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消費税増税狸合戦ぽんぽこ2012/03/28 08:07

消費税増税狸合戦ぽんぽこ


藤井と小沢の駆け引きが実に面白い。

消費税増税関連法案の国会採決での逆転狙う小沢タタリガミ。
採決見送りによって小沢タタリガミの見事な空振り狙う藤井ぽんぽこ狸。

勝つのはおそらくブザマな内ゲバを「助け舟」から眺める森ぽんぽこ狸。
鳥瞰すれば、見えてくるのは自民有利の構図ばかりなり。


<関連記事>

消費増税法案 月内提出でも今国会の採決見送り? (画像引用)
(03/23 18:53)
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/220323045.html

 民主党幹部が、消費税増税法案の今の国会での採決の見送りを示唆しました。

 民主党・藤井税調会長:「(民主)党内のほぼ常識は、2014年4月前までに通せばいいと。ただし、すぐ(法案は)提出しろと、だけど通すの(成立)はその時でいいと」

 民主党の藤井税調会長は、消費税増税法案を月内に提出するものの、成立時期については2014年4月の増税までに間に合わせればいいとして、この国会での法案採決を見送る考えを示唆しました。党内議論で反対派との溝が埋まらないため、採決の先送りに言及したものとみられますが、反対派からは、さらにこの国会への法案提出も見送るべきだという声が強まりそうです。


党内抗争、第2幕へ=小沢系は徹底抗戦-民主
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012032701070

 民主党の消費増税関連法案の事前審査は27日、最大のヤマ場を迎えた。審査の場となった政策調査会の合同会議を仕切る前原誠司政調会長は、28日未明までに議論を打ち切る方針。しかし、小沢一郎元代表ら反対派は徹底抗戦の構えを崩さない。反対派の視線は「法案の採決時が勝負だ」(小沢氏系若手)と国会審議に向けられており、同党の内部抗争は党分裂含みで第2幕へと舞台を移す。

 反対派を束ねる元代表は、事前審査には一度も顔を出さなかった。27日のCS番組収録では、連立を組む国民新党が消費増税に反対していることを踏まえ、野田佳彦首相を名指しで「何を考えているのか」と批判。議論打ち切りには「権力主義的なやり方」と不快感をあらわにした。

 14日に始まった事前審査は、27日で40時間を超えた。執行部は、経済が上向かなければ増税を凍結する景気条項を再修正し、税率引き上げの条件としない形で経済成長率を明記したほか、税率を10%に引き上げた後の追加増税条項を削除。譲歩を重ねてきた狙いは丁寧な議論の実績づくりと反対派の切り崩しだ。実際、馬淵澄夫元国土交通相らデフレ脱却を重視する議員は「いいじゃないか」と再修正案を好感した。

 一方、「消費増税は公約違反」と繰り返す元代表のグループは「なぜ今、増税を決めるのか」と「そもそも論」に逆戻り。もっとも事前審査での物別れは執行部、小沢氏系双方とも織り込み済み。元代表は周辺に「結束していれば主導権を握れる」と明言しており、増税反対の狙いも党内の主導権掌握にありそうだ。

 元代表は消費増税法案採決の際に集団で造反する可能性をちらつかせ、同法案に「政治生命を懸ける」と言い切る首相を揺さぶる考え。そのためには執行部に押し切られた形を取る必要があるが、実際の採決となれば引くに引けず、党分裂に向かう可能性は否定できない。(2012/03/28-00:52)


【消費増税法案】小沢系、逆転の筋書きは? 天王山は衆院採決の5月末
2012.3.28 01:58
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120328/stt12032801580001-n1.htm

 野田佳彦首相が消費税増税関連法案を30日に閣議決定する意向を固めたことで、増税反対を訴える小沢一郎民主党元代表との間で深刻なしこりが残るのは確実となった。小沢氏は今後、法案採決時の「造反」に向け、「反野田」色を強めるとみられる。ただ、首相と距離を置けば置くほど、首相サイドが自民党に再び接近し「小沢外し」に本格的に舵を切る可能性もある。果たして小沢系に逆転シナリオはあるのか-。(山本雄史)

