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習近平最新情報 (日本経済新聞他より)2010/09/29 08:47

習近平最新情報 (日本経済新聞他より) xinhuanet:Chinese vice president calls for closer links with Russia より引用


<関連記事引用>

建国61年中国特集―指導部、世代交代の芽、「ポスト胡」うかがう第5世代。
2010/09/29 日本経済新聞 朝刊

 中国共産党の最高指導部の交代が見込まれる2012年秋の党大会まで残り約2年。胡錦濤総書記(67)や温家宝首相(68)らから習近平国家副主席(57)や李克強副首相(55)らへの世代交代が予想され、水面下の調整が本格化しているもようだ。当面は習氏が10月の共産党中央委員会第5回全体会議(5中全会)で中央軍事委員会の副主席に就任し、「ポスト胡」の地位を固めるかが焦点だ。

 「革命第1世代」の毛沢東主席から数えると、胡総書記は「第4世代」、習、李両氏は「第5世代」と呼ばれる。指導部人事を決める党大会は5年に1度開かれ、次回は12年秋の開催予定。02年秋に就任した胡総書記は12年秋に退任し、第5世代の最高指導部が発足するとの見方が有力だ。習氏が外国首脳と会談する場面が目立つなど「ポスト胡」体制への地ならしが進み始めている。

 「ポスト胡」レースで先頭を走る習氏は9月1日、党幹部の養成機関である中央党校で校長として講話し「正確な世界観・権力観・事業観を打ち立てることがリーダーに必要だ」と述べた。民衆重視などが柱の内容で、「三観」と称される理論の構築は「習氏を権威付ける共産党の新たな思想」との見方が出ている。

 李副首相は9月上旬、湖北省を視察し「民生を優先し、収入の分配調整を加速する」と語り、貧富の格差是正に全力を挙げる考えを強調した。次期指導部の骨格は、習氏のような高級幹部の子弟「太子党」と、胡総書記や李副首相を中心とする共産主義青年団(共青団)派の政治派閥の駆け引きが大きな要素になる。

 次期首相候補には王岐山副首相(62)の名も挙がる。汪洋・広東省党委書記(55)や薄熙来・重慶市党委書記(61)も存在感を高め、最高指導部入りを狙う。「第6世代」と呼ばれる若手の動向も今後の注目点。胡春華・内モンゴル自治区党委書記(47)、孫政才・吉林省党委書記(47)、周強・湖南省党委書記(50)の3人がいずれも地方政府トップとなり、「次の次」の指導部を巡る先陣争いを展開する。

 とはいえ中国政界の人事は予測しにくい。尖閣諸島沖衝突事件をきっかけに対日関係を重視してきた胡総書記に路線の修正を迫る勢力があるともいわれる。強硬派や軍の声が強まれば習氏や李氏以外の人物が後継者に浮上する可能性も否定しきれない。虚々実々の神経戦が熱を帯びている。


中国「5中全会」来月開催、軍事委副主席人事、習近平氏に焦点。
2010/09/29 日本経済新聞 朝刊

 【北京=佐藤賢】中国共産党は28日、政治局会議を開き、第17期中央委員会第5回全体会議(5中全会)を10月15日から18日まで北京で開くことを決めたと発表した。2011~15年の経済政策の運営方針を定める「第12次5カ年計画」について議論する。胡錦濤国家主席の後任の最有力候補と目される習近平国家副主席が中央軍事委員会の副主席に就任する人事を決めるかも焦点になる。


尖閣沖衝突、中国なお強硬――「日米の離間」の思惑も(ニュースの理由)
2010/09/28 日本経済新聞 夕刊

 尖閣諸島沖の衝突事件を巡り、日本は中国人船長を釈放した。だが、中国は謝罪と補償を求めるなど強硬な姿勢をみせている。その真意を探ると、これからの対中外交の処方せんもみえてくる。

■  ■

 7日に事件が起きて以来のできごとで、まず不可解なのが25日未明の中国人船長の釈放だ。菅政権は国内法に基づき、粛々と対応すると宣言していた。船長は容疑を否認しており、起訴は濃厚とみられたが、結末は処分保留での釈放だった。

 首相官邸は明確に否定するが、政府内では検察への政治介入があったとの見方がくすぶる。那覇地検は釈放の理由のひとつに「日中関係への考慮」をあげた。だが、外交担当でもない検察がそんな判断を自ら下すとは、常識では考えられない。

 「最後は首相の判断があったとのうわさを聞いた」「事実上の指揮権発動では」。政府関係者らはこうささやくが、詳細はヤブの中だ。

 それでも菅直人首相がニューヨークに出発する22日の直前になって、政権内の空気がさらに緊迫したのは間違いないだろう。20日にフジタの日本人社員4人が拘束され、21日からはレアアース(希土類)の対日輸出が滞った。特に「フジタ社員の拘束は想定外だった」という。

 中国側も誤算があった。外交筋によると、中国は当初、菅政権は最終的に船長を釈放し、起訴には持ち込まないのではないか、とみていた。民主党政権が自民党外交を対米追随と批判し、対中関係を重視する姿勢をみせていたためだ。

 中国側の念頭には、(1)小沢一郎氏が幹事長当時に議員約140人を率いて訪中した(2)習近平国家副主席の昨年12月の訪日時、民主党政権は天皇陛下との会見を特例で実現してくれた――ことなどがあったようだ。

 「何とか早期に釈放してもらえないか」。中国政府の関係者は民主党の有力議員を訪ね、働きかけた。2004年に中国人が尖閣諸島に違法上陸した際、政府が国外退去処分で済ませたことも計算にあっただろう。

