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チャイナより愛をこめて、ケネス・ロゴフに接近するのはチャイナドレスの美人スパイ?2010/07/07 08:55

Rogoff Interview on Global Financial Markets - Bloomberg  より


本ブログでお馴染みのケネス・ロゴフ。
最近姿を見かけないと思っていたら、ブルームバーグテレビジョンに登場。

なんとここで中国の不動産市場の「崩壊」の始まりに言及。
同国の銀行システムに打撃を与えるとの見方まで。

ロゴフが次の金融危機が起こる場所として中国を「第一候補」に挙げていたことはすでにお伝えしたとおり。
さらに踏み込んだ発言に世界は大揺れ。

中国はバブルを防げなかった日本や米国とは違うのか?
やはりロゴフは「中国が愚行に走らない保証などない」と答えたようなもの。
「中国当局は数多くの政策手段と極めて優れた管理能力を有しているが、簡単にはいかない」と。

ロシアの美人スパイが接近したのが「悲観論の帝王」ことヌリエル・ルービニ。
ロゴフにはチャイナドレスをまとった美女が中国から送り込まれることになるのか。

クールなチェスの天才経済学者を黙らせるのは至難の業。
中国とて頭を抱えていることだろう。



<関連記事引用>

ロゴフ教授:中国不動産市場の「崩壊」が始まりつつある(Update2)
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920010&sid=ahjJuMkhg66k

  7月6日(ブルームバーグ):米ハーバード大学教授で、元国際通貨基金(IMF)チーフエコノミストのケネス・ロゴフ氏は、中国の不動産市場の「崩壊」が始まりつつあり、これが同国の銀行システムに打撃を与えるとの見方を示した。

  ロゴフ氏は香港でブルームバーグテレビジョンとのインタビューに応じ、中国経済が「特に現在のような速度で」成長するにつれて「障害にぶつかるだろう」と指摘した。また、世界的に景気回復ペースは「非常に遅い」が、リセッション(景気後退)に戻る危険性は「高まっていない」と述べた。

  ロゴフ氏と同様の懸念は、投資家の間にも広がっている。上海総合指数は先週、過去1年余りで最も安い水準に下落した。

  中国の国内総生産(GDP)は今年1-3月(第1四半期)に前年同期比11.9%増と、2007年以来の大幅な伸びとなった。これを受け、中国当局は不動産投機の取り締まりを強化した。一部の住宅購入についてローン金利の最低水準と頭金比率を引き上げたことが影響し、主要70都市を対象とした政府の調査で5月の不動産販売額は前月比で25%減少。不動産価格は前年同月比12.4%上昇と、4月の12.8%上昇から伸びが鈍化した。

  ロゴフ氏は、「不動産の崩壊が始まりつつあり、銀行システムに打撃を与える」と指摘。「中国当局は数多くの政策手段と極めて優れた管理能力を有しているが、簡単にはいかない」と述べた。

  また、中国の輸出がこれまでと同様のペースで拡大し続けると考えるのは非現実的だとし、「中国は、どこかの時点で成長戦略の方向転換が必要だ」との考えを示した。


中国不動産市場の崩壊が始まりつつある可能性
2010年 07月 6日 13:01 JST
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-16151020100706

[北京 6日 ロイター] 国際通貨基金(IMF)の元チーフエコノミストで、米ハーバード大教授のケネス・ロゴフ氏は、「中国の不動産市場の崩壊が始まりつつあり、同国の銀行システムに打撃を与える」との見方を示した。ブルームバーグテレビが報じた。  

 中国では最近、政府の不動産抑制策を受けて、不動産販売が減少、価格も低迷している。

 6日付中国紙21世紀ビジネス・ヘラルドは、不動産協会幹部の発言として、政府の不動産過熱防止策による初期効果が表れていると報じた。ただ同幹部は、北京や上海など大都市部では、不動産価格がまだ下がっておらず、当局は頭金の引き上げや不動産開発業者への融資制限、複数の住宅の購入制限などの強化策を実施すべきとの見解を示した。


BRICS中国=元IMFチーフエコノミストが警鐘、「中国の不動産市場は『崩壊』に向かいつつある」
2010/07/06 12:06
http://www.morningstar.co.jp/portal/RncNewsDetailAction.do?rncNo=327896

 米ハーバード大学教授であり元IMF(国際通貨基金)チーフ・エコノミストのケネス・ロゴフ氏は現地5日、「中国の不動産市場で『崩壊』が始まりつつあり、これにより中国の銀行システムは打撃を受けるだろう」との見方を示した。発言は同氏のブルームバーグテレビジョンへの出演時になされたもの。

 ロゴフ教授はインタビューのなかで、ここまで中国経済は発展を遂げてきたが、「成長のスピードが速かった分だけ、中国は困難な状況に陥りやすくなっている」とした一方で、「世界経済の回復は緩慢だが、リセッションに逆戻りする危険は高まっていない」とコメントしたとされる。

 中国当局は今年に入ってから、加熱気味となっている景気の沈静化に努めており、不動産市場における投機的な動きを抑えようとしている。中国人民銀行は預金準備率を引き上げ、2010年の各銀行の与信成長率を22%削減し、新規融資額を7.5兆元(約97兆円)に抑えることを目標としている。


<関連記事>

Rogoff Says ‘You’re Starting to See’ China Property ’Collapse’
http://www.businessweek.com/news/2010-07-05/rogoff-says-you-re-starting-to-see-china-property-collapse-.html

Rogoff Says China Property Starting to ‘Collapse’
http://www.businessweek.com/news/2010-07-06/rogoff-says-china-property-starting-to-collapse-.html

ケネス・ロゴフ、次の金融危機の第一候補は中国だと語る
http://y-sonoda.asablo.jp/blog/2009/12/19/4765489

ギリシャに学ぶロゴフとブイターの影響力
http://y-sonoda.asablo.jp/blog/2009/12/10/4749187


<ロゴフ・ビデオ>

Rogoff Interview on Global Financial Markets - Bloomberg (画像引用) http://www.bloomberg.com/video/61292536

Rogoff Sees Beginning of China Property `Collapse': Video
http://www.youtube.com/watch?v=IbNiN_x6YGA&feature=youtu.be

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