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2012年~2013年日本国債暴落説(19) 黒船活用という秘策2010/04/02 08:01

2010/03/31日本経済新聞朝刊「黒船は国債金利上昇(大機小機)」


日経さんにも私と同じようなことを考えている人がいました。

「日本が日本が」系の直球勝負の人たちや精神論系の人たちにはなかなか理解してもらえないだろうな。


<画像引用>

黒船は国債金利上昇(大機小機)
2010/03/31日本経済新聞朝刊19ページより

2012年~2013年日本国債暴落説(20) あんたが言うなよ、仙谷由人の国債銭ゲバ事件2010/04/02 08:24

2012年~2013年日本国債暴落説(20)  あんたが言うなよ、仙谷由人の国債銭ゲバ事件


<関連記事引用>

「こんな予算、戦時並み」 仙谷氏が国債発行で反省の弁
2010年4月1日23時0分
http://www.asahi.com/politics/update/0401/TKY201004010403.html

 「こんな予算は、戦争末期に軍事費がふくれあがった時しかなかった」――。仙谷由人国家戦略相は1日、朝日ニュースターの番組収録で、国債発行額が税収を上回った今年度予算について反省の弁を述べた。予算編成に携わった閣僚としては異例の発言だが、厳しい財政事情を訴えることで、参院選に向けてマニフェストの「大幅修正」につなげる狙いが見え隠れする。

 仙谷氏は、税収37兆円に対して新規国債発行額が44兆円の予算を「本来ありえてはならない姿」「この国は続くのだろうかとの不安心理を醸し出す」と指摘した。さらに「投資家からみれば、『いつ売り崩してやろうか』と格好のネタになりつつある」と、「日本売り」の可能性にも触れた。

 仙谷氏は、民主党の参院選マニフェストづくりの政府側代表。「今年のマニフェストづくりや(来年度の)予算(編成)の時から、腰を落として考えていく」と、財源に見合った政策づくりの必要性を強調した。


仙谷戦略相が予算酷評「戦争末期の軍事費」
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100401-OYT1T00923.htm

 仙谷国家戦略相は1日、CS放送朝日ニュースターの番組収録で、2010年度予算を「どなたが見ても『この国が続くのか』と不安心理を醸し出すのは間違いない」と酷評した。

 予算編成の基本方針の企画、立案などを担当する国家戦略相が、自ら所属する政権の編成した予算を批判する姿に、「野党気分が抜けていない」(政府関係者)と戸惑う声が出ている。

 戦略相は、10年度予算の国債発行額が過去最大の44兆3030億円と、当初予算としては戦後初めて税収を上回ったことについて、「戦争末期の軍事費が膨れあがった時くらいしかなかった。本来、あってはならない姿だ」と指摘。

 そのうえで、「小渕首相の時の金融危機で銀行などを救済したところから、悪い循環が始まった」「『リーマン・ショック』以降の(経済の)疲弊を受け継いだ予算とならざるを得なかった」などと強調、元凶は歴代の自民党政権の財政や金融政策にあると断じた。


<関連サイト>

仙谷由人(1946年生まれ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%99%E8%B0%B7%E7%94%B1%E4%BA%BA

徳島県に仙谷昌一、真喜子の長男として生まれた。徳島県立城南高等学校卒業後、1964年東京大学に入学、多くの逮捕された全共闘運動家の救援に奔走した。

クライメートゲートを乗り越えて、地球温暖化改め気候変動復活祭2010/04/02 08:31


<関連サイト>

英下院委員会、気候変動データ捏造疑惑を否定
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/100401/erp1004012224012-n1.htm

グローバル情報=地球温暖化のデータねつ造疑惑、英専門委員会は「証拠見つからない」と否定
http://www.morningstar.co.jp/portal/RncNewsDetailAction.do?rncNo=255200


The disclosure of climate data from the Climatic Research Unit at the University of East Anglia
http://www.publications.parliament.uk/pa/cm200910/cmselect/cmsctech/387/387i.pdf

Climate e-mails row university 'breached data laws'
http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/8484385.stm

Climate science must be more open, say MPs
http://news.bbc.co.uk/2/hi/science/nature/8595483.stm

Climategate’s culture
http://www.economist.com/world/international/displayStory.cfm?story_id=15826384

