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盧武鉉自殺から縄文弥生再び2009/05/24 10:01

産経新聞:あなたは縄文系?弥生系?


お隣韓国では盧武鉉前大統領が自殺。
またもや繰り返された大統領経験者の悲劇。

これも血縁重視に人情重視の熱い国民性の表れか。
熱きゆえに走り出したら止まらない。
今さら捜査の行きすぎを批判しても遅すぎる。

日本人の大半も大なり小なり彼らと同じ血が流れる。
弥生期の古い血もあれば比較的最近の血もある。

この血が暴れだすと日本も乱れる傾向にあるようだ。
長州の山県"ブルブル"有朋のお顔も気になるところ。
今なおキーキー騒いでいる人たちを観察すると、なぜかお顔はそっち系。

大半が混血なのに縄文系・弥生系の議論に意味があるのか。
しかも、血が暴走を抑えるとも思えない。
そんなことを思いながらも住斉さんの今後の研究成果に期待して紹介しておきます。


<記事&画像引用>

あなたは縄文系?弥生系? 日本人ルーツの研究に新手法 ミトコンドリアDNAから構成比
2008.8.4 14:38
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/080804/trd0808041444013-n2.htm

 母親から子供にそのまま受け継がれる遺伝子「ミトコンドリア(mt)DNA」の型の分布から、母方のルーツが「縄文系」の人と「弥生(渡来)系」の人の構成比を求める計算式を、住斉(すみ・ひとし)・筑波大名誉教授(生物物理学)が考案した。7地域、約3000人を対象にしたデータによると、首都圏では弥生系が約7割と多数派で、東北や南九州など縄文社会が発達した地域では縄文系が7~6割と多かった。11月の日本人類学会大会で発表する。日本人の成り立ちを探る新たな方法として注目されそうだ。

 「日本人」は、大陸から北部九州を窓口に渡来した弥生人が、先住縄文人の子孫と混血しながら全国に拡散、形成されたと考えられている。顔つきなど遺伝的特徴の地域差は、拡散や混血の度合いの違いによるとされ、その解明は人類学の大きなテーマだ。

 各地域集団の計算結果は表の通り。日本人の平均的集団と考えられる首都圏の弥生人の比率(71%)で、別の調査の歯の形態から割り出された現代関東人での弥生系の比率(75%)とほぼ同じだった。

 逆に、縄文系の比率が高かったのが東北や南九州で、三内丸山(青森県)や上野原(鹿児島県)などの大規模遺跡に象徴される縄文社会の発達を改めて裏付けた。のちの時代、大和王権(朝廷)に抵抗した東北と南九州も縄文的な容姿や文化を色濃く持っていたとされているが、今回の調査でその遺伝子が現代まで濃厚に残っていることが裏付けられた。現代人にも縄文系の特徴が色濃く残るとされる沖縄は、遺伝子解析でも縄文系の割合が最高だった。

 縄文系が約半数だった北九州は、弥生人流入の中心地の一つだけに意外な数字だが、母方のルーツでみた数字であり、「渡来した弥生人は男性中心で、先住の縄文人女性との間に子孫を残した」と考える説と矛盾しない。

 mtDNAによる日本人のルーツ研究では、現代人に加えて縄文、弥生人骨からの抽出・分析も行われているが、双方に共通する型が多く、縄文系と弥生系の構成比は不明だった。

 計算式は、mtDNAの型のうち、縄文系と弥生系それぞれが独自に持つとみられる2つの型に着目、構成比を求める。「弥生系集団は全国で均質」など未検証の前提がつくが、住名誉教授は「遺伝子による日本人のルーツ研究の成果は複雑で、分かりやすく提示する仮説として考えた。都市部を除けば、住民の移動もまだ少なく、データはかなり正確だ。学会などで検証してもらい、計算式の精度を上げたい」としている。

 中橋孝博・九州大大学院教授(人類学)の話「縄文人や弥生人の骨から抽出したmtDNAはデータが少なく、地域的な偏りもあって確実なことは言いにくい。ただ計算された構成比の全体的傾向は、さまざまな研究で知られるところと矛盾はしていない。今後データが増えれば、計算式についての議論も進むだろう」

 ■ミトコンドリアDNA 父親から息子にのみ伝わる男系のY染色体DNAとともに、人類や民族集団の起源探究の有力なツール。現生人類の母方のルーツをアフリカの1人の女性(ミトコンドリア・イブ)と導き出し、人類「アフリカ単一起源説」の支持を高めた。日本人全体の祖先は2人の女性だが、人類の拡散途中に各地で生まれた多様な型を持っていること、南方説が有力だった縄文人のルーツは弥生人同様、大陸方面が優勢と考えられることなどを明らかにしている。

<関連記事引用>

飛騨人ルーツ、琉球系縄文人説 DNA解析、共通性高い 研究者が学会発表へ/岐阜県
2008/03/16朝日新聞朝刊

 「飛騨人」のルーツは琉球系縄文人? 高山市下三之町の住斉(すみひとし)筑波大名誉教授(65)が飛騨地方に住む人たちのDNAを解析し、こんな説を発表した。飛騨の人たちは沖縄の人たちと同様、縄文人特有のDNAを持つ人の割合が多いことが根拠だ。研究成果は11月に名古屋市で開かれる日本人類学会大会で発表する予定だ。(村瀬信也)

