10年先の新世界秩序と寺島実郎の役割、「国際連帯税推進協議会・座長」の肩書きに注目 ― 2009/12/24 09:24
「国際連帯税推進協議会」の座長を務めている寺島実郎。
ここでもまた「集めた金は誰が管理するのか」といった点は説明不足。
おそらく寺島は世界連邦なりグローバル・ガバナンスの信奉者。
鳩山政権の米国軽視の背景はこのあたりにあるのでしょう。
その寺島も「おフランス」主導の地政学ゲームの単なる駒。
背後にいる勢力の意図を見抜くべき。
地球温暖化問題とグリーン・タックス。
そして今また注目集めるトービン税。
いずれも10年先を睨んだ動き。
デフォルトの連鎖を通じて10年先には国が消滅。
その先に今度もまた欧州主導の新世界秩序が待っている。
やはり最後まで抵抗するのはテキサス共和国になる予感がする。
<画像引用>
国際連帯税を推進する市民の会(アシスト)
http://www.acist.jp/
<関連記事引用>
通貨取引に国際課税を提言 途上国支援や温暖化対策に
http://www.47news.jp/CN/200911/CN2009112701000309.html
発展途上国支援や地球温暖化対策など、国際的な課題解決の資金源として「国際連帯税」の実現を目指す政治家や専門家、市民団体メンバーらによる「国際連帯税推進協議会」(座長・寺島実郎日本総合研究所会長)は27日、国際的な為替取引に一定の税を課す通貨取引税を早期に導入すべきだとの提言を盛り込んだ中間報告書を大筋でまとめた。首相直轄の検討チーム設置も求めている。
国際連帯税は、岡田克也外相が導入に積極的な考えを示しているほか、推進のための国際組織に政府が加盟。議員連盟もできており、実現を目指す動きが一層活発になりそうだ。
国際連帯税は、国境を越えた経済活動などに課税し、税収を途上国の貧困削減や保健対策、温暖化対策などに充てる。これらの対策には莫大な費用が必要だが、従来の政府開発援助(ODA)などでは不十分で、大規模な額を長期間、確実に集められる新たな枠組みが求められている。
中間報告書は、通貨取引税は0・005~0・1%の範囲で、参加国の協議により共通税率を設定すべきだと指摘。各通貨の発行国の政府が徴収し、資金の管理や配分をする国際機関に拠出すべきだとした。途上国の貧困削減と温暖化対策を使途として挙げている。2009/11/27 12:35 【共同通信】
コメント
_ 寅次郎 ― 2009/12/24 16:51
_ 紅りんご ― 2009/12/24 23:55
園田さま
ずばり、お聞きしてよろしいでしょうか。
この新世界秩序は、世界同時共産革命とどう違うのでしょうか?
ずばり、お聞きしてよろしいでしょうか。
この新世界秩序は、世界同時共産革命とどう違うのでしょうか?
_ Y-SONODA ― 2009/12/25 09:35
★寅次郎さんへ
そもそも地球温暖化自体が「世銀やIMF、NAFTAやFTAAを配下に治め、世界規模で税金(炭素税)を課す」ための仕掛けみたいなもの。
これにブッシュ政権が猛反発してぶっ壊そうとしたのですが、壊しきれなかった。
非常におもしろい観察対象。世界の構図が実によくわかる。
★紅りんごさんへ
「おフランス」主導ということでそれはそれは友愛に満ちたお上品なものになるのではないでしょうかw
世界同時共産革命などというと叱られますよw
そもそも地球温暖化自体が「世銀やIMF、NAFTAやFTAAを配下に治め、世界規模で税金(炭素税)を課す」ための仕掛けみたいなもの。
これにブッシュ政権が猛反発してぶっ壊そうとしたのですが、壊しきれなかった。
非常におもしろい観察対象。世界の構図が実によくわかる。
★紅りんごさんへ
「おフランス」主導ということでそれはそれは友愛に満ちたお上品なものになるのではないでしょうかw
世界同時共産革命などというと叱られますよw
_ 紅りんご ― 2009/12/25 21:39
なるほど、、、ありがとうございます。
「おフランス革命」「おそロシア革命」のように
オサレな響きのものなのですね。
左翼がサヨクとなって、
リベラルへと退化したようなものでしょうか。
「シェーッッッ、、、!!」
やまと土人の私としましては、日本の行く末だけが気にかかります。
「おフランス革命」「おそロシア革命」のように
オサレな響きのものなのですね。
左翼がサヨクとなって、
リベラルへと退化したようなものでしょうか。
