園田義明めも。

「北朝鮮崩壊の時、ポチ化する羅津港」の中で、米国は中国の緊急対応策を容認するのではないかと書きました。

それでも一応米国は韓国と「概念計画５０２９」の策定を進めるのでしょうか。

そもそもこの概念計画は金日成死去受けて、米国が提案し、９９年に作成されたもの。しかし、対北融和政策を推進した金大中や盧武鉉が、「北朝鮮を刺激する」として作戦計画への転換に慎重だった。

米国から「今さら何を慌てているんだ」と思われても仕方がない。

民族にこだわる気持ちもわかるのですが、韓国というのはいつも感情が先に立つような感じがします。

米国との関係も相当悪化した時期もありました。正直米国は韓国をあまり信頼していないのではないかと思ったりします。

とはいえ日本はどうでしょう。
こんな時期にどうして総裁選？
どうして空白？

しかも小泉純一郎がひょっこり出てきて「小池に１票」。
なにこれ。
２回も訪朝したのに、今じゃ北朝鮮なんてどうでもいいわけです。
それに総裁選で誰か真剣に北朝鮮問題に言及しましたっけ。
これじゃぁ、みんな白けてしまいますよ。

ジャパン・パッシング（日本たたき）からジャパン・パッシング（日本素通り）になって、今年７月には英フィナンシャル・タイムズからジャパン・ミッシング（日本行方不明）と呼ばれちゃった。

やはり、このまま行方をくらまして、小ぢんまりと生きていくのがいいかもね。

＜参考記事＞
Where is Japan?
http://y-sonoda.asablo.jp/blog/2008/07/06/3613820

「北崩壊」対応計画、具体化へ＝米韓、策定協議を加速
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2008091200566
韓米「概念計画5029」:北の崩壊など、五つのシナリオ（※図引用）
http://www.chosunonline.com/article/20061202000014
国防部「金正日総書記は平壌の診療所にいる様子」…衛星写真で確認
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=104602&servcode=500&sectcode=500
Planning for a North Korea without Kim Jong-il
http://www.heritage.org/Research/AsiaandthePacific/wm2059.cfm