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日経:地図で読む地政学 - 米中せめぎ合うアジアの勢力圏2011/01/06 16:08

日経:地図で読む地政学 - 米中せめぎ合うアジアの勢力圏


<関連記事引用>

米中せめぎ合うアジアの勢力圏(地図で読む地政学)
2011/1/6 15:20
http://s.nikkei.com/dToamR

 中国の台頭に伴い、アジアの勢力地図が大きく変わり始めている。この姿は、米国主導の世界秩序の行方を暗示する先行指標になるだろう。

 強大な新興大国が出現するとき、周辺の国々がとり得る政治・安全保障の路線には、大きく分けて2つの方向性がある。

■対照的な国家群

 第1はその大国の勢力下に入り、その見返りとして寛大な経済支援や「安全の保証」を得る道だ。第2はこれとは反対に、他の国々との外交・安保協力を強めたり、自前の防衛力を拡充したりして、新興大国の勢力圏に組み込まれるのを阻もうとする路線である。

 中国が軍事力を背景に自己主張を強めれば、アジア各国はこのいずれかの選択を迫られ、米国と中国の勢力圏の色分けが進む――。日米の識者らにはこうした見方が広がり始めている。

 ここに載せた地図はそんな視点から、現時点でのアジア各国と米中の距離感を示したものだ。厳密な数値基準があるわけではないが、日米の外交・安保専門家約15人の意見を聞き、その最大公約数を反映させた。

 専門家の多くが一致するのは、現在のアジアには対照的な2つの国家群が併存しているという見方だ。ひとつが日韓やインド、オーストラリア、ベトナムだ。いずれも米国の同盟ないしは友好国で、中国の勢力圏の外部にとどまっているか、勢力圏に入るのを阻もうとしている国々だ。

 韓国は米国の同盟国であると同時に、北朝鮮問題を抱えることもあり、その後背地である中国と微妙な関係にある。

 対照的に中国の勢力圏にあるのが、北朝鮮とミャンマー、カンボジア、ラオスだという。このうち北朝鮮は核開発、ミャンマーは民主化問題で米国と鋭く対立する。「中国は米国と対立するアジア諸国に援助攻勢をかけ、取り込んでいる」(米安保専門家)

 昨年6月には中国の温家宝首相が、同国首相として16年ぶりにミャンマーを訪れ、その2カ月後には中国軍艦船2隻がミャンマーに初寄港した。中国はカンボジアやラオスにも援助を注ぎ込んでいるとされる。

■カギ握る中間派

 では、向こう10~20年で米中のアジアの勢力図はどう変わるか。カギを握るのが、「中間派」の国々の動きだ。なかでも日米の当局者が注目するのが、インドネシアだ。

 インドネシアは東南アジア最大の約2億3千万人の人口を抱え、今年は東南アジア諸国連合(ASEAN)の議長国を務める。外交筋によると、日米はインドネシアと連携を強めるため、3カ国協議の枠組みを創設しようとしている。だが「インドネシアは米中を両てんびんにかけるのではないか」と、ASEANの外交当局者は観察する。

 地政学的には中国と長い国境を接するモンゴルや、南シナ海に面するフィリピンも大きな変数だ。モンゴルはアフガニスタンに派兵し、米国に接近している。

 これら「中間派」の国々の針路は日本の行動によっても大きく左右される。「日米同盟が弱まり、在日米軍が撤収する事態になれば、韓国やベトナム、その他の東南アジア諸国は相次いで中国の勢力圏に組み込まれるだろう」。米政府の元安保当局者はこう予測する。

 中国は海洋進出を加速するだけでなく、イランやトルコにも接近している。中国は中央アジアを抜けて両国につながる鉄道網の建設構想を練っているほか、昨年秋にはトルコと軍事合同訓練を実施した。

 中国―トルコはかつてシルクロードで結ばれていた。現代版シルクロードを復活させる意図があるのだろうか。中国の台頭はユーラシア大陸の勢力図にも変化をもたらしつつある。

(編集委員 秋田浩之)


<関連記事>

アジアは米国率いる海洋派と中国率いる大陸派に分裂へ、その時新たな冷戦が始まる
http://y-sonoda.asablo.jp/blog/2010/02/22/4898214

コメント

_ ルシファ- ― 2011/07/20 05:35

今、世の中ではイルミナティ神聖会とフリーメーソンが同じもののように言われているが、フリーメーソンは日本においては詐欺師集団とほぼ変わらない。諸外国のフリーメーソンとは全く関係ないと考えて良い!ロスチャイルド家が率いるパリサイ派ラビ集団悪魔崇拝イルミナティ神聖会において新しい就任があった。イルミナティ神聖会において日本人の13血統入りが決まった。日本で政治団体韓日友好政治同盟会長柴田政人氏が悪魔崇拝イルミナティ神聖会最高評議会No.4まで上り詰めたのだ。彼の出身地は茨城県北茨城市磯原町、吉田内閣が始まろうとしたなか、彼の身内には自由民主党貴族議員、現在の参議院議員の曾祖夫がいる。政治家庭に生まれながらも、別の道を選び、いつの間にか東京都千代田区に事務所を構え、彼の周りには、いつも政財界、警察庁官僚、国家公安調査庁達が配下としての動きが目立っていた。彼が政治団体を作ったのも公安からの依頼があったと聞いている。その当時は公安と朝鮮総連との不仲説をまとめあ焦げたのが、韓日友好政治同盟会長柴田政人氏だった。彼が永田町から突然姿を消して、たった6年の間にロスチャイルドの側近にまで上り詰めた理由は解らないが13血統のNo.4まで上がるとは驚きである。今存在しているロスチャイルド家その者が悪魔崇拝イルミナティ神聖会最高評議会No.4まで上り、このアジア、日本をどの様に作り変えるのかを楽しみに待ちたいと思います。今の日本の政府も彼の力が必要なはず。

_ Y-SONODA ― 2011/07/20 07:56

ルシファ-さんへ

なんだかよくわかりませんが、頑張ってくださいね。
今旬のマードックあたりもヨロシクです。

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