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ブラッディ・コルタン あなたの携帯でコンゴは血まみれ2009/06/06 09:04








海外では相当詳しく報道されていましたが、日本ではほとんど話題にならず。
数少ない日本語記事の中から毎日さんのものを引用させていただきます。

それで、あなたはコンゴの人たち、それにコンゴに生息するゴリラやチンパンジーやボノボのために、
携帯電話やノートパソコンや家庭用ゲーム機のある暮らしを捨てることができますか?


<関連記事引用>

コンゴ民主共和国:戦闘の背景に希少金属争奪 武装勢力利権に政府介入
2008/11/01毎日新聞朝刊

 【ヨハネスブルク高尾具成】アフリカ中部コンゴ民主共和国(旧ザイール)東部で、反政府勢力「人民防衛国民会議」(CNDP)が主要都市ゴマに向け進軍している問題で、戦闘は31日、ゴマ北方を最前線に小康状態に入った。しかし避難民の大量移動はルワンダ、ウガンダへ向けなお続いている。戦闘の背景には携帯電話向けなどに世界的に需要が高まるレアメタル(希少金属)の一つ、コルタンを巡る利権争いがあるとされる。

 CNDPは31日、ゴマ空港に拠点を置く国連平和維持活動部隊「国連コンゴ監視団」(MONUC)とのにらみ合いを続けている。コンゴ民主共和国には国連最大規模の約1万7000人が展開するが、ゴマ周辺には約850人しか駐留しておらず、増員には数日かかる見通しだ。

 CNDPのツチ系指導者ヌクンダ将軍は30日、MONUCに対し、人道的な救援や避難の道は開くと伝えた。

 コルタン鉱石の鉱床は、CNDP支配地域の北キブ州などが中心で、武装勢力が採掘権を独占してきた地域に政府が入り込み、利権争いが戦闘に発展したとみられる。

 コルタン(コロンバイトとタンタライトの略語)はオーストラリアやカナダなどが主要産地だが、埋蔵量はコンゴ民主共和国が世界一ともいわれている。

 コルタンから精錬される金属タンタルは、電子部品に不可欠な鉱物資源で、携帯電話やコンピューターなどで使用されている。欧米や、日本を含むアジアの企業が大半を買い占めており、価格が上昇している。

 国連の報告書によると、コンゴ民主共和国では、武装勢力が配下に置く地元住民にコルタン鉱石などを不正に採掘させ、武装勢力を支援するウガンダ、ルワンダなどを介して輸出。武器調達の資金源としているという。

コメント

_ ぽん夫人 ― 2009/06/07 01:50

携帯って、契約時に本体価格を支払わされますよね。機種交換するときには当然、不要になった今までの携帯を携帯会社に返すのですが、その機種に関して支払い残高分があればそちらの支払いも請求もされる。ああそうですか、と支払いに応じますが、携帯を携帯会社に返すために支払う金額なんて何ておかしなシステムでしょう。

そもそもレンタルでいいし、電話だけできればいいものにテレビやパソコン機能までお財布機能までつけてよくわからない。

携帯そのものはレンタルにすればいいし、機能の追加もデータのダウンロードかなんかで対応できないもんでしょうか。今のシステムだと高い金だして買ったもんなのになんか返すの勿体なくって手許に無駄に置いている人多いんじゃあ・・・。

レアメタルって最初からレアが付いているものを発明するのも本当に不思議。売れて軌道に乗れば原料がたらんくなるのは目に見えて明らかなのに。

どうしてこう、出発点の時点で子供が見てもおかしなことが繰り返されるんでしょうか。

私が子供のころベルマークや募金活動頑張りました。
でもアフリカはアフリカのまんま、いや酷くなっている。

厚化粧でファーストクラスで現地に乗り込む黒柳哲子の姿を毎年見ていますが、何十年も同じ事をしていて、なにも変わらないことに何の違和感ももたんのでしょうか?

毎年2千億の援助を中国にしてきましたが、と、同時に600億のお金を中国はこういうアフリカなどの資源外交に使ってきたんですから。もうよくわからん。

とりあえず日本がばかやろうですみませんとしかいえません。

_ ロッキーホラーショー ― 2009/06/07 06:40

子供のころ、箸の先ぐらいの大きさのタンタライト(コロンバイトだったかも。連続固溶体なので区別しずらい。コロンバイトはニオブの鉱石だからニオバイトと呼べばよさそうだが、アメリカなどではニオブのことをコロンビウムという)らしき黒い鉱物がついた石をガラ場で拾って、今も捨てきれずがらくた箱に入ったままです。未だにキャパシタ(コンデンサーのこと)材としてタンタルが重用されているとはね。エネルギー革命には画期的なキャパシタの開発が欠かせないはずですが道は遠そうですね。

_ リアリスト ― 2009/06/07 19:15

前回プロレスと書いたのは言うまでもなく仮想敵国を周到に作っておく。しかし日本人は税金で戦争ビジネスに貢献してきたということを忘れては行けない。食料危機は起きると思いますが、むしろ起きて欲しいです。

_ Y-SONODA ― 2009/06/08 01:34

★ぽん夫人さんへ

私なんかは極悪非道。
ばかやろうですみません男です。
前も前の前も前の前の前の携帯だって家にある(汗)

おっしゃる通り、携帯なんてレンタルにすればいいんですよね。
私なんてワンセグもカメラもほとんど使わない。買い換えてすぐに即死状態です。
基本的な機能さえあればもう十分。
シンプル機能の安いレンタル携帯が出てきたら飛びつきそう。
(といいつつ、サブでiPhone・・・・)

シンプル機能で長く使える携帯もいいですね。
使えば使うほど味が出てくるジッポーみたいな携帯。

防水と一緒にジッポー携帯も提案したのに、
ジッポーの方はまだ発売されていませんねー。
早く出してくれないかなー。

★ロッキーホラーショーさんへ

私はせいぜい磁石もって砂鉄遊びでしたw

知り合いに「これからはキャパシタだ」と叫んでいた人がいますが、
今は別のものに食いついているようです。

燃料電池などが典型ですが、このあたりの分野はアドバルーンだらけ。
私なんかはまずは針刺す癖がついちゃいました。

★リアリストさんへ

>税金で戦争ビジネス

これは日本に限ったことではないと思いますよ。

見て見ぬ振りをしながら善人気取るよりは、堂々と悪人名乗る方が好き。
どうせ私も携帯を手放せない方の人間だと思いますからね。

_ green scarf girl ― 2009/09/27 12:24

ブログのお引っ越しをしたばかりで、まだコンゴのマウンテンゴリラとコルタンの全ての記事をアップしていませんが、去年、うちの学校の小学生3年生全学年が発足し、授業として取り入れた「コンゴのゴリラを救うプロジェクト」。家族、先生、生徒、スタッフ1000人以上の参加者を動員して使われなくなった携帯電話の回収を、小学生たちがしました。もちろん、単に部品をリサイクルするためでなく、コルタンの消費を削減するために、リユーズするリサイクルに成功。もっと携帯電話と環境問題の関連性を日本でも広めていきたいです。

_ Y-SONODA ― 2009/09/28 07:38

green scarf girlさんへ

小学生たちの「コンゴのゴリラを救うプロジェクト」。
素晴らしいですね。
何よりも身近な問題から世界に目を向けるきっかけになる。
こうした運動が広がることを期待しています。
応援できることがあればぜひお知らせくださいね。

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