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2010年、ソブリン・デフォルト(政府債務不履行)の大津波が始まる2009/12/26 02:10

CMA  Market Data : Highest Default Probabilities


これも10年先を睨んだ大仕掛け。


<関連記事>

FACTBOX-Key 2010 global political risks to markets
http://alertnet.org/thenews/newsdesk/LDE5BL0N3.htm

FACTBOX-Key 2010 political risks in W.Europe
http://alertnet.org/thenews/newsdesk/LDE5BH18Q.htm

2010: The Year to Focus on Sovereign Debt
http://www.ritholtz.com/blog/2009/12/2010-the-year-to-focus-on-sovereign-debt/

Staggered Return to Global Economic Growth For 2010
http://marketoracle.co.uk/Article16015.html

Countdown to 2010: Part 1: Spread of Sovereign Default by Rich Economies?
http://seekingalpha.com/article/179564-countdown-to-2010-part-1-spread-of-sovereign-default-by-rich-economies

The Debt Time Bomb
http://www.marketoracle.co.uk/Article15899.html

劉暁波問題と中国ヨイショが抱える矛盾2009/12/26 13:49

劉暁波問題と中国ヨイショが抱える矛盾


反体制作家の劉暁波氏に対して国家政権転覆扇動罪で懲役11年の判決。
共産党独裁を乱す者は芽のうちに摘み取るという胡錦濤政権の強硬姿勢が浮き彫りに。

経済大国への道を突き進む中国。
欧米とて算盤勘定優先で得意の人権カードは切りにくい。
今こそ国内体制の締め付けを一段と強化する絶好のチャンスということか。

それでも米国、EU、カナダなどは一斉批判。
独メルケル首相は「言論と報道の自由を依然として厳しく制限していることを遺憾に思う」との声明を発表。
一方で鳩山政権はやはり知らんぷり。

何せ中国は13億人という人口を擁する巨大マーケット。
米国も英国もフランスもドイツもカナダも虎視眈々と狙っている。

こうした中で「儲かりまっかー、ボチボチでんなー」の関係を結びたい日本企業の気持ちもわかる。
企業の声に押された政治家が日中友好関係の発展を目指すのも当然のこと。
なんといってもご近所さんなのだから喧嘩はよくない。

それでも東アジア共同体を唱える鳩山友愛音頭は行き過ぎ。
握手とツーショット写真付きの小沢訪中パレードはさもしさ丸出し。

さらにさらにわからないのが鳩山友愛音頭や小沢訪中パレードをヨイショする人たち。
その中に、「言論と報道の自由」に守られて生活している人もいることがどうにも理解できない。

なぜ「言論と報道の自由」に守られて生活している人が「言論と報道の自由」がない国をヨイショする?
しかも、自分の矛盾にまったく気付いていない人の多いこと。

ジャーナリスト、学者、評論家、コラムニストなどに蔓延る中国絡みの大きな矛盾。
とんでもない勘違いをしているとしか思えない。

今の日本人は一応民主主義国家であるという認識さえも希薄ではないか。
私はそのことに危機感を持っていると書いた。
http://y-sonoda.asablo.jp/blog/2009/12/22/4769110

後日、この記事を見た新聞社の知り合いからお電話が殺到。
「新聞社内にも困った人がいる」とか「これは確かに大問題、特集考えます」などのご意見も。

私からすればあまりにもばかばかしい問題。

「それほど好きなら夢を探しに中国行ってね、はい、さようなら」で見事完結。
和やかに手を振って「二度と日本に帰ってこないでね~」と見送るだけの話です。


<関連記事引用>

米「深い懸念」・独首相「遺憾」 劉暁波氏への判決
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20091226AT2M2503R25122009.html

 米国務省のトナー報道官代行は25日、劉暁波氏への判決に対する「深い懸念」を表明した声明を発表し、劉氏の即時釈放を求めた。同報道官代行は劉氏の夫人や米大使館による傍聴要請が拒否されたことにも懸念を表明。「平和的に政治的見解を表明している人々を罰することは、中国も署名した『市民的及び政治的権利に関する国際規約』に違反する」と指摘した。

 またAP通信によれば、独メルケル首相も同日、「中国政府が他の分野では大きな進歩を見せているにもかかわらず、言論と報道の自由を依然として厳しく制限していることを遺憾に思う」との声明を発表した。(07:00)


<関連記事>

International outcry after Chinese dissident Liu Xiaobo sentenced to 11 years
http://www.timesonline.co.uk/tol/news/world/asia/article6967856.ece

Both the European Union and the United States had appealed to Beijing to free Mr Liu
http://www.independent.co.uk/news/world/asia/elevenyear-jail-sentence-for-chinese-dissident-1850426.html

China jails critic and sends message(画像引用)
http://www.theage.com.au/world/china-jails-critic-and-sends-message-20091225-lf0f.html

Canada 'deplores' sentencing of Chinese dissident
http://www.google.com/hostednews/afp/article/ALeqM5iCqREmgQ_6P4REsdQY-srHP_PrJA