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ふぞろいの「セキュリティー・ダイヤモンド」 - 「日中の戦争に巻き込まれたくない」の本音ボロボロ2013/02/05 07:54

ふぞろいの「セキュリティー・ダイヤモンド」 - 「日中の戦争に巻き込まれたくない」の本音ボロボロ


米英豪の会話

中国、どうするよ。
できることならインド、べトナムあたりをぶつけたいと思っていたんだけど…。

ところが最近妙に日本がやる気満々なんだよね。
日本をぶつけるという選択肢はどうよ。

日本もいいんだけどさ。彼らはすぐに熱くなって突っ走るだろ。
あの悪い癖がまだ治ってないように見えるから怖いんだよね。

日本は相手が中国になると堂々たるムキムキマン。
中国も同じなんだけどさ。

アッチッチーな日中に巻き込まれたくないよね。

(一同)うんうん。


<関連記事>

豪安保戦略、抱えるジレンマ 日米との同盟深化も…最大貿易国・中国に配慮
2013.2.4 20:12
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130204/asi13020420130001-n1.htm

 【シンガポール=青木伸行】オーストラリアのギラード政権は4日までに、国防の指針である初の「国家安全保障戦略」を策定した。主に中国の脅威を念頭にした米国や日本との軍事協力、サイバー攻撃への対応強化などが柱だ。ただ、対中脅威認識に関する記述は極めて抑制的で、最大の貿易相手国である中国が、「二律背反の存在」(国防省幹部)であることも印象づけている。豪州国内には対中政策との絡みで、日本との協力強化に水を差す論調も一部にみられる。

 国家安全保障戦略は戦略環境の基本認識として、オバマ米政権と同様、安保の中心軸はアジアに移行したと指摘している。

 米国との同盟関係強化では、合同訓練や「防衛貿易協力条約」、新型電子戦機の取得などを通じ相互運用性を高め、米海兵隊のローテーション展開などを支援することなどを掲げている。日本とは「日米豪3カ国の協力を通じ、包括的な戦略を構築する」など、主に“日米豪トライアングル”の観点から、協力を深化させる方針を示している。

 一方、中国に関する記述は、(1)軍事的な発展は経済成長の結果であり、自然なことだ(2)急速な軍備の近代化はある程度、地域の不確実性を高め、海洋の領有権争いを悪化させている(3)影響力を地域の平和と安定に活用するよう、中国に促す(4)豪州は中国との経済、政治、戦略対話の構築を追求する-などである。

 こうした「穏便」ともいえる表現は、豪中の相互貿易が1200億豪ドル(約11兆6千億円)にのぼる中、「中国を敵に回したくないし、現時点で中国は敵でもない。米国か中国かの選択ではない。中国を刺激しないよう細心の注意を払っている」(国防省幹部)という、実情と本音の反映だといえるだろう。

 しかし、野党・自由党のトニー・アボット党首は「中国に強い安保上の懸念を表明し、圧力をかけるべきだ」と批判する。

 日本との協力強化については、元国防副次官のヒュー・ホワイト氏が「東京(日本)が豪州との緊密な関係に大きな関心をもっているのは、中国ゆえだ。豪州の戦略的利益は日本とはまったく異なる。尖閣諸島(沖縄県)をめぐり日本を支援するために、豪州は中国と戦争をするのか」と、異論を差し挟んでいる。

 これに対し、豪戦略政策研究所のピーター・ジェニングス所長は、「より『普通の日本』を促すべきだ。(地域の)リスクは(日本の)再軍備にあるのではなく、(日本が)地域の安全保障に強い影響力をもてないことにある」と反論。オーストラリア国立大学のジョン・ブラックスランド教授も「日本は中国に対する均衡戦略において、不可欠な存在だ」と強調する。


安倍政権、豪州重視くっきり 安保協力拡大目指す
2013.1.13 23:21
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130113/plc13011323230008-n1.htm

 岸田文雄外相がオーストラリアのカー外相との会談で、米国を含めた安全保障分野の協力を加速させる方針で合意したのは、海洋進出を進める中国を牽制(けんせい)する狙いがある。民主党政権下では豪州側の“片思い”が続いていたが、政権交代を機に「戦略的パートナー」として豪州重視を打ち出した形だ。

 安倍晋三首相は就任直後に発表した論文で、豪州、米ハワイ、インド、日本を結ぶ「安全保障のダイヤモンド」を形成する戦略構想を明かしている。

 この中で中国については、海上交通路(シーレーン)が通る南シナ海を「北京の湖」として影響力を増していると警戒を示し、インド洋と西太平洋の海洋安全保障を目的とした日米豪印の協力強化を訴えた。

 首相は第1次政権時代もアジア地域などで自由や民主主義、法の支配の定着を目指す「自由と繁栄の弧」構想を掲げた。日豪両国は平成19年の「安全保障協力に関する日豪共同宣言」を受け、物品役務相互提供協定(ACSA)や安全保障に関する情報保護協定に署名するなど着実に安保協力を進展させてきた。