British lawmakers issue mixed report on 'Climategate'
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2010/03/31/AR2010033102823.html

日本の温暖化対策法案はハラキリ行為 (WSJ)2010/04/02 13:53



<関連記事>

【オピニオン】日本の温暖化対策法案は自殺行為
http://jp.wsj.com/Opinions/Opinion/node_47501


Japan's Carbon Hara-Kiri
http://online.wsj.com/article/SB10001424052702304561304575153193859046862.html?mod=WSJ_latestheadlines



▼自由民主党中央政治大学院研究員・NPO法人岡崎研究所特別研究員である高峰康修さんの「温暖化懐疑論なんて下品で嫌だわ、おほほほほ」風の解説引用。これは知性主義系の人によく見られる傾向です。

【温室効果ガス削減】「日本の炭素“ハラキリ”」─WSJ紙論説
http://blog.livedoor.jp/takami_neko_shu0515/archives/65256514.html

 3月30日付けの米ウォール・ストリート・ジャーナル紙(アジア版)が、日本の温室効果ガスに関して、アジア版コラムニスト、ジョゼフ・スターンバーグ氏による論説『日本の炭素“ハラキリ”』を掲載している。

 鳩山政権の温室効果ガス削減目標は、日本にとって文字通り自殺行為だということを端的に表している。本文を読まなくても、タイトルだけで十分に言いたいことが伝わってくる論説である。

 スターンバーグ氏は、2020年までに1990年比25%削減という中期目標には「他の主要排出国の削減」という前提条件があるが、2050年までに半減という長期目標には何の前提条件もないと指摘している。そして、これらの削減目標を達成するには、キャップ・アンド・トレード型の排出権取引、炭素税、再生可能エネルギーへの補助金の組み合わせが必要になるが、日本のエネルギー効率は既に極めて高いので、経済界が喜ばないのも無理はない、と言っている。

 1キロワット時の電気を発電するのに、日本と比較して、2006年の値でいえば、フランスは2%、米国は13%、中国は32%、インドは41%も余計にエネルギーを使っている。全ての鉄鋼業者が、商業ベースに乗る範囲の最新の省エネ技術を使っても、日本の場合は、1トンの鉄鋼を製造する際に0.07トンのCO2排出を削減できるに過ぎない。これに対して、同じことをすれば、中国では0.48トン、米国やEUでは0.15トンのCO2が削減できる。

 また、経団連の試算によれば、キャップ・アンド・トレード型の排出権取引制度によってCO2を削減するための限界削減費用は、日本では476ドルだが、米国では60ドル、EUでは48ドルから135ドルの間である。これは、日本のエネルギー効率の高さの裏返しである。それなのに、日本はどの国よりも急激な排出削減を企てようとしている。そして、この見積りは、他の主要国が排出量削減を実施する場合の話であり、そうでない場合は、日本は深刻な産業空洞化に直面するだろうと、スターンバーグ氏は述べている。

 温室効果ガス削減が経済に与えると予想される悪影響を実によくまとめている。ただ、スターンバーグ氏は、技術革新の可能性をあまりにも過小評価しすぎているきらいがある。

 もっとも、この論説には、WSJ紙の温暖化懐疑論の立場を日本にも広めたいという意図が感じられる。いくらなんでも、日本の産業を純粋に心配してくれるなどということはあるまい。その証拠に、スターンバーグ氏は、日本では、他の国と比べて、クライメート・ゲートやIPCCの報告書がヒマラヤの氷河消滅時期に関して間抜けなミスを犯したことが、はっきり認識されていないので、温暖化懐疑論がまだ十分に広まっていないのだ、と書いている。

 したがって、この論説はタイトルからして面白いが、いささか割り引いて受け取るべきものであろう。もとより、私も鳩山政権の温室効果ガス削減目標は滅茶苦茶であって、まさに「ハラキリ」だと思うが、エネルギー安全保障の観点から、低炭素社会を目指すこと自体は必ずしも悪いわけではない。

 しかし、この論説の趣旨は、温暖化懐疑論を広めることを重視していると思われるので、そういうケチの付け方は、あまり意味がないのであろう。WSJ紙一流の変化球の妙を楽しむというのが、正しい読み方なのかもしれない。このタイトルの面白さは、素晴らしいとしかいいようがない。(了)