「8月6日の田母神俊雄米国講演会」のご提案 ― 2009/07/03 00:51
先日に続き今日も猿田彦さんとお電話。
田母神俊雄氏の8月6日の広島講演会について、「下品、品がない」で意見が一致。
2人の意見はまもなく日本会議に届く予定。
本ブログも日本核武装の議論だけは封じてはならぬとの立場。
田母神氏を応援したい気持ちもある。
とはいえ、追悼の祈りに包まれる8月6日の広島で行う理由が見当たらない。
この日の広島を汚していいものか。
昨日まで思考停止だった人たちに日本核武装を語って意味があるのか。
左傾化反発勢力の素朴な怒りに油を注いで何かいいことがあるのか。
ここで本ブログからの提案。
田母神氏をアメリカに送り出して、「真の平和構築の道」を語っていただこう。
「8月6日の田母神俊雄米国講演会」を実現しよう。
田母神氏が日本核武装を提起したいのなら、まずは米国に行って反応を確かめる必要がある。
そうすれば、日本が置かれている現実も理解できる。
その上で帰国報告もかねて後日広島講演を行えばよい。
今の保守はスケールが小さすぎる。
日米両国の平和構築のために米国で奔走した新渡戸稲造が泣いている。
あの時のようにまたこの国が乱れてきた。
敷島の大和心を人問はば 朝日に匂ふ山桜花
コメント
_ 猿田彦 ― 2009/07/03 03:07
_ 和平治 ― 2009/07/03 06:42
園田さんの提案に条件付きで賛成です。
私たち古い世代の人間には、朝日、毎日の論調もよく分かります。
それでも尚、日本の知識階級(古い表現ですが)も政治家も、この国の平和の維持と安定に、どれほど真剣に、どれほど新たな創造力を発揮して立ち向かってきたのか、おおいに疑問です。
私は、むろん、古いおとぎ話のような皇国史観に毒されるほど蒙昧ではありませんが、それでも、両陛下の真剣かつ真摯に平和を希求されるお姿には本当に心うたれます(昭和天皇には、さらに、先の大戦への深い懺悔のお心を感じます)。
だからこそ、この憲法(第九条)を、国民こぞって受け入れたのではなかったでしょうか。
しかし、その後の、この国の政治のていたらくは、園田さんたちのご指摘の通りです。
しかし、日本は法治国家ではなかったのでしょうか。
政治にウソはつきものです。しかしそれにしても、ひどい。
今日の国民の政治不信は、言ってみれば、ウソにウソの上塗りを重ねてきた当然の帰結です。
平和は、ただじっと手をこまねいているだけでは、維持し得ない。それなりの代償と現実を直視した政治的手腕対処が必要だという園田さんたちのご意見には、まったく同感です。
しかし、こけおどしの日本核武装論は、あまりいただけません。
足下を見透かされるか、本気で叩き潰されるかの、いずれかです。
理想論かもしれませんが、軍事的なパワーゲームに流されない、それとはまったく違った概念からの平和創造の道も、いまだ残されているような気がします。
私の知人にも、そうした世界史的な観点からの人道支援に地道に取り組み、大きな実績をあげていらっしゃる方がいます。
時間はかかりますが、とにかく、世界に出て(平和創造の)実績を積むことが、とても大切だと考えます。
そのことが、結果として、日本のあの愚かで悲惨な戦争体験の風化に歯止めをかけることにもつながります。
田母神なんて下品な族(やから)を担ぎだそうとする、その卑しい心根の族の下心こそ、まさに大多数の国民の願う「平和」の、真の脅威である事を知るべきです。
私たち古い世代の人間には、朝日、毎日の論調もよく分かります。
それでも尚、日本の知識階級(古い表現ですが)も政治家も、この国の平和の維持と安定に、どれほど真剣に、どれほど新たな創造力を発揮して立ち向かってきたのか、おおいに疑問です。
私は、むろん、古いおとぎ話のような皇国史観に毒されるほど蒙昧ではありませんが、それでも、両陛下の真剣かつ真摯に平和を希求されるお姿には本当に心うたれます(昭和天皇には、さらに、先の大戦への深い懺悔のお心を感じます)。
だからこそ、この憲法(第九条)を、国民こぞって受け入れたのではなかったでしょうか。
しかし、その後の、この国の政治のていたらくは、園田さんたちのご指摘の通りです。
しかし、日本は法治国家ではなかったのでしょうか。
政治にウソはつきものです。しかしそれにしても、ひどい。
今日の国民の政治不信は、言ってみれば、ウソにウソの上塗りを重ねてきた当然の帰結です。
