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検証:値切り屋・中国の「勝ち馬ポジション」修正の手口2012/01/13 07:41

検証:値切り屋・中国の「勝ち馬ポジション」修正の手口


米WSJ=中国政府は、核開発計画への関与が疑われるイラン企業と取引する国内企業を制御する措置をとったと、米国は判断している。しかし、中国のイラン産原油の購入が最近鈍化している理由が、米国に積極的に追随するという中国の政治的シグナルなのか、中国とイランのエネルギー企業との商業的な対立の結果なのかには確信を持てていない。
http://jp.wsj.com/World/China/node_373475
http://y-sonoda.asablo.jp/blog/2012/01/12/6286578


ガイトナー訪中の狙いの一つは「イラン産原油の購入が最近鈍化している理由」を確認すること。これを裏付けるように、ガイトナーはNHKの単独インタビューで次のように語っている。


NHK単独インタビュー=ガイトナー財務長官は、イランへの制裁に消極的だと伝えられている中国について「彼らは実際には実体のある形で協力はしている」と述べたうえで、11日、北京で行った温家宝首相らとの会談の中でもこれを裏付けるいくつかの発言があったと述べ、中国側に一層の協力を求めていく考えを示しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120112/k10015226071000.html


つまり、中国は「すでにイラン産原油調達量を削減したアルヨ」風なことをガイトナーに伝えた可能性が極めて高い。
http://y-sonoda.asablo.jp/blog/2012/01/11/6285702


米国の圧力に屈したと思われたくない中国。イランとの関係悪化につながるようなことも避けたい。そのため、表向きはイラン追加制裁協力拒否を示唆しながら、裏では米国に協力する形でイラン産原油調達量をすでに削減中。それでも一応イラン情勢の更なる悪化に備えて温家宝首相は中東3カ国訪問へ。その間イランに対する値切り交渉を継続しながら様子見。混乱に乗じてイランから安い原油をゲットしようとの思惑丸見え。


そのくせこんなことを平気で言い放つ中国の図太さ。


「外交政策において日本は米国に何もかも同調し、ご機嫌取りをしていることが見て取れる」
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120112/amr12011220020007-n1.htm


中国の二枚舌に騙されてはいけない。


<関連記事>

米 イラン担当高官日本に派遣
1月12日 19時40分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120112/k10015226071000.html

アメリカのガイトナー財務長官は、安住財務大臣と会談したあとNHKの単独インタビューに応じ、イランが原油などの輸出入を事実上できなくするアメリカの制裁措置に関連し、安住大臣がイランからの原油の輸入量を段階的に減らしていく方針を示したことを歓迎するとともに、来週、この問題を担当する政府高官らを日本に派遣して具体的な協議を行うことを明らかにしました。

インタビューの中で、ガイトナー財務長官は、12日に行われた安住財務大臣との会談の中で、安住大臣がイランからの原油の輸入量を段階的に減らしていく方針を表明したことについて「会談での日本側の発言に力を得た思いだ。日本がアメリカと共に問題の解決に努力してくれると確信している」と述べ、歓迎しました。

また、イラン中央銀行と取り引きがある日本の金融機関が、制裁法が施行された去年末から数えて早ければ60日以内に制裁措置を発動されるおそれがあることについて「イランの脅威が非常に差し迫った問題だという認識は日米共に共有している」と述べて、日本が原油の輸入の削減を早期に実現することを期待する考えを示しました。

そのうえで、来週、アメリカからこの問題を担当する政府高官を日本に派遣し、日本がイランからの原油の輸入をいつまでにどの程度削減するかなど具体的な協議を行うことを明らかにしました。

また、ガイトナー財務長官は、イランへの制裁に消極的だと伝えられている中国について「彼らは実際には実体のある形で協力はしている」と述べたうえで、11日、北京で行った温家宝首相らとの会談の中でもこれを裏付けるいくつかの発言があったと述べ、中国側に一層の協力を求めていく考えを示しました。


「日本が米国のご機嫌取り」 イラン原油輸入削減めぐり北京放送が報道
2012.1.12 20:01
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120112/amr12011220020007-n1.htm

 12日の北京放送は安住淳財務相が同日、訪中を終えて来日したガイトナー米財務長官と会談した後、イランからの原油輸入量を減らしていく考えを表明したことを報じるとともに、これについて、「外交政策において日本は米国に何もかも同調し、ご機嫌取りをしていることが見て取れる」と伝えた。(共同)


「値切るにはもってこいの日だ」――イランの足元見ながら中国は原油値引き圧力
http://y-sonoda.asablo.jp/blog/2012/01/08/6283136

代替原油確保に向けて奔走する日中韓、ホルムズ海峡封鎖シナリオ想定か
http://y-sonoda.asablo.jp/blog/2012/01/11/6285702

イラン情勢が緊迫する中でガイトナー来日、中国に学ぶ「勝ち馬ポジション」修正の手口
http://y-sonoda.asablo.jp/blog/2012/01/12/6286578


<画像引用>

China gets cheaper Iran oil as U.S. pays for Hormuz patrols
http://business.financialpost.com/2012/01/12/china-gets-cheaper-iran-oil-as-u-s-pays-for-hormuz-patrols/?__lsa=370f85df

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