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民主党の現実主義は本物か2010/06/16 07:54

民主党の現実主義は本物か 読売:「民主党公約、外交・安保「現実主義」前面に」より


本ブログは当面お手並み拝見でいきます。


<関連記事引用>

民主党公約、外交・安保「現実主義」前面に (画像引用)
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2010/news1/20100616-OYT1T00068.htm

 民主党は17日に「参院選マニフェスト」(公約)を発表する。

 米軍普天間飛行場移設問題をめぐる迷走が鳩山前政権崩壊につながった外交・安全保障分野では、日米同盟重視を前面に打ち出す「現実主義」(党幹部)に転換するのが大きな特徴だ。国家の外交・安保政策は、政権交代があっても継続するという「鉄則」に民主党がようやく近づいてきたようだ。

 菅首相は15日、参院本会議での代表質問で、「日米安保体制を堅持し、適切な防衛力の整備に努める」などと繰り返した。自民党政権かと見まがうような答弁だった。

 民主党が今回まとめた参院選公約は「日米同盟の深化」を冒頭に打ち出した。前回衆院選の政権公約で柱だった「対等な日米関係」は、日米地位協定の改定を目指す項目でしか触れていない。

 普天間問題では、「日米合意に基づいて、沖縄の負担軽減に全力を尽くす」とし、5月28日の日米合意を履行する立場を明確にした。合意は、日米が2006年に合意した元々の計画と同じ沖縄県名護市辺野古に代替施設を建設する内容だ。これに伴い、衆院選公約で掲げた「米軍再編や在日米軍基地のあり方は見直しの方向で臨む」とした方針は消えた。

 今回、外交・安保の公約をまとめたのは、安住淳・前衆院安保委員長や細野豪志幹事長代理ら、日米関係を重視する党内の中堅議員だった。

 民主党は、衆院選公約では、米国軽視とも受け取られかねない主張を展開し、鳩山前政権もこれに縛られた。普天間問題では現実離れした「辺野古以外」の移設案を追求し、日米関係が極度に悪化、政権の命取りとなった。この教訓から、安住、細野両氏らが軌道修正を図った。

 安保政策にことごとく反発してブレーキ役となった社民党が連立政権を離脱したことも、前向きな公約作りを後押しした。

 対中外交でも、前回にない項目が入った。中国が詳細を公表せずに軍備拡張を進めていることについて、細野氏らの意向で、参院選公約に「中国の国防政策の透明性」を求めることが明記された。「中国にしっかりと言うべきことは言う姿勢を示す」(民主党幹部)狙いからだ。武器輸出3原則の見直しを念頭に置いた「防衛装備品の民間転用の推進」も、社民党が政権内にあれば、盛り込めなかった可能性が高い。

 ただ、民主党はもともと社民党に近い考えの議員もいる「寄り合い所帯」だ。「安保や防衛のあり方の基本的問題で、いささか議論が貧弱だった」(北沢防衛相)との指摘も根強い。復活する党政策調査会で議論が活発になれば、混乱が再燃することも予想される。(2010年6月16日06時19分 読売新聞)


普天間、日米合意を尊重 民主の参院選マニフェスト
2010年6月16日6時18分
http://www.asahi.com/politics/update/0616/TKY201006150559.html

 民主党の参院選マニフェストの外交・安全保障分野の全容が15日、明らかになった。米軍普天間飛行場について「普天間基地移設問題に関しては、日米合意に基づき、沖縄の負担軽減に全力を尽くす」とし、昨年の衆院選マニフェストから方針転換した。

 昨年の衆院選マニフェストでは「在日米軍基地のあり方について見直しの方向で臨む」とし、鳩山由紀夫前首相は普天間飛行場の国外・県外移設を模索した。だが、最終的に「辺野古周辺」への移設で日米合意し、今回のマニフェストも5月末の日米共同声明と閣議決定を追認した。

 日米関係については「総合安全保障、経済、文化などの分野における関係を強化することで、日米同盟を深化させる」と新たに明記。日米地位協定は「緊密で対等な日米関係を構築するため、改定を提起する」と昨年のマニフェストをほぼ踏襲した。

 一方、PKOや海賊対処活動について衆院選マニフェストでは触れていなかった自衛隊の活用を明記。さらに「防衛大綱、中期防衛計画を本年中に策定する」としたうえで「中国の国防政策の透明性を求めつつ、防衛交流など信頼関係を強化する」とし、「平和国家としての基本理念を前提としつつ、防衛装備品の民間転用を推進する」としている。

コメント

_ とら猫イーチ ― 2010/06/19 05:38

 新政権の馬脚が現れない内に選挙をやろうとしているだけで、たいした期待が持てる訳でも無いでしょう。
 WSJは、「菅首相で革新的なことといえば、債務が国内総生産(GDP)の200%に近づいており、政府が少し歳出規模を減らす必要があるかもしれないと認めたことぐらいだ。」と辛辣ですが、反駁出来ないでしょうね。 

http://jp.wsj.com/Opinions/Columns/node_73138
【社説】日本の「第三の道」

_ Y-SONODA ― 2010/06/20 12:02

とら猫イーチさんへ

「第三の道」で菅首相の現実主義の嘘が丸わかり。
「強い経済、強い財政、強い社会保障」とて、その結果は「三兎を追う者は一兎をも得ず」になることほぼ確実。
この人もまた短命に終わるかもしれませんね。

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