<速報>鳩山首相の腹案本命はテニアンか! ― 2010/05/02 19:53
詳しくはこちらを(YS_KARASUとは当然私園田義明でございます)
Togetter - まとめ「普天間問題でなぜ日本は米国を振り回すのかについて、@YS_KARASUさんとの1問11答+α」(画像引用)
http://togetter.com/li/18107
tkatsumi09jさんの詳細プロフィール
http://blogs.yahoo.co.jp/jnicc_org_tk05/46533850.html
コメント
_ ks ― 2010/05/02 20:35
_ きたろう ― 2010/05/03 00:20
現在の鳩山政権の動向に、米国や西欧諸国はどう思っているのか? 気になるところです。
過去の米国側や西欧諸国の分析では、だいたいが、日本と中国が競争しあう関係を前提に、戦略を描いてきましたよね。両者は相いれないと...
まさに、分断統治の典型的な例で、西洋諸国は、日中をぶっつけることを前提に考えている。この前の中国海軍の航行の件でも、日本よりも英米のマスコミのほうが過剰反応でしたなw 鳩山政権が対中政策を転換したとw 日本国内にいるもんからしたら、鳩山政権の対中政策は、そんなに変わりないように思います。鳩山政権の政治家が対中で激しく非難したとしてもだ。
鳩山氏らが何を考えているのかは分かりませんが、まあ、少なくとも、民主党政権は寄せ集め集団なので、民主党内部でも、それぞれ思惑は違うでしょうが、多くに共通している考えが、打倒米帝でしょう。が、打倒米帝を成し遂げた後の思惑は、民主党内部でも全然バラバラだと思います。
鳩山氏やそれに近い政治家の過去の発言からして、鳩山氏は必ずしも親中では無い。米帝打倒のために、今は便宜上、親中しているように見える。そして、鳩山氏らは、米国は強敵だけど、中国はいつでも混乱させることができると余裕があるんでしょう。
まあ、いずれにせよ、今回の鳩山政権の対応で、米国側は大混乱しているように見えます。彼らの計算外のことが起こっているから。そういうふうにみたら、鳩山氏の戦略的迷走だともいえる...よく、米国側は、日本に対して「日米同盟がなくても、米中同盟がある。韓国との同盟もある。インドとの同盟もある。」というメッセージを日本側に送ってきましたが、まあ、今回の騒動のおかげで、こういうのは、日米同盟を破棄されないための、ただの脅しだというのも分かった。そもそも、日米同盟の代わりが他にはないからw 中国やインドが米軍基地を置かすわけがない。韓国の位置では、日本を失ったら、米軍基地をおいても兵站が分断されて、意味ない。
そんなわけで、米国側はどうなるか迷っている。が、実は、もう一カ国迷っている国がいる。それは中国ですね。これは、欧米のマスコミでも書いていましたが、中国には二つの相反する考えがあって、一つは、とにかく、米国をアジアから追い出して覇権を奪いたいという考え方、そして、もう一つは、米国にはアジアにいてもらい、日本を軍事的に抑えてもらいたいという考えです。前者は、中国のナショナリストなどに多い考えで、彼らは中国の国力に自信過剰です。一方、後者は、中国の戦略家に多い考え方で、彼らは長期的に見て、米軍が撤退した日本がいつまで親中政権のままでいてくれる保証がないと考えている。その場合、中国の力では、日本を抑えきれないというトラウマがあるんでしょう。とくに、後者の人たちは、中国の潜在力の限界にも気が付いていて、中国のマスコミを使って、中国は資源などの面から潜在力に限界があって、21世紀中に先進国になることは無理だといって、中国のネット右翼から「そんなはずはない」と叩かれていましたねw
過去の米国側や西欧諸国の分析では、だいたいが、日本と中国が競争しあう関係を前提に、戦略を描いてきましたよね。両者は相いれないと...