平和は、ただじっと手をこまねいているだけでは、維持し得ない。それなりの代償と現実を直視した政治的手腕対処が必要だという園田さんたちのご意見には、まったく同感です。
しかし、こけおどしの日本核武装論は、あまりいただけません。
足下を見透かされるか、本気で叩き潰されるかの、いずれかです。
理想論かもしれませんが、軍事的なパワーゲームに流されない、それとはまったく違った概念からの平和創造の道も、いまだ残されているような気がします。
私の知人にも、そうした世界史的な観点からの人道支援に地道に取り組み、大きな実績をあげていらっしゃる方がいます。
時間はかかりますが、とにかく、世界に出て(平和創造の)実績を積むことが、とても大切だと考えます。
そのことが、結果として、日本のあの愚かで悲惨な戦争体験の風化に歯止めをかけることにもつながります。
田母神なんて下品な族(やから)を担ぎだそうとする、その卑しい心根の族の下心こそ、まさに大多数の国民の願う「平和」の、真の脅威である事を知るべきです。
_ とおる ― 2009/07/03 08:56
> 「8月6日の田母神俊雄米国講演会」
いいですね。
日本の立場・状況を世界(特に米国)に向かってメッセージを届けるのは、いいことです。
知名度のある人に、その役割を担ってもらえることを期待します。
勿論、不適切なメッセージにならないように、アドバイスを、よろしくお願いします。
いいですね。
日本の立場・状況を世界(特に米国)に向かってメッセージを届けるのは、いいことです。
知名度のある人に、その役割を担ってもらえることを期待します。
勿論、不適切なメッセージにならないように、アドバイスを、よろしくお願いします。
_ ぽん夫人 ― 2009/07/03 14:16
米国記念講演、いいアイデアですね。
和平治さんのおっしゃるように、
こけおどしの核武装論では足元を見透かされる、本気で叩きつぶされる・・・。そうでしょうね。
この広島講演に関しては、広島市長が至らんことをやったせいで、そうはいっても執り行う必要が出てきました。
下品大いに結構。
こういう体たらくですけど何か??と、
そういう体たらくを見てショックを受けることも現在の
日本人には必要なのかもしれません。
親の会の正体もしかり。反対する輩の卑しさも合わせて知る必要もある。
田母神さん一人だと、あの論文内容だと荷が重い。
平和という状態とはなんぞや??を真剣に語りながら、
あくまで、核武装が織り込まれる内容のシンポジウムに
変更したらいいのに。
拉致という戦争状態を闘っている荒木和博さんなどは、
ノスタルジックな皇国史観に対してカンガエルロウ著の戦前の少年犯罪を突き付けるような、冷静さがあります。
田母神さんのアクションのひとつひとつが一種の自衛隊の方々のガス抜きになっているとしたら・・・。
そちらも合わせて是非取り組まねばならないことですよね。
和平治さんのおっしゃるように、
こけおどしの核武装論では足元を見透かされる、本気で叩きつぶされる・・・。そうでしょうね。
この広島講演に関しては、広島市長が至らんことをやったせいで、そうはいっても執り行う必要が出てきました。
下品大いに結構。
こういう体たらくですけど何か??と、
そういう体たらくを見てショックを受けることも現在の
日本人には必要なのかもしれません。
親の会の正体もしかり。反対する輩の卑しさも合わせて知る必要もある。
田母神さん一人だと、あの論文内容だと荷が重い。
平和という状態とはなんぞや??を真剣に語りながら、
あくまで、核武装が織り込まれる内容のシンポジウムに
変更したらいいのに。
拉致という戦争状態を闘っている荒木和博さんなどは、
ノスタルジックな皇国史観に対してカンガエルロウ著の戦前の少年犯罪を突き付けるような、冷静さがあります。
田母神さんのアクションのひとつひとつが一種の自衛隊の方々のガス抜きになっているとしたら・・・。
そちらも合わせて是非取り組まねばならないことですよね。
_ とおる ― 2009/07/03 14:56
田母神氏には、米国で、「もし、6カ国協議・国連安保理決議をもってしても、北朝鮮の核・弾道弾開発を止めることが出来なくて、北朝鮮が日本に核ミサイルを撃ってきたら、果たして、日米安保条約・国連(安保理)は、いったいどうなってしまうだろう?」というような発言をしたら、面白いのでは?