 住さんは理論物理が専門。06年3月に筑波大を定年退官し、郷里に戻って飛騨の人たちのDNAを調べ始めた。飛騨地方には、日本書紀に登場する巨人「両面宿儺(すくな)」など独特の伝説が数多く残っている。「住民のDNAを調べればルーツがわかるかもしれない」と思い立った。

 住さんが調べたのは、母親だけが子に伝えるミトコンドリアDNA。母親や祖母が明治、大正期生まれの人を探し出しては、口内の粘膜の提供を依頼した。かつての飛騨の人たちは、他の地域の人と結婚することがほとんどなかったため、その時代の人であれば、祖先も飛騨の人である可能性が極めて高いからだ。

 DNAは4種類の塩基などで構成され、その並び方で祖先が縄文系か弥生系かなどのグループ分けができる。これまでに解析が済んだ156人分のデータによると、飛騨の人たちは、弥生系の35・9%に対し、縄文系が64・1%と多数派を占めた。日本人全体だと弥生系が82・6%で、縄文系は17・4%と少数派だ。

 この特徴は沖縄の人たちにも見いだされ、弥生系の割合はわずか4・2%に対し、縄文系が95・8%に上る。これらのデータから、住さんは「飛騨と沖縄の縄文人はDNAの共通性が高く、同じ系統と考えられる。琉球系の縄文人が北東に向かって、少なくとも飛騨を越えて日本列島に広がっていったのではないか」と推測する。

 現在の日本人は、元々列島にいた縄文人と、朝鮮半島から渡ってきた弥生人とが混じり合って形成されたと考えられている。住さんは「山深い飛騨地方は水田での稲作に適さないため、弥生人が入ってこず、縄文人のDNAが代々受け継がれてきた」と解釈する。

 DNAのサンプルは約930分集まっているが、東大と名大の協力を得て進めている解析は、1カ月に10人程度が精いっぱいだ。住さんは「飛騨の人のルーツを探れば、故郷への貢献にもつながると思う。解析数を千に増やして、統計的にほぼ確実な結果を得たい」と意欲を燃やしている。


飛騨→縄文人 美濃→弥生人 同じ県民、異なる祖先 筑波大名誉教授 DNA解析判明
2008/02/28岐阜新聞朝刊

◆3人に2人、割合多く 琉球系とタイプ酷似

 飛騨人の三人に二人は縄文人の子孫で、美濃人の三人に二人は弥生人の子孫―。同じ県民同士なのにルーツが異なることを示す研究成果が遺伝子(DNA)解析で判明したとして、二十七日、高山市で中間報告記者会見が開かれた。

 報告したのは、筑波大名誉教授で東京大人類学教室客員共同研究員の住斉さん(65)=高山市下三之町=。人の細胞質の中に存在する母系遺伝のミトコンドリアDNAを飛騨で調べ、美濃や沖縄、東京の住民データと対比した。

 住さんは約一年半前から、高山を中心に飛騨人から口腔(こうくう)粘膜を提供してもらい、調査を開始。今年一月末までに約九百三十人が協力し、これまでに百五十六人分を解析した。

 縄文人を特徴付けるミトコンドリアDNAの「M7a」グループと、渡来系弥生人を特徴付ける「N9a」グループに着目。飛騨での出現確率と、学術誌に報告されている他地域の出現確率から、飛騨、美濃、沖縄と、ほぼ日本人平均と考えられる東京の四カ所について、縄文人か弥生人のどちらにルーツを持つか割合をはじき出した。

 その結果、飛騨人は縄文系が64%で弥生系は36%、美濃人は全く逆で弥生系が69%、縄文系が31%。日本人平均(縄文系17%、弥生系83%)と比べ、飛騨人の縄文系の割合がいかに高いかが分かった。

 住さんによると、これまでの研究で飛騨人の祖先は、大陸から朝鮮半島を渡ってきた弥生人よりもっと以前から日本に住んでいた「本土縄文人」と推測されていたが、「琉球系縄文人」とDNAタイプが似ていることも判明。住さんは「琉球系縄文人が、沖縄から少なくとも飛騨周辺にまで広がっていたことを示している」と解釈している。

 また、「飛騨と美濃で縄文系の人たちはDNAタイプが似ていることも分かり、両地域は太古から互いに交流していたことがデータで裏付けられた」と話している。

 住さんは、来月二日に高山市で開かれる飛騨歴史民俗学会大会と、今年十一月に名古屋市で開かれる日本人類学会大会で研究成果を発表する予定。
(沢野都)

【縄文人または弥生人にルーツを持つ人の割合】
地域    日本人平均(東京)  沖縄  美濃(岐阜・多治見) 飛騨
弥生系(%) 82.6      4.2   68.6    35.9
縄文系(%) 17.4     95.8   31.4    64.1


▼山県"ブルブル"有朋のお写真3枚あり
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E7%9C%8C%E6%9C%89%E6%9C%8B

The mountains of Pomeroy ポメロイの山々2009/05/24 11:00









古謝美佐子さんのアルバム『廻る命』に収録されている「ポメロイの山々」の原曲です。
沖縄とケルトが響きあってきました。
「ポメロイの山々」の視聴はこちらから↓
http://www.kojamisako.com/koja_pages/discography0.html