まさに、分断統治の典型的な例で、西洋諸国は、日中をぶっつけることを前提に考えている。この前の中国海軍の航行の件でも、日本よりも英米のマスコミのほうが過剰反応でしたなw 鳩山政権が対中政策を転換したとw 日本国内にいるもんからしたら、鳩山政権の対中政策は、そんなに変わりないように思います。鳩山政権の政治家が対中で激しく非難したとしてもだ。
鳩山氏らが何を考えているのかは分かりませんが、まあ、少なくとも、民主党政権は寄せ集め集団なので、民主党内部でも、それぞれ思惑は違うでしょうが、多くに共通している考えが、打倒米帝でしょう。が、打倒米帝を成し遂げた後の思惑は、民主党内部でも全然バラバラだと思います。
鳩山氏やそれに近い政治家の過去の発言からして、鳩山氏は必ずしも親中では無い。米帝打倒のために、今は便宜上、親中しているように見える。そして、鳩山氏らは、米国は強敵だけど、中国はいつでも混乱させることができると余裕があるんでしょう。
まあ、いずれにせよ、今回の鳩山政権の対応で、米国側は大混乱しているように見えます。彼らの計算外のことが起こっているから。そういうふうにみたら、鳩山氏の戦略的迷走だともいえる...よく、米国側は、日本に対して「日米同盟がなくても、米中同盟がある。韓国との同盟もある。インドとの同盟もある。」というメッセージを日本側に送ってきましたが、まあ、今回の騒動のおかげで、こういうのは、日米同盟を破棄されないための、ただの脅しだというのも分かった。そもそも、日米同盟の代わりが他にはないからw 中国やインドが米軍基地を置かすわけがない。韓国の位置では、日本を失ったら、米軍基地をおいても兵站が分断されて、意味ない。
そんなわけで、米国側はどうなるか迷っている。が、実は、もう一カ国迷っている国がいる。それは中国ですね。これは、欧米のマスコミでも書いていましたが、中国には二つの相反する考えがあって、一つは、とにかく、米国をアジアから追い出して覇権を奪いたいという考え方、そして、もう一つは、米国にはアジアにいてもらい、日本を軍事的に抑えてもらいたいという考えです。前者は、中国のナショナリストなどに多い考えで、彼らは中国の国力に自信過剰です。一方、後者は、中国の戦略家に多い考え方で、彼らは長期的に見て、米軍が撤退した日本がいつまで親中政権のままでいてくれる保証がないと考えている。その場合、中国の力では、日本を抑えきれないというトラウマがあるんでしょう。とくに、後者の人たちは、中国の潜在力の限界にも気が付いていて、中国のマスコミを使って、中国は資源などの面から潜在力に限界があって、21世紀中に先進国になることは無理だといって、中国のネット右翼から「そんなはずはない」と叩かれていましたねw
_ Y-SONODA ― 2010/05/03 08:41
★ksさんへ
>国防の姿が見えない
あはは、まったく見えませんね。
それ以前になぜか北朝鮮周辺の緊迫感が日本で皆無。これも変ですね。
★きたろうさんへ
>打倒米帝
あはは、なにやら懐かしい言葉がどんどん復活してきましたね。
実際のところ哨戒艦沈没も中国海軍の動きもタイミング的におかしい。
この時期に日米を結束させる方向に動いたのはなぜか。これがなんとも気になる。
それが「米国にはアジアにいてもらい、日本を軍事的に抑えてもらいたいという考え」を示しているのかどうか。
彼らはもっと恐ろしいことを考えているような気もする。
この数年で日本がどうなるのか。日本以上に米中が見抜いている可能性が高い。
なにやら「放置プレイ」を楽しみそうな予感がします(笑)
>国防の姿が見えない
あはは、まったく見えませんね。
それ以前になぜか北朝鮮周辺の緊迫感が日本で皆無。これも変ですね。
★きたろうさんへ
>打倒米帝
あはは、なにやら懐かしい言葉がどんどん復活してきましたね。
実際のところ哨戒艦沈没も中国海軍の動きもタイミング的におかしい。