 しかし、首脳・閣僚間の交流では豪州の一方的な熱意が目立っている。民主党政権時代の3年余りの間、豪州の首相や閣僚が来日したのは延べ22回だったのに対し、日本側はわずか7回。外務省幹部は「日本がどれだけ豪州のラブコールに応えられているのかという反省はある」と語る。

 豪州は昨年4月に米軍のローテーション展開を受け入れており、中国を念頭に置いた米国との関係強化に乗り出している。日本に対しても協力拡大を要請している。日豪当局者間の協議では、豪州側が日本に集団的自衛権の行使容認をたびたび求めているという。

 安倍政権は「豪印両国との関係をより高い段階にしたい」(外務省幹部)として、会談を機に安保協力をさらに拡大させる方針だ。政府内には「公海上で日豪いずれかの船舶が攻撃を受けた際に、双方が守る“疑似同盟”を将来的には考えるべきだ」(政府関係者)との声も出ている。(杉本康士)


日、豪、印、米で中国包囲網 安倍政権が掲げた「セキュリティー・ダイヤモンド構想」
2013.01.28 (画像引用)
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20130128/plt1301281136002-n1.htm

. 中国が、沖縄県・尖閣諸島強奪への野心をあらわにするなか、安倍晋三首相による“中国包囲戦略”が、関係者の注目を集めている。東シナ海や南シナ海における中国の覇権拡大を牽制(けんせい)するため、日本とオーストラリア、インド、米国ハワイといった民主主義国家・地域が連携して、中国を囲い込む「セキュリティー・ダイヤモンド」構想だ。その中身と実現の可能性とは-。

 政府は25日の閣議で、民主党政権が2010年に策定した防衛大綱の見直しと、大綱に基づく中期防衛力整備計画の廃止を決定した。年内に新しい大綱をまとめる。中国が尖閣強奪を視野に、領海・領空侵犯や軍備拡大を進めていることが念頭にあるのは間違いない。

 安倍首相は日本単独の防衛力強化だけでなく、海外との連携に向けた布石も着々と打っている。

 具体的戦略の1つとして注目されているのが、安倍首相が首相就任直後の昨年12月27日付で、プラハに本拠を置く国際NPO団体「プロジェクトシンジケート」に英語で寄せた、「Asia’s Democratic Security Diamond(=アジアの民主主義 セキュリティー・ダイヤモンド)」という論文だ。

 これによると、安倍首相は、中国が尖閣周辺の日本領海に公船を進入させて、東シナ海の領有権を既成事実化しようとしていると指摘し、自由航行が保障されるべき海上交通路(シーレーン)の一部である南シナ海についても、「北京の湖」とするために要塞化を進めていると警告。

 「南シナ海には核弾頭搭載ミサイルを発射可能な中国海軍の原子力潜水艦の基地とするのに十分な深さがある」「間もなく中国海軍の新型空母が頻繁に見かけられるようになる」「中国の周辺諸国を恐れさせる事態」などと記したうえで、中国の海洋覇権を防ぐために、日本とオーストラリア、インド、米国ハワイが、インド洋から西太平洋に広がる海洋権益を保護するダイヤモンドを形成すべきだ、と主張しているのだ。

 この構想を進めるためか、岸田文雄外相は13日にオーストラリアに飛び、同国のカー外相と会談。米国を含めた安全保障分野の協力を加速させる方針で合意した。

 さらに、安倍首相は東南アジア歴訪の最後に訪れたインドネシアで18日、法の支配と自由で開かれた海洋の重視などを掲げた「日本外交の新たな5原則」を発表し、中国を強く牽制した。

 注目の論文では、セキュリティー・ダイヤモンドを強化するため、英国やマレーシア、シンガポール、ニュージーランド、タヒチのフランス太平洋海軍との連携についても触れている。

 安倍首相の大胆構想は成就するのか。

 拓殖大学海外事情研究所の川上高司教授は「米国は国防費を削っており、同盟国に頼らざるを得なくなっている。(地域安全保障には)オーストラリアもインドも積極的とみられる。セキュリティー・ダイヤモンド構想は、実現する可能性は高いのでは。中国は、相手が強いと対話をし、弱いとみればかさにかかってくる国だけに、正攻法ともいえる。実現すれば硬いダイヤモンドになると思う」と語っている。


Asia’s Democratic Security Diamond by Shinzo Abe - Project Syndicate
http://www.project-syndicate.org/commentary/a-strategic-alliance-for-japan-and-india-by-shinzo-abe

Abe’s Diamond Defense Diplomacy
http://blogs.wsj.com/japanrealtime/2013/01/17/abes-diamond-defense-diplomacy/

Japan and the Politics of Guilt by Gareth Evans - Project Syndicate
http://www.project-syndicate.org/commentary/japan-and-the-politics-of-guilt-by-gareth-evans

The shadow of 1914 falls over the Pacific
China, like Germany 100 years ago, fears the established power is intent on blocking its ascent
By Gideon Rachman
http://www.ft.com/intl/cms/s/0/e29e200a-6ebb-11e2-9ded-00144feab49a.html#axzz2JyIySVxA