Google
WWW を検索 「園田義明めも。」を検索

この日本で「朝敵」というレッテル貼りほど恐ろしいものはない(2)2010/08/01 09:11

宮内庁:「皇室の文庫(ふみくら) 書陵部の名品」展について 


菅直人首相(党代表)の任期満了に伴う党代表選を9月14日に実施する方針を固めた民主党。小沢一郎前幹事長のグループの動向に注目が集まる。

民主党代表選の4日後の9月18日。この日から宮内庁は「皇室の文庫(ふみくら) 書陵部の名品」展を開催。ちょうどこの頃に小沢を強制的に起訴すべきかどうかを決める第5審査会の第2段階の審査が行われるのだろうか。

天皇陛下と中国の習近平国家副主席との特例会見問題で羽毛田信吾宮内庁長官を「あいつ」呼ばわりしたのも小沢。さらには昨年12月12日に行われた韓国ソウルの国民大学校での講演で、江上波夫の「騎馬民族征服王朝説」に言及しながら、応神天皇や仁徳天皇のお墓発掘に意欲を示したことも記憶に新しい。

宮内庁は「はるか古代から今日までの我が国と皇室の歩みに思いを馳せていただければ幸い」としている。この展示会を最も見てもらいたい相手は当然小沢ということだろう。小沢の意欲に呼応するかのように「仁徳天皇陵出土の馬形埴輪を見せてあげましょう」ということか。「薩長同盟裏書」も出品するあたりに宮内庁側の決意が読み取れる。

最初に仕掛けたのは小沢。すべての責任は小沢にある。それでも小沢を担ぎたいならそれでよし。当然のことながら「朝敵、逆賊、賊徒」呼ばわりされる覚悟は必要だと思う。


<宮内庁ホームページより引用(画像も引用)>

「皇室の文庫(ふみくら) 書陵部の名品」展について 
http://www.kunaicho.go.jp/event/sannomaru/tenrankai-shoryobu.html

1. 会期

平成22年9月18日(土)~10月17日(日)

2. 会場

三の丸尚蔵館展示室(地下鉄大手町駅下車徒歩5分)

3. 趣旨

宮内庁書陵部は,皇室に伝来した図書や皇室に関する記録などを長く後世に伝えるべく大切に保管するとともに,日本各地にある歴代天皇の御陵などをお守りする役割を担っている。

本展覧会は,「皇室の文庫 書陵部の名品」というテーマのもと,皇室の歴史と文化的伝統を具象する書陵部の図書,記録,考古品等を,初めてまとまった形で広く一般に紹介するものである。

4. あいさつ

宮内庁書陵部は,戦後の制度改革において,それまで宮内省の図書寮と諸陵寮がそれぞれ担っていた,皇室伝来図書の保管と陵墓の管理を併せ行う組織として設置されました。

書陵部は,鎌倉時代の花園天皇を始めとする歴代天皇の宸筆のほか,奈良時代の仏教典,平安時代以降写し伝えられてきた日本書紀,源氏物語,古今和歌集などの書物,また江戸初期の後水尾天皇の御画像や五箇条御誓文など古代から近世に至るまで皇室に伝えられてきた40万点を超える貴重な図書・文書群を所蔵しています。明治以降,宮内省,宮内府及び宮内庁が作成した,皇室の御活動の記録である5万点余の公文書も保管しています。

また,陵墓の調査・考証のため,古い時代の埴輪や勾玉などの考古品も保存しています。

これら代々皇室に伝えられてきた品々は皇室の長い歴史と文化的伝統を体現するものであり,これを後世に伝えるべく大切に保管している書陵部はまさに「皇室の文庫(ふみくら)」であります。

本展覧会は、書陵部が所蔵する図書,公文書,考古品等の中から我が国の歴史と各時代の文化の様相を伝える資料として価値が高いとされている「書陵部の名品」を選び出し,初めてまとまった形で一般に紹介するものです。学校教科書や歴史書などにしばしば引用されており,皆様方も写真などで御覧になったものも多いと思います。はるか古代から今日までの我が国と皇室の歩みに思いを馳せていただければ幸いです。

宮内庁


<関連記事引用>

宮内庁:皇室伝来「お宝」公開へ 龍馬直筆「薩長同盟裏書」も
http://mainichi.jp/enta/art/news/20100731dde041040028000c.html

