動き出す「安倍晋三再登板プロジェクト」 ― 2012/02/11 15:26
「小さな政府」を合言葉に「大阪維新の会」に群がる人たち。
この群れにはまもなく自民党や民主党の一部も加わる予定。
中でも本命は自民党。特に安倍晋三周辺の動きが慌ただしい。
http://y-sonoda.asablo.jp/blog/2012/01/29/
こんなことを書いたのは今年1月29日のこと。
その時すでに複数のルートから安倍情報。
自民党総裁選前倒し作戦を知ったのも1月中旬。
これから本格的に動き出しそうな「安倍晋三再登板プロジェクト」。
そのイベントも目白押し。応援要請が届いているためお手伝いする予定。
気になるのは安倍氏本人の再登板にかける熱意。
この熱意が仇となって保守結集が遅れることになりはしないか。
「小さな政府」を掲げる以上、消費税増税には慎重になってもいい。
しかし、現実を見れば消費税増税反対などとはとてもとても言えない状況。
野田首相がどうしてもやると言っているのだから利用すればいい話。
「野田に消費税増税をやらせた後を狙う」ぐらいのしたたかさも必要。
そのシナリオ作成のためにここは腹を割って両党でお話し合いを。
民主党保守派(野田首相含む)も安倍氏の動向には興味津津。
彼らも保守結集には前向き。小さな政府も大歓迎。
それでも安倍氏の右寄りキャラにはいささか不安。
こんなことを言い出しそう。
「保守結集なら安倍氏よりも麻生氏を看板にしてよね」
「どうしても安倍氏というなら麻生氏との二枚看板も考えてよ」
自民党は彼らの本音を読み取れるか。
「大阪維新の会」は両党の間でどう立ち回る。
このあたりで日本の運命が決まるような気がする。
<関連記事>
安倍氏中心に保守結集を=自民・下村氏
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012021001049
自民党の下村博文元官房副長官は、3月1日発行の月刊誌「財界にっぽん」のインタビューで、安倍晋三元首相が会長を務める超党派の保守系グループ「創生『日本』」や、石原慎太郎東京都知事を党首とする新党構想などに触れ、「自民党、民主党、新党含め保守本流の大きな流れをつくるべきだ」と、衆院解散・総選挙を契機に保守勢力を結集する政界再編の必要性を強調した。
安倍氏側近の下村氏は、9月の自民党総裁選に関しても「前倒して3、4月ごろに行うべきだ。もう一度安倍氏を立てて真の保守政党をつくりたい」と表明。谷垣禎一総裁については「乱世の日本を立て直すためにリーダーシップを発揮するタイプではない」と断じた。(2012/02/10-21:09)
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