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ユッカ・マウンテン・プロジェクト、凍結へ2009/05/09 01:01

DOE:ユッカ・マウンテン・プロジェクト


西ショショーニ族の聖地「スネーク・マウンテン」ことネバダ州ユッカ・マウンテン。

共和党から反発の声が上がる中、
オバマは公約通りにユッカ・マウンテンでの使用済み核燃料地下処分場建設計画廃止を発表。

長期的に考えれば、米国の原発政策への影響は必至。
日本の原発業界を大喜びさせた原子力ルネサンスはどこへやら。
オバマ政権によって原発は再び冬の時代へ向かうのか。


ここで紹介する音楽は「我ら」のようなワレラ(Walela)。
ワレラは日本でも一時人気があったリタ・クーリッジ姉妹のグループ。
チェロキーの血が流れるリタの今のご主人は日本人。

原発業界の方々もたまにはこういう音楽を聴いて頭を冷やしてみてはいかがでしょうか。
金勘定で地球を語る悪い癖が治るかもしれませんよ。



ストレステストにストレスたまるIMF2009/05/09 09:39

ストレステストにストレスたまるIMF


米銀に必要な資本増強額は10行で計746億ドル(約7兆3900億円)。
このストレステストの結果を受けて、8日の米株式市場は金融株に買い優勢。

さて、この746億ドルという数値。
おそらく口をあけてポッカ~~~ンとしているのは国際通貨基金(IMF)。

IMFが先月4月に公表した「世界経済見通し(World Economic Outlook)」。
この中で、国際金融安定性報告書(GFSR)は米銀に必要な資本増強額を
「2750-5000億ドル」と推定していることが明記されています。

IMFは前提条件にもよるものの2750-5000億ドルと推定。
ストレステストはギュギュッと746億ドルに圧縮。

ストレステストは相当甘い条件で査定されたものと思われます。
はたして746億ドルで大丈夫なのでしょうか。

病は気から。景気も気から。今や株式市場も気が支える。

甘い見通し、みんなで渡れば怖くない。

オバマ・マジック・ワールドにようこそ。
現実を忘れて空想に酔いしれる不思議な世界。
ここでは日本の金融危機のお話はご法度だからね。
さぁ、あなたもみんなと一緒に踊りましょうよ。


<関連サイト(画像引用)>

World Economic Outlook (WEO)
http://www.imf.org/external/pubs/ft/weo/2009/01/pdf/text.pdf
http://www.imf.org/external/japanese/pubs/ft/weo/2009/01/pdf/sumj.pdf

Subject to a number of assumptions, GFSR estimates suggest that the amount of capital needed might amount to $275 billion–$500 billion for U.S. banks,

【新型インフル】国内でも確認 水際阻止が機能せず!2009/05/09 11:14

国内での新型インフルエンザの感染確認で会見する舛添要一厚労相


厚生労働省によると、
新型インフルエンザ感染の3人の周辺に座っていて、
感染のおそれがある乗客の一部(最大15人)がそのまま入国しているとのこと。

よって、「水際阻止が機能せず」との批判が高まるかもしれません。
舛添さん、ピンチですねー。


<関連記事>

【新型インフル】国内でも確認…修学旅行の3人 水際阻止が機能(画像引用)
http://sankei.jp.msn.com/life/body/090509/bdy0905091020013-n1.htm

NHKニュース 新インフル 国内初の感染確認
http://www3.nhk.or.jp/news/t10015860431000.html

「近くにいた人、特に注意を」=機外で発症、検疫すり抜け-舛添厚労相
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009050900143

 「近くの座席にいた人は特に注意してほしい」。国内で新型インフルエンザ感染者が初めて確認されたのを受け、舛添要一厚生労働相は9日午前、同省内で記者会見。感染者と同じ便の乗客に対し、「早く発見して治療すれば治るので、慎重に健康管理してほしい」と呼び掛けた。