_ Blondy ― 2009/07/03 16:00
田母神広島講演の絵を描いたのは、藤井さんあたりかな?
当日は、主催者側関係者の他は、原水協と中国人留学生と公安とJSF情報保全隊とかばかりで一般人は少ないかも。。。まあヤジ怒号必至でしょうね。
まあ全部買い占めても84万円しかかからないですが。。
さてマスコミがこれをどう取り上げるかな。
当日は、主催者側関係者の他は、原水協と中国人留学生と公安とJSF情報保全隊とかばかりで一般人は少ないかも。。。まあヤジ怒号必至でしょうね。
まあ全部買い占めても84万円しかかからないですが。。
さてマスコミがこれをどう取り上げるかな。
_ Y-SONODA ― 2009/07/04 00:39
★猿田彦さんへ
田母神氏の米国行き提案はかなり真剣なのです(笑)
その経歴のわりには情緒的な主張を好む傾向があるらしく、田母神氏の核武装論も詰めが甘いのです。
その最たるものは田母神氏が語るニュークリア・シェアリング。
具現化するためには従来とは異なるアイデアが必要なのですが、説明不十分。
また相手がOKして初めて可能。
前航空幕僚長の肩書きで主張するのであれば、真っ先に米国に行って専門家の反応を確認してからにして欲しい。
素人の日本人相手のビジネスと割り切っているのであればいいのですが、『この身、死すとも「これだけは言いたい」』とまで言うのであれば、米国に行って持論が通用するかどうか試してきてよと言いたい。
そうすることによって田母神理論も説得力を持ってくるはずです。
それにしても新渡戸の武士道と本居宣長の「敷島の大和心を人問はば朝日に匂ふ山桜花」を正しく理解している保守が今なおいないのが残念ですね。
★和平治さんへ
和平治さんに質問させて下さい。
それで・・・、米国の「核の傘」も不要だとお考えですが?
★とおるさんへ
田母神氏にはぜひCSISあたりで講演して欲しいですよね。
そうすればもっとお勉強していただけるはず。
実現しても講演内容をReal Playerで流すのだけはやめてと叫びたいw
★ぽん夫人さんへ
>親の会の正体もしかり。反対する輩の卑しさも合わせて知る必要もある。
重いなー。怖いなー。
反対する輩は何かやるんでしょうか。
なんか情報があったら教えてくださいね。
>田母神さん一人だと、あの論文内容だと荷が重い。
>核武装が織り込まれる内容のシンポジウムに変更したらいいのに。
5月には佐世保と長崎で講演があったそうです。
佐世保では核武装に言及したものの、長崎では触れなかったようです。
予行演習を済ませていよいよ広島に乗り込むということでしょうね。
★Blondyさんへ
もうすでに参加申し込み希望者が殺到しているとの情報が入ってきました。
広島市長の「やめて」発言がいい宣伝になったのでしょう。
全国紙でも取り上げられましたからね。
意外と素朴な一般人が大半になるかもしれませんよ。
田母神氏の米国行き提案はかなり真剣なのです(笑)
その経歴のわりには情緒的な主張を好む傾向があるらしく、田母神氏の核武装論も詰めが甘いのです。
その最たるものは田母神氏が語るニュークリア・シェアリング。
具現化するためには従来とは異なるアイデアが必要なのですが、説明不十分。
また相手がOKして初めて可能。
前航空幕僚長の肩書きで主張するのであれば、真っ先に米国に行って専門家の反応を確認してからにして欲しい。
素人の日本人相手のビジネスと割り切っているのであればいいのですが、『この身、死すとも「これだけは言いたい」』とまで言うのであれば、米国に行って持論が通用するかどうか試してきてよと言いたい。
そうすることによって田母神理論も説得力を持ってくるはずです。
それにしても新渡戸の武士道と本居宣長の「敷島の大和心を人問はば朝日に匂ふ山桜花」を正しく理解している保守が今なおいないのが残念ですね。
★和平治さんへ
和平治さんに質問させて下さい。
それで・・・、米国の「核の傘」も不要だとお考えですが?
