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行列のできる「変わればよくなる」依存症病棟、バカを生み出す新聞・テレビの呆れたバカ騒ぎ2012/02/14 07:01



「変わればよくなる」は本当なのか。
政権交代でどこがどうよくなったの?

2009年夏の総選挙。
政権交代を夢見て民主党をヨイショした新聞・テレビに評論家たち。

けじめをつけることなく今度は「大阪維新の会」をみんなでヨイショ。
小泉純一郎の夢再びと橋下徹のパフォーマンスで一儲けを狙っているのか。
右も左もわからぬ新人たちの政治主導のバカ騒ぎを繰り返したいのか。

ふざけた世論調査を実施する前に新聞・テレビはやるべきことがあるだろう。
あの時の政権交代。何がどう間違っていたのか。その説明責任を果たすべき。

今さら「こんなはずではなかった」の言い訳など聞きたくない。
この際、反省文でも書いたらどうだ。

行列のできる「変わればよくなる」依存症病棟。
バカを生み出す新聞・テレビの呆れた大合唱。

自民もダメ、民主もダメ、だから今度は「大阪維新の会」のバカ騒ぎ。
バカがバカ政治家を選び、バカ政府を生むバカバカ悪循環。

向上心のない奴はバカだ。
あんたたちはホントにバカね。


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今後の政権「民主・自民以外に」3割 朝日新聞世論調査
http://www.asahi.com/politics/update/0213/TKY201202120241.html

 朝日新聞社が11、12日に実施した全国定例世論調査(電話)によると、「民主党と自民党以外の政党を中心にした政権に代わるのがよい」が29%に上った。次の衆院選で、大阪市の橋下徹市長が代表を務める大阪維新の会が「国会で影響力を持つような議席を取ってほしい」という人は54%を占めた。

 今後の政権の形について三つの選択肢から選んでもらうと、「民主・自民以外の政権に」が、「民主党中心の政権が続くのがよい」19%と「自民党中心の政権に代わるのがよい」21%をそれぞれ上回った。

 「民主・自民以外の政権」を望んでいる層では、69%が維新の会に議席を取ってほしいと答えた。


【激動!橋下維新】国政進出へ加速 「期待」64%
2012.2.13 23:53
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120213/stt12021323550016-n1.htm

 大阪市の橋下徹市長率いる「大阪維新の会」の国政進出に向けた動きが加速してきた。同会は13日、大阪市内で全体会議を開き、次期衆院選のマニフェスト(政権公約)となる「維新版・船中八策」の骨格について議論。13日には民主党の現職衆院議員が、同会が開講を予定している政治塾に応募していたことも発覚した。政党支持率15~16%とじり貧に甘んじる民主、自民両党を尻目に、“維新の渦”がどんどん巨大化している。(酒井充)

 維新の会の全体会議には所属議員約100人が集まり、橋下氏が骨格について説明した。骨格は憲法改正発議要件の緩和、参院廃止、日米同盟を基軸とした外交・安保政策にも及び、もはや地域政党の枠を大きく飛び越えている。

 実際、維新の会への期待は全国的な広がりを見せている。産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が11、12両日に行った合同世論調査で、橋下氏の国政進出に「期待する」が64・5%で、「期待しない」の27・5%を大きく上回った。橋下氏との連携を模索する石原慎太郎都知事の「新党構想」にも41・1%が「期待する」と答えているが、橋下新党への期待感は突出している。一方、民主党の小沢一郎元代表による新党結成には78・6%が「期待しない」と回答。「野田民主党」だけでなく、政権批判を繰り返す小沢氏への期待は低い。

 維新の会の勢いは13日、永田町でも表面化した。衆院兵庫4区選出で当選1回の高橋昭一氏(民主)が、維新の会が3月に開講する政治塾に応募した3326人のうちの1人だったことが明らかになった。

