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内ゲバ&内紛続きの民主党に国民はもうウンザリ、その原因を作っているのは野田なのか、小沢なのか2012/06/16 09:02

内ゲバ&内紛続きの民主党に国民はもうウンザリ、その原因を作っているのは野田なのか、小沢なのか


「どうぞ、小沢先生、鳩山先生、反対してください。そうすると、国会はすっきりして、素晴らしいものになります。お願いいたします」

民主党の渡部恒三最高顧問の口から飛び出した過激発言。
しかしこれは野田周辺の誰もが思っていること。自民党も願っていること。

どうぞどうぞ、小沢も鳩山も採決時は造反して下さいな。
そうすれば念願の除名ができる。小沢と鳩山を追い出すことができる。

造反して自ら離党してくれるならみんな大喜び。
餞別を包みたくなるほどの大ラッキーシナリオ。

注目すべきは増税の際に「名目3%、実質2%」の経済成長率を目標とする景気弾力条項。民主、自民、公明3党合意で景気弾力条項を法案の付則に残す方針で一致。

民主党内の増税反対派がこだわってきたのも景気弾力条項。
それを3党合意で残したのだから、本来なら文句は言えないはず。

景気弾力条項を残した狙いはどこにあるのか。

それは民主党内の増税反対派の分断狙う仕掛け。
それは小沢グループの分断狙う仕掛け。

つまりは小沢を孤立させるための仕掛け。

そんな仕掛けを見抜いている小沢が造反などするものか。
採決時は欠席か棄権になるだろう。

そのまま党に留まりながら、9月の代表選に向けて野田降ろしの足場固め。
被災地復興の足かせとなっている政治のゴタゴタはまだまだ続くということ。

時事世論調査によれば、野田内閣支持率は前月比1.0ポイント増の24.3%。
その一方、民主党支持率は前月比0.9ポイント減の8.1%で政権交代後最低更新。

内ゲバ&内紛続きの民主党に国民はもうウンザリ。
その原因を作っているのは野田なのか、小沢なのか。

その答えを時事世論調査が見事に示している。


<関連記事引用>

現在の民主党で「りとう」は禁句か 「離れ島」と言い直す場面も (画像引用)
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00225485.html

民主党は15日午後、全議員を対象とした合同会議を開く。修正協議のタイムリミットを前に、14日夜から、永田町は激しく動いている。

野田首相が政治生命を懸けるとした、社会保障と税の一体改革をめぐる民主・自民・公明3党の修正協議は、15日、ついにタイムリミットの日を迎えた。

15日朝の民主党参院議員総会で、輿石幹事長は「(きょうは)いろんな動きがあると思いますので、(午後)5時前に、国会をあとにすることがないように」と述べ、午後5時までは国会を離れないよう禁足令を出した。

そうした中、野田首相を支持する民主党の渡部恒三最高顧問の口からは、「どうぞ、小沢先生、鳩山先生、反対してください。そうすると、国会はすっきりして、素晴らしいものになります。お願いいたします」と過激な発言も飛び出した。

その小沢元代表と鳩山元首相の2人は、14日夜、共産党の志位委員長や、社民党の福島党首らと一緒に、超党派の消費税増税反対集会に参加した。

鳩山元首相は「消費税増税する必要はない。財政の出動が必要でしょう。それを行いながら、まずは景気をよくしていこうじゃありませんか」と語った。

そのあと、2人で会談し、野田首相が進める消費税増税を阻止することで一致した。

今後、採決で造反すれば、除名や離党などの可能性もある。

一方、15日の民主党代議士会で、党内の空気を象徴するシーンがあった。

民主党の細川律夫代議士会長が「きょうの本会議で、『りとう』対策の法案が成立をいたします」と述べた。

「りとう」という言葉にざわめく議員たち。

すると「離れ島」とささやきがあり、細川代議士会長は「離れ島かな」と言い直した。

党を離れる「離党」ではなく、離れ島の「りとう」だったが、現在の民主党では禁句だった様子。

民主党の打越 あかし議員は「季節柄、字を間違えないように」と述べた。

「中間派」の田中慶秋副代表は、両院議員総会か懇談会開催のための署名を集め、輿石幹事長に提出するなど、党内の動きも活発化している。
修正協議の合意に向け、自ら自民党の谷垣総裁に電話をかけ、「よろしくお願いします」と譲歩を促していた野田首相。

3党による修正協議は、民主・自民両党が社会保障分野で大筋合意に達し、一時は難色を示していた公明党も、合意に近づきつつあるとの見方も出ている。

藤村官房長官は午後4時すぎ、「公明党も、ほぼそういう方向になって、新たなやりとりが今から続く」と述べた。

全議員を対象とした合同会議を開く民主党だが、すんなり党内の了承が得られるかは不透明となっている。


民主8%、最低を更新=内閣支持24%、不支持55%-時事世論調査
http://jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012061500608

 時事通信が8~11日実施した6月の世論調査によると、野田内閣の支持率は前月比1.0ポイント増の24.3%、不支持率は同0.2ポイント減の54.8%だった。支持率は2カ月連続の上昇だが、ほぼ横ばいで依然として低水準にとどまっている。一方、民主党の支持率は前月比0.9ポイント減の8.1%に落ち込み、2009年の政権交代後、最低を更新した。

 調査は全国の成人男女2000人を対象に、個別面接方式で実施した。有効回収率は64.5%。4日の内閣改造による問責2閣僚の交代などが支持率に影響を与えたとみられる。

 内閣を支持する理由(複数回答)は、「他に適当な人がいない」9.9%が最多。「首相を信頼する」7.1%、「誰でも同じ」5.8%と続いた。支持しない理由(同)は、「期待が持てない」が33.4%、「政策が駄目」22.7%、「リーダーシップがない」22.3%の順だった。
 政党支持率は、自民党が前月比1.2ポイント増の13.1%。公明党4.2%、みんなの党1.3%、共産党1.0%、社民党0.5%、国民新党0.1%、新党改革0.1%。「支持政党なし」は69.7%だった。 (2012/06/15-15:04)