ラーメンかける拉麺男に注意せよ - 外務省渡航情報(広域情報) 「最近の日中関係の動きに係る注意喚起」 ― 2012/09/14 07:06
<画像引用>
外務省海外安全ホームページ 広域情報詳細
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo.asp?infocode=2012C287
情報種別:渡航情報(広域情報)
本情報は2012年09月14日現在有効です。
最近の日中関係の動きに係る注意喚起
2012年09月13日
※ 本情報は、海外に渡航・滞在される方が自分自身の判断で安全を確保するための参考情報です。本情報が発出されていないからといって、安全が保証されるというものではありません。
※ 本情報は、法令上の強制力をもって、個人の渡航や旅行会社による主催旅行を禁止したり、退避を命令するものでもありません。
※ 海外では「自分の身は自分で守る」との心構えをもって、渡航・滞在の目的に合わせた情報収集や安全対策に努めてください。
1 最近の尖閣諸島を巡る情勢等から、中国国内に限らず一部の欧米諸国等をはじめとする各地においても、中国系住民による日本の在外公館に対する抗議活動及び反日デモが散発的に発生しています。9月18日が柳条湖事件(いわゆる満州事変)の発生日でもあることから、北米地域においてはネット上で、同日前後に日本の在外公館への示威行動を行うとの呼びかけがなされています。
2 現在のところ、実際にどの都市で抗議活動等が行われるかにつき確たる情報はありませんが、今後中国国内に限らず欧米諸国等をはじめとする各地においても様々な抗議活動等が発生する可能性は排除できません。つきましてはこれら地域に渡航・滞在される予定の方、または既に滞在中の方は、最新の情報の入手に努めるとともに、実際に集会やデモ行進が行われている現場には近づいたりせず、速やかにその場を離れる等、自らの安全確保に努めてください。
(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902
(外務省関連課室連絡先)
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐に関する問い合わせを除く)
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)5139
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐に関する問い合わせ)
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)3496
○外務省海外安全ホームページ:http://www.anzen.mofa.go.jp
http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (携帯版)
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上海の在留邦人、相次ぎ暴行被害 反日感情強まる
尖閣国有化で
2012/9/13 23:50
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM1307F_T10C12A9FF1000/
【北京=島田学】中国で日本政府が沖縄県尖閣諸島を国有化したことへの反発が広がり、在留邦人にも被害が出た。上海の日本総領事館には13日までに、路上で暴行を受けて打撲傷を負ったり、ラーメンを顔にかけられて目を負傷するなど計6件の被害が報告された。インターネット上では、北京や四川省成都などでの今週末の反日デモを呼びかける書き込みも相次ぎ、日本人社会に緊張感が高まっている。
■日本製品ボイコット容認
上海は日本人長期滞在者が約5万6千人と、中国で最大の日本人コミュニティーを抱えている。総領事館によると、レストランで中国人に因縁をつけられ暴行を受ける、路上でメガネを割られる、路上で炭酸飲料を頭からかけられる――などの被害が出た。
ネット上では「酒に酔った日本人が中国人女性をナイフで傷つけた」などと反日感情をあおる偽の書き込みも。北京の日本大使館には13日夜現在、邦人被害の報告はないが、タクシーの乗車拒否などが相次いでいる。
中国の外交当局は関係改善のきっかけを探っていたが、一度火が付いた国民レベルの反日感情は当面収まりそうにない。中国メディアの報道ぶりの影響も大きい。国営中央テレビは日本が尖閣国有化を決めた10日以降、日本を批判する特集番組を相次ぎ報道している。
中国各地で今週末に再び反日デモが発生する可能性は高まっている。ネット上では13日から、重慶や四川省成都、湖南省長沙などでの週末のデモ呼びかけが始まった。「今週末に北京の日本大使館前に集まって生卵を投げよう」との書き込みも広がっており、「それなら卵を無料で提供する」という人も出ている。
中国外務省の洪磊副報道局長は13日の記者会見で「中国国民は政府による正義の要求や対抗措置を支持している」と述べ、反日デモを容認する考えを示唆した。
「中国の消費者が理性的な方法で自らの考えを表明することに、政府としては理解を示すべきだ」。中国商務省の姜増偉次官は13日の記者会見で「日中の経済貿易関係にマイナスの影響を与えることは避けられない」と指摘し、日本製品のボイコットを容認する考えを示した。
ネット上では、日本車ユーザーが「今はもう日本製品は買っていない」と記したステッカーを貼った車の写真を掲載。反日デモでの襲撃を避ける目的とみられる。
商務省系シンクタンク、国際貿易経済協力研究院の金柏松研究員は中国メディアに「対日経済制裁を実施する可能性も排除すべきでない」と指摘。「日本経済は中国に大きく依存しており、経済制裁によって日本に巨大な対価を支払わせるべきだ」と強調した。