 宮内庁は30日、これまで研究者らに限定的にしか開示してこなかった皇室伝来の文書や天皇陵などからの出土品を、9月18日から皇居内の三の丸尚蔵館で一般公開すると発表した。初めての試みで、反響をみて今後も継続するか検討する。同庁は貴重な歴史的資料40万点以上を所蔵しており、歴史ブームの中、話題になりそうだ。【大久保和夫】

 「皇室の文庫(ふみくら) 書陵部の名品」展と銘打った展示会では、宮内庁書陵部が保管する文書類や出土品計41件を公開する。いずれも、手続きを経た研究者に同部内で閲覧させていたほかは、一部が博物館などに貸し出されたことがあるだけだった。

 展示品の中には、平安時代から鎌倉時代にかけての「日本書紀」の写本(北畠本)や、百舌鳥陵墓参考地(堺市)から出土した5世紀の「囲形(かこいがた)・家形埴輪(はにわ)」など、門外不出だった27件の資料も含まれている。

 このほか、尾形光琳作の「後水尾天皇御画像」や、坂本龍馬が薩長同盟6カ条の文書の裏に赤字で同盟を保証する旨を書いた「薩長同盟裏書」(1866年)も出品。仁徳天皇陵の馬や犬の形をした埴輪なども展示される。

 10月17日までで入場無料。休館日など問い合わせは宮内庁図書課(03・3213・1111内線3447)。


日経:薩長同盟裏書・五か条の御誓文の原本控 皇室の所蔵文書展
2010/7/31 23:45
http://goo.gl/DXIE

 宮内庁は書陵部所蔵の書物や公文書などを集めた「皇室の文庫(ふみくら) 書陵部の名品」展を9月18日~10月17日に皇居・東御苑にある三の丸尚蔵館で開く。同庁によると、膨大な皇室関連資料を所蔵する書陵部が所蔵品をまとまった形で一般公開するのは初めてという。出展41件のうち27件が初公開。

 長州藩の桂小五郎(後の木戸孝允)の求めに応じ、坂本竜馬が薩長同盟の成立を保証するためにしたためた「薩長同盟裏書」や、明治新政府の基本方針を表明した「五か条の御誓文」の原本控など、幕末・明治維新の激動を伝える記録を展示。2008年に堺市の百舌鳥(もず)陵墓参考地で出土し、復元修理が終わった「囲形・家形埴輪(はにわ)」を初公開するほか、天皇自筆の日記や和歌集なども集める。

 45万点を超える資料を所蔵する書陵部は「歴史と各時代の文化の様相を伝えるような資料を選び出した。我が国と皇室の歩みに思いをはせてもらえれば」としている。


民主党代表選:9月14日実施
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100731ddm002010061000c.html

 民主党は30日、菅直人首相(党代表)の任期満了に伴う党代表選を9月14日に実施する方針を固めた。来月2日の常任幹事会と代表選管理委員会で正式決定する。告示日は9月1日。党員・サポーターが参加する代表選は02年以来。菅首相は29日の衆参両院議員総会で出馬の意向を表明しており、小沢一郎前幹事長のグループなど対立候補擁立の動きが今後の焦点だ。【影山哲也】


小沢氏への議決、代表選後に…検察審
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100731-OYT1T00874.htm?from=main1

 小沢一郎・前民主党幹事長(68)の資金管理団体「陸山会」の政治資金規正法違反事件で、今年4月に小沢氏を「起訴相当」と議決した東京第5検察審査会の審査員11人のうち、5人の任期が31日付で終了し、議決に携わった審査員は全員が任務を終えた。

 今後は、新たな審査員によって審査が進められるため、小沢氏を起訴すべきかどうかの結論は、同党代表選が予定される9月14日以降になる見通しだ。

 審査対象は、陸山会が2004年10月に東京都世田谷区の土地を購入した事実を同年分の政治資金収支報告書に記載せず、05年分に虚偽記入したとされる容疑。4月27日の議決後、東京地検特捜部が小沢氏を再び不起訴としたため、第5審査会が第2段階の審査を行う。検察審査会法の規定に基づき、起訴相当の議決を出した第5審査会の審査員は5月1日に6人が交代し、残る5人も8月1日に入れ替わる。2度目の議決で11人中8人以上が小沢氏を「起訴すべきだ」と判断すれば、小沢氏は強制的に起訴される。

 一方、07年分の虚偽記入容疑については、東京第1検察審査会が7月8日付で小沢氏を「不起訴不当」と議決。特捜部は今後、小沢氏の4回目の聴取を行う。


<関連記事>

この日本で「朝敵」というレッテル貼りほど恐ろしいものはない
http://y-sonoda.asablo.jp/blog/2010/01/22/4829053