9月の民主党代表選に向けて、小沢一郎は細野豪志に接近するだろう ― 2012/04/28 09:52
「選挙であろうが裁判で灰色であろうが、勝てばいいんだよ」な人なのだから、
次の総選挙に勝つためのシナリオも当然描いているはず。
「担ぐ御輿は軽くてパーがいい」と言ってのけた人なのだから、
「担ぐ神輿は若くてイケメンがいい」と考えていても不思議ではない。
消費税増税で突っ走る野田佳彦では勝てないと確信した小沢一郎。
小沢チルドレン全滅だけは避けたいと闇将軍は必ず動く。
それでは小沢自らが先頭に立って勝てるのか。
勝てるわけがないことは小沢本人が一番よく知っている。
それでは小沢周辺に勝てそうな人材などいるのか。
誰もいないことは小沢本人が一番よく知っている。
9月の民主党代表選に向けて、小沢は細野豪志に接近するだろう。
細野担げば自民怯える。女子供は大盛り上がり。マスコミだって大喜び。
細野が消費税増税絶対反対などと言い出すわけがないことは百も承知。
小沢信者の願い虚しく、反米シフトで東アジア共同体再びなど有り得ない。
「選挙に勝てばいいんだよ」と。
「選挙に勝つためなら、消費税増税やTPPなどどっちだっていいんだよ」と。
「選挙に勝てる顔」としての細野首相なる大博打。
細野人気が高いうちに解散総選挙に打って出るというシナリオ。
その間の政治停滞ほぼ確実。
政局混乱で被災地の復興進まずもほぼ確実。
小沢にとってはそんなことより選挙優先。
選挙あっての小沢の存在価値。そのことも小沢本人が一番よく知っている。
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