★とおるさんへ
田母神氏にはぜひCSISあたりで講演して欲しいですよね。
そうすればもっとお勉強していただけるはず。
実現しても講演内容をReal Playerで流すのだけはやめてと叫びたいw
★ぽん夫人さんへ
>親の会の正体もしかり。反対する輩の卑しさも合わせて知る必要もある。
重いなー。怖いなー。
反対する輩は何かやるんでしょうか。
なんか情報があったら教えてくださいね。
>田母神さん一人だと、あの論文内容だと荷が重い。
>核武装が織り込まれる内容のシンポジウムに変更したらいいのに。
5月には佐世保と長崎で講演があったそうです。
佐世保では核武装に言及したものの、長崎では触れなかったようです。
予行演習を済ませていよいよ広島に乗り込むということでしょうね。
★Blondyさんへ
もうすでに参加申し込み希望者が殺到しているとの情報が入ってきました。
広島市長の「やめて」発言がいい宣伝になったのでしょう。
全国紙でも取り上げられましたからね。
意外と素朴な一般人が大半になるかもしれませんよ。
_ 敢えて名を伏すの隣人 ― 2009/07/04 03:00
★和平治さんへ
私の一つ前のコメントが、園田さんの、
「村田良平の核持ち込み密約証言、社説読み比べ ― 2009/07/02 23:59」 ブログ記事に紹介してあります。
そこには共同通信社の記事、
http://www.47news.jp/CN/200907/CN2009070201000501.html
(以下転載)
中国外相が日本の核武装論を懸念 北朝鮮の脅威背景に
(本文略、上記をご参照下さい)
「日本が核武装するかも知れない」と日本政府側で誰も何も言っていなくとも、このところの北朝鮮の動きに刺激されて日本が核武装を言い出すかも知れないと考えるのは国際関係の常識です。だから中国・米国などは勝手にそう考えているのです。
そしてそれは立派な外交カードになっていることは、上の記事が証明しています。
中国の外務大臣が初めて公式に触れたではないですか、(日本政府側は何も言ってないのに)
これによって中国だけでなく米国も本腰入れて北朝鮮を押さえにかかるでしょう。
北朝鮮は大型のミサイル発射はあきらめたと思いますよ。
で、どうしようもなくフラストして、ちっちゃいのを4発発射して国内向けにお茶を濁したのだと私は思っています。
★園田さんへ
(他の記事の横レスです)
>米国側の動きが慌ただしいので、日本の誰かが非公式に核武装論を外交カードに使っている可能性がありますね。
今回はどうかなぁ・・・、外務官僚が独断でやるわけないし・・・中曽根のボンボンがそんな芸当できるわけないし・・・公聴会の日程でワシントンに誰が居たかあたってみますかねぇ。。。。
中川の「しょうちゃん」あたりがもし行ってたら、可能性はありますねぇ。。。。
=杉下警部風です(笑)
というのは、しょうちゃんは嘗て実績があるのです。
ある時ロシアの外務大臣が来日していた際、滞在しているホテルの私室に押しかけて、
「四島返せ!!」と大声で怒鳴りあげて脅していたそうです。・・・これ、その場に居た人の証言。
酔っぱらい大臣殿はなかなか根性あるのです・・・だからああいう罠にかけられたのかも知れませんがwww
私の一つ前のコメントが、園田さんの、
「村田良平の核持ち込み密約証言、社説読み比べ ― 2009/07/02 23:59」 ブログ記事に紹介してあります。
そこには共同通信社の記事、
http://www.47news.jp/CN/200907/CN2009070201000501.html
(以下転載)
中国外相が日本の核武装論を懸念 北朝鮮の脅威背景に
(本文略、上記をご参照下さい)
「日本が核武装するかも知れない」と日本政府側で誰も何も言っていなくとも、このところの北朝鮮の動きに刺激されて日本が核武装を言い出すかも知れないと考えるのは国際関係の常識です。だから中国・米国などは勝手にそう考えているのです。
そしてそれは立派な外交カードになっていることは、上の記事が証明しています。
中国の外務大臣が初めて公式に触れたではないですか、(日本政府側は何も言ってないのに)
これによって中国だけでなく米国も本腰入れて北朝鮮を押さえにかかるでしょう。
北朝鮮は大型のミサイル発射はあきらめたと思いますよ。
で、どうしようもなくフラストして、ちっちゃいのを4発発射して国内向けにお茶を濁したのだと私は思っています。
★園田さんへ
(他の記事の横レスです)
>米国側の動きが慌ただしいので、日本の誰かが非公式に核武装論を外交カードに使っている可能性がありますね。
今回はどうかなぁ・・・、外務官僚が独断でやるわけないし・・・中曽根のボンボンがそんな芸当できるわけないし・・・公聴会の日程でワシントンに誰が居たかあたってみますかねぇ。。。。
中川の「しょうちゃん」あたりがもし行ってたら、可能性はありますねぇ。。。。
=杉下警部風です(笑)
というのは、しょうちゃんは嘗て実績があるのです。
ある時ロシアの外務大臣が来日していた際、滞在しているホテルの私室に押しかけて、
「四島返せ!!」と大声で怒鳴りあげて脅していたそうです。・・・これ、その場に居た人の証言。
酔っぱらい大臣殿はなかなか根性あるのです・・・だからああいう罠にかけられたのかも知れませんがwww
_ 和平治 ― 2009/07/04 06:38
>米国の「核の傘」も不要だとお考えですか?
