Google
WWW を検索 「園田義明めも。」を検索

単純素朴に良かれと思ってやることが全部裏目に出てしまう民主党、中には「混乱・混沌」狙いの確信犯も?2010/09/10 08:59

解説委員室ブログ:NHKブログ  時論公論「米韓合同演習と中国の軍拡」より引用


三条実美と近衛文麿を足して2で割る。
その上で風見鶏エキスをたっぷり加えれば鳩山由紀夫のできあがり。

鳩山に限らず民主党議員及びその支持者にも言えること。
それは単純素朴に良かれと思ってやることが全部裏目に出てしまうタイプが多い。

「友愛の海」などと歯が浮きそうなことを語りながら、東アジア共同体構想を夢見る。
しかし、その先に待っているのは「混乱の海」と「混沌の海」。
さらにその先には「血で赤く染まった海」まで待ち構えている。

彼らが単純素朴に良かれと思ってやっていると信じたい。
しかし、中には「混乱・混沌」狙いの確信犯もいるような気配。

あの時と同じように日本のシーレーンを破壊するつもりか。
「油で始まり油で終つた」戦争を繰り返したいのか。

本ブログは何度も何度も同じことを書く。
今日はトンチンカンさんから教えていただいたNHKブログを紹介しておきたい。


<関連記事引用(画像も)>

解説委員室ブログ:NHKブログ 時論公論「米韓合同演習と中国の軍拡」
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/100/59356.html#more

●日本の役割

 勿論、アメリカと同様、中国も双方の全面対決を望んでいるわけではありません。とは言え、中国の海洋戦略は、海外からの物資の輸送ルートの確保や海底資源の開発さらには防衛ラインを外に広げると言った中国の核心的な利益と直結しています。

 中国が、経済力の拡大と比例するように自己主張を強めていることを考え合わせますと、より広い海を支配すると言う野心を放棄することは考えられません。自身が主導する既存の秩序を維持したいアメリカと新たな秩序の構築を目指す中国が、周辺国を巻き込んでせめぎ合う、東アジアはそうした時代を迎えたと言えるのかもしれません。

 その中で気になるのが、日本の存在感の希薄さです。日本に代って韓国がアジアで最も重要なアメリカの同盟国になったと言う見方が、韓国で広まりつつあります。

 しかし、朝鮮半島に限定した米韓同盟が、アジアの公共財と位置づけられる日米同盟に取って代われるとは思えません。この点を強く自覚すべきは日本です。

 言うまでもありませんが、中国の海洋進出は、シーレーンの確保や東シナ海の領有と言った面で、日本の権益と衝突します。

 新たな時代のうねりの中で、日本の安全と権益を守り、地域の安定を維持するためにどう対処すればいいのか。日本があらためて考えなければならない外交・安全保障上の大きな課題と言えます。