Google
WWW を検索 「園田義明めも。」を検索

「日米スマートパワー成長戦略」本格始動! 海に浮かぶ先端技術開発立国を掲げ、今こそ世界に打って出よ2011/12/21 08:03



日本はハード、米国はソフトと海外営業を担当。
世界最強のハードとソフトのコラボで挑む「日米スマートパワー成長戦略」本格始動!

「日米スマートパワー成長戦略」のお手本を示したのは日米連携原発輸出。
原発輸出の次には当然武器輸出も視野に。

「日米スマートパワー成長戦略」の司令塔として日米参加の拡大DARPAを提言。
DARPAとは米国防総省高等研究計画局のこと。

海に浮かぶ先端技術開発立国を掲げ、今こそ世界に打って出よ。


<関連記事>

▼政府、武器輸出三原則緩和へ
共同開発・生産の相手は米国が参加しているプロジェクトが中心
2011/12/21 2:00
http://s.nikkei.com/t1DXtK

 政府は年明けにも武器の海外輸出を原則禁ずる武器輸出三原則を緩和する。航空自衛隊の次期主力戦闘機に決まったF35の調達コスト低減をにらみ、国際的な共同開発・生産への参加を「例外」とする。国連平和維持活動(PKO)や人道支援目的でのヘルメットや巡視艇などの装備品の輸出も認める。副大臣会合で最終的な詰めを進めており、関係閣僚会合で正式決定する。

 三原則は1967年、佐藤栄作首相が「共産圏諸国」「国連決議で武器輸出が禁止された国」「国際紛争当事国か、その恐れがある国」への輸出を禁止すると国会答弁したのが始まりで、76年には三木武夫首相が全面的な禁止に拡大した。だが日米同盟の重要性などから、83年には中曽根康弘内閣で米国への武器技術供与を例外にした。

 三原則に法的拘束力はなく、歴代内閣も官房長官談話の形で順次、緩和してきた。今回も同じ形式を踏襲する。

 共同開発・生産の相手は米国が参加しているプロジェクトが中心となる。巨額の財政赤字や高性能化が進むこの分野では、すでに米国一国だけで完結する武器開発は少なくなっている。

 このほかには北大西洋条約機構(NATO)加盟国、豪州など国際的な武器輸出管理の枠組みに参加している国に限定する案が浮かんでいる。共同開発・生産国とは、紛争の助長や情報漏洩を防ぐ基準を今後検討する。


▼F35、日本側の参画比率4割に 主翼と後部胴体など製造
武器輸出三原則が緩和されれば海外納入や部材供給につながる可能性
2011/12/20 13:37
http://s.nikkei.com/v790Ej

 航空自衛隊の次期主力戦闘機(FX)に決まったF35の日本側のライセンス生産の取りまとめ役に、防衛省は三菱重工業、IHI、三菱電機の3社を選定した。米政府と米ロッキード・マーチンは主翼と後部胴体、尾翼、エンジンの一部の製造を認める。日本側の参画割合は約4割になる。レーダーにうつりにくくなるステルス技術も一部開示される見通しだ。

 ロッキードから設計情報などの開示を受け、三菱重工業が中心となって2013年度調達分から国内で製造する。最終組み立て工程だけでなく部材生産も可能になり、技術の習得につながる。

 F35は米英など9カ国が共同開発した機体。武器輸出三原則などの制限により共同開発の枠組みに入っていない日本は製造への参画が難しいとされていた。ロッキードはすでに日本に組み立てラインを設置すると表明しており、武器輸出三原則が緩和されれば日本で組み立てた機体の海外への納入や、部材の供給につながる可能性がある。

 ロッキードはF35の機体を前部胴体、主翼、機体中央部、後部胴体などに分け、いずれかの部分で日本の製造を認めるとしてきた。戦闘機のライセンス生産は最新の技術情報を開示してもらい、日本側がライセンス料を払って機体の一部を製造する権利を持つ仕組み。


▼これも使えそう

炭素繊維ミサイルに転用可能 技術レベル高い日本品
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111218/crm11121807000003-n1.htm