 27日午後8時前から始まった民主党政策調査会の合同会議は、冒頭から波乱含みの展開となった。

 前原誠司政調会長が「今日、党として決定したい」と決意を語ると、小沢氏に近い川内博史衆院議員が立ち上がって一枚のペーパーを読み上げた。

 「前原政調会長への一任は致しません。現在の法案は、単なる消費税大増税法案だ!」

 川内氏は前原氏に近づきそのペーパーと、それに同調する議員約70人分の署名を突き付けた。前原氏は「意見はうかがいました」とやり過ごすしかなかった。

 合同会議に先立ち、小沢系は国会内で作戦会議を開た。小沢系の中核「一新会」の定例会。出席者から「閣議決定後のことを考えた方がいい」との意見が出された。勝負は「次」-。暗黙の意思確認だった。

 小沢系にとって今回の党事前審査は前哨戦に過ぎない。本番は法案の衆院採決が想定される5月末だ。

 だが、前哨戦でいかに「火ダネ」を残すかも重要だ。採決時に反対票を投じる「口実」が必要なためだ。小沢氏は事前審査に参加するよう側近らに言い聞かし、出席者の過半数以上を常時「反増税派」で占める状態を維持させた。

 現在、グループ内で検討しているのは、副大臣、政務官に就いているグループ所属約10人の一斉辞任だ。じわじわと首相への圧力を強めようという戦術だ。

 首相は今国会での法案成立に「政治生命を懸ける」と述べ、自ら退路を絶っている。小沢系にとって、これこそが「野田降ろし」の最大の根拠となる。このため、まずは法案の継続審議を狙う。採決に至ったとしても、大量造反によって成立を阻止する。

 だが、こうしたやり方は、首相サイドが自民党との大連立や、消費税法案の成立と引き換えに衆院を解散する「話し合い解散」を再び模索する動機になりかねない。民主、自民両党の連携は、小沢氏の「数の力」の無力化を意味する。

 党内では執行部を執拗に糾弾する小沢系に嫌気がさしている中間派は少なくない。最大の懸念材料は、4月26日予定されている小沢氏の判決公判だ。有罪判決を受けるようなことがあれば、首相より先に小沢氏の政治生命が危うくなる。

 結局、首相を確実に辞任に追い込む材料は乏しいのが現実。小沢氏は27日夕、CS放送の番組収録で、執行部について「権力主義的なやり方だ」と吠えるのがやっとだった。


消費増税、自民は助け舟を=森元首相
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012032700691

 自民党の森喜朗元首相は27日、BS朝日の番組に出演し、野田佳彦首相が政治生命を懸けるとしている消費増税について「今、自民党が助け舟を出し、(民主、自民)両党一体となって立派なものを作ることが一番、国民に安心してもらえるのではないか」と述べ、関連法案の今国会成立に協力すべきだとの考えを改めて示した。

 谷垣禎一総裁が首相に早期の衆院解散を求めていることに関し、森氏は「小沢一郎民主党元代表を排除しろとか、余計なことを言わずに協力すべきだ」と苦言を呈した。 

 また、福田内閣当時、小沢氏が自民党に大連立を持ち掛けた際、「やはり消費税だ。与野党で協力し、社会福祉、年金をきちんと整備しなければいけない」と語っていたと紹介。その上で「小沢氏も本質的には(消費増税に)賛成だと思う。民主党で議論したことに従えないなら、党を出る方が分かりやすい」と指摘した。(2012/03/27-16:18)


「自民は助け船を」 消費増税で森元首相 
2012.3.27 19:15
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120327/stt12032719160007-n1.htm

 自民党の森喜朗元首相は27日、BS朝日番組で、消費税増税関連法案について「今、助け舟を出し、(民主党と)一体となって立派なものを作ることが一番、国民に安心してもらえる」と述べ、自民党は法案成立に協力すべきだとの考えを重ねて示した。

 谷垣禎一総裁ら党執行部の早期解散戦略に関しては、「小沢氏を排除しろとか、余計なことを言わずに協力すべきだ。解散を決めるのは首相の大権だ」と述べた。

 森氏は民主党内で消費税増税に反対している小沢一郎元代表が福田内閣当時、自民党に大連立を持ち掛けた際の目的が消費税増税だったことも明かした。小沢氏は「与野党で協力し、社会福祉、年金をきちんと整備しなければいけない」と述べたという。

