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退陣3条件達成でミッション・クリア、その時、菅首相は本当に辞めるのか?2011/07/25 07:50

退陣3条件達成でミッション・クリア、その時菅首相は本当に辞めるのか?


「大震災への取り組みに一定のメドがついた段階で、若い世代に責任を引き継いでいただきたい」と、菅首相が退陣を示唆したのは6月2日のこと。そして、現時点では、第2次補正予算案、再生可能エネルギー特別措置法案、特例公債法案の三つの成立が退陣の「一つのメド」としてわがまま延命中。

だったら8月31日までの今国会会期内に3案件を成立させて、さっさと退陣していただきましょうと与野党必死。なぜか野党よりも与党・民主党の方が必死の異様。菅直人コリゴリさんは民主党内の方が多そうな気配。

こんな状態では衆院を解散する力も今の菅首相にはなさそう。それでも脱原発を争点に衆院解散・総選挙を匂わす菅首相。これも選挙基盤が弱い民主党内の中堅・若手議員を黙らせるためのもの。被災地のことなど置き去り。

ここで疑問。退陣3条件達成でミッション・クリア。
その時、菅首相は本当に辞めるのか?

東京都の石原慎太郎知事はブルームバーグとのインタビューで「おそらく任期いっぱい辞めないのではないか」と語っているが、私もこの人辞めないと思う。

10月訪中を画策し、延命目論む菅首相。最近では「なでしこジャパン」を引き合いにしながら、続投に向けて意欲満々。

この人には日本の伝統的な責任の取り方などどうでもいいこと。そんな彼らをダンカイ星人と名付けたのも、日本的な常識など通じないことを見抜いた上でのこと。

折角手にした権力。菅直人がそう易々と手放すとは思えない。見苦しいほどに、醜いほどに、首相の座に執着する。これぞまさに我欲。

ダンカイ星人の居座り攻撃に直面する日本。ならば、あらぬ方向に暴走する予感も。

ようこそ日本も1930年代。またしても青年将校登場なるか。
その先には恐怖の1940年代が待ち構えているのか。

回避するにはどうすればいい。「民主には民主をぶつけろ」がダメなら、「中途半端なダンカイ星人には本物のダンカイ星人をぶつけろ」の手も。菅首相の薄っぺらい「脱原発」にダンカイ星人内乱の火種が見える。

本物のダンカイ星人は決起を。さらには「変なダンカイ星人のことはまともな団塊世代で解決を」と言いたくなる。いい年してこれ以上日本に迷惑をかけないで欲しい。


<画像引用>

Zazzle:「この男に何かを期待する方が間違っている」Tシャツ
http://bit.ly/mPc6Bg


<関連記事引用>

石原都知事:日本は核武装を、原発も捨てられぬ-インタビュー(1)
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=jp09_newsarchive&sid=ayl3znI66N5k