「鎮守の森の防潮堤 vs コンクリートのマンモス防潮堤」の行方 ― 2013/12/07 19:15
12月4日に行われた自民党環境部会。
この時から東北被災地のマンモス防潮堤への批判の声続出。
声の主は安倍昭恵総裁夫人に小泉進次郎に片山さつきに菅義偉などなど。
何やらそれは「鎮守の森の防潮堤」への応援メッセージのよう。
ここに来て連勝続きのマンモス防潮堤チームが大ピンチ。
その隊長の村井嘉浩・宮城県知事までもが柔軟路線へと大転換。
なぜ村井知事は部会前夜に電話をかけてきたのでしょうか。
もうすでに自民党から説明を求める声でもあがっているのでしょうか。
カラスが見つめるその先には財務省主計局の皆様方。
村井知事は彼らを怒らすことでもしちゃったのでしょうか。
あの日から1000日。
そろそろコンクリートをめぐる闇が暴かれようとしているのでしょうか。
<関連発言>
安倍昭恵総裁夫人
「必要ないところはやめればいい。景観が崩れ、海の生態系が変わって環境も破壊され、漁業にも影響するかもしれない」
http://www.asahi.com/articles/TKY201312040035.html
小泉進次郎復興政務官
「緑地や防災林を組み合わせるなど住民の声を大切にする形で進めてほしい」
http://www.asahi.com/articles/TKY201312040513.html
片山さつき自民党環境部会長
11月22日に衆議院が承認した国土強靱化基本法案の附帯決議の一文「事前防災及び減災その他迅速な復旧・復興においては、地域の特性に応じて、自然との共生及び環境との調和並びに観光地としての魅力ある景観の維持に配慮すること」を読み上げ、計画見直しの「機が満ちた」と表現した。
http://www.alterna.co.jp/12061
菅義偉官房長官
「計画を知ったとき、これは問題があると思った。海が見えない防潮堤だが、もっと緑があっていい」
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2013120500868
▼注目すべきは次の片山情報
片山会長は、部会前夜に宮城県の村井嘉浩知事から電話があったことも明かした。村井知事は、これまで一貫して防潮堤は防災上不可欠と主張してきた。片山会長は会話の内容を問われ、「『柔軟に』とおっしゃっていた」と答えた。
http://www.alterna.co.jp/12061
<画像引用>
防潮堤事業の予算も「付け替えや繰り越しが可能」と財務省が明言
http://www.alterna.co.jp/12061
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