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「ヘッジファンドが日本を救う」――トリックスター利用・活用術2011/12/28 09:31

「ヘッジファンドが日本を救う」――トリックスター利用・活用術


ヘッジファンドは現代世界経済におけるトリックスターのようなもの。
ならばヘッジファンドをうまく利用すればいいではないか。
ならばヘッジファンドを道案内役に活用すればいいではないか。


1、「わざとヘッジファンドに攻撃させる」というアイデア

これで消費税増税なんてもう簡単。
同時に国会議員定数削減、国家公務員給与削減、独立行政法人見直しなどなんでもやっちゃう。


2、消費税増税計画を示すだけで実施しないという騙しのテクニック

消費税増税計画を示すだけでヘッジファンドはいい子ちゃん。
その間に吹き荒れるソブリン危機ブームの動向を見極める。
(とはいえ結局は実施する羽目になるだろう)


3、「市場対小沢」を仕掛ける裏技

消費税増税を争点にした衆院解散・総選挙に打って出る。
ヘッジファンドをうまく使えば大勝利。
消費税増税に反発する小沢グループは市場からボコボコに。

想定外を想定しようともしない政治家など不要。
国益よりも選挙を優先する政治家など不要。

この際さっさと退場していただきましょう(カー、カー)


<関連記事引用>

【レビュー書評】2013年 大暴落後の日本経済
【コラム】 2011/12/13(火) 14:13
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1213&f=column_1213_012.shtml

書名:『2013年 大暴落後の日本経済』
著者:中原圭介(著)
出版社:ダイヤモンド社
価格:1575円(税込)

本書は「どのようにすれば日本の財政危機を回避できるのか」、「どうすれば日本の将来が明るくなるのか」を中原さんの視点で語るもので、いま国民ひとり一人が真摯に取り組むべき“日本を豊かにするための具体策”を提言するものだ。

テーマは、財政・経済成長・年金制度・税制・少子高齢化・雇用について。これら「日本の抱えるすべての問題はつながっている」と中原さんは指摘。来るべきヘッジファンドとの攻防戦、厳しい財政再建に耐えることで日本はグローバル化時代を生き残ることができるのだ。

日本を企業に例えると、記されているのは国家の企業理念や国民の行動指針に相当するもので、本書はいわば国家の資産運用、投資戦略の書なのである。随所で鋭い指摘がなされているが、なかでも第4章「国債暴落のシミュレーション」は必読だ。(編集担当:前野晴男)

◇「海外のヘッジファンドにとって、「日本売り」は大儲けをするチャンスとして捉えられています。西洋料理に例えると、欧州売りはオードブルにすぎず、日本売りこそがメインディシュであることを、私たちはもっと危惧するべきでしょう。」

◇「日本国債の現物市場では国内投資家の保有が9割を超えているので、海外の投機マネーによる売り崩しは難しいと言われていますが、そんなことが言えるのは金融市場の仕組みとヘッジファンドの戦略を理解できていないからだと思います。」

◇「私は日本が財政破綻することはないと考えています。なぜなら、日本は大増税と蔵出削減をセットで行えば、財政危機の難局を乗り越えることができるからです。他の国々に比べ、日本にはまだ消費税増税の余地が多分にあります。」

◇「ヘッジファンドを悪魔的な存在と見なし、批判するのは簡単です。しかし、世界の現状を踏まえれば、ヘッジファンドを「現代の世界経済にとっての必要悪である」と考えてみてもよいのではないでしょうか。逆説的には、ヘッジファンドが日本を救うことになるのです。」

【目次】
第1章 欧州財政危機の未来
第2章 欧州の次に忍び寄る日本の財政危機
第3章 日本は国債バブルの真っただ中
第4章 ヘッジファンドが日本国債の暴落をもたらす
第5章 大暴落後、日本はこう変わる
第6章 日本を豊かにするには、こうしなさい!


債券は続落、消費増税議論難航を嫌気し午後に売り-長期金利0.98%
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LWU0ZB07SXKX01.html

「カモーン・ヘッジファンド!」 イタリアに学ぶヘッジファンド利用・活用術
http://y-sonoda.asablo.jp/blog/2011/12/05/6233763


<画像引用>

熊野本宮大社 八咫烏(やたがらす)
http://www.hongutaisha.jp/yatagarasu.html