東京電力福島第1原発3号機のMOX燃料に怯えて逃げ出す米欧、なんのこっちゃようわからん日本人 ― 2011/03/14 10:15
真っ先に逃げ出したのはおフランス。
フランスこそがMOX燃料のことを世界で最もよく知る国。
このことをお忘れなく。
何もなければいいのだが・・・。
<関連記事引用>
東電:福島第一原発3号機でMOX燃料が再び露出-海水注入(3)
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920009&sid=a9ycnUCqgF3Y
3月13日(ブルームバーグ):東京電力の福島第一原子力発電所3号機でMOX燃料が再び露出した。注水で同11時半に水面下となったが、午後零時30分にMOX燃料が再び露出したため、ホウ酸水を注入した後、海水を注入し水位の上昇を図っている。午後3時15分現在、露出が続いている。同社広報の角田直紀氏が確認した。露出が続いた場合、炉心融解を起こす可能性もある。
MOX燃料はプルサーマルで使用する燃料。使用済み核燃料から取り出したプルトニウムとウランを酸化物の形で混合させて作る。
枝野幸男官房長官は午後の記者会見で、福島第1原発3号機に関連し、「海水を注入した場合、将来の復旧は著しく困難」と述べた。
関電の原子力事業にも暗雲
2011.3.13 21:02
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110313/biz11031321020026-n1.htm
関西電力は、福島第1原発1号機のように運転開始から40年を超えた美浜原発1号機(福井県美浜町)や、福島第1原発3号機と同様、使用済み燃料を加工したプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料によるプルサーマル発電を行っている高浜原発3号機(同県高浜町)を抱える。東日本大震災で東電などの原発が受けたダメージが広がるにつれ、大規模地震発生時の関電の原発に対する不安も高まりそうだ。
11日の震災発生後、福島第1原発1、2号機では非常用発電機がすべて停止し、炉心を冷やす緊急炉心冷却システム(ECCS)が動かなくなるなどの被害が出た。これを受け、関電は同日、福井県内の原発3カ所に対し非常用発電設備の点検を指示、問題がないことを確認している。
関電は平成16年8月の美浜原発3号機の蒸気漏れ事故で失った信頼を取り戻し、原子力事業をやっと軌道に乗せることができるようになった矢先。関係者は今回の原発の被災について「重く受け止めている」と話し、今後の原子力事業にとって逆風になるのではないかと懸念する。
関電は昨年11月に運転開始から40年を超えた美浜原発1号機を延長運転したうえで後継機の新設も計画しているものの、福島第1原発1号機と同様、高経年化していることは否めない。また、今年1月に高浜原発3号機でプルサーマル発電の営業運転を開始したが、MOX燃料は核分裂を抑える制御棒の効きが悪くなる点も指摘されるため、大規模地震時の安全性確保に厳しい目が注がれるのは不可避とみられる。
関電は最大で13カ月ごとに行う既存原発の定期検査の間隔を延ばす「長期サイクル運転」を検討しているが、難しくなりそうだ。関係者は「今回の被災の詳細が分かり次第、それを受けて今後の原発の安全対策を強化する具体的施策に取り組む可能性はある」としている。
「関東から離れて」と勧告=在留フランス人に大使館
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011031300413
【パリ時事】在日フランス大使館(東京)は13日、東日本大震災を受け、東京とその周辺に住むフランス人に「特別な事情がなければ、数日間は関東地方を離れた方が良いと思われる」と勧告した。強い余震の恐れがある上、「原子力関連の状況が不透明」なためとしており、被災した原発からの放射能漏れへの懸念が背景にあるようだ。
仏大使館はこの中で、「マグニチュード7級の余震が3日以内に起きる確率は70%」とする気象庁の予測を紹介。日本への渡航を見合わせるよう強く勧告した。
また、とりわけ被災した原発の近くに住むフランス人に対し、日本の地元当局の指示に従うように呼び掛けるとともに、「換気扇を切って家から出ないように」「どうしても外出しなければならない場合はマスクを着用するように」などと勧告している。(2011/03/13-22:39)
米国務省が日本への渡航自粛を勧告、東日本大震災受け
2011年 03月 14日 08:05 JST
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-19980620110313
[ワシントン 13日 ロイター] 米国務省は13日、東日本大震災で福島県の原子力発電所に被害が出たことを受け、日本への渡航を自粛するよう勧告した。米政府関係者の不必要な渡航の延期や、一般市民の観光などの自粛を呼び掛けている。
勧告では、今後数週間は強い余震が予想され、余震による津波の危険性も残っているとしている。
国務省は、被災地では停電や交通まひにより、水や食糧の供給不足も生じる可能性があるとし、一部地域では電話も不通のままだと指摘。また、首都圏などでの計画停電についても情報を提供している。
外国人に東京退避の動き 英紙報道
2011.3.14 00:41
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110314/dst11031400420011-n1.htm
東日本大震災を受けて英紙フィナンシャル・タイムズ(電子版)は13日、強い余震や福島第1原発の放射性物質漏えいに対する恐れから、東京在住の外国人が東京以西へ退避する動きが始まりつつあると報じた。
国際空港がある大阪や福岡が退避先として選ばれている。シンガポールやバンコク、香港、シドニーへ向かう航空機は予約で埋まっていることもあり、家族だけを大阪などのホテルに移すケースもあるという。(共同)
東日本大震災と原発 総力で被曝食い止めよ
http://www.chugoku-np.co.jp/Syasetu/Sh201103140120.html
特に3号機はプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料を使っている。運転実績が乏しいだけに警戒が必要である。
3号機も建屋爆発の恐れ=炉心溶融の可能性、冷却に全力-福島第1原発