現状で、理想論を言えば、皆さんから袋叩きにあうかもしれませんね。
しかし、オバマの言うように、手遅れにならないうちに、人類は核廃絶への道をもっと真剣に模索すべきではないかと、常々考えています。
それが、おそらく、唯一の被爆国である日本の、ごく普通の(園田さんたちから見れば無知蒙昧な)国民感情であり、国際社会に対して果たすべき責任ではないでしょうか。
もっとも、いまや、「だった」と言い換えた方が良い状況になりつつあるのかもしれません。
園田さんのご質問に対しては、以下のようにお答えしたいと思います。
駐留米軍の核の傘の下にあろうとなかろうと、「二度有ることは三度ある」(なにしろ北朝鮮のような気違い国家が現存しているばかりでなく、本来人間(軍人)という生き物は、持っているオモチャは必ず使いたくなる存在のようです。さらに、園田さんがご指摘のように、少なくとも敵国人に対しては、人間性などはたらく余地はあまりないようです。実際、秀吉も、日本軍も、半島では本当に酷いことを平気でやっています)が杞憂にならないように、平和創造へのあらゆる手だてを講じるべきではないか‥‥。
少なくとも(少なくともこの国を導く立場の人々には)、あのトインビーも評価した「平和憲法」を抱く国民としての自覚をもって、日本という国の自立(と安全保障)の道を、現実を直視しつつも、愚直かつ真摯に歩んでいただきたいと、心から願っています。
それが、仮にも法治国家である日本政府と指導者と目される人々の本来とるべき道だったのではないでしょうか。
それが、無理(空理空論にすぎない)なら、堂々とそのことを世論に問えばイイ。そして国民の審判を仰ぐべきです。
もちろん、今からでも遅くないはずです。
現状で、理想論を言えば、皆さんから袋叩きにあうかもしれませんね。
しかし、オバマの言うように、手遅れにならないうちに、人類は核廃絶への道をもっと真剣に模索すべきではないかと、常々考えています。
それが、おそらく、唯一の被爆国である日本の、ごく普通の(園田さんたちから見れば無知蒙昧な)国民感情であり、国際社会に対して果たすべき責任ではないでしょうか。
もっとも、いまや、「だった」と言い換えた方が良い状況になりつつあるのかもしれません。
園田さんのご質問に対しては、以下のようにお答えしたいと思います。
駐留米軍の核の傘の下にあろうとなかろうと、「二度有ることは三度ある」(なにしろ北朝鮮のような気違い国家が現存しているばかりでなく、本来人間(軍人)という生き物は、持っているオモチャは必ず使いたくなる存在のようです。さらに、園田さんがご指摘のように、少なくとも敵国人に対しては、人間性などはたらく余地はあまりないようです。実際、秀吉も、日本軍も、半島では本当に酷いことを平気でやっています)が杞憂にならないように、平和創造へのあらゆる手だてを講じるべきではないか‥‥。
少なくとも(少なくともこの国を導く立場の人々には)、あのトインビーも評価した「平和憲法」を抱く国民としての自覚をもって、日本という国の自立(と安全保障)の道を、現実を直視しつつも、愚直かつ真摯に歩んでいただきたいと、心から願っています。
それが、仮にも法治国家である日本政府と指導者と目される人々の本来とるべき道だったのではないでしょうか。
それが、無理(空理空論にすぎない)なら、堂々とそのことを世論に問えばイイ。そして国民の審判を仰ぐべきです。
もちろん、今からでも遅くないはずです。
_ アルルの男・ヒロシ ― 2009/07/04 13:29
靖国神社と一緒で、騒動があれば、客が来るというビジネスモデルになっていますね。核兵器、持たないと言いつつ、研究しておくというスタンスが重要だったんですが、IAEA理事長に日本人がなっちゃったんでそれも無理かな。温暖化と一緒で、関わった以上、国際ルールの遵守の先陣を日本が切らなきゃならなくなっちゃったというところです。
目立たない戦略って重要ですよね。
目立たない戦略って重要ですよね。
_ Y-SONODA ― 2009/07/05 00:02