この時期に日米を結束させる方向に動いたのはなぜか。これがなんとも気になる。
それが「米国にはアジアにいてもらい、日本を軍事的に抑えてもらいたいという考え」を示しているのかどうか。
彼らはもっと恐ろしいことを考えているような気もする。
この数年で日本がどうなるのか。日本以上に米中が見抜いている可能性が高い。
なにやら「放置プレイ」を楽しみそうな予感がします(笑)
_ トンチンカン ― 2010/05/03 08:55
米標的ミサイル迎撃は困難 日米共同開発中の新型SM3
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2010050201000555.html
北朝鮮が米本土やハワイに向けて長距離弾道ミサイルを発射した場合、日米が共同開発している新しい海上配備型迎撃ミサイル(SM3ブロック2A)を日本周辺のイージス艦から発射しても、高い軌道を飛ぶ弾道ミサイルには射程が足りず、迎撃が困難なことが2日分かった。複数の防衛省幹部が明らかにした。
米国に向け発射されたミサイルを迎撃するには、憲法解釈で禁じられている集団的自衛権の行使を容認することが必要。「迎撃を拒めば同盟は破綻する」との指摘もあり、迎撃能力があることを前提に進められてきた集団的自衛権をめぐる議論にも影響を与えそうだ。
現行のSM3は射程が200~300キロと推定され、米国を狙ったミサイルを迎撃できないことが明らかになっている。ブロック2Aも射程は非公表だが、軍事専門家の間で迎撃が可能との見方もあった。
防衛省幹部によると、北朝鮮が約7千キロ離れたハワイへ弾道ミサイルを発射した場合、日本近海でイージス艦からブロック2Aを発射しても、高軌道を飛ぶミサイルには射程が足りず、迎撃は不可能という。
(共同)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2010050201000555.html
北朝鮮が米本土やハワイに向けて長距離弾道ミサイルを発射した場合、日米が共同開発している新しい海上配備型迎撃ミサイル(SM3ブロック2A)を日本周辺のイージス艦から発射しても、高い軌道を飛ぶ弾道ミサイルには射程が足りず、迎撃が困難なことが2日分かった。複数の防衛省幹部が明らかにした。
米国に向け発射されたミサイルを迎撃するには、憲法解釈で禁じられている集団的自衛権の行使を容認することが必要。「迎撃を拒めば同盟は破綻する」との指摘もあり、迎撃能力があることを前提に進められてきた集団的自衛権をめぐる議論にも影響を与えそうだ。
現行のSM3は射程が200~300キロと推定され、米国を狙ったミサイルを迎撃できないことが明らかになっている。ブロック2Aも射程は非公表だが、軍事専門家の間で迎撃が可能との見方もあった。
防衛省幹部によると、北朝鮮が約7千キロ離れたハワイへ弾道ミサイルを発射した場合、日本近海でイージス艦からブロック2Aを発射しても、高軌道を飛ぶミサイルには射程が足りず、迎撃は不可能という。
(共同)
_ ks ― 2010/05/03 09:32
アメリカの世界戦略にとって、日本はそこまで重要じゃない。
最重要は中東。
グアムがポイント。
ここから、マラッカ、ディエゴ・ガルシア、インド洋、アラビア海、のレーンが維持できる。
レーンのクリティカル・ポイントはマラッカ。グアムと沖縄じゃ距離的に大差ない。
自由な航海ならグアムが上。
十数年、二十年前からアメリカで、グアム移転は推進されてる。空母基地さえ作ろうとしている。
移転しようと=兵を引こうとしているのは、そもそもアメリカ。
ただ、軍事的バランスから、「ペース」を考えているだけ。
計算外というより「ペース」を乱されている。
ハンチントンはじめ、アメリカが引いたら日本は中国に吹き寄せられると言ってる人も昔からいますから、これも全くの想定外というわけではない。
