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日中両政府望むは尖閣海域でのここ暫くの睨み合い、それでも怖い中国漁船暴走という不測の事態、負傷者など出ようものなら情勢一気に緊迫へ2012/09/18 07:57

日中両政府望むは尖閣海域でのここ暫くの睨み合い、それでも怖い中国漁船暴走という不測の事態、負傷者など出ようものなら情勢一気に緊迫へ


<関連記事>

中国漁船団、尖閣海域到着は18~19日か 中国監視船隊合流も (画像引用)
2012.9.18 01:14
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120918/chn12091801150003-n1.htm

 中国メディアは17日、東シナ海での休漁期間終了に伴い、浙江省や福建省などの漁船計千隻が18日か19日、沖縄県・尖閣諸島付近の海域に到着する見込みだと報じた。日本政府による尖閣諸島国有化に対する対抗措置の可能性がある。

 海上保安庁は複数の巡視船を尖閣諸島周辺に配置し、警戒を強めている。大量の漁船が一度に尖閣周辺の日本領海に侵入すれば、海保の巡視船との衝突など不測の事態を招く恐れがあり、日中間の緊張がさらに高まりそうだ。

 中央人民放送によると、中国の漁業当局は海洋観測衛星を通じて尖閣周辺で操業する漁船の動きを監視するとしている。

 14日に尖閣周辺の日本領海に侵入した中国の海洋監視船隊も尖閣付近の海域にとどまっており、漁船団と合流する可能性もある。(共同)


政府、尖閣の監視を強化 中国漁船出航など警戒
米国防長官「安保条約の義務遂行」
防衛省はP3C哨戒機などが通常の監視活動として周辺海域の警戒を続けた。対応が海保の能力を超え、海上警備行動が発令される状況に備えて自衛艦を尖閣諸島に近い海域に移動させ始めた
2012/9/17 20:21 (2012/9/18 0:11更新)
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS17017_X10C12A9MM8000/

 政府は17日、尖閣諸島への中国漁船の出航を受け警戒監視を強めた。海上保安庁の巡視船を増やすとともに上陸に備え沖縄県警の出動も検討。防衛省は海上警備行動も想定した対応に着手した。

 海保は漁船対策で小回りのきく小型の巡視船や巡視艇を活用、夜間でも監視できる巡視船の投入も検討する。領海に侵入する場合、退去の呼びかけに応じなければ立ち入り検査し、悪質なら検挙も視野に入れる。上陸を目指していると判断すれば上陸を阻止する。

 防衛省はP3C哨戒機などが通常の監視活動として周辺海域の警戒を続けた。対応が海保の能力を超え、海上警備行動が発令される状況に備えて自衛艦を尖閣諸島に近い海域に移動させ始めた。

 森本敏防衛相と会談したパネッタ米国防長官は記者会見で「尖閣での対立を懸念している」と表明。米軍による日本の防衛を定めた日米安保条約第5条の尖閣適用について「当然、条約に基づいた義務を遂行する」と述べた。「相対する主権に関する紛争には肩を持たない」とも語った。

 野田佳彦首相はNHK番組の収録で「大局観を持ってクールな対応をすることが大事だ」と中国に自制を求めた。首相はこれに先立ち公邸に藤村修官房長官、米村敏朗内閣危機管理監、河相周夫外務次官を呼び応を協議。反日デモに関し「邦人保護は大使館などを中心に緊張感を持って対応してほしい」と指示した。日中関係への対応を優先するため、福岡市内で開いた民主党代表選の立会演説会への出席を急きょ見送った。


警戒監視、警備を強化=大量の中国漁船出航情報で-監視船と対峙も・海保
自衛隊は哨戒機など航空機による監視を続けるとともに、海上警備行動の発令など不測の事態に対応できるよう準備を進めているとみられる。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012091800001

 大量の中国漁船が沖縄県・尖閣諸島付近の海域に向け出航したと伝えられたことを受け、海上保安庁は防衛省など関係省庁とも連携し、同諸島周辺の領海警備と警戒監視態勢を強化している。中国側が漁業監視船などの公船を派遣すれば、海保とにらみ合う緊迫した事態も想定される。
 漁船が尖閣諸島周辺に押し寄せ、侵入を試みる場合には海保は巡視船で進路変更させる措置などを取る。

 違法操業には外国人漁業規制法違反罪を、退去を求める巡視船に故意に衝突させた場合には公務執行妨害罪を適用することは可能だが、最終的には政治判断になるとみられる。

 中国側は国家海洋局の海洋監視船だけでなく、中国農業省の漁業監視船を漁船の保護名目で派遣する可能性がある。ただ、公船に対しては国連海洋法条約上、領海外への退去要求しかできないため、対抗措置には限界がある。

 自衛隊は哨戒機など航空機による監視を続けるとともに、海上警備行動の発令など不測の事態に対応できるよう準備を進めているとみられる。(2012/09/18-00:07)


中国漁船1000隻、18日にも尖閣海域に到着
「海上保安庁の巡視船と、漁船を守るために中国が派遣する監視船の衝突で負傷者が出れば、情勢は一気に緊迫する」
2012/9/17 20:19 (2012/9/18 0:35更新)
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM1702Y_X10C12A9MM8000/

 【北京=森安健】中国の反日デモが18日、大きなヤマ場を迎える。満州事変の発端となった「9.18」に合わせて全国各地で大規模デモが呼びかけられている。混乱を警戒する日本大使館は同日の窓口業務を休止する。17日には多数の中国漁船が沖縄・尖閣諸島のある東シナ海に向け出航。尖閣の海域で海上保安庁の巡視船と接触する事態も想定され、日中関係はさらに緊張しそうだ。

 中国東海岸の浙江省や福建省で待機していた約1万隻の漁船が17日、東シナ海の禁漁期間終了を受けて次々と出航し始めた。中国国営ラジオの中央人民放送(電子版)によると、このうち約1000隻は尖閣諸島の海域に向かった。国営の中央テレビは18日にも同海域に到着すると伝えた。

 中国の政府機関に属する公船と比べ、一般漁民が乗る漁船は政府の統制が利きにくい。「海上保安庁の巡視船と、漁船を守るために中国が派遣する監視船の衝突で負傷者が出れば、情勢は一気に緊迫する」(小谷哲男・日本国際問題研究所研究員)との見方も出ている。

 17日には北京の日本大使館前で7日連続となるデモが発生したが、大きな混乱はなかった。18日のデモの規模は分からないが、大使館は「過激な抗議行動となる可能性がある」として今回のデモ発生以来、初めて査証(ビザ)発給業務など窓口業務を休止する。

 日本の小売業では18日に営業を取りやめる動きが広がっている。セブン&アイ・ホールディングスは北京や成都にある大型小売店イトーヨーカドーやコンビニエンスストアのセブン・イレブンなどグループのすべての店舗を臨時休業する。