 ところが中国側は19日、読みが誤りだと感じ始めた。那覇地裁が船長の拘置期限の延長を認めたためだ。それから強硬路線にギアを入れ替え、閣僚級以上の交流停止などの措置を次々と打ち出していった。

 中国側の圧力に押されるように、結局、日本は船長を釈放し、対立の落としどころを探りだした。それにもかかわらず、中国側が姿勢を軟化しない理由は何か。中国は今回の日中対立をもっと長期化させれば、日本をけん制できるだけでなく、日米同盟の離間を誘えると思い始めたのではないか。

 クリントン米国務長官は23日の日米外相会談で、尖閣諸島も日米安保条約の適用対象だと明言した。一方、オバマ大統領は菅首相との会談で「中国との協力関係は重要だ」とも語り、日中対話を望む姿勢をにじませた。

■  ■

 日中の緊張が深まれば、新たな紛争を抱え込みたくないオバマ政権と、日本のすき間風が強まる。中国がこう考えているとすれば、菅政権は先回りして米側との結束を強める必要がある。


<関連記事>

習氏の軍要職就任が焦点 来月15日から党5中総会 中国
http://sankei.jp.msn.com/world/china/100928/chn1009282154009-n1.htm

“蜜月関係”を演出 「ロシア国家デー」式典に出席、習近平国家副主席と会談
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/100928/erp1009282319007-n1.htm

中国、さらに強硬姿勢も 訪問団拒否、交流凍結の拡大必至=強硬姿勢の背景には、現在の胡錦濤指導部から習近平新指導部への世代交代が予想される2012年の共産党大会に向けた「(官僚らの)保身と実績づくり」(党関係者)があるという推測もある。党内や軍部から対日弱腰批判を受ければ、次期指導部入りや昇進の大きな障害になりかねないためだ。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201009210074.html

China, Russia want IMF reform
http://www.straitstimes.com/BreakingNews/World/Story/STIStory_584152.html

China, Angola seeks wider co-op
http://news.xinhuanet.com/english2010/china/2010-09/28/c_13534045.htm


<画像引用>

Chinese vice president calls for closer links with Russia 
http://news.xinhuanet.com/english2010/china/2010-09/28/c_13534090.htm

Chinese Vice President Xi Jinping (R) shakes hands with Russian President Dmitry Medvedev in Shanghai, east China, Sept. 28, 2010. (Xinhua/Liu Weibing)

コメント

_ ロッキーホラーショー ― 2010/09/30 09:11

一陽来復などと脳天気なコメントしちゃいましたが、それぐらい現状は真っ暗という意味でして、日本という国の統治のあり方といいますか、そもそも今の日本に統治といえるものが存在するのか、大変な危機感を抱いています。海保がどのレベルの判断で逮捕に至ったのか、沖縄地検の釈放決定が誰の判断によるのか、未だに明らかになっていません。検察庁の一連のどたばたは言うに及ばず。陰謀論者に組みするのは好きではありませんが、中国を含めた世界の目は、日本の官僚機構について、政府を無視して自分勝手に動く組織である、でなければ陰の意思決定組織の指示で動く存在である、と見てるのではないか。
中国も、エヴァンス・プリチャードの青年将校論にあるとおり、各組織への統制が効かなくなっている可能性がある。統治能力を喪失した世界第二と第三の経済大国が喧嘩をするというのは、何とも背筋が寒くなる話です。
統治能力の復活には、結局、日中とも世代交替を待つしかないのでしょうが、中国は習だとして、日本はどうなることか。瞬間風速では前原=長島の元気が目立ちますが、経済界からは勘弁してほしいという声が出てくるでしょうね。反前原で菅一派と小沢一派が組むとすると、菅の特使で中国詣でする細野豪志あたりがダークホースか。

_ Y-SONODA ― 2010/09/30 10:30

ロッキーホラーショーさんへ

>それぐらい現状は真っ暗

呆れて爆笑しちゃうぐらい真っ暗ですね。

>瞬間風速では前原=長島の元気が目立ちますが、経済界からは勘弁してほしいという声が出てくるでしょうね。反前原で菅一派と小沢一派が組むとすると、菅の特使で中国詣でする細野豪志あたりがダークホースか。

民主党筋の情報では米国は前原を完全サポート。菅の次を睨んだ動きではないかと。
さすがに中国も米国の動きに気付いて牽制を仕掛けているとか。
この流れで現状を見るとわかりやすいかもしれませんね。

ここまでくれば米国は東アジア全体の声に応える形で小沢一派復活をなんとしても阻止するでしょうね。
しかし、日本国内ではまたゴタゴタが始まるかも。

_ ks ― 2010/09/30 10:36

うーん、民主党じゃ誰になっても無理なんじゃなかろうか

_ ks ― 2010/09/30 22:35

「小沢氏にうそつかれた」 福田氏、大連立を回想 http://bit.ly/9HXSnr

小沢封じですかね。

前原攻撃は相変わらず止みませんなあ。
やってるのは、見事なまでに仲良しグループばかりなのが笑えますが。

_ Y-SONODA ― 2010/10/02 12:43

ksさんへ

>うーん、民主党じゃ誰になっても無理なんじゃなかろうか

うーん、私もマジでそう思う(笑)

>「小沢氏にうそつかれた」 福田氏、大連立を回想

なんだか小沢が庶民から過大評価されていることを自民の皆さんはやはりよくご存知。
このあたりで牽制の意味はあるんでしょうね。

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