■「全国5500窓口で訪日案内中止」
中国政府が日本への批判を強めていることを受け、日本へのツアー中止を決める旅行会社も出てきた。四川省の中国康輝旅行社集団は日本経済新聞の取材に「全国5500の窓口で日本ツアーの案内を中止した」と答えた。
一方、関西広域連合のトップを務める井戸敏三兵庫県知事は11日から北京や上海などで観光誘致イベントを実施していたが、王岐山副首相ら中国側要人との面会はすべてキャンセル。井戸氏は13日、上海で記者会見し「要人に誘客を働きかけたかったが残念だ」と無念さをにじませた。
日本新聞協会は13日、日中記者交流計画に基づいて17日から予定していた日本人記者団の中国派遣の延期を決めた。受け入れ先である中華全国新聞工作者協会からの延期の申し入れを容認した。中国側は理由について、尖閣問題の影響とはせず「(記者団に)同行する人手を割くことができない」と説明している。
【尖閣国有化】反日激化 「愛国無罪」中国当局野放し
2012.9.14 01:02
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120914/chn12091401050001-n1.htm
日本政府による沖縄県・尖閣諸島の国有化を受け、中国側の日本への抗議が激化している。13日には日本人が顔にラーメンをかけられて目を負傷したりするなどの被害が相次いで報告された。国有化への反発から、中国で日本人が負傷する問題が判明したのは初めて。このほか、日本での観光イベントへの出展取りやめや日本への観光ツアーの自粛も始まった。背景には、中国側による抗議活動の“容認”がありそうで、日本側は対応に苦慮している。(上海=河崎真澄、那須慎一)
中国外務省の洪磊報道官は13日の定例記者会見で、「中国全土が日本の誤った行動に憤っており、政府による正義の要求や対抗措置を支持している」と発言。同商務省の姜増偉次官も、「中国の消費者が理性的な方法で、自分たちの考えを表明するのは彼らの権利だ」と述べ、日本製品のボイコットを容認する考えを示した。
上海の日本総領事館によると、13日、同館管轄地域の歩道を歩いていた日本人が何者かにラーメンを顔にかけられた。このほか、「日本人か」と声をかけられた別の邦人が足を数回蹴られるなどした被害があったという。
同館の管轄地域は上海市と安徽、浙江、江蘇、江西の各省。路上を歩いていた日本人が頭から炭酸飲料をかけられたり、めがねを割られて奪われたりしたケースも報告されており、同館では在留邦人に注意を呼びかけている。
北京の日本大使館前では、尖閣諸島の国有化に抗議する反日デモが13日も行われ、11日以降でデモは3日連続となった。日本人の入店を拒否する中華料理店も出てきているという。
一方、中国国家観光局は13日、東京都内で20日から開催予定のアジア最大級の観光イベント「JATA国際観光フォーラム・旅博」への出展を取りやめることを明らかにした。
旅博をめぐっては、平成22年にも尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件で逮捕された中国人船長の勾留延長を受けて、中国側が出展を中止した経緯がある。今年は、世界150カ国以上の政府観光機関や旅行業者が参加。中国は約80平方メートルのブースを確保し、日中国交正常化40周年の節目にあわせて、日本人観光客の誘致をはかる方針だった。
また、中国国際旅行社など旅行会社大手は13日までに、日本行き観光ツアーの実施や販売、広告を相次ぎ中止した。顧客には、旅行申し込みのキャンセルと返金に応じると発表した。
上海で日本人への暴行続発、少なくとも4人負傷
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20120913-OYT1T01282.htm?from=top
【上海=関泰晴】中国・上海の日本総領事館は13日、日本政府が沖縄県の尖閣諸島の国有化を決定して以降、上海市内で日本人が中国人から暴行を受けるケースが続発し、少なくとも4人が負傷したと明らかにした。
同総領事館ではホームページを通じ、在留邦人や日本人旅行者に注意を呼びかけている。
ホームページなどによると、上海の繁華街を歩いていたところ、「お前は日本人か」と声をかけられ、突然、足を蹴られて打撲傷を負うケースがあった。
このほか、〈1〉深夜に食事中、中国人に因縁をつけられ暴行を受けた〈2〉タクシーで移動中、バイクの運転手が追いかけてきて「乗客を降ろせ」と言われた〈3〉複数人で歩道を歩いていたところ、中国人から「ジャパニーズ」と言われ、1人が麺をかけられてケガを負い、1人が眼鏡を割られ、持ち去られた――などのケースがあったという。(2012年9月14日01時35分 読売新聞)
尖閣国有化への抗議デモ、少なくとも8都市で
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20120913-OYT1T01210.htm?from=main1
【北京=竹内誠一郎】北京の日本大使館前で13日、日本政府の尖閣諸島国有化に抗議する約150人が「日本人は釣魚島(尖閣諸島の中国名)から出て行け」などとする横断幕を掲げ断続的にデモを行った。
抗議デモは、日本政府が国有化を発表した11日から3日連続。
日本大使館や中国版ツイッター「微博」などの情報によると、北京をはじめ、広州、福建省福州、安徽省合肥など少なくとも8都市で、尖閣諸島国有化に抗議するデモがあったとみられる。
ネット上では、週末の15、16日と、満州事変の発端となった1931年の柳条湖事件から81年にあたる18日に、北京や遼寧省瀋陽など、少なくとも25都市でデモが呼び掛けられている。(2012年9月14日01時35分 読売新聞)
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