Google
WWW を検索 「園田義明めも。」を検索

核密約でリベラル・バイアス・ホイホイ2009/11/22 08:37

核密約でリベラル・バイアス・ホイホイ


曖昧にしておけばいいものを穿り返して墓穴掘る岡田外相。
その結果、国是としてきた非核三原則との整合性が問われることに。

岡田外相は外務省の組織的かつ巧妙な仕掛けに嵌まったのか。
それとも本気で憲法九条改正と本格的再軍備を目論んでいるのか。
そんな根性はないと思いますが、もしそうだとすれば「憲法九条改正は時期尚早」との立場を私は貫く。

はたして日本人は核という現実に真正面から向き合うことができるのでしょうか。

それでも気になるリベラル・バイアス。
もがけばもがくほど手足や体がのめり込むバイアス・ホイホイ。
必殺デコボコ粘着シートで身動き取れないメディアはどこだ。
民主党スピン・ドクターも出動か。


<関連記事>

■(政権交代 66日目)外務省に核密約の証拠文書 保管資料調査で発見
2009/11/21朝日新聞朝刊
<日米安保改定交渉に詳しい坂元一哉・大阪大教授の話> これで米側の外交文書に日本側の文書をつきあわせて歴史の真実を明らかにすることができる。調査で真実が明らかになった後は、その評価や今後の事前協議のあり方、あるいは日米同盟と非核三原則の関係などに国民的な議論が必要になる。

■解説:核持ち込み密約 安保の50年、見直しを
http://mainichi.jp/select/world/news/20091122ddm003010138000c.html
「鳩山政権が核密約を公表すれば、非核三原則をはじめとする日本の核政策と、米国の核との関係がおのずと問題になる。」

■核密約、政府見解変更なら、非核三原則に議論波及も、首相は「堅持誓う」。
2009/11/22日本経済新聞朝刊
寄港・領海通過は「事前協議の対象外」との密約を認めれば非核三原則の解釈変更か、寄港を認めないと明示するかが問われる局面も出てくる。政府関係者は「現在は弾道ミサイル搭載型の潜水艦以外、艦船には核兵器はない」と外交問題にはならないと指摘するが、有事の際の対応は未知数だ。三原則の法制化を主張する社民党との調整も必要になる。
 米国による「核抑止力」のあり方とも絡む。冷戦終結でソ連の脅威が消滅して20年になるが、北朝鮮による2度の核実験強行などで、日本国内の一部では「核武装論」も潜在する。米政府も核武装論を警戒する。政府内には有事への対応を念頭に核持ち込みを認め、米国の「核の傘」の下にあると明確にすべきだとの意見もある。
 日米は安保改定50年を迎える来年にかけ、同盟深化に向けた政府間協議を始める予定だ。密約問題への対応は、日米同盟の今後にも重大な影響を与える。


■非核三原則と矛盾、核持ち込み密約 難題に説明苦慮も
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200911220105.html
「岡田氏が主導する調査は、長年の議論に終止符を打つのが狙いだ。ただ密約を認めると、非核三原則と整合性が取れない。三原則に影響が及ぶ展開になれば、連立パートナーの社民党が反発するのは確実。普天間問題で県内移設も視野に入れる鳩山政権と県外移設を求める社民党とは隔たりがあり、三原則が議論になれば連立の新たな火種になりかねない。」

■「核密約」、有識者会議で検証 岡田外相
http://www.47news.jp/CN/200911/CN2009112101000569.html
「実際に核密約の存在を認定した場合、日本が国是として掲げる非核三原則との矛盾が問題となる。」

■問われる非核三原則との整合性=日米関係に影響も-核密約問題
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009112100356
「政府が今後、密約の存在を認める立場に転じれば、「国是」としてきた非核三原則との整合性が問われることになる。」

■密約文書「ファイルにまとめた」=「非核2.5原則」検討を-外務省元局長
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009112200036
政府が密約の存在を認めた場合、核兵器を「持ち込ませない」とした非核三原則との整合性が問題となる可能性がある。この点について東郷氏は、陸上への核配備は認めないが、核兵器を積んだ艦船の寄港などについては容認する「非核2.5原則」への転換を含め、国民的な議論を深めるべきだと強調した。


「核密約」政府見解変更の公算、外相は解明に意欲
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20091122-OYT1T00119.htm

岡田外相、核密約を肯定へ 週明けに第三者委員会設置
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091121/plc0911211133009-n1.htm



<画像引用>

ごきぶりホイホイ|家庭用殺虫剤|アース製薬株式会社
http://www.earth-chem.co.jp/top01/gokiburi/goki_hoihoi/goki_hoihoi.html

<リベラル・バイアス・ホイホイ>本日のゲストは寺島実郎氏と週刊朝日2009/11/22 10:24

<リベラル・バイアス・ホイホイ>本日のゲストは寺島実郎氏と週刊朝日


本日のリベラル・バイアス・ホイホイのゲストは寺島実郎氏と週刊朝日。

現在発売中の週刊朝日2009年11月27日号掲載の寺島氏「構築、未来志向の日米関係」。『「日本から米軍基地がなくなる日が来る」と思っている日本人は、きわめて少ない気がします。』との記者の問いかけに寺島氏はこう応えています。

『私が懸念しているのはまさにその点で、日本人が思考停止に陥り、外国の軍隊の駐留をなくそうという意思を失いかけているのではないかということです。我々がそういう強い意志をもっていることをまず示さないと、日本は国際社会のなかで「まともな大人の国」とは見られません。』

寺島氏らしい立派な発言。「米軍出て行け論」を主張しつつ、「まともな大人の国」を目指そうと呼びかけているように見えます。

日本から米軍を追い出す。当然のことながら憲法九条改正や本格的再軍備に言及してもいいはずなのに何も書かれていない。週刊朝日ではまだまだ触れてはいけない問題なのか。

そして寺島氏はこんな言葉も残しています。

『鳩山内閣は、いろいろな立場の人もいますが、「団塊の世代政権=全共闘世代政権」とも言えます。』

1947年生まれの寺島氏も団塊世代ど真ん中。鳩山政権誕生で団塊世代に全共闘世代の夢再び。さらに平和めぐって内ゲバ復活の兆しあり。


<画像引用>

構築、未来志向の日米関係 日本総合研究所会長・寺島実郎
週刊朝日2009年11月27日号