 森氏は「小沢氏も本質的には(消費増税に)賛成だと思う。民主党の議論に従えないなら、党を出る方が分かりやすい」と指摘した。

 ただ、消費税増税関連法案が今国会で成立しなかった場合には「野田佳彦首相の政治生命も終わりだ」と述べた。

コメント

_ 奔放な旅人 ― 2012/03/28 09:34

タヌキオザワは心底本気で増税に反対しているのか疑問がありますね。
本気で反対し、それを国民にアピールして優位に立とうとするのなら、党を割って新党を創るのが単純だが解りやすい。
しかし当の本人は離党しないと断言している。
民主党は今野田代表の下で組織されているから、野田執行部の方針が党の方針。
それに反対しているのだから、それを貫くつもりなら離党し新党結成と言うのが今までの普通のやり方。
タヌキオザワは離党は無いと言って居るのだから、着地点、すなわち増税と言う結論だけが既に出来上がっていて、簡単に同意しないと言う脚本を作り演技しているのではないのか?
ただ、そのシナリオを知っているのが極少数なので、本気で反対している党員は、タヌキオザワに踊らされているだけ。
その踊らされている人達に対し、簡単に同意せずに色々シナリオを作り演技することで、オザワ離れをさせないようにしている。
反小沢にとってはそのシナリオも気に入らないだろうが。
何か子供向けのヒーロー物で、正義と悪が最後には和解すると言うシナリオにそっくり。
これって深読みしすぎだろうか?
何か「当たらずしも遠からず」な気もしますが。

_ Y-SONODA ― 2012/03/29 07:27

奔放な旅人さんへ

>当の本人は離党しないと断言している。

小沢が離党しない理由。小沢が離党できない理由。
これはもう単純にカネが原因との噂が議員会館周辺で飛び交っていますよ。

どうやら野中が語った109人に20万円との話は事実に近いようで、
20万円しか配れなかった、小沢の手持ち資金は枯渇しかけているのが真相との噂も。

カネの切れ目が縁の切れ目をよく知る小沢のことですから、
手持ちがなければ党のカネにしがみつくしかない。
できることなら再び主導権を握って党のカネを自由に使いたい。
これが小沢が離党しない理由。小沢が離党できない理由であると。

小沢グループの大半が1年生議員。
1年生議員にカネなどないわけで、小沢にしがみつくしかない。

国益とは無縁のカネに絡む内ゲバ騒動と見たほうがいいかもしれませんね。


野中氏の発言と小沢氏に関するどうでもいい夢と
http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/2577260/

野中氏 (109人は)多い数だが、「行ったら金一封の20万円ほどが包まれていた」とか、いろんなことを言う人がいますからね。行ったら日当になるぐらいに思って行った人もいるだろうし、行ったら今度の選挙に前のような手伝いをしてもらえるかもしれない。これは金銭的なところから出たと思う。だから民主党の中の若い人は揺れ動いている。選挙が早くなれば、だれか金銭的にバックアップしてくれる人がほしい。

_ 奔放な旅人 ― 2012/03/29 09:02

そうかぁ、最大の理由が「金」ですか。
自分の師である田名角栄さんや金丸信(敬称略)を身近で見ていたはずなのに、同じ道を進んでいるんですね。
そう言われれば民主党へ合流する前の“自由党”時代に受け取った政党交付金についても、民主党合流後の使い方に色々言われて居ましたしね。
タヌキは金のバラ撒き方だけを学習してきたんだ。

_ とおりすがりでYAS ― 2012/03/29 09:21

金ですかぁ・・・・・。
各団体からの献金を減らして、政党交付金をだすようになったんですよね。

政党交付金に上限を設けて、各団体からの献金を増やしては??

そして1円単位で公表すれば、一番わかりやすいと思うのだけど、どうなんでしょ。

_ Y-SONODA ― 2012/03/30 07:59

★奔放な旅人さんへ

>そう言われれば民主党へ合流する前の“自由党”時代に受け取った政党交付金についても、民主党合流後の使い方に色々言われて居ましたしね。

そもそもここから党内の小沢への不信感が生じているわけですな。
小沢が子分たち優先にカネをばらまいたから。
その恨みが今でも残っていたりで恐ろしいですよ。
それもあって恨みの温床タタリガミと呼んでいるわけですね。

★とおりすがりでYASさんへ

>政党交付金に上限を設けて、各団体からの献金を増やしては??