★敢えて名を伏すの隣人さんへ
IAEAの次期事務局長に天野之弥氏が選出されたことが引っかかっています。
天野氏は外務省で科学原子力課長や軍縮不拡散・科学部長などを歴任。
このあたりがどうも怪しい。何か裏取引があったはずですよ。
この結果、安全保障は従来どおり米国の「核の傘」に委ねる。
それよりもビジネスとしての「原子力ルネッサンス」で儲けよう路線へ。
水面下で外務省や原発業界も田母神広島講演会に対して圧力をかけているのではないでしょうか(笑)
読売あたりの論調も変わってくるかもしれませんね。
★和平治さんへ
一番の問題は政治もマスコミも国民に対して『米国の「核の傘」も不要だとお考えですが?』との問いかけを行ってこなかったことだと思うのです。
その結果、日本人は現実認識がまったくなし。
実際には米国の「核の傘」に守られているくせに核廃絶を叫ぶ。
この矛盾に気付いている人さえ少ないのではないでしょうか。
現実認識のない人がいくら理想を語っても誰からも相手にされませんよ。
会社などの組織でも理想ばかり語る人って相手にされませんよね。
こんなことは大人の常識です。
★アルルの男・ヒロシさんへ
>IAEA理事長に日本人がなっちゃったんでそれも無理かな
さすが、鋭い。
このあたりは敢えて名を伏すの隣人さんへのレスを参考にしてください。
とはいえ一番喜んでいるのはおそらくイランでしょうね。
これこそ陰謀やで~w
IAEAの次期事務局長に天野之弥氏が選出されたことが引っかかっています。
天野氏は外務省で科学原子力課長や軍縮不拡散・科学部長などを歴任。
このあたりがどうも怪しい。何か裏取引があったはずですよ。
この結果、安全保障は従来どおり米国の「核の傘」に委ねる。
それよりもビジネスとしての「原子力ルネッサンス」で儲けよう路線へ。
水面下で外務省や原発業界も田母神広島講演会に対して圧力をかけているのではないでしょうか(笑)
読売あたりの論調も変わってくるかもしれませんね。
★和平治さんへ
一番の問題は政治もマスコミも国民に対して『米国の「核の傘」も不要だとお考えですが?』との問いかけを行ってこなかったことだと思うのです。
その結果、日本人は現実認識がまったくなし。
実際には米国の「核の傘」に守られているくせに核廃絶を叫ぶ。
この矛盾に気付いている人さえ少ないのではないでしょうか。
現実認識のない人がいくら理想を語っても誰からも相手にされませんよ。
会社などの組織でも理想ばかり語る人って相手にされませんよね。
こんなことは大人の常識です。
★アルルの男・ヒロシさんへ
>IAEA理事長に日本人がなっちゃったんでそれも無理かな
さすが、鋭い。
このあたりは敢えて名を伏すの隣人さんへのレスを参考にしてください。
とはいえ一番喜んでいるのはおそらくイランでしょうね。
これこそ陰謀やで~w
_ アルルの男・ヒロシ ― 2009/07/06 08:34
>その結果、日本人は現実認識がまったくなし。 実際には米国の「核の傘」に守られているくせに核廃絶を叫ぶ。この矛盾に気付いている人さえ少ないのではないでしょうか。
吉田茂系のだまし返せ狸派にとっては、この左翼勢力も居てもらわなくては困るというところでしょう。片岡先生が書いていましたが、戦後は社会党が国会の3分の1をとることで岸派を牽制しているようなところがありましたからねえ。
吉田戦略にとってみれば、すべての国内勢力は「バックパッシング」をやるための重要な部品だったと思います。
こういう戦略はお日様の光に照らされると効力を失うような気もしますね。
吉田茂系のだまし返せ狸派にとっては、この左翼勢力も居てもらわなくては困るというところでしょう。片岡先生が書いていましたが、戦後は社会党が国会の3分の1をとることで岸派を牽制しているようなところがありましたからねえ。
吉田戦略にとってみれば、すべての国内勢力は「バックパッシング」をやるための重要な部品だったと思います。
こういう戦略はお日様の光に照らされると効力を失うような気もしますね。
