宮脇昭氏新著『森の力』(講談社現代新書) 画像集 ― 2013/04/19 00:00
東日本大震災1週間後の2011年3月18日のイオン多賀城店
※イオン株式会社提供
森の力 植物生態学者の理論と実践 (講談社現代新書) 宮脇 昭 (著)
http://www.amazon.co.jp/dp/4062882043/ref=cm_sw_r_tw_dp_3Lhqrb1MARA4X
『森の力 植物生態学者の理論と実践』 お薦めCOMMENT ― 2013/04/19 07:05
『森の力 植物生態学者の理論と実践』 宮脇 昭
定価:777円(税込)
http://www.bookclub.kodansha.co.jp/books/gendai/#new04
お薦めCOMMENT
http://www.bookclub.kodansha.co.jp/books/gendai/comment/1304.html#com04
《編集担当:TH》
宮脇さんとお付き合いしていて何より驚かされるのは、そのバイタリティです。今年の1月に85歳になりましたが、いまでも仙台へ植樹に出かけた翌日にはボルネオへ、帰ってきたら2日後に北海道へ、などという生活を疲れもみせずに続けています。
「いやー、たいへんですねえ。お疲れになりませんか」と伺うと、「慣れているから大丈夫」とのお返事。
氏のバイタリティの源は、おそらく使命感だと思います。スギ・ヒノキばかりになってしまった日本の森林、しかもすでに日本の林業が成り立たなくなって40年近くの歳月が流れ、山の荒廃も進んでいます。この現状を変えるには、土地にあった元々の樹種を自分が学んできた方法で植えるしかない。そして実際、日本のみならず世界中の多くの場所で宮脇式の植林法が生かされています。
本書では、長年のすさまじいばかりの調査・研究生活を振り返りながら、従来誤解されることの多かった氏の理論と実践を丁寧に解説していきます。
しかし、それにしても、とにかくお元気。
「やっぱり、好きじゃないとやはり続けられないですよねえ」
「いや、別に好きってわけじゃないですよ。好きじゃなくても嫌いじゃなければ続けられる。仕事ってそんなもんじゃないですか」
いやー、とにかくチャーミングな人です。
最近のコメント