いろんな方法があると思うのですがどうなることやら。
かつての利権蠢く自民党時代の議員事務所の雰囲気はもう消えちゃった。
今の政治家なんてクソ真面目でとってもクリーン。
そこに物足りなさを感じることは正直あります。

_ ぽんぽこ狸化する輿石 ― 2012/03/30 08:24



反対派と賛成派の亀裂が深まる中、党内では「消費増税法案を採決せず、継続審査にすることを幹事長は考えているのでは」との見方がある。法案採決では黒白をハッキリさせなければならない小沢グループ内にも、こんな期待はある。結論を出さず、早期の衆院解散を回避することが、輿石の考えだ。

<関連記事>

元代表と首相の間の「風林火山」(永田町アンプラグド)
2012/3/30 6:00
http://s.nikkei.com/GZZ2M1

 「動かざること山のごとし。侵掠(しんりゃく)すること火のごとし、だ」。消費増税問題の民主党内調整が決着すると幹事長、輿石東は漏らした。輿石の地元である甲斐の戦国大名、武田信玄が旗印とした「風林火山」。最終局面での法案修正が「火のごとし」だとすれば首相、野田佳彦と元代表、小沢一郎にはさまれた心境が「山のごとし」なのかもしれない。

 「政治生命をかける、命をかけるとはどういう意味か、と聞かれたらどう答えるんだ。一国の首相なんだ。落ち着け」。27日夜、輿石は副総理の岡田克也、政調会長の前原誠司を交えた首相公邸での協議で、自ら合同会議に出席して反対派を説得しようとする野田を必死に止めた。野田が「政治生命をかける」と繰り返せば反対派は激高し、一気に衆院解散・総選挙の風が吹きかねないと懸念したからだ。

 2月25日の野田と自民党総裁、谷垣禎一との極秘会談を受けて水面下で接触してきた岡田に、ある自民党幹部は「輿石が小沢を切れるのか」と迫った。小沢たちを排除する形での消費増税法案の成立は党分裂を意味する。参院議員会長を兼ねる輿石にとって、参院第1党の地位が揺らぐことは何としても避けなければならない。

 党が分裂すれば支持母体である連合への打撃は大きく、2013年の参院選は苦戦を免れない。輿石が周囲に「党が割れないようにするのが自分の役目だ」と繰り返すゆえんだ。

 「小沢元代表と話ができる、党内融和の象徴」が、輿石が幹事長になった大きな理由だ。だが、消費増税問題で首相官邸との激突を懸念した小沢グループ内で「総理と小沢さんの会談で打開できる」との期待が高まっても、輿石は動かなかった。未明までもつれ込んだ党内調整が決着した後、午前3時過ぎに小沢グループの議員たちが輿石を参院議員宿舎に訪ねて談判に及んだのも、こうした事情が背景にある。

 反対派と賛成派の亀裂が深まる中、党内では「消費増税法案を採決せず、継続審査にすることを幹事長は考えているのでは」との見方がある。法案採決では黒白をハッキリさせなければならない小沢グループ内にも、こんな期待はある。結論を出さず、早期の衆院解散を回避することが、輿石の考えだ。

 「衆院の定数削減は急がないといけない。公務員制度改革も大事な法案だ。最優先しなければならない」と輿石が語るのは増税関連法案の審議を先送りし、時間切れに持ち込む狙いもある。定数削減は1票の格差是正とセットでもある。

 輿石と同じく「風林火山」を好んだのは自民党の元首相、小泉純一郎だ。森喜朗内閣が風前のともしびとなったころ、最大派閥・橋本派の動向をうかがっていた小泉は「静かなること林のごとし、だ」と語っていた。橋本派が候補を擁立すると自ら出馬する意向を固めて「侵掠すること火のごとし」。「自民党をぶっ壊す」と叫んで政権の座に就き、ブームをつくった。

 「風林火山」の要諦は「動く」ことにある。輿石が動く時はあるのか――。=敬称略

(伯楽)

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