「シェーッッッ、、、!!」
やまと土人の私としましては、日本の行く末だけが気にかかります。
_ Y-SONODA ― 2009/12/26 13:36
紅りんごさんへ
「おフランス」に「おそロシア」でオサレな響きときましたかw
確かに「おそろシス」化することもあるかも。
その時はテキサスあたりにジェダイが集結かな。
まぁでも日本は大丈夫ですよ。なんといっても世界が認める聖母が二人もいる。
「おフランス」に「おそロシア」でオサレな響きときましたかw
確かに「おそろシス」化することもあるかも。
その時はテキサスあたりにジェダイが集結かな。
まぁでも日本は大丈夫ですよ。なんといっても世界が認める聖母が二人もいる。
_ YS ― 2009/12/26 20:48
外交ブレーン交代説浮上
鳩山という人物は本当に単純素朴なお坊ちゃんなんでしょうね。
<関連記事引用>
日米関係の深刻さにやっと気づいた?首相、外交ブレーン交代を模索
2009.12.22 21:30
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091222/plc0912222135023-n1.htm
東アジア重視の姿勢を強調する一方、「今まで米国に依存しすぎていた」としていた鳩山由紀夫首相が、米国に気を使い始めている。米軍普天間飛行場の移設先送りなど「鳩山政権の一連の対米挑発行為」(政府高官)が招いた米側の怒りに気づき、ようやく対米関係の重要性を認識し始めたようだ。最近では、自身の外交ブレーンについても米国に批判的な寺島実郎・日本総合研究所会長から知米派の外交評論家、岡本行夫氏への乗り換えを模索している。
首相は22日、普天間問題でクリントン米国務長官が藤崎一郎駐米大使を呼び、日米合意に基づく現行計画の早期履行を求めたことについて「米国の姿勢を日本政府としても理解する必要がある」と述べた。
コペンハーゲンでのクリントン米国務長官との会話について、首相は19日には、移設先変更を検討するための結論先送りを米側も理解したとしていたのに対し、22日には発言を修正した。クリントン氏による大使呼び出しという異例の事態に、慌てたものとみられる。
首相は就任以来、周囲に「普天間の件は心配していない」と漏らし、首相周辺も「普天間は日米関係のほんの一部」と楽観的だったが、認識を改めざるをえなくなったようだ。
今回、藤崎氏は国務省に入る際の映像をメディアに撮らせ、クリントン氏との会談後には記者団の取材に応じて「重く受け止める」と述べた。この意味について外交筋はこう解説する。
「藤崎さんは慎重な性格で、ふだんはぶらさがり取材に応じないが、今回は国務省に行くのもあらかじめメディアに知らせておいたのだろう。首相らに現実を理解してほしかったということだ」
首相の言動も微妙に変化してきた。21日には、首相官邸を訪ねた日本と中国の有識者でつくる「新日中友好21世紀委員会」の日本側メンバーに、「(提言をまとめる際には)日米中3国の関係にしっかり目配りしてほしい」と要請した。
寺島氏は12月初め、「鳩山首相への誤解を解く」という趣旨でワシントンを訪れたが、米政府の現職当局者らは面会を拒否した。実は、日本政府内にも寺島氏の反米傾向や同盟軽視論を危ぶむ意見があり、「駐日米大使館のズムワルト首席公使を通じ、米側に寺島氏とは会わないよう働きかけた」という関係者もいた。
首相も遅まきながら寺島氏一辺倒では判断を誤ると考えたのか、目をつけたのがかつて首相が批判してきた橋本、小泉両内閣で首相補佐官を務めた岡本氏だった。岡本氏は今月中旬に訪米し、民主党、共和党を問わず幅広い関係者と日米関係を語り合っている。
首相は11日、北沢俊美防衛相の紹介で官邸で岡本氏と会い、昼食をともにした。21日には再び官邸に岡本氏を招き、外交面での協力を要請した。首相周辺には岡本氏を首相補佐官とするアイデアもあったが、岡本氏はあくまで「個人的な立場」で協力することになったという。
鳩山という人物は本当に単純素朴なお坊ちゃんなんでしょうね。
<関連記事引用>
日米関係の深刻さにやっと気づいた?首相、外交ブレーン交代を模索
2009.12.22 21:30
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091222/plc0912222135023-n1.htm
