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パンダの「ワン・ツー・パンチ」で「三歩前のめりで二歩さがる」ドジョウ外交の危うさ2011/12/26 07:56

パンダの「ワン・ツー・パンチ」で「三歩前のめりで二歩さがる」ドジョウ外交の危うさ


TPPやインド接近などで中国との対抗姿勢を示した野田内閣。
前のめりの野田内閣に待っていたのはパンダの「ワン・ツー・パンチ」のお仕置きか。

中国国債購入だけならまだしも円・人民元の貿易決済促進にまで踏み込むとは驚き。
「少額だから大丈夫」の言い訳がどこまで通用すると思っているのか。

対北朝鮮で「中国頼み」にひた走るドジョウ外交。
その弱点を見透かされ、パンダにあっさりすくわれた哀れなドジョウ。

日本は民主主義国家であり海洋国家である。
このアドバンテージを忘れたら日本はまた亡国の危機に瀕することになる。

基本中の基本すら理解できない政治家などもういらない。


<関連記事>

募るドル不信 中国、日本と「国債持ち合い」へ動く
人民元の国際化急ぐ
2011/12/25 22:45
http://s.nikkei.com/uszyhF

 【北京=高橋哲史】25日、野田佳彦首相と温家宝首相が合意した日本による中国国債の購入は、両国の経済関係が互いの国債を持ち合う新たな段階に入ったことを意味する。ドルへの不信を募らす中国は人民元の国際化を急いでおり、日本が持ちかけた「国債の持ち合い」を好機ととらえた。日本との経済関係の強化を印象づけ、アジアへの関与を強める米国へ対抗したいとの思惑もちらつく。

 中国では外国当局が中国国債を買う場合、中国人民銀行(中央銀行)の認可を得る必要がある。会談では日本側が人民銀への認可の申請手続きを始めることで合意。具体的な購入額は明らかにしていないが、最大100億ドル(約7800億円)相当になる見込みだ。

 中国は既に外貨準備で日本国債を保有している。2010年末の中国から日本への証券投資残高は10兆5000億円。ほとんどが中国当局による日本国債の購入とされる。欧州債務危機でユーロの先行きが懸念されるなか、中国が日本国債への投資を積極化しているとの観測は絶えない。

 会談では両国間の貿易や投資で円や人民元の利用を増やす方針でも合意。日中貿易で使われる通貨は現在、ドルが6割、円が3割程度で、人民元は1%にも満たない。円や元での決済を増やせば、両国の企業は為替リスクを大幅に減らせる。

 中国は09年7月から人民元建てでの貿易決済を段階的に認めている。08年秋のリーマン・ショックでドルの信認が大きく揺らぎ、ドル建てで輸出する中国企業が為替リスクにさらされる恐れが浮上したためだ。今年9月末で元建ての貿易決済額は累計2兆元を超え、中国の全貿易に占める割合は約10%に達している。

 元建ての貿易決済を広げるには、貿易相手国の通貨当局が外貨準備に人民元を組み入れる必要がある。中国政府は各国当局に人民元の保有を呼びかけており、これまでナイジェリアやモンゴル、マレーシア、シンガポールなどが中国国債の購入に動いている。日本は初の先進国であり、中国は「人民元の国際化に弾みがつく」(国営新華社)と歓迎している。

 ただ、日本が100億ドル相当の中国国債を購入しても、外貨準備に占める割合は0.8%程度にとどまる。政府高官は「極めて少額であり、外貨準備運用の多様化という位置づけでは全くない」と説明する。

 中国に次ぐ世界2位の外貨準備を抱える日本が、ドルに偏った運用の多様化に乗り出したと市場が受け止めれば、ドル相場の急落につながりかねない。中国が日本の人民元保有を後押しする姿勢をみせる背景には、基軸通貨ドルの発行国である米国に圧力をかける狙いも見え隠れする。

日中首相の合意骨子
▼北朝鮮情勢
・朝鮮半島と地域の平和と安定に向け緊密に意思疎通
・拉致問題の解決へ中国に協力を要請
▼日中関係
・日本による中国国債の購入
・通貨・金融を巡る包括協定の検討
・日中韓FTA交渉に向けた検討の推進
・海洋安全保障に関する高級事務レベル協議立ち上げ
・日本産食品への輸入規制の緩和
・仙台市にパンダ貸与



