世界が注目!? - 「低温」で水から水素=太陽熱活用など期待-広島大(時事) ― 2012/12/10 06:26
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「低温」で水から水素=太陽熱活用など期待-広島大
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201211/2012112700955
広島大は27日、約400度という比較的低温で水を分解し、水素を取り出すことに成功したと発表した。水素は有望なエネルギー源だが、化学分解で取り出すには1500度の高温が必要だった。成果は将来、太陽熱など再生可能エネルギーを利用した水素生産に向けた一歩となる。
広島大の宮岡裕樹特任講師らの研究チームは、金属ナトリウムを使い、熱と化学反応で水から水素を取り出す方法を研究。反応炉の構造を工夫してナトリウムが気化しやすい環境をつくり、これまでより少ない熱で水から水素を取り出すことに成功した。
現在の水素生産は、天然ガスと水を高温で反応させているが、二酸化炭素も排出するのが難点。水の化学分解も高温が必要だったが、400度であれば小規模な太陽熱設備や工場などの廃熱も利用できるという。(2012/11/27-21:14)
水から水素つくる新技術開発 広島大チーム
http://www.47news.jp/CN/201211/CN2012112701001701.html
次世代自然エネルギーとして注目される水素を、化学反応で水を分解させることで得る新技術を広島大のチームが27日までに開発した。反応には800~1500度の高温が必要とされてきたが、今回400度程度で実現。太陽熱や工場から出る廃熱を利用した水素生成を目指す。
水から水素を得る手法としては電気分解がよく知られるが、高温での化学反応の方がエネルギー効率は高いという。
反応は気化させた金属ナトリウムを触媒のように使って起こすが、ナトリウムを熱して蒸発させるのには高い温度が必要だった。
2012/11/27 20:38 【共同通信】
宮岡 裕樹の研究ブログ
http://blog2012hmiyaoka.japanprize.jp/
千代田化工建設、高温溶融塩を熱媒とした次世代型太陽熱発電事業強化で伊企業に出資
http://www.kankyo-business.jp/news/003401.php
溶融塩による太陽熱発電:シチリアに世界初の発電所
http://wired.jp/2012/10/04/solar_molten_salt/
シーメンス、溶融塩技術を使った太陽熱発電の試験施設を建設
http://www.ecool.jp/foreign/2011/02/siemens04-1035.html
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