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<シスの逆襲>タタリガミと化したダース・シディアス小沢の暴走2010/06/05 09:45

<シスの逆襲>タタリガミと化したダース・シディアス小沢の暴走:テレビ朝日「小沢幹事長 地元県連へのメッセージで復権に意欲」


6月3日の出馬会見で「国民の不信を招いたことで、しばらくは静かにしていただいた方が民主党と日本の政治にとっていい」と発言した菅直人。小沢一郎と距離を置いてきた議員らの支持を集めて「小沢包囲網」を形成したかのように見える。

第94代首相に選出されて「反小沢・非小沢・脱小沢」風人事に着手。その目玉は小沢批判を繰り返す枝野幸男の幹事長起用。しかし、小沢グループの反発から白紙に戻ったとの情報も。

ここで飛び込んできた恐怖のビデオテープ。小沢が盛岡市で開かれた民主党岩手県連の集会のために寄せたもので、国会で菅新総理が指名された後に撮影されたとのこと。

小沢は語る。「参議院の選挙に勝利して政権を安定なものにすることによって、初めて本当の意味の改革が実行できます。そして私は、その時にまさに自分自身、先頭に立って頑張ってまいりたい」と。また「日本の議会政治、そして、民主党政権のために参議院選挙で勝たねばならないという思いで(幹事長を)退いた」とも語っている。

「参院選で勝たねばならない」と思うなら、なぜこんなビデオメッセージを披露したのか。小沢が表に出れば支持率は下がる。昨年同様「闇将軍」に徹した方が参院選は有利。しかも、菅首相誕生の夜にこんなメッセージを届けるとは、まともや常軌を逸しているとしか思えない。それとも小菅の出来レースなのか。

さらに4日夜に都内で開かれた会合では、樽床伸二が129票獲得したことについて「私は立場上、動けなかったが、次につながる良い数字だ。あと90(票獲得)で首相が取れた。90なんて難しい数字じゃない」などと語ったとか。そして、「本番は9月だ」とも。ここでも菅への強烈な脅し。

菅の代表任期は鳩山の残任期間である9月末まで。9月の党代表選に小沢自ら立候補する可能性を示唆したものなのか。それとも今回温存した原口一博を擁立し、「鳩山降ろし」に続いて今度は「菅降ろし」をやろうとでもいうのか。

ある参院幹部は「小沢が見据えているのは参院選で勝てなかった時の9月の代表選。次には必ず動く」と見ているという。確かに小沢は参院選で勝てないと読んでいるのかもしれない。それとも9月の代表選を睨んで「負けるが勝ち」とでも思っているのだろうか。

鳩山を継いだアナキン菅にもまた暗黒面の落とし穴。そこでは小沢が手薬煉引いて待っている。菅が小沢に取り込まれる可能性の方が高いと見る。

もし仮に菅が暗黒面突入を回避し、鳩山同様クリーンにこだわる。そして、七奉行が「七人の侍」となってダース・シディアス小沢に斬りかかる。それでも勝てる相手ではない。

今年9月の「シスの逆襲」。その主役は鳩山と刺し違えてタタリガミと化したダース・シディアス。これに対抗しようとすれば、他党からの援軍も必要。はたしてジュダイ気取りの大結集でタタリガミ化したダース・シディアス小沢の暴走は止められるのだろうか。

今この時点ですでに小沢の高笑いが聞こえてくる。


<関連記事引用>

小沢幹事長 地元県連へのメッセージで復権に意欲 (画像引用)
http://news.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/200605001.html

 鳩山総理大臣とともに退任した小沢幹事長は、地元県連の集会にビデオでメッセージを送り、参議院選挙後の復権に意欲を示しました。

 民主党・小沢幹事長:「参議院の選挙に勝利して、政権を安定なものにすることによって、初めて本当の意味の改革が実行できます。そして、私はその時にまさに自分自身、先頭に立って頑張って参りたい」

