?」
中国: 「そんなに遠慮してると、北朝鮮を独り占めしていいの?、米露も兵器の在庫処分をして、儲けようぜ!」
日本: 「蚊帳の外でいいですぅ」

_ ぽん夫人 ― 2009/05/31 00:55

日朝ピョンヤン宣言ってまだ生きてるんでしょうか?
経済支援の候補リストを見ていると
しっかり羅津も入っているし、お金だけは仕上げとして
当然もってかれちゃうんでしょうか。

正義面して中国に北をやっつけられちゃうと、
後々面倒なんだけどな。日本海は完全中国海になっちゃうし、汚れるし、で、海の幸は食べれなくなるし、

勝手に日本にどんどん入ってきちゃうし、
台湾もその勢いでドンだし。

いやだなあ。ますます子を産む気になれない・・・。

_ Blondy ― 2009/05/31 01:37


最近は中国では老子は軽んじられているのか、『弱めんと欲すればまず強めよ』という戦略論の精華精髄が見失われているようですね。

中国は鄧小平の改革開放路線を採り、アングロアメリカンが仕切る世界市場で大成功をおさめ、もはや世界市場から自らを切り離すことは夢想だにできない立場にたっています。

しかし、世界市場で好きなだけ儲けることができる自由を享受しながらも、中国内では、冷戦時代とさして変わらない考え方に従って、儲けた金で軍備を増強したり、上海協力機構を組織したり、ドル売りをほのめかしたりして、アングロアメリカンの世界覇権に対抗する姿勢を堅持する右派が依然として強い勢力を占めている。これをどう導くかがアングロアメリカンのGrand Strategistの腕の見せ所。

私は、北朝鮮の核保有問題は、中国内右派に対する踏み絵である と思っています。

6ヵ国協議の議長国として担ぎ出され、北朝鮮には話せばわかるとして穏便解決、半島の現状維持を狙っていた中国の思惑はみごとにはずされました。

スポンサー、プロデューサー、監督、俳優というヒエラルキーで言えばキムは一俳優であり、このタイミングでもう一回暴れてちょうだいという振り付けをしたのは、どこかにいる監督とプロデューサーなのかも。

これで中国内の右派は完全にトラップにハマった。

もはや米韓日からの協調行動への呼びかけと核拡散防止という大義名分の前に、踏み絵を踏むしかなくなってしまった。

北朝鮮を地政学的なバッファーとみなし、かつては血を流して守り、その後も面倒をみてきた中国は、この踏み絵を踏めば、たぶん韓半島における地政学的バッファーがなくなるということを知りつつ、踏み絵をそっと踏んで、泣いて馬謖を斬った諸葛亮や隠れキリシタンのような心情をかみしめることになるような気がします。

<北朝鮮>緊迫化する半島情勢、中国は再び志願兵軍を派遣するのか?―
http://www.recordchina.co.jp/group/g31857.html

<北朝鮮核実験>「面倒なこと」の解決を中国に丸投げする西側社会を批判―中国紙
http://www.recordchina.co.jp/group/g31774.html

_ Y-SONODA ― 2009/05/31 09:13

★とおるさんへ

ついでにこれもどうでしょうか。

韓国:「ノー・モア・サンシャイン・・・ニダ」

No more sunshine in North Korea
http://www.guardian.co.uk/commentisfree/2009/may/25/north-korea


★ぽん夫人さんへ

>日朝ピョンヤン宣言ってまだ生きてるんでしょうか?
小泉さんにこの質問ぶつけたいですねーw

でも大丈夫。
子供産みましょう。目指せ!子沢山。
なんといっても日本は地理に恵まれている(根拠はまたこれか 汗)
日本は切れない限り大丈夫です。

それにしても北も瀬戸際で切れないからなー。
いっそのこと国連脱退してくれたら、隠れファンになっちゃうかも。
なんとも複雑な心境。

★Blondyさんへ

>『弱めんと欲すればまず強めよ』という戦略論の精華精髄
いいこと言うなー。
アングロアメリカンのGrand Strategistの方が老子ファン多いのかもw

キムは一俳優ではあるものの、なかなかの名優なのかもしれませんよ。
監督やプロデューサーの意向を汲んで見事に演じていますからね。
もはや阿吽の呼吸。

とはいえキン肉マンも驚く火事場のクソ力で逃げ切り成功するかもしれない。
このあたりは注目ですね。

_ ななし ― 2009/05/31 11:01

監督とプロデューサーは米国だと思いますね。
中東政策との温度差はそこから来るんじゃ無いでしょうか?
イランがこんな事すりゃあ待ってましたとばかりにやられちゃってるでしょ?
目的は極東における米国のプレゼンスを維持する為だと思います。
特に金づるである日本を逃がさない為の。
小沢氏は「極東における米国のプレゼンスは第七艦隊だけで十分」と語った直ぐ後に西松問題で秘書が逮捕されましたね。
単なる偶然にしてはタイミングが良過ぎると思います。
更迭された鴻池氏はMD(ミサイルディフェンス)に対して痛烈(正直)な批判をしておりました。
で、女性スキャンダルを暴露されて更迭されましたね。