あとは、同盟は盤石と地域に思わせとくメリットを潰されたぐらいか。
つまり
>これは日本海や東シナ海が中国の内海になっても仕方がない、とアメリカは考え、また、想定戦闘地域が朝鮮半島から日本にずれ込む
中国は、資源などの面から潜在力に限界があるのが、自分で分かっているから、「真珠の首飾り」を作ってきた。
あれは、資源アクセスルートのコントロール権の確保が目的。
そのネックがマラッカ。
これには、マラッカ・ジレンマ(by胡錦涛)なる言葉もある。常識レベル。
これを、バイパスするために色々なりふり構わず努力してます、中国は。
米と戦争せずにマラッカ・ジレンマを回避しようと思えば、あとは、クラ運河建設か。
タイだな。
最重要は中東。
グアムがポイント。
ここから、マラッカ、ディエゴ・ガルシア、インド洋、アラビア海、のレーンが維持できる。
レーンのクリティカル・ポイントはマラッカ。グアムと沖縄じゃ距離的に大差ない。
自由な航海ならグアムが上。
十数年、二十年前からアメリカで、グアム移転は推進されてる。空母基地さえ作ろうとしている。
移転しようと=兵を引こうとしているのは、そもそもアメリカ。
ただ、軍事的バランスから、「ペース」を考えているだけ。
計算外というより「ペース」を乱されている。
ハンチントンはじめ、アメリカが引いたら日本は中国に吹き寄せられると言ってる人も昔からいますから、これも全くの想定外というわけではない。
あとは、同盟は盤石と地域に思わせとくメリットを潰されたぐらいか。
つまり
>これは日本海や東シナ海が中国の内海になっても仕方がない、とアメリカは考え、また、想定戦闘地域が朝鮮半島から日本にずれ込む
中国は、資源などの面から潜在力に限界があるのが、自分で分かっているから、「真珠の首飾り」を作ってきた。
あれは、資源アクセスルートのコントロール権の確保が目的。
そのネックがマラッカ。
これには、マラッカ・ジレンマ(by胡錦涛)なる言葉もある。常識レベル。
これを、バイパスするために色々なりふり構わず努力してます、中国は。
米と戦争せずにマラッカ・ジレンマを回避しようと思えば、あとは、クラ運河建設か。
タイだな。
_ トンチンカン ― 2010/05/03 11:47
>「放置プレイ」
>想定戦闘地域が朝鮮半島から日本にずれ込む
この可能性を、きちんと頭に入れておかないといけないですよね。
>想定戦闘地域が朝鮮半島から日本にずれ込む
この可能性を、きちんと頭に入れておかないといけないですよね。
_ きたろう ― 2010/05/03 13:42
>園田さん
>彼らはもっと恐ろしいことを考えているような気もする。
たとえば、どういうことを考えているのでしょうか?
>ksさん
>グアムと沖縄じゃ距離的に大差ない。
>自由な航海ならグアムが上。
>十数年、二十年前からアメリカで、グアム移転は推進されてる。空母基地さえ作ろうとしている。
米軍が日本に置いておきたいのは海兵隊でしょうね。空母基地とかではない。だから、小沢はその辺をみて「日本には第7艦隊で十分」と米国側を揺さぶってきた。あと、グアムと沖縄では距離的に変わらないといいますが、グアムだけでは、西太平洋の覇権を守ることは不可能ですね。グアムだけだと西太平洋にポツンとあるだけですが、日本列島と沖縄諸島になると、ちょうど、中国大陸をふたをするとうに立地している。ここに海兵隊を駐留させておいて、極東米軍の本体は、グアムに引きこもりたいんでしょう。
西太平洋の覇権を守れないのなら、マラッカ海峡を守ることも困難ですね。オセアニア方面から中東に近づくことも出来ますが、サンフランシスコから海流沿いに沿岸があるのは、アーシャン、日本、沖縄のラインです。
>彼らはもっと恐ろしいことを考えているような気もする。
たとえば、どういうことを考えているのでしょうか?