 高橋氏は記者団に「維新の会の方向性は本来われわれがやるべきエネルギーの方向性だった」と述べ、民主党執行部の党運営を批判した。その上で「維新の会の政治塾でしっかり学んで民主党の起爆剤にしなければいけない。維新の会は敵ではない」と説明し、離党は否定した。維新の会は参加を認めない方針だ。

 高橋氏は、他の民主党議員と連動していない「単独行動」とも強調した。ただ、昨年8月の党代表選に立候補した前原誠司政調会長の推薦人に名を連ねたことから、一時は「前原氏による『野田降ろし』か」との臆測すら流れた。

 民主党は7日に「明日への責任」対話運動本部を設置し、消費税増税を含む社会保障と税の一体改革への理解を求める広報活動を本格化させたばかり。だが、増税路線に反対する広野允(ただ)士(し)広報委員長の9日の辞表提出に続く高橋氏の“脱藩”宣言は、足元から揺らぐ民主党を象徴している。

 「一院制にするには憲法改正が必要で、簡単にはいかない」

 輿(こし)石(いし)東(あずま)幹事長は13日の記者会見で、維新の会が「船中八策」に参院廃止を盛り込んだことに反論、政策協議にも消極的な姿勢を示した。一方、高橋氏の動きには当惑の様子で「まだ事情も何も分からないのに処分を考えることはない」と述べるにとどめた。

日経・大機小機:ずばり増税は「大盤振る舞いの後始末」「マニフェスト(政権公約)失敗のツケ」ではないのか2012/02/14 08:56



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大盤振る舞いと増税(大機小機)
2012/02/14 日本経済新聞 朝刊

 消費税増税の論議が活発化している。日本の財政赤字は深刻なうえ、高齢化によって社会保障のコストはかさむ一方だ。したがって、このさい国民が負担を増やすこともやむを得ない――。日本の国民は善意に受け止め、経済界も主要メディアの多くも、少なくとも方向としてはそれを支持している。

 しかし、増税の前にもっと基本的な経済・財政の姿を議論する必要はないか。大枠の数字を眺めていると、疑問が生じる。ずばり増税は「大盤振る舞いの後始末」「マニフェスト(政権公約)失敗のツケ」ではないのか。

 今回の消費税率5%引き上げによって、政府は約13兆円の税収増を期待する。一方、今国会に提出された2012年度予算の一般会計歳出規模は実質94兆円、いわゆる隠れ借金を含めると96兆円だ。実はリーマン・ショックの前まで、この規模は約82兆円だった。わずか4年ほどで、歳出規模は(復興のための補正予算を除いても)実質14兆円拡大している。この間日本の国内総生産(GDP)は拡大していないのに、歳出規模だけが2割も大きくなっていた。

 消費増税で調達される13兆円は、歳出の拡大規模とほぼ一致する。一般には高齢化で社会保障費が拡大するといわれる。しかし政府自身が認めているようにその額は年間1兆円、5年で5兆円だ。したがって約10兆円の金額が、社会保障の自然増以外によってもたらされている。12年度の予算でも、整備新幹線は3区間すべてで着工、エコカー減税の継続など、かつての自民党族議員も驚くような大盤振る舞いがなされている。

 民主党のマニフェスト(09年)では、事業仕訳などで17兆円のムダを削減するとされてきた。しかし実際に削減されたのは2兆円程度だった。差額14兆円は、予算規模の実質的な拡大幅と一致する。

 今回の増税が以上のような意味で「大盤振る舞いの後始末」「マニフェスト失敗のツケ」ならば、財政再建も社会保障充実もできないことになる。政府資料や国会答弁によっても、今回増税してもその後さらに税率引き上げが必要なことが示されている。また5%の増税を行っても、そのなかで実質的な意味で社会保障充実に回るのはわずか1%であることも示されている。

 消費税政局を論じる前に、経済政策としての増税をもっとしっかり議論しなければ、日本は大きく道を誤ることにならないだろうか。(夢風)