東アジア重視の姿勢を強調する一方、「今まで米国に依存しすぎていた」としていた鳩山由紀夫首相が、米国に気を使い始めている。米軍普天間飛行場の移設先送りなど「鳩山政権の一連の対米挑発行為」(政府高官)が招いた米側の怒りに気づき、ようやく対米関係の重要性を認識し始めたようだ。最近では、自身の外交ブレーンについても米国に批判的な寺島実郎・日本総合研究所会長から知米派の外交評論家、岡本行夫氏への乗り換えを模索している。
首相は22日、普天間問題でクリントン米国務長官が藤崎一郎駐米大使を呼び、日米合意に基づく現行計画の早期履行を求めたことについて「米国の姿勢を日本政府としても理解する必要がある」と述べた。
コペンハーゲンでのクリントン米国務長官との会話について、首相は19日には、移設先変更を検討するための結論先送りを米側も理解したとしていたのに対し、22日には発言を修正した。クリントン氏による大使呼び出しという異例の事態に、慌てたものとみられる。
首相は就任以来、周囲に「普天間の件は心配していない」と漏らし、首相周辺も「普天間は日米関係のほんの一部」と楽観的だったが、認識を改めざるをえなくなったようだ。
今回、藤崎氏は国務省に入る際の映像をメディアに撮らせ、クリントン氏との会談後には記者団の取材に応じて「重く受け止める」と述べた。この意味について外交筋はこう解説する。
「藤崎さんは慎重な性格で、ふだんはぶらさがり取材に応じないが、今回は国務省に行くのもあらかじめメディアに知らせておいたのだろう。首相らに現実を理解してほしかったということだ」
首相の言動も微妙に変化してきた。21日には、首相官邸を訪ねた日本と中国の有識者でつくる「新日中友好21世紀委員会」の日本側メンバーに、「(提言をまとめる際には)日米中3国の関係にしっかり目配りしてほしい」と要請した。
寺島氏は12月初め、「鳩山首相への誤解を解く」という趣旨でワシントンを訪れたが、米政府の現職当局者らは面会を拒否した。実は、日本政府内にも寺島氏の反米傾向や同盟軽視論を危ぶむ意見があり、「駐日米大使館のズムワルト首席公使を通じ、米側に寺島氏とは会わないよう働きかけた」という関係者もいた。
首相も遅まきながら寺島氏一辺倒では判断を誤ると考えたのか、目をつけたのがかつて首相が批判してきた橋本、小泉両内閣で首相補佐官を務めた岡本氏だった。岡本氏は今月中旬に訪米し、民主党、共和党を問わず幅広い関係者と日米関係を語り合っている。
首相は11日、北沢俊美防衛相の紹介で官邸で岡本氏と会い、昼食をともにした。21日には再び官邸に岡本氏を招き、外交面での協力を要請した。首相周辺には岡本氏を首相補佐官とするアイデアもあったが、岡本氏はあくまで「個人的な立場」で協力することになったという。
_ トンチンカン ― 2009/12/31 09:20
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/091230/erp0912302342004-n1.htm
「炭素税法案は憲法違反」仏憲法裁が衝撃判決
「炭素税法案は憲法違反」仏憲法裁が衝撃判決
_ Y-SONODA ― 2010/01/01 00:05
トンチンカンさんへ
あけましておめでとうございます。
なにやらサルコジにも逆風が。今年も相当荒れそうですね。
本年もよろしくお願いしまーす。
あけましておめでとうございます。
なにやらサルコジにも逆風が。今年も相当荒れそうですね。
本年もよろしくお願いしまーす。
_ トンチンカン ― 2010/01/01 12:29
あけましておめでとうございます。今年も勉強させていただきます。よろしくお願いいたします。
>サルコジにも逆風が
フランスも、そうそう思惑通りには行かない様ですね。
下は個人的になんとなく気になるニュースです。
ロシア、小惑星の地球衝突を避けるため専門委立ち上げへ
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2678580/5104547
(略)
また、欧州、米国、中国などの宇宙研究専門家も参加する国際プロジェクトとなる可能性も示唆した。 インタファクス(Interfax)通信によると、ペルミノフ長官は衝突回避策の1つの案として、アポフィスの軌道をそらす目的に特化した装置の開発をあげた。核爆発を用いることはないという。
(略)
アメリカの隕石破壊用核兵器への牽制? 考え過ぎですかねえ。構想に日本入ってないし(泣)
>サルコジにも逆風が