>ksさん
>グアムと沖縄じゃ距離的に大差ない。
>自由な航海ならグアムが上。
>十数年、二十年前からアメリカで、グアム移転は推進されてる。空母基地さえ作ろうとしている。
米軍が日本に置いておきたいのは海兵隊でしょうね。空母基地とかではない。だから、小沢はその辺をみて「日本には第7艦隊で十分」と米国側を揺さぶってきた。あと、グアムと沖縄では距離的に変わらないといいますが、グアムだけでは、西太平洋の覇権を守ることは不可能ですね。グアムだけだと西太平洋にポツンとあるだけですが、日本列島と沖縄諸島になると、ちょうど、中国大陸をふたをするとうに立地している。ここに海兵隊を駐留させておいて、極東米軍の本体は、グアムに引きこもりたいんでしょう。
西太平洋の覇権を守れないのなら、マラッカ海峡を守ることも困難ですね。オセアニア方面から中東に近づくことも出来ますが、サンフランシスコから海流沿いに沿岸があるのは、アーシャン、日本、沖縄のラインです。
_ (未記入) ― 2010/05/03 13:57
そもそも米はレーンの維持の放棄=引きこもりに一票w
_ ks ― 2010/05/03 15:25
グアム・マリアナ諸島を上にたどれば、すぐそこに小笠原諸島。
父島あたりまでいけば、サンフランシスコ「へ」の海流に乗ります。
別に逆流もないですから、マリアナ最北から日本海域を避けての日本海流へのショートカットも十分許容範囲。
サンフランシスコ「から」の海流なら赤道海流。
アメリカの覇権維持に必要な、兵力投射に資するのはこちら。
グアム・マリアナ諸島もこの海流域。
米軍再編を見る限り、アメリカがこの地域でやろうとしている戦略は「オフショア・バランシング」。
ということは、日本はやっぱり想定戦域。
だから、可能な限り米軍を引き留めようと自民はしてたのかと、軽く妄想。
逆に、中国が西太平洋の覇権を握るには、アメリカがそうしてるように、外洋に基地が必要なんですが、そんなもんありません。
それとも、日本が中国の基地になったあとのことを仰っているのですか?
第二次大戦でグアムやテニアンは日本空爆の基地になったのですが・・・
まあ、中国は、「しばらく」は、外洋化(日本近海より東の太平洋)する気もないでしょう。
維持(防衛)コストの割に、資源アクセスルートとしては弱い。
メリットが少ない。現状、割に合わない。後回しのはず。
もちろんポーズはとるでしょうが。
まずは、日本海や東シナ海の内海化。
何十年とシーレーンの内海化をやってます、中国は。
基地の置き方みたら分かります。
現実的な彼らは、一気に拡大のヘマをしようとはしてません。
必要ないですもん。
もし、中国がマラッカ押さえるなら
「真珠の首飾り」は、そのまま日本のシーレーン。
アメリカが中国に入れ替わるだけ。
もちろんシーレーンに頼る国はみな同じ。
これが孫子流「戦わずして勝つ」ということ。
資源なしで日本が戦えるのなら話は別ですが。
えーと、米軍追い出したあと、日本に有利なタイミングで中国を崩壊させるとかいうファンタジーや、ちょうどそのタイミングで中国が崩壊するという希望的観測は勘弁してください。
たとえそうなっても、グアムに米軍いたらマラッカはやっぱりアメリカ。
ここでアメリカと戦争?