 また、小沢氏はビデオメッセージのなかで、今回、鳩山総理とともに幹事長を退任することについて「日本の議会政治、そして、民主党政権のために参議院選挙で勝たねばならないという思いで退いた」と説明しました。ビデオメッセージは、国会で菅新総理が指名された後に撮影されたということです。


小沢氏「129票は大きな数字だ」 (画像引用)
http://www.mbs.jp/news/jnn_4444939_zen.shtml

 幹事長を辞任して以来、記者団の質問に答えていない小沢氏の発言が入ってきました。

 小沢氏は4日夜、自らを支持する議員らの会合に出席し、今回の代表選挙について、「自分が幹事長を辞任したことでグループとして同じ行動ができなかったのは申し訳なかった」「樽床議員が獲得した129票は大きな数字だ。非常によかった」とねぎらいの言葉をかけたということです。

 また、小沢氏は盛岡市で開かれた民主党岩手県連の集会に、ビデオでメッセージを寄せました。

 「参議院の選挙に勝利して政権を安定なものにすることによって、初めて本当の意味の改革が実行できます。そして私は、その時にまさに自分自身、先頭に立って頑張ってまいりたい」(小沢氏のビデオメッセージ)

 小沢氏の発言は引き続き政権内で影響力を発揮することに意欲を示すものともとれ、波紋を広げそうです。(05日00:59)


小沢氏が地元に“巻き返し”ビデオレター
< 2010年6月5日 3:02 >
http://news24.jp/articles/2010/06/05/04160480.html

 民主党・小沢前幹事長は4日、地元の民主党岩手県連にビデオメッセージを送っていた。

 「参議院の選挙に勝利して政権を安定なものにすることによって、初めて本当の意味の改革が実行できます。そして私はその時にまさに、自分自身、先頭に立って頑張って参りたい」-岩手県連によれば、このビデオは菅新首相が誕生した直後に収録したものだということで、参議院議員選挙後の巻き返しに決意を表明したとも受け取れる内容となっている。


「選挙勝てば先頭に立つ」=9月の代表選に出馬?-小沢氏
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010060401055

 民主党の小沢一郎前幹事長は4日夜、党岩手県連の集会に寄せたビデオレターで、「参院選に勝利して政権を安定化することで、本当の意味の改革が実行できる。そのときに、まさに自分自身が先頭に立って頑張ってまいりたい」と述べた。9月の党代表選に自ら立候補する可能性を示唆したともとれる発言で波紋を広げそうだ。

 集会では、衆参両院の本会議で菅直人代表が新首相に指名された直後に、ビデオレターが収録されたと説明された。 

 また、小沢氏は同日夜、都内で開かれた自身を支持するグループの会合であいさつし、代表選で樽床伸二衆院環境委員長が129票獲得したことについて「私は立場上、動けなかったが、次につながる良い数字だ。あと90(票獲得)で首相が取れた。90なんて難しい数字じゃない」などと語った。(2010/06/04-23:45)


「本番は9月だ」小沢氏が独自候補擁立に意欲
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100605-OYT1T00015.htm

 民主党の小沢幹事長は4日夜、東京都内で開かれた小沢グループの会合で、菅新首相が選出された同日の代表選について「今回は自分が表に立てなくて申し訳なかった。しかし、本番は9月だ」と述べた。

 菅氏の任期(鳩山首相の党代表としての残任期間)満了に伴う9月の代表選で、独自候補擁立を目指す考えを示したものだ。

 同グループは今回、独自候補擁立を見送り、自主投票となった。出席者からは小沢氏の立候補を求める意見も出た。(2010年6月5日00時09分 読売新聞)


“次は動く”…グループ慰労会で小沢氏は上機嫌
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2010/06/05/09.html