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011031300343
3号機では昨年9月から、ウランにプルトニウムを混合するMOX燃料を一部に導入したが、東電によると悪影響はない。
給水能力不全、弁開き圧力逃がす 福島第一原発3号機
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201103130070.html
3号機では、通常のウラン燃料とは違い、ウランとプルトニウムを混ぜた「MOX燃料」を使ったプルサーマル発電が昨年9月に始まったばかりだった。
Japan crisis 'worst since WWII'
http://www.bbc.co.uk/news/science-environment-12726628
In the meantime, there have been suggestions that an incident at reactor 3 would inherently be more dangerous than at reactors 1 and 2 because it burns "mixed oxide fuel" (MOX) containing plutonium.
Japan quake: Fears of second nuclear reactor blast
http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-pacific-12724953
The BBC's Chris Hogg in Tokyo says a meltdown at reactor 3 would be potentially more serious than at the other reactors, because it is fuelled by plutonium and uranium, unlike the other units which carry only uranium.
Japan nuclear plant faces new threat
http://www.guardian.co.uk/world/2011/mar/13/japan-second-nuclear-reactor-threat-fukushima
"Plutonium Mox fuel increases the risk of nuclear accident due the neutronic effects of plutonium on the reactor," Burnie told the Guardian. "In the event of an accident - in particular loss of coolant - the reactor core is more difficult to control due to both neutronics and higher risk of fuel cladding failure. In the event of the fuel melting and the release of plutonium fuel into the environment, the health hazards are greater, including higher levels of latent cancer."
Nuclear meltdown threat: Japan preparing for a 'worst case scenario'
http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/asia/japan/8379134/Nuclear-meltdown-threat-Japan-preparing-for-a-worst-case-scenario.html
If there is an explosion in the second reactor in Fukushima and there are leaks, it could be more dangerous, Mr Large said because this reactor uses mixed oxide fuel, or mox fuel, which contains more plutonium.
Serious concerns remain for safety in Fukushima
http://www.greenpeace.org/international/en/news/Blogs/makingwaves/serious-concerns-remain-for-safety-in-fukushi/blog/33715
The MOX fuel in unit 3 can fail more easily when heated up because the melting point is lower and there is more gas buildup with the fuel elements.There is much less experimental data and practical experience of the behavior of MOX fuel under accident conditions compared with conventional uranium fuel. If the fuel melts, the risk of “recriticality” or a spontaneous nuclear reaction, is higher with MOX fuel. This is the absolute worst case scenario. In accident conditions, borated cooling water is used to prevent criticality, but the presence of larger amounts of fissible plutonium reduces the effectiveness of boron.
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