中国国債購入で合意=円・人民元の貿易決済も促進-日中首脳会談
http://www.jiji.co.jp/jc/c?g=eco&k=2011122500149

 【北京時事】野田佳彦首相と中国の温家宝首相は25日の会談で、日本政府が人民元建て中国国債を購入することで合意した。貿易取引で、円と人民元による決済を促す方針でも一致。両国の経済関係を緊密化し、一段の貿易拡大につなげるのが狙い。ただ、人民元の国際的な立場が上がることで、基軸通貨である米ドルの地位が低下する「ドル離れ」に拍車が掛かる端緒になりかねず、欧米諸国の反発も予想される。

 中国国債購入には、為替市場での円売り介入で積み上がった外貨を使う。購入額は最大100億ドル規模とみられ、1兆3000億ドル前後に達する日本の外貨準備全体の1%にも満たない。市場への影響を考慮し、少額でスタートして徐々に買い増していく方針だ。

 中国は以前から日本国債を保有しており、中国による売買が国債価格を左右する一因とも言われてきた。日本側は、中国国債を持つことで、経済分野での意見交換をより活発にし、関係を深めることを目指す。

 両首脳は、円・人民元の貿易決済拡大や、両通貨を直接取引する為替市場の育成を支援することも決めた。日本にとって中国は世界最大、中国にとっても日本は上位の貿易相手国。しかし、日中貿易のほとんどは米ドルで決済している。円・人民元で直接決済すれば、ドルとの両替が不要になるため取引コストを低減できる。(2011/12/25-22:03)



対北朝鮮で「中国頼み」=影響力拡大に警戒も-日本・首相訪中
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011122500089

 【北京時事】野田佳彦首相と中国の温家宝首相の25日の会談は、金正日総書記死去を受けた北朝鮮情勢への対応が最大の焦点となった。朝鮮半島の安定化に向け、情報の共有と緊密な意思疎通を呼び掛けた野田首相に温首相も応じ、日本側は安堵(あんど)している。ただ、外交的働き掛けを中国に託す以外、手がないことには変わりない。過度な中国依存には慎重論もあり、野田外交は難しいかじ取りを迫られそうだ。

 「金総書記の死去で東アジアは新たな局面に立っている。6カ国協議の議長国で北朝鮮に最も影響力のある中国とこういう形で意見交換できるのは時宜を得たものだ」。野田首相は会談の冒頭、こう切り出し、中国との連携に強い期待を示した。

 野田首相は当初、今月12、13両日に中国を訪問する意向だったが、中国側の「内政上の都合」で延期となり、再調整していた。金総書記死去後、中国と6カ国協議参加国のトップ同士が直接会うのは初めてだ。偶然とはいえ、このタイミングでの会談について、日本側は前向きに捉えていた。会談後、野田首相は「緊密連携を確認でき、意義があった」と成果を強調してみせた。

 もっとも、北朝鮮問題で日本が今できることは「情報を収集して見守ること」(外務省幹部)。中国への高い期待は、日本の外交手段が乏しいことの裏返しにほかならない。

 会談で、野田首相は温首相に対し、日本人拉致問題に関する理解と協力を求めた。日本としては、拉致解決は最優先事項。しかし、北朝鮮が「解決済み」と主張するこの問題にあまり触れたくないのが中国の本音とされ、温首相は「対話と協議を通じた適切な解決を望む」との原則論を述べるにとどめた。

 来年の日中国交正常化40周年もにらみ、現時点では対日関係の改善に努めているとはいえ、中国側が今後も日本との協調を重視するかは不透明だ。過剰な中国依存は、中国の影響力肥大という副作用も伴う。「北朝鮮が新体制に変わり、中国が介入しやすい状態になるようなら、今後東アジア全体に与える影響も懸念される」。首相官邸筋はこう警鐘を鳴らした。(2011/12/25-22:03)


<画像引用>

パチンコ2ch CRカンフーパンダ
http://pachinkasusokuhou.blog98.fc2.com/blog-entry-158.html