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「パレスチナ化」懸念浮上の南シナ海:「アジアのパレスチナ」「もうひとつのパレスチナ」と語ったASEANのスリン・ピッスワン事務局長2012/12/04 07:47

「パレスチナ化」懸念浮上の南シナ海:「アジアのパレスチナ」「もうひとつのパレスチナ」と語ったASEANのスリン・ピッスワン事務局長


<関連記事>

中国が外国船舶取り締まり強化、海南省管轄の南シナ海対象に条例、実効支配強化の狙い
2012.12.3 22:30 (画像引用)
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121203/chn12120322320005-n1.htm

 【上海=河崎真澄】中国海南省の人民代表大会(議会に相当)常務委員会は3日までに、南シナ海で同省が管轄する海域で不法進入したと判断した外国船舶に対し、公安当局の国境警備機関が立ち入り検査や船舶差し押さえなど厳格な取り締まりを実施する、との新たな治安管理条例を可決した。国営新華社通信などが伝えた。

 先月就任したばかりの習近平総書記が率いる新指導部が、ほぼ全ての島嶼(とうしょ)に対して中国が領有権を主張する南シナ海での実効支配を強める狙いがありそうだ。

 条例では、外国船舶が同省の管轄海域内の中国領海を通過する際の停船、未許可の出入港や島への上陸、中国の主権や安全を侵す宣伝活動などを違法な行為と規定。船舶の強制退去や拿捕(だほ)などの措置も取れると定めている。

 中国政府は今年6月、南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)、西沙(同パラセル)、中沙の3諸島を海南省下の「三沙市」として一方的に制定。領有権主張が重なるベトナム、フィリピン、マレーシアなどが反発し緊張が高まっている。

 外国船舶への取り締まり強化を国家レベルではなく海南省の条例で定めた背景には、中国が領有権主張する沖縄県・尖閣諸島を範囲に含めることで日米との紛争要因にならぬよう、海域を限定した可能性が指摘されている。

 中国側は、「釣魚島(尖閣諸島の中国名)は中国の一部である台湾省の一部」としており、今回の条例の範囲外となる。

 南シナ海は日本のタンカーやコンテナ船が多数航行する重要なシーレーン(海上交通路)。新華社電によると、中国外務省は条例について、「各国は国際法に基づき南シナ海で航行する自由を有している」との見解を示したが、中国側が「違法」と判断すれば取り締まりができる規定だ。


航行の自由阻害 一触即発の事態招く 国際社会の重大な脅威-中国海南省の立ち入り検査
2012.12.3 22:31
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121203/asi12120322330002-n1.htm

 【シンガポール=青木伸行】中国海南省の条例は、武力行使と強制力を伴う「平時臨検」ともいえる内容だ。適用範囲が南シナ海全域に及ぶのであれば、各国船舶の航行の自由を阻害し、一触即発の事態を招く危険性を助長するもので、東南アジア諸国のみならず、日本など国際社会の重大な脅威である。

 類似の措置には(1)禁輸執行活動(2)戦時および平時の臨検(3)海上封鎖-などがある。手順はほぼ同様で、停船要求→臨検、捜索→拿(だ)捕(ほ)、乗組員の拘束という流れだ。相手の船舶が停船命令に応じず、抵抗した場合の威嚇射撃や攻撃が、通常は認められている。

 中国がこうした措置を、国際法を無視し領有権を主張する南シナ海で執行すれば、領有権を争うフィリピンやベトナムの艦船、船舶との間で衝突が生じる危険性は当然、高まる。

 このため、東南アジア諸国連合(ASEAN)のスリン事務総長は「緊張を激化させ、大きな紛争の引き金になり得る深刻な事態だ」と、強い調子で中国を非難する。フィリピン政府も「国際社会を脅かし、航行と通商の自由を妨げるものだ」と猛反発している。

 軍事専門家は「条例は国際法、国連海洋法条約を侵害するものだ。各国が対応策として自国の船舶を護衛すれば、衝突の確率はさらに高まる」と憂慮する。

 「中国は武力で脅迫し、(南シナ海を)支配下に置こうとしている」(ベトナム共産党機関紙ニャンザン)との危機感から、中国の条例を「国連安保理で協議すべきだ」(外交筋)との見解も出されている。