_ Y-SONODA ― 2009/07/06 08:44
アルルの男・ヒロシさんへ
>吉田戦略にとってみれば、すべての国内勢力は「バックパッシング」をやるための重要な部品
その通り。これが日本の不幸につながる。
最大の誤算は吉田直系から鳩がいっぱい飛び出したことかもね。
吉田タヌキの現実路線を引き継ぐ人間がごく僅か。これがあいたたたーですね。
>吉田戦略にとってみれば、すべての国内勢力は「バックパッシング」をやるための重要な部品
その通り。これが日本の不幸につながる。
最大の誤算は吉田直系から鳩がいっぱい飛び出したことかもね。
吉田タヌキの現実路線を引き継ぐ人間がごく僅か。これがあいたたたーですね。
_ YS ― 2009/08/03 22:58
タモタモさん、やっちゃった。
やっぱりある面素朴でいい人なのかも・・・。
産経新聞に田母神氏との対談が掲載
http://blog.goo.ne.jp/hps777/e/5ee2692ef736b0255df25e7d44cf55c7
【意見広告】田母神俊雄×大川きょう子 (1)
http://blog.goo.ne.jp/hps777/e/e0e4ae946e2bd2fc1b05de5332fc9d3d
クライン孝子の日記・・・「グールプ」がとっても気になる(汗)
http://www2.diary.ne.jp/user/119209/#1249217179
やっぱりある面素朴でいい人なのかも・・・。
産経新聞に田母神氏との対談が掲載
http://blog.goo.ne.jp/hps777/e/5ee2692ef736b0255df25e7d44cf55c7
【意見広告】田母神俊雄×大川きょう子 (1)
http://blog.goo.ne.jp/hps777/e/e0e4ae946e2bd2fc1b05de5332fc9d3d
クライン孝子の日記・・・「グールプ」がとっても気になる(汗)
http://www2.diary.ne.jp/user/119209/#1249217179
_ 敢えて名を伏すの隣人 ― 2009/08/04 02:24
田母神氏は「気づき系」のなかでは、最近世間を騒がせたナンバーワン。
底が浅い分、軽挙妄動に走ると思っていたらやっぱりでした。
彼を担いでいた人たちも早速サァーッと引いていく雰囲気になっています。
「気づき」の過程で知り合ったAPAの社長夫妻、その人相風体を見て判断できなかったのは、
YSさんの言うように素朴なのでしょう。
でも、彼はその当時日本の空軍司令官。
彼の采配一つで空軍(航空自衛隊)全軍を動かせる立場にあったのです。
「素朴でいいね」と笑って済まされる問題ではないのです。
以前に海上自衛隊護衛艦の艦長(現職)と話をしたことがあります。
同じ世代の大人としてあまりに世間知らずの純情素朴さに却って心配したのですが、
彼は自分の分というものを弁えた人物でした。
軍人としての分を弁えず、怪しげな風体の人物が主催する論文に応募するような空軍司令官とは大違いです。
8月6日の田母神氏の広島講演はどうやらそのまま実施の運びのようです。
「止めよ!」と仰ってた猿田彦さんも、「あんな軽い人物には、私の語った意味もわからないだろう}と諦めてました。
私はむしろ左翼とぶつかることで何かがわかるのではないかと思っています。
一般の人も左翼集団の底の浅いところが見えるようになるでしょう。
まもなく8月6日です。
私は西の空に向けて黙祷を捧げます。
底が浅い分、軽挙妄動に走ると思っていたらやっぱりでした。
彼を担いでいた人たちも早速サァーッと引いていく雰囲気になっています。
「気づき」の過程で知り合ったAPAの社長夫妻、その人相風体を見て判断できなかったのは、
YSさんの言うように素朴なのでしょう。
でも、彼はその当時日本の空軍司令官。
彼の采配一つで空軍(航空自衛隊)全軍を動かせる立場にあったのです。
「素朴でいいね」と笑って済まされる問題ではないのです。
以前に海上自衛隊護衛艦の艦長(現職)と話をしたことがあります。
