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<社民党の福島瑞穂党首への切なるお願い> 朝鮮半島有事の際に日本人を救出するための福島案を示していただきたい2010/12/13 08:26

<社民党の福島瑞穂党首への切なるお願い> 朝鮮半島有事の際に日本人を救出するための福島案を示していただきたい


12月10日に行われた北朝鮮による拉致被害者家族会との懇談会。ここで菅首相は朝鮮半島有事の際に北朝鮮による拉致被害者を救出するため、自衛隊派遣の可否を含めて政府内で議論していると言及。

しかし、首相周辺は「検討していない」と語り、防衛省幹部も「防衛省内で検討している事実はない」と説明。

慌てた菅首相は韓国の邦人救出を念頭に置いた発言だと言い訳しつつ、自衛隊派遣を想定した協議を韓国側と開始したいとの考えを示しただけだと釈明。

しかし、自衛隊派遣となるとさすがに韓国とて慎重にならざるを得ない。韓国大統領府高官は12日に「現実性のある話ではない」としながら、菅首相発言は「恐らく深く考えた話ではないだろう」と指摘。

確かに深く考えた上での発言とは思えない。拉致被害者家族らを前にしたなんとも下品かつ無責任なリップサービス程度のものだろう。

しかし、朝鮮半島有事はいつ起こってもおかしくない状況。その際に北朝鮮による拉致被害者をどうするのか。さらには韓国の在留邦人約2万8千人をどうやって救出するのかを考えておかなければならない。

こうした中で社民党の福島瑞穂党首が登場。菅も菅なら、福島はさらに醜い。

産経によれば、菅首相が自衛隊派遣を念頭に日本人救出計画を策定する意向を示したことについて、「これはひどい。自衛隊を派遣すれば、戦争に突入するかもしれない」と批判したとのこと。

確かに自衛隊を派遣すれば北朝鮮からミサイルが飛んでくるかもしれない。日本が戦争に巻き込まれる事態も有り得る。そんなことは誰だって認識している。

ここで社民党の福島瑞穂党首への切なるお願い。朝鮮半島有事の際に日本人を救出するための福島案を示していただきたい。

現在の立場上、決して米国に頼むなどとは言えないはず。米国に頼めないなら中国に頼むとでも言うのか。それとも朝鮮半島有事など100%ありえないと言い切るのだろうか。

福島案を示せない場合は議員バッチを外していただきたい。


<問題の福島党首記事引用>

「戦争に突入も」と批判 邦人救出への自衛隊派遣で福島党首
2010.12.12 18:42
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/101212/plc1012121843011-n1.htm

 社民党の福島瑞穂党首は12日、金沢市で講演し、菅直人首相が、自衛隊派遣を念頭に朝鮮半島有事の日本人救出計画を策定する意向を示したことについて「これはひどい。自衛隊を派遣すれば、戦争に突入するかもしれない」と批判した。

 「民主党の一部の人たちが、自民党のやらなかったことをやるんだと意気込んでいる。大変な危惧を抱いている」と述べた。


<関連記事引用>

半島有事、自衛隊派遣も検討=周辺は否定-拉致被害者救出-菅首相
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010121000928

 菅直人首相は10日夜、朝鮮半島有事の際に北朝鮮による拉致被害者を救出するため、自衛隊派遣の可否を含めて政府内で議論していると説明した。都内のホテルで開かれた拉致被害者家族らとの懇談で語った。拉致被害者救出のために自衛隊を活用することは、拉致被害者家族会と支援団体の「救う会」が政府に要望していた。

 首相は席上、北朝鮮による韓国砲撃事件に触れて「一触即発の状況も生まれてきた」と指摘。「(拉致被害者の)救出に直接自衛隊が出て行って、向こうの国(韓国)の中を通って行動できるルールはきちんとは決まっていない。きちっと救出活動にも携われるような、日韓の間における決め事などもしっかりしていきたいと考えながら、今いくつかの議論を進めている」と述べた。

 ただ、自衛隊活用の議論が政府内のどのレベルで行われているかは不明。首相周辺は「検討していない」とし、防衛省幹部も「防衛省内で検討している事実はない」と語った。

 懇談に同席した東祥三内閣府副大臣(拉致問題担当)は、首相の発言について「何らかのことが起こったときに、ありとあらゆる手段を尽くして拉致被害者を救出するという決意の表れだと思う」と指摘した。 (2010/12/11-00:08)


北朝鮮・拉致問題:菅首相の自衛隊派遣発言 在韓邦人救出目的と釈明
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20101211dde035040046000c.html

 菅直人首相は11日、朝鮮半島有事の際に北朝鮮にいる拉致被害者を自衛隊が救出する検討を始めていると受け取れる10日の発言を軌道修正した。東京都内の視察先で記者団に「一般の邦人が韓国の中、例えばソウルとかに住んでいる。有事のときに拉致被害者を含めて一般の邦人の救出に自衛隊の輸送機などが受け入れてもらえるか、考えなければいけない」と語り、韓国の邦人救出を念頭に置いた発言だと釈明した。

 首相は「日韓の間で協力関係も進んでいるので、相談を始められれば。これからの問題だ」と述べ、まだ検討していないことを強調した。【吉永康朗】


「拉致被害者救出に自衛隊」発言、首相が沈静化図る
2010年12月11日21時0分
http://www.asahi.com/special/08001/TKY201012110206.html

 菅直人首相は11日、有事の際に自衛隊を朝鮮半島に派遣できるようにする自衛隊法の改正について「いますぐ、どの法律をどうするということを指示している段階ではない」と述べ、慎重な考えを示した。視察先の東京都新宿区で記者団の質問に答えた。

 首相は10日、北朝鮮による拉致被害者家族会との懇談会で、在韓邦人や拉致被害者の救出を念頭に自衛隊の朝鮮半島派遣に言及。実現には法改正などハードルが高く、政権内の議論も集約されていないテーマだけに、この日の発言で沈静化を図った。ただ、首相は「自衛隊の輸送機などが受け入れてもらえるか、韓国と少しずつ相談を始められれば」と述べ、韓国側と協議を始めることには前向きな姿勢を示した。


「朝鮮半島有事の自衛隊派遣」現実性ない、青瓦台
http://japanese.yonhapnews.co.kr/relation/2010/12/12/0400000000AJP20101212000900882.HTML

【ソウル12日聯合ニュース】青瓦台(大統領府)高官関係者は12日、日本の菅直人首相の「朝鮮半島有事の自衛隊派遣」発言と関連し、聯合ニュースの電話取材に対し「現実性のある話ではない」と指摘した。首相発言がどういった脈絡で出たものかよくわからないとしたうえで、「おそらく深く考えて述べたものではないだろう」と切り捨てた。日本国内でも批判論が出ていることに言及しながら、日本もそうした計画を持っているのではないだろうと強調した。

 またこの関係者は、北朝鮮による延坪島砲撃の後、韓国と日本、米国の間で「戦略的疎通を強化しているものはある」と明らかにしたが、そうした問題(自衛隊派遣)まで協議する状況ではなく、韓日間でも深い話し合いはしていないと述べた。

 菅首相は10日、北朝鮮による拉致被害者家族会との懇談会で、朝鮮半島有事に在韓日本人と拉致被害者を救出するため自衛隊を派遣する問題を韓国側と協議するといった趣旨の発言をした。翌11日には在韓日本人の救出を念頭に置いた発言だったと述べている。


<画像引用>

懲りぬ「鬼門」頼み…首相、社民と連立も視野 即、武器輸出三原則「あっさり先送り」
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/101206/plc1012062342030-n1.htm