まあ、わたしは資源アクセスルートから眺めてます。
(これぞ地政学。シーパワー・ランドパワーの定義は輸送方式とその保持能力の話ですから)
米軍追い出すのは構わんから、それやるなら、シーレーン確保・防衛も手を打たなきゃね。もう遅いでしょうが。
父島あたりまでいけば、サンフランシスコ「へ」の海流に乗ります。
別に逆流もないですから、マリアナ最北から日本海域を避けての日本海流へのショートカットも十分許容範囲。
サンフランシスコ「から」の海流なら赤道海流。
アメリカの覇権維持に必要な、兵力投射に資するのはこちら。
グアム・マリアナ諸島もこの海流域。
米軍再編を見る限り、アメリカがこの地域でやろうとしている戦略は「オフショア・バランシング」。
ということは、日本はやっぱり想定戦域。
だから、可能な限り米軍を引き留めようと自民はしてたのかと、軽く妄想。
逆に、中国が西太平洋の覇権を握るには、アメリカがそうしてるように、外洋に基地が必要なんですが、そんなもんありません。
それとも、日本が中国の基地になったあとのことを仰っているのですか?
第二次大戦でグアムやテニアンは日本空爆の基地になったのですが・・・
まあ、中国は、「しばらく」は、外洋化(日本近海より東の太平洋)する気もないでしょう。
維持(防衛)コストの割に、資源アクセスルートとしては弱い。
メリットが少ない。現状、割に合わない。後回しのはず。
もちろんポーズはとるでしょうが。
まずは、日本海や東シナ海の内海化。
何十年とシーレーンの内海化をやってます、中国は。
基地の置き方みたら分かります。
現実的な彼らは、一気に拡大のヘマをしようとはしてません。
必要ないですもん。
もし、中国がマラッカ押さえるなら
「真珠の首飾り」は、そのまま日本のシーレーン。
アメリカが中国に入れ替わるだけ。
もちろんシーレーンに頼る国はみな同じ。
これが孫子流「戦わずして勝つ」ということ。
資源なしで日本が戦えるのなら話は別ですが。
えーと、米軍追い出したあと、日本に有利なタイミングで中国を崩壊させるとかいうファンタジーや、ちょうどそのタイミングで中国が崩壊するという希望的観測は勘弁してください。
たとえそうなっても、グアムに米軍いたらマラッカはやっぱりアメリカ。
ここでアメリカと戦争?
まあ、わたしは資源アクセスルートから眺めてます。
(これぞ地政学。シーパワー・ランドパワーの定義は輸送方式とその保持能力の話ですから)
米軍追い出すのは構わんから、それやるなら、シーレーン確保・防衛も手を打たなきゃね。もう遅いでしょうが。
_ Y-SONODA ― 2010/05/05 09:35
★トンチンカンさんへ
>米標的ミサイル迎撃は困難 日米共同開発中の新型SM3
このあたりの限界もあって軍事衛星を使った「通常即応グローバルストライク」(PGS)が浮上したのかもしれませんね。
どうも情報ありがとうございました。
★ksさんへ
>アメリカの世界戦略にとって、日本はそこまで重要じゃない。 最重要は中東。 グアムがポイント。 ここから、マラッカ、ディエゴ・ガルシア、インド洋、アラビア海、のレーンが維持できる。
これはどうなんでしょう。確かに米国にとって中東の資源は重要。
しかし、レーンはそれほど重要ではないかも。
なぜなら米国自体がほとんど使っていないから。
このレーンに依存してきたのは日本であり韓国。まったく同じレーンに中国真珠が割り込んできたという構図。
>米軍再編を見る限り、アメリカがこの地域でやろうとしている戦略は「オフショア・バランシング」。 ということは、日本はやっぱり想定戦域。 だから、可能な限り米軍を引き留めようと自民はしてたのかと、軽く妄想。
中国に対する抑止力(実際にどこまで効果があったかはわからない)として自民などは米軍を沖縄に留めたかった。当然韓国の意向もあり。これは妄想ではなく事実でしょう。
>米軍追い出すのは構わんから、それやるなら、シーレーン確保・防衛も手を打たなきゃね。もう遅いでしょうが。
実は私が北極に注目していた理由もここにあり。
今まさに政府周辺で北極への資源ルート確保に向けたプレゼンが飛び交っているようです(笑
しかし、カナダ外交も中国の方が積極的。すべてが後手ですな。
それにしてもこう語った鳩山首相。やはりトホホな人でしたね。
「当時は海兵隊が抑止力として沖縄に存在しなければならないとは思っていなかった。浅かったと言われればその通りかもしれない」
>わたしは資源アクセスルートから眺めてます。
このあたりで情報交換しましょう。
先日見つけたこの記事。結構使えそうな画像も並んでいますよ。
JapanFocus
Harsh V. Pant: China's Naval Expansion in the Indian Ocean and India-China Rivalry http://bit.ly/9x4ukF
★トンチンカンさんへ
>この可能性を、きちんと頭に入れておかないといけない
今や中国は「日本とったど~」の気分なのかもしれませんよ(汗
★きたろうさんへ
>たとえば、どういうことを考えているのでしょうか?