コメント

_ 奔放な旅人 ― 2011/12/21 09:01

日本の技術者を海外へ流出させてしまう日本の政策が続く限り不可能です。
日本には鉱物資源や農産資源が無い。
だから技術資源を大きく育てる事が、日本の世界戦略と言う事は
政府を含めて誰もが言うが、その政府の政策が全く伴っていない。
だから現在進行形で技術者が流出しているのに歯止めをかけられない。
今の日本は高度成長期の真逆を行っていますね。

_ とおりすがりでYas ― 2011/12/21 11:09

技術者のハシクレとして一言。

技術者の海外流出は、企業風土にも問題ありです。
技術者は、願わくば、年老いるまで技術畑にいたいわけです(現場に)。ところが、給与の面を考えると、管理職にならないと不利なんです。
ソフトウェア業界だけかもしれませんが・・・。

派遣エンジニアにしても本来は、能力の高い人がフリーランスで活躍して高給をとるべきなのに、正社員になれなかった人が派遣に転じて、派遣エンジニアの質が落ち、派遣さんの給与も減っていますね。
どーも、日本の派遣さんは、パートやバイトと変わらない待遇になってるとこがマイナス要因ですね。
欧米の派遣さんは、厚遇ですから。
そのかわり、能力はピカイチです。(知ってる範囲では)

資源が乏しいとはいえ、1億人も人口があるのだから、人的資源をフル活用するためにも、教育の見直しじゃないでしょうか・・・。
「自分で考える力を養う」
あと、猫も杓子も大学進学でなく、中学高校卒でも胸を張って生きていけるような世の中にしないといけないような気がするんですけどね。
みんな大卒じゃ、人件費は高騰。
中卒や高卒なら、人件費は抑えられるかわりに、熟練さんのような存在して、バカにしないような風潮が世の中に出来ないとダメなんじゃないですかね。

資本主義で民主主義であるということは、安いコストであればあるほど良いのは仕方ないわけで、そこを格差と思わせないような仕組みができればいいのですけどね。
板金加工の職人さんのワザを大卒の秀才でも、そう簡単には真似できないのですから・・。

なんだか、愚痴のようになってしまいました。

_ Y-SONODA ― 2011/12/22 08:31

奔放な旅人さん&とおりすがりでYasさんへ

>日本の技術者を海外へ流出させてしまう日本の政策が続く限り不可能です。

>技術者の海外流出は、企業風土にも問題ありです。
>安いコストであればあるほど良いのは仕方ないわけで

まぁまぁ、そう言い切らずに。
野田内閣にも分かっている人たちがいます。
特に40代から下の若い世代は相当な危機感。
この世代に向けて皆さんも前向きな提案をしましょう。

量産品に関しては安いコストを求めて海外に出ていくのは仕方がないこと。
しかし、研究開発試作拠点はなんとしても死守。
そのために先端技術開発立国を掲げるべき。

日経が昨日報じたこの記事にも反映されていますよ。

国際戦略特区7地域指定へ 36万人雇用創出めざす
東京、外資のアジア本部誘致 愛知・岐阜は宇宙産業拠点に
http://s.nikkei.com/rSVdar

_ とおりすがりでYas ― 2011/12/22 09:04

>まぁまぁ、そう言い切らずに。

そうですね。
ボクごときが、全てをみてるわけじゃないですしね。

_ めっさーら ― 2011/12/22 18:24

はっきりいって日本企業が国内での雇用を多少考えてるだけでも
まだ日本はマシな部類でしょう。
アメリカ企業なんてそんな殊勝な考え自体が既に無いです。
だからこそ「高効率で高収益」を上げているわけですが。
結果として利益をアメリカ国内に還流できていない(する気も無い)
大統領が直々に『雇用促進』なんていうのは企業側にその気が無いからに他なりません。

よーするに日本はどっちつかずで中途半端と言えるかもしれません
でもそれが日本の持ち味なんだろう、中庸ということです

_ Y-SONODA ― 2011/12/22 22:12


★とおりすがりでYasさんへ

>そうですね。

とはいえどうなるかはわかりませんよね。
「みんなそれぞれ適当に頑張ろう」と言う方が無難かなぁ。

★めっさーらさんへ

別段米国と比較して云々する話でもないと思いますけど・・・。

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
「カ○スの勝手でしょ」にようこそ♪ 質問:○に入るカタカナ一文字は?

コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://y-sonoda.asablo.jp/blog/2011/12/21/6252351/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。