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斎藤次郎の日本郵政社長就任にほくそ笑む財務官僚2009/10/22 00:58




組閣前、亀井静香は鳩山由紀夫にこう耳打ちしたとか(2009/09/26信濃毎日新聞朝刊)。

「政治家に主計局の仕事はできない。政府に100人の政治家を送り込んでも官僚が横を向いたら結果はさんたんたるものになる。特に財務省が『ノー』と言えばみんな同調する」

大仕事をするためには財務官僚を取り込めとの亀井のアドバイス。
このあたりは小沢一郎も当然熟知。

小沢と亀井の思惑が見事に一致。
そして、大蔵・財務省OBの中で小沢と最も距離が近い斎藤次郎が日本郵政次期社長に内定。

斎藤は2007年の大連立構想の際に仲立ちしたとの説がある。
そして、この大連立構想の張本人は渡辺恒雄・読売新聞グループ本社会長。

渡辺、小沢、斎藤のトライアングルの背後にはほくそ笑む財務官僚たちの姿も見える。
旧大蔵という妖怪が今蘇ろうとしている。

「脱官僚」も所詮夢物語。



<注目の読売社説>

郵政次期社長 意外な大蔵次官OBの起用(10月22日付・読売社説)
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20091021-OYT1T01299.htm

適材適所であれば元官僚といえども、起用をためらう理由はない。民主党が人材活用の手法を転換したのなら歓迎である。