【菅新首相誕生】小沢グループは4日夜、都内のレストランで慰労会を開いた。

 約50人の中堅・若手議員を前に小沢氏は上機嫌で「今回(の代表選に)は動けなかったが、樽床さんが129票も取れて非常に良かった。全く悲観する数字ではない。過半数に90足りないだけだ」と述べたという。ある参院幹部は「小沢が見据えているのは参院選で勝てなかった時の9月の代表選。次には必ず動く」とみており、その時は菅氏の対抗馬に原口一博総務相を擁立するとの憶測も出ている。[ 2010年06月05日 ]


「脱小沢」へじわり=巻き返し狙う最大勢力-菅新首相
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010060500042

 民主党代表選は、小沢一郎前幹事長と距離を置く各グループが推した菅直人氏が291票を獲得、小沢グループの一部が擁立した樽床伸二氏を大差で破った。新首相に指名された菅氏は、小沢氏の影響力排除に着々と動き始めた。これに対し、代表選で結束の乱れを露呈した小沢グループは、巻き返しを虎視眈々(たんたん)と狙う。党内では、9月の代表選に向けた駆け引きが早くも始まった。

 ◇組閣日程で神経戦

 「一度頭を整理し、多少の時間をいただいて、新しい体制づくりに入りたい」。菅氏は4日の記者会見で、党役員・閣僚人事についてこう強調した。

 人事の日程をめぐっては、小沢氏に近い山岡賢次前国対委員長が2日夜、「4日に組閣と(皇居での閣僚)認証式を行う」と明言。その後、「親小沢」系の党幹部らから、「今国会の会期延長はしない」「7日に所信表明演説」などの情報が次々と流された。

 「反小沢」系の勢力は、この日程を「小沢氏が仕組んだもの」(中堅)と警戒した。首相指名から組閣までを1日で終わらせることで、菅氏に現閣僚と党役員をほぼそのまま再任する「居抜き」人事を余儀なくさせ、小沢氏の影響力を温存させる狙いがあるとみたためだ。こうした意図は、菅氏も察知していた。

 菅氏は新代表に選出された後、国会内で山岡氏と会い、「組閣は8日になる」と伝達、調整のやり直しを指示した。会見で小沢氏や樽床氏の処遇を問われても、「人事は全くの白紙」と繰り返し、言質を与えなかった。

 官房長官に仙谷由人国家戦略担当相を内定し、幹事長には枝野幸男行政刷新担当相の起用を検討するなど、「小沢色一掃」にかじを切った感のある菅氏。代表選の政見演説では、小沢氏主導で廃止された党政策調査会の「復活」も表明した。「(小沢氏の)独善政治にみんな不満を持っていたが、今度は明るい政党になる」。渡部恒三元衆院副議長は、満面の笑みを浮かべた。

 ◇9月代表選を視野

 一方、約150人を擁する最大勢力の小沢グループは今回、「(グループを)束ねろ。結束しろ」との小沢氏の指示を踏まえ、独自候補の擁立を模索した。しかし、「政治とカネ」の問題で小沢氏が鳩山由紀夫首相と「道連れ辞任」となった直後だけに、擁立作業は難航。小沢氏側近の松木謙公前国対副委員長らが、原口一博総務相や海江田万里氏、田中真紀子元外相に出馬を打診したものの、軒並み断られた。

 3日夜のグループの会合では、松木氏が樽床氏支持を提案したのに対し、「樽床氏と話したこともない」「首相の器でない」などの異論が相次いぎ、最終的に自主投票を決めた。

 ただ、樽床氏が得た129票に対しては、「予想以上の善戦。面目を保てた」(小沢氏側近)との声が上がっている。「菅氏が出馬会見で『小沢氏は静かにした方がいい』と突き放したことで、逆にこちらに流れた票もある」。樽床陣営の一人はこう説明する。

 菅氏の代表任期は、鳩山氏の残任期間である9月末まで。「参院選に勝利して政権を安定化することで、本当の意味の改革が実行できる。そのときに、自分自身が先頭に立って頑張ってまいりたい」。小沢氏は4日夜、党岩手県連の集会に寄せたビデオレターでこう発言、「復権」に向けて次の代表選に自らが出馬する可能性に言及した。(2010/06/05-01:25)