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汪洋の「勝利宣言」!?2012/10/01 06:39

汪洋の「勝利宣言」!?


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薄氏ライバルが「勝利宣言」=胡主席派の広東省党書記-中国 (画像引用)
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012093000186

 【香港時事】30日付の中国紙・南方日報によると、共産党広東省委員会の常務委会議が29日、開かれ、汚職などで党籍を剥奪された前重慶市党委書記・政治局員の薄熙来氏について「党の根本理念から完全に離れて重大な結果を招き、党と国家の声望・名誉を大きく傷つけた」と厳しく非難した。会議は、胡錦濤国家主席派の有力者として知られる汪洋書記(党政治局員)が主宰した。

 汪氏は元重慶市党委書記で、薄氏の前任者。薄氏は重慶で独自の極左キャンペーンを展開し、汪氏のかつての部下を粛清した。汪氏は公式会議を通して政治的ライバルだった薄氏に対する「勝利」を宣言した形だ。(2012/09/30-21:12)


薄氏の党籍剥奪を支持 広東省トップ、忠誠誓う
2012.9.30 18:50
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120930/chn12093018500005-n1.htm

 30日付の中国紙、広州日報(電子版)によると、広東省のトップ、汪洋共産党省委員会書記は29日、党委常務委員会議を開催し、巨額の収賄などを理由に重慶市前トップの薄煕来氏の党籍を剥奪した党の決定を支持することを確認した。

 汪氏は薄氏の前に重慶市トップを務め、薄氏のライバルと目されていた。11月の党大会で最高指導部入りが取り沙汰されている。いち早く薄氏の処分への支持を表明することで、胡錦濤指導部への忠誠を誓った格好。

 会議では、汪氏が「薄氏に対する調査を通じて、腐敗に反対する党の立場をより鮮明にする」などとした党の決定を伝達。党中央の決定を断固として支持し、方針に従うことで一致した。(共同)


中国共産党、第18回党大会を11月8日に開催-新華社
http://www.bloomberg.co.jp/bb/newsarchive/MB21O16TTF7R01.html

9月28日(ブルームバーグ):中国共産党は第18回党大会を11月8日に開催する。重慶市のトップだった薄熙来氏の失脚で揺らいだ同党指導部で、10年に一度の交代が実現する。

国営の新華社通信は28日、「党大会は現在の国内外の情勢を徹底的に検証し、中国の発展に必要な新たな要件と人民が寄せる期待を考慮する」と発表した。

党大会では8200万人の党員の中から2000人余りの代表が北京に集まり、新指導部を選出する。新指導部の人事は何年もの権力闘争を経て実質決定している。習近平国家副主席が胡錦濤国家主席に代わる党総書記となり、来年の早い時期に国家主席にも就任すると見込まれている。

党指導部はかねて、胡主席が2002年に江沢民前主席から引き継いだ時のようなスムーズな権力移譲を演出しようと努めてきた。この交代は、故・毛沢東氏が1949年に中華人民共和国を建国して以来初の平和裏の指導部交代だった。だが今回、薄氏の問題が影を落とした。薄氏はこの日、正式に党から除籍された。今月初めの2週間にわたり習氏が公に姿を見せなかったことも憶測を呼んだ。

新指導部は貧富の差拡大や汚職、環境汚染など、国民の不信をあおり社会不安をもたらしている問題に取り組まなければならない。

共産党は2007年の第17回党大会で習氏を、9人から成る党中央委員会政治局常務委員会の序列で第6位と、この世代の中の最上位に据え、同氏が次期指導者であることを示唆した。李克強副首相が第7位であることから同氏が温家宝首相の後を引き継ぐ次期首相と目されている。

次期常務委員会は恐らく、現在の9人から7人体制に縮小されるとみられ、ブルームバーグ・ニュースが政治アナリスト26人を対象に実施した調査によると、習氏と李氏に加え、王岐山副首相、俞正声上海市共産党委員会書記、薄氏の失脚後に重慶市共産党委員会書記となった張徳江副首相、汪洋広東省共産党委員会書記、政治局委員で党中央組織部長の李源潮氏が常務委員になると予想されている。アナリスト調査は14日に公表された。