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天皇家はどこから来たのか2009/08/17 07:48

「Y染色体から見た日本人」(岩波書店)


今年4月に前立腺がんで亡くなった中堀豊・徳島大学大学院医科学教育部教授。
中堀氏の「Y染色体から見た日本人」(岩波書店)を読んだのは2005年冬のこと。
この本の89ページに掲載されている表を見ながら、エクセル探偵団の出現を予測(笑)

案の定、探偵団がチラホラ。
その分析結果がインターネット上のレビューに発表されています。
しかも、なぜか真逆の結果になっている(汗)

おそらく中堀氏も天皇家のことも調べていたのでしょう。
それを示唆する記述も本の後半に出てきます。

「ハプログループごとの生まれ月」は764人を対象に行われた調査に過ぎない。
各月人数とて傾向が読み取れる程度か。
中堀氏本人も認めているようにまだまだ推論の域。
それでもあなたはエクセル駆使して探偵団に加わってみる?

いずれにせよ、天皇家も画像下の①~⑧のいずれかの渡来経路をたどってきたことは間違いない。
日本のエスタブリッシュメントのルーツは⑦と⑧の渡来経路に集中しているのかも(謎)


<「Y染色体から見た日本人」探偵団紹介>
※「ハプログループごとの生まれ月」解説あり

1、天皇家中国江南渡来説

専門家の著した楽しく読める本(天皇家のルーツを推定できるかもしれない本),
http://www.amazon.co.jp/dp/4000074504/

2、天皇家縄文説

天皇家のY染色体は縄文系の可能性がある
http://www.bk1.jp/review/0000470764


<関連記事引用>

日本人の精子に2タイプ 縄文系は秋、弥生系は春に濃い?
2004/09/25東京読売新聞夕刊

 日本人男性の精子濃度には季節変動があり、遺伝情報を担うDNA(デオキシリボ核酸)の特徴から二月以降に濃くなるタイプと七月ごろから濃くなるタイプに大別されることが、徳島大学大学院医科学教育部の中堀豊教授、聖マリアンナ医大の岩本晃明教授らの研究でわかった。

 さらに研究が進めば、この精子濃度の季節変動を不妊治療に利用できるかもしれないという。

 中堀教授らは一九九九年から二〇〇二年にかけて、札幌、金沢、大阪、福岡で、妻が妊娠している男性に協力してもらい、月ごとに違う人(計七百六十四人)から精液を採取し、X、Yという性染色体のうち、精子や睾丸(こうがん)の形成にかかわる、男性特有のY染色体の遺伝情報を調べた。

 Y染色体のDNAは大部分が父から子にそのまま伝わり、DNAが祖先を探る手がかりとなるとされる。中堀教授によれば、このDNA構造の違いから、日本人男性は、二万年以上前、アジア大陸から日本に移住してきた「縄文系」と、三千年前から朝鮮半島経由などで渡来した「弥生系」に大別できるという。

 両グループの精子濃度をみると、理由は不明だが、「縄文系」は七月ごろから十二月までが濃く、「弥生系」は二―七月に濃いパターンだとわかった。


◎日本人はどこから来たのか
http://y-sonoda.asablo.jp/blog/2009/08/16/4519581