米中ともに日本の分析は詳細に行っているはず。
衰退途上国であることは完全に見抜いているかと。
よって放置プレイで十分ということ。
とはいえ中国とて高齢化問題を抱えている。
衰退途上国の行方は気になって仕方がない。
結局勝つのは米国ということになりますね。
★未記入さんへ
>そもそも米はレーンの維持の放棄=引きこもりに一票w
=「オラ知らね」に一票(笑
>米標的ミサイル迎撃は困難 日米共同開発中の新型SM3
このあたりの限界もあって軍事衛星を使った「通常即応グローバルストライク」(PGS)が浮上したのかもしれませんね。
どうも情報ありがとうございました。
★ksさんへ
>アメリカの世界戦略にとって、日本はそこまで重要じゃない。 最重要は中東。 グアムがポイント。 ここから、マラッカ、ディエゴ・ガルシア、インド洋、アラビア海、のレーンが維持できる。
これはどうなんでしょう。確かに米国にとって中東の資源は重要。
しかし、レーンはそれほど重要ではないかも。
なぜなら米国自体がほとんど使っていないから。
このレーンに依存してきたのは日本であり韓国。まったく同じレーンに中国真珠が割り込んできたという構図。
>米軍再編を見る限り、アメリカがこの地域でやろうとしている戦略は「オフショア・バランシング」。 ということは、日本はやっぱり想定戦域。 だから、可能な限り米軍を引き留めようと自民はしてたのかと、軽く妄想。
中国に対する抑止力(実際にどこまで効果があったかはわからない)として自民などは米軍を沖縄に留めたかった。当然韓国の意向もあり。これは妄想ではなく事実でしょう。
>米軍追い出すのは構わんから、それやるなら、シーレーン確保・防衛も手を打たなきゃね。もう遅いでしょうが。
実は私が北極に注目していた理由もここにあり。
今まさに政府周辺で北極への資源ルート確保に向けたプレゼンが飛び交っているようです(笑
しかし、カナダ外交も中国の方が積極的。すべてが後手ですな。
それにしてもこう語った鳩山首相。やはりトホホな人でしたね。
「当時は海兵隊が抑止力として沖縄に存在しなければならないとは思っていなかった。浅かったと言われればその通りかもしれない」
>わたしは資源アクセスルートから眺めてます。
このあたりで情報交換しましょう。
先日見つけたこの記事。結構使えそうな画像も並んでいますよ。
JapanFocus
Harsh V. Pant: China's Naval Expansion in the Indian Ocean and India-China Rivalry http://bit.ly/9x4ukF
★トンチンカンさんへ
>この可能性を、きちんと頭に入れておかないといけない
今や中国は「日本とったど~」の気分なのかもしれませんよ(汗
★きたろうさんへ
>たとえば、どういうことを考えているのでしょうか?