同じ世代の大人としてあまりに世間知らずの純情素朴さに却って心配したのですが、
彼は自分の分というものを弁えた人物でした。
軍人としての分を弁えず、怪しげな風体の人物が主催する論文に応募するような空軍司令官とは大違いです。
8月6日の田母神氏の広島講演はどうやらそのまま実施の運びのようです。
「止めよ!」と仰ってた猿田彦さんも、「あんな軽い人物には、私の語った意味もわからないだろう}と諦めてました。
私はむしろ左翼とぶつかることで何かがわかるのではないかと思っています。
一般の人も左翼集団の底の浅いところが見えるようになるでしょう。
まもなく8月6日です。
私は西の空に向けて黙祷を捧げます。
_ Y-SONODA ― 2009/08/04 07:48
敢えて名を伏すの隣人さんへ
先日地元の駅が青ポロ集団に占拠されていました。
平日の朝ということもあって大半は中高年女性。
通勤途中にも関わらず、面白がってビラを指差し彼女たちに接近。
「ここに書いてあることって、本当に実現できると思うの?」と聞いてみました。
返ってきたのは一斉微笑付きの「そうなんです、できるんです」の回答。
信者さんというのは見方によっては幸せな人たち。素朴でいい人だから騙される。
このあたりで田母神氏本人との共通点があるのかもしれません。
田母神氏を支持する田母神教信者たちにも通じる。
今や右も左も底が浅い。いとも簡単に感化される。
いよいよ大変な国になってきました。
私も8月6日は西の空に向かって静かに黙祷を捧げるつもりです。
先日地元の駅が青ポロ集団に占拠されていました。
平日の朝ということもあって大半は中高年女性。
通勤途中にも関わらず、面白がってビラを指差し彼女たちに接近。
「ここに書いてあることって、本当に実現できると思うの?」と聞いてみました。
返ってきたのは一斉微笑付きの「そうなんです、できるんです」の回答。
信者さんというのは見方によっては幸せな人たち。素朴でいい人だから騙される。
このあたりで田母神氏本人との共通点があるのかもしれません。
田母神氏を支持する田母神教信者たちにも通じる。
今や右も左も底が浅い。いとも簡単に感化される。
いよいよ大変な国になってきました。
私も8月6日は西の空に向かって静かに黙祷を捧げるつもりです。
_ ssk ― 2009/08/07 00:50
田母神閣下の米国講演は今年の3月1日ロサンゼルスでやってますよ。
何事もなく終了しています。
これで、何か?
何事もなく終了しています。
これで、何か?
_ ssk ― 2009/08/07 00:52
その反応を見ての広島講演です。
_ Y-SONODA ― 2009/08/07 02:15
sskさんへ
ロサンゼルス講演はどういう人たちの招きで実現し、聴衆はどんな人たちだったのでしょうか?
それは新渡戸と比較できるスケールのものだったのでしょうか?
ロサンゼルス講演はどういう人たちの招きで実現し、聴衆はどんな人たちだったのでしょうか?
それは新渡戸と比較できるスケールのものだったのでしょうか?
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その日、その場所を選んで騒ぎを起こす。
その浅薄な心根に「やまとごころ」は微塵も感じない。
天皇陛下は以前の記者会見で、日本が忘れてはいけない日が4日あると述べておられる。
6月21日(沖縄戦終了)
8月 6日(広島原爆忌)
8月 9日(長崎原爆忌)
8月15日(終戦記念日)
この日に黙祷を捧げられる両陛下のお姿を、田母神俊雄氏は頭に浮かべたことはないのだろうか?
軍人の暴走が国を損ねたことを忘れてはならない。
品性もなければ深い考察もない、あのような論文を現役の空軍司令官発表するのか? 日本の軍人トップはあの程度のものなのかという侮りを受けていることに気がついてもいない。田母神氏は自身の出身母体である自衛隊をも貶めている。
園田さんの「米国講演会の奨め」は、内弁慶である田母神氏とその取り巻きに対する厳しいメッセージですね。