インド海軍 必要あれば南シナ海に部隊派遣
2012.12.3 20:07
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121203/asi12120320090001-n1.htm

 【ニューデリー=岩田智雄】インドのPTI通信によると、ジョシ印海軍参謀長は3日の記者会見で、中国海軍の増強に深い懸念を示し、南シナ海での航海の自由やベトナムとの共同資源開発を守るため、必要があれば艦隊を派遣する用意があると述べた。軍幹部が、南シナ海問題で強い姿勢を表明するのは異例。

 ジョシ参謀長は、南シナ海での偶発的な衝突の備えを問われ、中国海軍について、「近代化が実にめざましい。われわれの懸念の非常に重大な要因だ。取り得る措置と戦略について検討し、立案していく」と述べた。また、「(航海の自由や資源探査など)国益に関わる事態で必要があれば、現地へ行くことが求められるし、備えてもいる」とした。ただし、インド海軍は、南シナ海に十分な艦隊を展開する装備は持っておらず、発言は中国を牽(けん)制(せい)する狙いがあるとみられる。


アセアン事務局長 南シナ海の領土問題の「パレスチナ化」を懸念
28.11.2012, 18:12
http://japanese.ruvr.ru/2012_11_28/96198644/

アセアンのスリン・ピッスワン事務局長は、英国の新聞「ファイナンシャル・タイムズ」のインタビューに応じた中で「南シナ海の島々をめぐる状況は、地域全体の不安定化をもたらし国家間の対立を生む『新たなパレスチナ』になる恐れがある」と述べた。

スリン事務局長は又「アジアはここ数年間で、最も緊張した時期に入った。これは、中国とベトナム、フィリピンなどの国々との間で、南シナ海の島々に関する領土問題が先鋭化した事による」と指摘し、次のように続けた―

「もし地域の国々が、状況をエスカレートさせるのではなく、その緊張の緩和に努力しなければ、南シナ海は『もう一つのパレスチナ』になるかもしれない。」

先に米国は、アセアン・サミットで南シナ海の領土問題を国際的なものとして取り上げようとしたが、中国政府は、この問題の『インターナショナル化」を拒否、関係当事国との二国間ベースでのみ問題を話し合う用意があるとした。

Financial Times


中国、南シナ海は「自国領」の新旅券発行 ベトナムなど反発
2012.12.02 Sun posted at 18:02 JST
http://www.cnn.co.jp/world/35025156.html

中国の空母艦載機、離着艦に初成功ジャカルタ(CNN) 中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)の一部加盟国などが領有権を争う南シナ海の問題で、中国が新たに発行した旅券に南シナ海を自国領として刷り込んでいることが2日までにわかった。主権を争うベトナムなどが強く反発している。

ベトナムはこの旅券を認めず、無効のスタンプを押すと共に中国人旅行客に入国査証関連書類を別途手渡しているという。

米国務省は27日、旅券の作り方は各国の自由な権利として、中国の新旅券は合法的との見方を示した。ただ、ヌーランド報道官は他国を怒らせるような措置を選ぶことが政治的に賢明な判断なのかは別問題とも述べた。

南シナ海問題では、中国がほぼ全海域の、ベトナム、フィリピン、ブルネイ、マレーシアと台湾が一部海域の主権を主張している。中国はベトナムやフィリピンとの間で過去に艦船を動員しての海上衝突を起こしたこともある。

タイの外交官出身であるスリン・ピッスワンASEAN事務局長は英紙フィナンシャル・タイムズとの会見で南シナ海問題に触れ、緊張緩和の方途を見いださなければ、武力衝突が起きて地域の不安定化を招くアジアの「パレスチナ問題」になる恐れがあると警告。

中国が政治や経済、軍事各分野で存在感を高め南シナ海問題で領有権を主張すると共に、アジアは近年、最も対立が目立つ局面に入っているとも分析した。南シナ海には石油、ガスのエネルギー源の埋蔵や魚類資源が豊富とされ、国際的な海上貿易要路ともなっている。

年末で退任する同事務局長は、東南アジア諸国は中国とこれに対抗する米国のアジア重視路線との狭間でどちらにくみするのかを突き付けられていると指摘。ASEANの今年の議長国で親中派のカンボジアが南シナ海問題における対中戦略でのASEANの共同歩調づくりでベトナムとフィリピンの試みを阻止した例にも言及した。