米中ともに日本の分析は詳細に行っているはず。
衰退途上国であることは完全に見抜いているかと。
よって放置プレイで十分ということ。
とはいえ中国とて高齢化問題を抱えている。
衰退途上国の行方は気になって仕方がない。
結局勝つのは米国ということになりますね。
★未記入さんへ
>そもそも米はレーンの維持の放棄=引きこもりに一票w
=「オラ知らね」に一票(笑
_ トンチンカン ― 2010/05/05 10:49
>中国は「日本とったど~」の気分
今度の特番は「中国!黄金伝説 大食いで日本横断(涙)」
今度の特番は「中国!黄金伝説 大食いで日本横断(涙)」
_ ks ― 2010/05/05 14:02
園田さんへ
アメリカにとって
>中東の資源
のレーンではないのは、そうでしょう。
>このレーンに依存してきたのは日本であり韓国
もその通り。
アメリカにとって、このレーンは、第一に軍事的なもの。
次に、レーンに依存する国の首根っこを押さえる効果を持つもの。
Stratforのジョージ・フリードマンあたりだと、はっきり、「レーンのコントロール=レーン依存国の経済基盤(資源と通商)コントロール=レーン依存国のコントロール。
これがアメリカの覇権の源」みたいに書いてますね。
>まったく同じレーンに中国真珠が割り込んできた
これは、そのまま、「レーンのコントロール=レーン依存国の経済基盤(資源と通商)コントロール=レーン依存国のコントロール。」
地域覇権がセットでついてくる。
ここで、北極まで中国に握られたら・・・
戦国策 一里の厚にして千里の権を動かすものは地の利なり。
中国のいう「平和的台頭」って「戦わずして勝つ」の言い換えだと思ってるんですが。
第十九計 釜底抽薪
アメリカにとって
>中東の資源
のレーンではないのは、そうでしょう。
>このレーンに依存してきたのは日本であり韓国
もその通り。
アメリカにとって、このレーンは、第一に軍事的なもの。
次に、レーンに依存する国の首根っこを押さえる効果を持つもの。
Stratforのジョージ・フリードマンあたりだと、はっきり、「レーンのコントロール=レーン依存国の経済基盤(資源と通商)コントロール=レーン依存国のコントロール。
これがアメリカの覇権の源」みたいに書いてますね。
>まったく同じレーンに中国真珠が割り込んできた
これは、そのまま、「レーンのコントロール=レーン依存国の経済基盤(資源と通商)コントロール=レーン依存国のコントロール。」
地域覇権がセットでついてくる。
ここで、北極まで中国に握られたら・・・
戦国策 一里の厚にして千里の権を動かすものは地の利なり。
中国のいう「平和的台頭」って「戦わずして勝つ」の言い換えだと思ってるんですが。
第十九計 釜底抽薪
_ Y-SONODA ― 2010/05/06 09:29
★トンチンカンさんへ
>「中国!黄金伝説 大食いで日本横断(涙)」
あはは。でもコソッと浸透させていくのが中国の得意技かもしれませんよ。
★ksさんへ
>戦国策 一里の厚にして千里の権を動かすものは地の利なり。
>中国のいう「平和的台頭」って「戦わずして勝つ」の言い換えだと思ってるんですが。
>第十九計 釜底抽薪
まさのその通りですね。
中国のカナダへの接近振りをみると、もう日本は完敗しちゃってるのかもしませんね。
>「中国!黄金伝説 大食いで日本横断(涙)」
あはは。でもコソッと浸透させていくのが中国の得意技かもしれませんよ。
★ksさんへ
>戦国策 一里の厚にして千里の権を動かすものは地の利なり。
>中国のいう「平和的台頭」って「戦わずして勝つ」の言い換えだと思ってるんですが。
>第十九計 釜底抽薪
まさのその通りですね。
中国のカナダへの接近振りをみると、もう日本は完敗しちゃってるのかもしませんね。
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これは日本海や東シナ海が中国の内海になっても仕方がない、とアメリカは考え、また、想定戦闘地域が朝鮮半島から日本にずれ込むということなんだと思うのですが・・・
国防の姿が見えない(笑