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ますます冷静さを取り戻しつつある日本人? 「原発、今すぐ廃止すべき」はなんとたったの11% =毎日世論調査2011/08/22 07:11

ますます冷静さを取り戻しつつある日本人? 「原発、今すぐ廃止すべき」はなんとたったの11% =毎日世論調査


脱原発支持の本ブログ。しかし、その脱原発も10年、20年かけて「急がず、慌てず、のんびりと」がモットー。 よって、原発は当面容認とし、安全なものから再稼働させるための原発ストレステストを主張。一方で熱り立つ反原発は百害あって一利なしとの立場。

さて、毎日新聞の最新世論調査。今後の原子力発電所のあり方について「時間をかけて減らすべきだ」との回答が74%。「今すぐ廃止すべきだ」は11%で、「減らす必要はない」の13%をも下回る結果に。

インターネット上で今なお見かける「原発なんて嫌い嫌い大嫌い」な反原発急進派が主張する「全原発を即時停止すべきだ」と考えている人たちはどれだけいるのだろう。おそらく数%といったところか。

ますます冷静さを取り戻しつつあるように見える日本人。この調査結果に対して、反原発寄りでリベラル・バイアスな毎日新聞が一番驚いているかもしれない。


<関連記事引用>

毎日世論調査:原発「時間かけて削減すべきだ」74%
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110822k0000m010088000c.html


毎日新聞は20、21両日、全国世論調査を実施した。今後の原子力発電所のあり方について「時間をかけて減らすべきだ」との回答が74%に上り、「今すぐ廃止すべきだ」(11%)を大きく上回った。社会保障や東日本大震災の復興財源を消費税などの増税でまかなうことには「反対」が56%で、「賛成」は41%にとどまった。一方、菅内閣の支持率は7月の前回調査を4ポイント下回る15%で、不支持率は63%。内閣支持率は09年9月の民主党政権発足後、最低を記録した。

 菅直人首相の後継を決める民主党代表選では、エネルギー政策や増税の是非が主な争点になる見通しで、調査結果は選挙戦の動向にも影響を与えそうだ。

 首相は東京電力福島第1原発事故発生後、「脱・原発依存」を提唱してきた。しかし、再生可能エネルギー推進策の先行きは不透明。全国規模で広がった電力不足を受け、社会・経済活動への不安も反映し、今回の調査で7割強が段階的な原発削減を求めた。原発を「減らす必要はない」は13%だった。

 原発事故に関連し、放射性物質による食品汚染への認識を聞いたところ、「不安を感じる」との回答が「大いに」(27%)と「ある程度」(44%)を合わせて71%に達した。不安を「あまり感じない」は23%、「全く感じない」は4%だった。

 民主党が子ども手当など09年衆院選マニフェストの主要政策を見直すことで自民、公明両党と合意したことについては「賛成」が69%で、「反対」(27%)を大きく上回った。賛成と答えた人は、民主支持層でも68%に達した。

 野党が参院で過半数を占める「ねじれ国会」を抱え、新政権の運営は引き続き、野党との協力関係が焦点になる。自民党など野党の対応を聞いたところ、「新政権と政策ごとに協力する」という「部分連合」への支持が70%と最多。民主党と内閣を作る「大連立」を望む意見は17%にとどまった。

 民主党の支持率は前回と同じ13%。自民党の支持率は6ポイント増の22%で、自民党政権末期の09年の水準まで回復した。「支持政党はない」と答えた無党派層は49%で5ポイント減少した。【中田卓二】

    ◇

 東日本大震災による被害が大きかった岩手、宮城、福島3県の一部地域は、今回の調査対象に含まれておりません。

毎日新聞 2011年8月21日 21時54分(最終更新 8月22日 0時25分)


<関連記事>

冷静さを取り戻しつつある日本人? 「脱原発肯定40%、否定47%」=時事世論調査(個別面接方式)
http://y-sonoda.asablo.jp/blog/2011/08/13/6042842