フランスも、そうそう思惑通りには行かない様ですね。
下は個人的になんとなく気になるニュースです。
ロシア、小惑星の地球衝突を避けるため専門委立ち上げへ
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2678580/5104547
(略)
また、欧州、米国、中国などの宇宙研究専門家も参加する国際プロジェクトとなる可能性も示唆した。 インタファクス(Interfax)通信によると、ペルミノフ長官は衝突回避策の1つの案として、アポフィスの軌道をそらす目的に特化した装置の開発をあげた。核爆発を用いることはないという。
(略)
アメリカの隕石破壊用核兵器への牽制? 考え過ぎですかねえ。構想に日本入ってないし(泣)
_ Y-SONODA ― 2010/01/02 09:12
トンチンカンさんへ
小惑星記事は産経さんも取り上げていましたね。
「最近の調査では29年衝突の可能性はほぼ排除され、米航空宇宙局(NASA)は36年の衝突確率を25万分の1と算定している。」とか。
ロシアには別の思惑があるのかもしれませんね。
「地球衝突回避せよ」 露が小惑星対策協議へ
http://sankei.jp.msn.com/science/science/100101/scn1001011425001-n1.htm
小惑星記事は産経さんも取り上げていましたね。
「最近の調査では29年衝突の可能性はほぼ排除され、米航空宇宙局(NASA)は36年の衝突確率を25万分の1と算定している。」とか。
ロシアには別の思惑があるのかもしれませんね。
「地球衝突回避せよ」 露が小惑星対策協議へ
http://sankei.jp.msn.com/science/science/100101/scn1001011425001-n1.htm
_ トンチンカン ― 2010/09/03 11:32
日仏英など60カ国、国連に国際的な通貨取引税構想提案へ
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-17058620100902?feedType=RSS&feedName=businessNews&utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter&utm_campaign=Feed%3A+reuters%2FJPBusinessNews+%28News+%2F+JP+%2F+Business+News%29&utm_content=Twitter
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-17058620100902?feedType=RSS&feedName=businessNews&utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter&utm_campaign=Feed%3A+reuters%2FJPBusinessNews+%28News+%2F+JP+%2F+Business+News%29&utm_content=Twitter
_ Y-SONODA ― 2010/09/04 12:17
トンチンカンさんへ
>日仏英など60カ国、国連に国際的な通貨取引税構想提案へ
海外メディアでも話題になっていますね。
しかし、気候変動対策費用といっても今やグラグラ。
仕掛け自体が崩壊しつつある中でどうなることやら。
まだまだ時間がかかりそうな気がします。
>日仏英など60カ国、国連に国際的な通貨取引税構想提案へ
海外メディアでも話題になっていますね。
しかし、気候変動対策費用といっても今やグラグラ。
仕掛け自体が崩壊しつつある中でどうなることやら。
まだまだ時間がかかりそうな気がします。
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驚くのはその中身・・・世銀やIMF、NAFTAやFTAAを配下に治め、世界規模で税金(炭素税)を課し、後進国の債務踏み倒しを骨子にするなど、世界経済を一瞬で破綻させそうなデタラメがてんこ盛り!
しかも、カナダ人に対してあらゆる米国製品やサービスの禁輸を呼びかけ、中国に対してもhiden agendaを用意するなど、先進国や大国に対する逆恨みが露骨に表れています。