民主308議席の衝撃(3)高まる米国の警戒感 ― 2009/09/02 20:50
一足お先にジョンズ・ホプキンス大高等国際問題研究大学院(SAIS)でセミナー開催。
やはり注目はまもなく行われる戦略国際問題研究所(CSIS)か。
<画像引用>
Johns Hopkins SAIS Calendar of Events
http://www.sais-jhu.edu/calendar/index.htm
Tuesday, September 1
"Japan's Historical General Election: Implications for U.S.-Japan Relations"
Hosted By: The Reischauer Center for East Asian Studies
Time: 5:30 PM - 7:00 PM
Location: Kenney Auditorium, The Nitze Building (main building)
Summary: NOTE: This event has been moved to Kenney Auditorium.
Kent Calder, director of the Reischauer Center for East Asian Studies at SAIS, and Rust Deming, professorial lecturer in the SAIS Japan Studies Program, will discuss this topic. For more information and to RSVP, contact 202.663.5812 or reischauer@jhu.edu
Johns Hopkins SAIS Academics Japan Studies Faculty
http://www.sais-jhu.edu/academics/regional-studies/japan/faculty/deming.htm
<関連記事引用>
民主党を分析…衆院選受け米でセミナー相次ぐ
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090902AT2M0201B02092009.html
日本の衆院選を受けて米首都ワシントンで、日本関連のセミナーが相次いでいる。米ジョンズ・ホプキンス大高等国際問題研究大学院(SAIS)が1日に開催したセミナーには米国の日本専門家や国務省高官、情報機関の出身者ら100人以上が出席。2日には有力シンクタンクが相次ぎ会合を開き、キャンベル国務次官補らオバマ政権の高官が講師として参加する予定だ。
SAISの会合では、知日派のケント・カルダー同大教授らが投票結果、自民党の敗因や民主党の政権構想を詳細に説明した。
カルダー教授は民主党の鳩山由紀夫代表が掲げる「アジア共通通貨」の創設構想について「何年もかかる」と語るとともに、新政権は当面、内政問題への対応に追われると予測。ラスト・デミング元駐日米公使は、在日米軍再編や思いやり予算見直しなど民主党の安全保障政策が日米関係に与える影響を懸念していた。(ワシントン=弟子丸幸子) (19:00)
元駐日公使、鳩山外交に懸念の声 日米同盟の弱体化指摘
http://www.47news.jp/CN/200909/CN2009090201000290.html
【ワシントン共同】日本の総選挙を受けた日米関係に関するシンポジウムが1日、米首都ワシントンのジョンズ・ホプキンス大高等国際問題研究大学院で開かれ、駐日公使も務めた講師役のラスト・デミング元国務副次官補は「鳩山外交」が日米同盟を弱体化させる懸念を指摘した。
デミング氏は民主党が政権公約で掲げた「対等な日米同盟」について「意味合いが判然としない」と述べた上で、次期首相となる鳩山由紀夫代表が過去の対米外交を批判していることに触れ「(日本外交における)米国の位置付けが下がる感じを受ける」と分析した。
また、同盟に否定的な社民党や国連中心主義とされる小沢一郎代表代行と、鳩山氏との間に外交方針の食い違いがある点を問題視した。
数百人集まった会場からも、民主党の外交や経済政策のあいまいさを指摘する声が相次いだ。
<関連記事>
民主300議席の衝撃
http://y-sonoda.asablo.jp/blog/2009/08/21/4529498
民主308議席の衝撃
http://y-sonoda.asablo.jp/blog/2009/09/01/4554391
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_ 米流時評 - 2009/09/06 08:10
||| 米国のハトヤマ・ショック |||
日本初の政権交代で、前代未聞のハトヤマエッセイが米国政府に与えたショック
光陰矢の如し。今年の7月で、米国に移ってから早くも20年になった。
こちらに住んでいると、アメリカが関わっている世界の国々のことが
メディアで詳細に伝えられ、理解しやすい情報や機会には恵まれるが、
こと日本の時事知識に関しては、小学生程度の拙さに退化したと思う。
しかし、日本のマスコミの国際欄の記事を読むたび
デタラメな内容の三文記事が多いので、
マスメディアが、逆に信用できない。
日本のことは、むしろみなさんのブ...
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