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【50キロではなく約60キロのミステリー】 経済産業省原子力安全・保安院の闇2011/03/23 08:03

【50キロではなく約60キロのミステリー】 経済産業省原子力安全・保安院の闇


福島県庁(福島県福島市杉妻町)は福島第1原発から約60キロ北西にある。

「保安院職員らだけ福島第1原発から50キロ退避」の真相。
それは「保安院職員らだけ福島第1原発から約60キロ退避」だったようです。


<関連記事>

【50キロのミステリー】 TBSニュースから消えた「50キロ」を追う
http://y-sonoda.asablo.jp/blog/2011/03/16/5744758


<関連記事引用>

福島第1原発:保安検査官2人戻る 敷地内で情報収集
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110323k0000m040160000c.html

 経済産業省原子力安全・保安院は22日、東京電力福島第1原発から福島県庁に避難していた保安検査官のうち2人が同日、同原発に戻ったことを明らかにした。検査官は通常7人が原発周辺に常駐しているが、15日に現地対策本部が同原発周辺から県庁内に避難したのに合わせて拠点を移していた。

 西山英彦審議官が22日の会見で明らかにした。2人は今後、東電が敷地内に設置した緊急対策本部に泊まり込み、情報収集に当たるという。

 15日に2人を避難させた理由を西山審議官は「(原発周辺に)残した方が良かったという考え方もあったと思うが、常駐させるのは生活上の不便や、(食料を運ぶなど)後方支援の問題もあった」と説明した。

 2人が避難したことで、保安院は作業の進捗(しんちょく)状況など現場の情報を東電から聞き取るしかなく、敷地内の放射線量のモニタリング(監視)業務も東電に指示していた。避難指示の適切さについて西山審議官は「巨大なプラントなので、国が逐一見るのは不可能。現場にいなくても規制はできる」と釈明した。【日野行介、関東晋慈】


安全性に問題…保安院検査官、原発から一時撤退
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110323-OYT1T00078.htm

 東京電力福島第一原子力発電所の事故に絡み、経済産業省原子力安全・保安院の検査官が事故発生後に約1週間、同原発を離れていたことが分かった。

 西山英彦審議官は22日の記者会見で、一時撤退した理由について「安全性に問題があり、人間が暮らすには不便が多かった」と述べた。

 検査官は各地の原発に赴いて、原発の運営を監督している。保安院によると、今回の事故では検査官7人が同原発で業務に当たっていたが、15日に現地本部が福島県庁に移った際、ともに県庁へ移動。22日に、検査官2人が同原発内の施設に戻った。

 西山審議官は、「食料をどう運ぶかという問題もある。組織的な後方支援体制が取れなかった」と説明。「最前線で実態を見ずに東電側にアドバイスできるのか」と問われると、「そこは選択の問題。色んな困難を考えて当時は出たが、再配置した」と答えた。
(2011年3月23日01時34分 読売新聞)