_ とおる ― 2009/05/31 12:37

園田様
> 韓国:「ノー・モア・サンシャイン・・・ニダ」
sunshine = 日いずる国、かと思ったら、太陽政策でしたね。

_ ぽん夫人 ― 2009/05/31 18:12

園田様。
でも福岡のおばかさんたちは、本気で日韓トンネル掘りたい見たいなんです。地理に恵まれているだけでは、
やっぱ、子は産めん。

拉致問題はお金をぶんだくられたくないための
建前として必要なような気が。国防とか考えるきっかけとか入り口としてはここしかないし。
とりあえず、日本を意識する立て看板が拉致しかないですもん。必要以上に言上げしますよ。しょうがない。

日本海側の人が一斉にジャンプして、少しでもハワイ側に寄せれませんかね。あったかいしなあ。

有田に連れてこられた陶工の一人の当然ご子孫の柿右衛門さんなんかいい暮らししてますよ。拉致された日本人と比べたら雲泥の差。秀吉を出すなら、こっちは元寇だしちゃうぞ、でそれはそれで、あんまり・・・。

とりあえず、近所に恵まれなかったり、戦争に負けたりするとこうも面倒くさいんですね。あ~あ。

_ Y-SONODA ― 2009/06/01 00:36

★ななしさんへ

監督とプロデューサーの米国説ですね。確かに本命ですね。
イランのことを考えると米国の背後にまたイスラエルがいたりして。

確かに小沢氏&鴻池氏のタイミングはドンピシャでしたね。
これはでも米国の仕業なのかなー。
日本の内部にも反米阻止勢力がたくさんいますから、こちらも気になりますね。

★とおるさんへ

そそ、太陽政策ニダw

★ぽん夫人

おー。やはり日韓トンネル掘りたい組がいるわけですね。
確かにトンネルできたら地理的優位もグチャグチャになりますね。
それで子は産めんと。こりゃ、困った。

中国人にお願いしていっせいに海岸でジャンプしてもらうと多少動くかも。
津波で水没しちゃう可能性もありますが・・・。

_ kept ― 2009/06/02 10:28

NATO:イランに補給路を要請 アフガンでの対テロ戦で
http://mainichi.jp/photo/archive/news/2009/06/01/20090601k0000m030114000c.html

NATO:補給路要請 イラン見返り要求も 対タリバン、リスク大きく
http://mainichi.jp/select/world/news/20090601ddm007030075000c.html

これは、極東情勢が落ち着くまでの時間稼ぎでしょうか。

_ Y-SONODA ― 2009/06/03 07:52

keptさんへ

これはですねー。
おそらくロシアが絡んでいるのでしょう。
それとドラッグですね。

下の過去記事を読めば見えてくると思いますよ。

グレート・ゲームの罠に嵌まるオバマ
http://y-sonoda.asablo.jp/blog/2009/01/21/
Obama Enters the Great Game
http://y-sonoda.asablo.jp/blog/2009/01/21/4068444
オバマが挑むアフガン麻薬撲滅作戦
http://y-sonoda.asablo.jp/blog/2009/04/13/4242492

_ kept ― 2009/06/03 11:30

園田さんへ

読ませていただいてます。勉強になります。

私がひっかかったのは、上の方で「イランのことを考えると米国の背後にまたイスラエルがいたりして」とあった所で、イスラエルはイランとアメリカの協調態勢は嫌なのじゃないかなと思ったんですが、「イランのことを考えると米国の背後にまたイスラエルがいたりして」とは、どういう事柄を暗示しているのでしょう?

すみません、野暮な質問をして。

_ Y-SONODA ― 2009/06/04 09:01

Keptさんへ

イスラエルはイランを叩きたくて仕方がない。
イラン核施設への奇襲攻撃寸前だったことは5月16日に取り上げました。

イスラエルは当然イランと北朝鮮関係も壊したいはず。

イラク戦争を振り返ってみましょう。
「イスラエルが米国をイラクにぶつけた」という構図は否定できないと思いますよ。

_ kept ― 2009/06/04 16:31

園田さんへ
>イスラエルは当然イランと北朝鮮関係も壊したいはず。

なるほど、ここの繋がりの話だったんですね。完全に分けて考えていました。ご教授ありがとうございました。

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