 午前8時半すぎから記者会見を開いた舛添厚労相は厳しい表情。機内検疫で感染者が見つかったとし、「水際で止めたことは確か。まっすぐ大阪に帰宅していた可能性もあった。一定の評価はできる」と話した。

 しかし、3人目の感染者は機内で異常は確認されず、飛行機を降りた後に感染が判明したと説明。モニターに映し出した座席表で、「43A」を指示棒で特定しながら、「座っていた座席が近くだったら、特に注意が必要」と強調した。

 乗客には旅行者や外国人も多いとし、「完ぺきなフォローができるか」と自問した上で、「何とか夕方までに全員フォローしたい」と言い直す場面も。今回と同様に機内検疫をすり抜けた可能性を指摘されると、「(感染者が)外に出てしまったケースがないとは言えない。可能性は排除できない」と述べた。(2009/05/09-10:51)



※NW25便の43A席周辺に座っていた方はこちらまで連絡を。

厚労省コールセンター:03-3501-9031
午前9時~午後9時(土日祝日も対応)→24時間体制にした方がいいような(汗)

新型インフルとニュースの伝わり方2009/05/09 13:43

新型インフルとニュースの伝わり方


新型インフルエンザの国内初感染。
これを受けて、このニュースがどうやって世界に伝わっているかを調査。

第一報の基本的な流れは次の2つ(画像参照)。

1、NHKワールド(英文)→AP→ワシントン・ポストなど海外メディア多数掲載

2、共同ニュース(英文)→ロイター→現時点で確認できず



今やロイターに比べるとAPの配信力は圧倒的。

このAPがNHKを情報源として第一報を伝えたことにも注目。
NHKワールドが共同通信社を脅かす存在になってきました。

その強みは英語対応の動画にあり。
NHKは英BBCを目指す。

<関連サイト>

Japan confirms its first 3 cases of new flu
http://www.nhk.or.jp/daily/english/09_06.html

タミフル益で総選挙?2009/05/09 23:32

タミフル益で総選挙? ロシュと中外製薬


2006年12月に可決成立した政治資金規正法改正。
この改正で外資系企業による政治献金規制が大幅緩和されます。
それまで政治献金が一切禁止されていた外資保有比率50%超の企業について、
5年以上継続して上場していることを条件に政治献金を解禁。

ロシュ・ホールディングが中外製薬の50.1%の株式を取得したのは2002年10月。

ロシュ傘下となることで中外と政治の関係はいったん途絶えていたはずですが、
2006年の政治資金規正法改正により復活。
翌2007(平成19)年の政治資金収支報告書に中外の名前が登場。

新型インフルエンザがタミフルの異常行動もどこかへ吹き飛ばす。
そして、まもなく行われるはずの金融&経済危機下の金欠総選挙。

タミフルをめぐって政治的な思惑が渦巻いているように見えます。


<中外製薬の政治献金額>

●財団法人国民政治協会(自民党) 1993~2002年の10年間の合計
http://www.a-koike.gr.jp/hilight/2007/gijiroku/2007_03_27.html

中外製薬(株) 47,110,000

●財団法人国民政治協会(自民党) 平成19年収支報告書
http://www.kokuseikyo.or.jp/syuushi/h19.html

中外製薬(株) 6,530,000

●国民改革協議会(民主党) 平成19年収支報告
http://www.dpj.or.jp/sub_link/kenkin/h19.html

中外製薬株式会 550,000


<関連記事>

中外製薬 タミフルで急騰
http://www.asahi.com/business/topics/toyoeye/TKY200905070149.html

タミフル・リレンザ、15道府県で備蓄前倒し
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090503-OYT1T00954.htm

【豚インフル】韓国政府、タミフルなど備蓄倍増へ
http://sankei.jp.msn.com/life/body/090427/bdy0904272231021-n1.htm

WHO、72カ国にタミフル240万人分を無償供与開始(これって試供品?)
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-37850720090506

「タミフル」主原料の「八角」が中国で価格急騰
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0506&f=national_0506_016.shtml