スリン氏は南シナ海問題の悪化は中国内部の変化を反映しているとの見方も表明。指導部交代を踏まえ主権や領土主張を重視せざるを得ない背景や、経済的繁栄の追求、建国の努力が依然続いているとの国民感情が絡んでいるとも説明した。

その上で南シナ海での中国とASEANの紛争防止には島占拠などを放棄させるような法的拘束力を持つ行動規範の作成での合意が最も望ましいと主張。ただ、この合意づくりは、ASEAN地域で政治的論争を解決させるメカニズムの構築が十分でない現状を考慮すれば難航するとの見方も示した。


Last updated: November 28, 2012 3:58 am
Asean chief warns on South China Sea spats
By Ben Bland in Jakarta
http://www.ft.com/intl/cms/s/0/c025d896-386b-11e2-981c-00144feabdc0.html#axzz2E1rRxoL0

Southeast Asia’s top diplomat has warned that the South China Sea disputes risk becoming “Asia’s Palestine”, deteriorating into a violent conflict that draws sharp dividing lines between nations and destabilises the whole region.

Surin Pitsuwan, the outgoing secretary-general of the 10-member Association of Southeast Asian Nations, told the Financial Times that Asia was entering its “most contentious” period in recent years as a rising China stakes out its claim to almost the entire South China Sea, clashing with the Philippines, Vietnam and others.

“We have to be mindful of the fact that the South China Sea could evolve into another Palestine,” if countries do not try harder to defuse rather than inflame tensions, he said.

As it has grown economically and militarily more powerful, Beijing has become more assertive about its territorial claims in the South China Sea, which encompasses vast oil and gas reserves, large fish stocks and key global trade routes.

After naval clashes with Vietnam and the Philippines – which claim parts of the South China Sea alongside Brunei, Malaysia and Taiwan – China has further angered its neighbours by printing a map of its extensive maritime claim, known as the “nine-dotted line” in new passports.

Vietnam has hit back by marking the passports of visiting Chinese as “invalid” and issuing separate visa forms rather than appearing to recognise the Chinese claim by stamping passports.

The US state department on Tuesday said Washington would continue to accept the new Chinese passports as legal documents, adding that countries were free to decide what their passports looked like.

But Victoria Nuland, the state department spokeswoman, added that it was a separate issue “whether it’s politically smart or helpful to be taking steps that antagonise countries”.

The US has responded to a resurgent Beijing by refocusing its foreign policy on Asia and building closer strategic and military ties with old foes such as Myanmar and Vietnam, which also fear the consequences of potential Chinese hegemony in the region.

Squeezed between these two great powers, southeast Asian nations will come under growing pressure to take sides unless they can stay united, said Mr Pitsuwan, a Thai diplomat who will step down next month after five years as the head of Asean.

He argued that the deteriorating situation in the South China Sea was the result of “the internal dynamics of China”, with Beijing focused on upholding its sovereignty and territory because of the recent leadership change, growing prosperity and a sense that the state-building process was still under way.

Asean, which is the only high-level forum for security issues in Asia, has fallen into disarray this year as Cambodia, a close Beijing ally and the chairman of the organisation, has undermined efforts by the Philippines and Vietnam to form a consensus about how to respond to China’s assertive stance.

“Cambodia has to balance itself within an increasingly tense power play,” said Mr Pitsuwan. “I think Cambodia did what it had to do – you have to look at it from their perspective.”

He added that the best hope for avoiding conflict was for Asean and China to agree on a binding code of conduct that would discourage nations from trying to seize islands, oilfields and fishing grounds in order to back up their territorial claims.

But this would be challenging given that Asia’s political institutions and dispute-resolution mechanisms were still very under-developed relative to the growing region’s economic might.


Philippines attacks Chinese maritime law
http://www.ft.com/intl/cms/s/0/1fb53822-3c6a-11e2-a6b2-00144feabdc0.html#axzz2E1rRxoL0


India hits back at China in passports war
http://www.ft.com/intl/cms/s/0/d2c55cbc-3594-11e2-bf64-00144feabdc0.html#axzz2E1rRxoL0